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2011年08月

第四十一回特別講習会

講師 鎗田 勝司
内容 陳式太極拳老架一路と推手および用法
日時 9月11日(日) 12:20〜15:20
場所 新宿コズミックスポーツセンター 一階第二武道場
 東京都新宿区大久保3-1-2
(TEL.03-3232-7701)
受講料 2,000円

*今回は老架一路「白鶴亮翅」からの動作を扱う予定です。

*詳細は事務局までお問い合わせください。

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2011年9月練習日程

9月4日 通常練習(西神田コスモス館体育館A 13:30〜)
9月11日 特別講習会(新宿コズミックスポーツセンター「第二武道場」 12:20〜)
9月18日 通常練習(西神田コスモス館体育館A 13:30〜)
9月25日 通常練習(西神田コスモス館体育館B 13:30〜)

* 場所および時間が変則的になります。確認をお願いいたします。

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「王西安老師指導研修会」報告

当倶楽部の羽根田淳子講師が参加された、太極拳発祥の地、陳家溝における研修会のレポートです。陳家溝四傑のひとり、王西安老師に直接ご指導いただきました。

・・・・・・

 8月7日から14日まで東京陳式太極拳研究会主催「王西安老師指導研修会」に参加してきました。大まかな日程と内容などをご報告いたします。

7日
 09:30羽田発
 12:00北京着 14:40北京発
 16:00鄭州着 バスにて登封に移動
 20:00少林寺にて「音響大典」を観劇
 少林寺内「禅居飯店」宿泊

 移動と少林寺のショーで一日が終わりました。
 少林寺での音響大典ですが、山一個を舞台にした音と光の一大ショーで、浦安にある○○ランドのパレードのようでした。少林寺が世界遺産に認定されたそうで、観光客目当ての大掛かりな仕掛けがしてありました。
 宿泊した禅居飯店はカビ臭い部屋でしたが、私のところはまだましな方で、水回りが全滅の部屋もあったようでした。

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 (少林寺)

8日
 午前中 少林寺を散策
 午後 龍門石窟を見学 バスにて温県に移動
 「温県銀苑酒店」宿泊

 少林寺では達磨大師が面壁した洞窟まで登りましたが、これが結構きつい。年配の方は途中で下山することになりました。
 龍門石窟の川沿いに彫られた仏像の数々は一見の価値あり。ここも世界遺産です。
 一日が観光で終わりましたが、いずれにせよかなり歩くので、体力が必要です。
 銀苑酒店の部屋は禅居飯店よりもましでしたが、今度は大変タバコ臭い。
 夜には王西安老師と対面しました。フランスから帰国されたばかりとの事で、お疲れのご様子でした。

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 (ここを登ります)

9日
 09:30〜12:00練習
 15:30〜18:00練習

 銀苑酒店内の会議室にて老架1路 起勢〜単鞭まで。
 起勢から右へ展開する時の右手の動き。
 金剛の脚のひきあげ。
 六封四閉の手型。
 単鞭の左手の軌跡。
 以上が主な注意点でした。あとは、ひたすら繰り返し。
 太極拳道交会の方々と香港、イタリアなどから来られた方々と、多国籍、多人数での練習になりましたが、会場が狭い。年会(大会)前という事もあり続々と人が集まってくるのですが、王老師はお一人な訳で、会場内を渡り歩いておられました。最終的には40名程度に人数が増えていました。

10日
 08:30〜10:30練習
 11:30〜13:00陳家溝訪問
 15:30〜17:30練習

 前日の復習およびアオ歩前まで。
 白鶴の脚の回転。
 斜行の上下の一致。
 以上が主な注意点でした。
 会場都合により練習時間がずれ、日中に陳家溝を訪問しました。ど田舎にどかんと不釣り合いな建物と怪しい壁画があり、そこが太極拳博物館でした。楊露禅が学んだという家も見学しました。楊露禅が持ち上げて鍛錬したという石にチャレンジするも返り討ちになりました。50〜60キロくらいあったでしょうか?

