FXにおける騙し(ダマシ)というのは決して珍しいパターンではなく頻繁に見られます。

個人的にはダマシというよりも極めて一般的な動きのパターンだと思うので、あまりダマシという言葉は好きではありません。

ですが、他に言葉は見当たらないですし、別の言葉を使ったところで理解してもらえないのでダマシという言葉で統一したいと思います。


では、下記画像をご覧頂きたいのですが、


無題


黄色の水平線をネックラインであるとした場合、このネックラインを下抜けた後に戻ってきた画像右端の赤色丸の次の足で下げ始めたら売りエントリーしますか?

教科書通りなら売っても良さそうですが・・・

ご自身なりに考えられた方から以下をご覧頂ければと思います。

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早速ですが、下の画像をご覧ください。


無題1


問題として出題したチャートのその後ですが、問題の赤色丸の次の足で下げ始めれば売って頂いても良いのですが、黄色丸とすぐ右の水色丸を比較すると僅かに安値を切り上げています。

教科書通りであれば黄色のネックラインを下抜けて戻り反発したら売りですが、教科書通りの動きになることの方が少ないと考えておいた方が負けは少なくなると思いますし、チャートパターンだけでエントリーしても安定的な勝ちは難しいです。

その理由は、ローソク足一本一本の意味を理解していないというか、ローソク足の動きを注視していないからなのですが、細かな安値切り上げなどに注目している人は本当に少ないと思いますし、注目していたとしても気付けない人が多いのではないかと思います。

気付けない理由の一つが波のリズムを意識していないからなのですが、ピンク色線の波のリズムを意識していれば、水色丸で止まるのではなく、黄色丸を下抜けていた筈です。

下抜けずに安値を切り上げた段階で「あれ?」と気付くことができればすぐに逃げることができたでしょうし、少々逃げ遅れても建値ストップになるか微損で済んだと思います。

気付けないことがダマされる最大の原因と言っても過言ではないので、注意深くローソク足の動きを追うということがダマされない方法となります。


気付くという意味では敢えて問題文では触れなかったのですが、黄色丸は80.5のキリ番で反発したとも見れます。

80.5のキリ番で反発したのであれば、そもそも1分足レベルのネックラインを下抜けた程度で売るということ自体が間違いなのですが、売るにしてもちょっと待つことができればダマされる確率を下げることができます。

どこまで待つのかの目安ですが、一番わかりやすいのは黄色丸のところに一本水平線(赤色線)を引いておき、そこを下抜けて戻り反発したオレンジ色丸や緑色丸辺りで入れば良いということになります。


冒頭でダマシという言葉があまり好きではないと書いたのですが、今回の例のような動きは頻繁にあり、個人的には別にダマシという感覚もないので何とも思いません。

ですが、ダマされる方が多いというのは上で説明しました通り、波のリズムを意識し、リズムが崩れたことに気付けないか、待てない、それにチャートパターンのみでエントリーしているということしか考えられないです。


と色々と書いてきたのですが、上記内容は決して初めて書いた訳ではなく、同じようなことを何度か書いています。

テーマをダマシにしてみただけで、ローソク足の動きをしっかり追い、その意味を理解することができればダマシがどうのこうのなどということはどうでもいいことです。

つまり、ダマシのパターンなどを覚えても特に意味はなく、覚えることだけに満足していたらリアルトレードでは何の役にも立ちません。

こうなりやすいというパターンを覚えるこが無駄とは言いませんが、ローソク足の動きの意味を理解できればパターンなど覚える必要はありませんからね。


当ブログの多くの記事に「気付き」というワードが出てきますが、チャートを見て安値を切り上げたということに気付けない方は多いですし、当ブログの中で個人的に物凄~く重要なことを書いているつもりでも気付けない方は多いです。

気付くというのは個人の能力の差が大きいのかもしれませんが、気付こうという意識がなければ気付けなくて当然ですし、気付こうという意識があったとしても細かな安値切り上げなどはエアトレードで鍛えない限りなかなか気付けるものではありません。

このことは私の単なる推測ではなく、TeamViewerなどで私が「ここで安値切り上げてますね」と言っても「あっ、なるほど」という方があまりにも多いです。

これはエアトレードの時間が圧倒的に不足していることが原因ですが、この記事で書きました通り、慣れてくると考えるというよりも映像としてチャートを処理できるようになるので、安値切り上げやV字回復、ダブルトップなどを考えるまでもなく一瞬で発見することができます。

「そんな凄いことは私にはできません」と最初から決め付けてしまう方も多いでしょうが、最低でも2時間くらいのエアトレードを毎日続ければ誰でもできるようになります。

だからこそ、検証だけでなく訓練にももっともっと力を注いで頂ければと思います。

検証が十分できているという方は多いかもしれませんが、訓練が十分という方は少ないと思います。

検証と訓練の両方をやることでやっと勝てる武器を実戦で使えるようになります。

検証と訓練を十分やることでダマされるのではなく、ダマシを利用する側になって頂ければと思います。


*当記事は旧ブログ時代のものを再掲載しております。


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