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 (怪しげな壁画)

11日
 09:30〜11:30練習
 15:30〜17:30練習

 高探馬まで。
 撤身捶の定式。
 左股関節の引き込み、両手の位置。
 倒巻肘で手の回転と腰の一致。
 以上が主な注意点でした。
 王老師の発勁はすごいものでした。今回は、上記の二つの動作にほとんどの時間を割いて教えていだだきました。

12日
 09:30〜11:30練習
 15:30〜18:00練習
 18:00〜19:30テレビ取材を兼ねて王老師の教え子達と交流。

 撃地捶まで。
 ドンイーゲンから撃地捶までの歩法。
 小チンダではなくチンナでの用法。
 以上が主な注意点でした。
 指の関節技に重点をおいて練習をしました。

13日
 09:00〜11:00練習
 12:00温県からバスにて鄭州へ移動
 15:00鄭州発16:00北京着
 20:00京劇観賞
 「前門建国飯店」宿泊

 玉女チャンソウまで。
 玉女の体幹部の使い方、胸の開合が主な注意点でした。
 本来、午前中から北京へ移動のはずだったのですが、練習に切り替えていただきました。
 夜の京劇はいまいちでした。

14日
 17:00北京発21:00羽田着

 前門通りと空港で買い物をしました。
 飛行機が大幅に遅れ、時間を持て余しました。


 日本、中国とも搭乗の際は水100ミリリットル以上、ライターが持ち込み禁止になっており手荷物検査で没収されるので注意してください。私はペットボトルのお茶と、中国内で小さなハサミを没収されました。

 剣を購入しましたが、これも危険物扱いで普通に出てこず、別の行李所(荷物所)までで取りにいきました。中国の飛行機はかなり保守が厳しくなっているようです。

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 (戦利品の剣)

 宿泊所は衛生面では期待できません。水廻りのトラブルが多く、バスルームが水浸しになるので、シャワーの際はサンダルを着用しました。トイレットペーパーもほとんどないので、持っていった方がいいようです。

 ホテルの内、外いずれでするにせよ、食事もあまり衛生的ではないですが、気にしていたらなにも食べられません。また、唐辛子、ニンニク、香草、羊肉が多いので、これらに好き嫌いがある方は正直無理かと思います。

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 (鶏の足まるごと)

 温県から先はホテルでも国際電話が通じず、また、携帯の設定をミスった為、ほぼ一週間日本との連絡が不通になってしまいました。仕事先と自宅と連絡が取れずに大変往生したので、携帯は海外設定して持って行くのを忘れないようにしてください。

 今回はツアー参加のため、あまり自由に行動出来ず、幾つか心残りができてしまいました。しかし、それでもツアーには、確実に王老師に習える、というメリットがあります。前述したように各国から習いに来ている方がいましたが、直接には習えない方の方が多いのではないかと思います。野口先生との信頼関係もあって、我々にここまで時間を割いて下さったように思いました。目の前で王老師の動きを見ることができたうえに、体に触らせてもらえたのは幸いでした。

 想定外だったこととしては、いつの間にか人数が増えていて、最終的には多国籍軍50名近くになり、かなり練習会場が狭くなってしまったことがあります。蹴散らす覚悟で参加しましたが、殆どの皆さんは大人なので、喧嘩になる事はありませんでした。これだけの人数なので、ある程度はアピールしないとアドバイスを貰えません。多少は図々しく行った方がいいと思います。

 また、日常のトラブルにはガイドが対応してくれてありがたかったのですが、日本人はあまりにガイドに頼りすぎているようにも感じました。日本からは年配の方も多かったので、仕方ない面もありますが。

 色々ありましたが、個人的には無理をしてでも行って良かったと思える研修でした。ここでは書けない諸々のお話はまた別の機会に。

 丁寧に教えて下さった王西安老師、また快くツアー参加を受け入れて下さった野口敦子先生に感謝いたします。

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 (王西安老師と)

     (羽根田淳子)

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