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練習のシステム

通常練習のシステム

 東京陳式太極拳倶楽部の通常練習のシステムです。

(1)初級クラス

 通常練習内に「初級クラス」を設置し、とくに基本を重視したプログラムを提供します。新入会員は、入門時には初級クラスに所属することとします。
 1)陳式太極拳老架一路を覚えること、2)基本の推手を回せるようになること、3)基本の体捌き動作を行えるようになること、以上の三点を習い終えた時点で初級クラスを卒業とし、すべての練習に自由に参加できることとします。

(2)練習内容

講師:鎗田勝司
時間:月二回、木曜日、一回2時間/月二回、日曜日、一回3時間
目的:陳式太極拳の套路および推手を中心に、護身や実戦までを射程に入れて中国武術を学ぶ。
対象:東京陳式太極拳倶楽部会員(初級クラス所属会員を含む)
内容:
1)套路
 ・陳式太極拳老架一路、二路
 ・陳式太極拳新架一路、二路
 ・太極剣、刀、槍
 ・心意六合拳
 ・八極拳
 ・各種対練套路
 ・その他

2)各種推手

3)その他の練習
 ・基本功:太極拳における力(勁)の出しかたを学ぶ。
 ・体捌きと歩法:太極拳における受けと反撃の基本を学ぶ。
 ・套路用法:套路の一部を切り出し、その使いかたを学ぶ。
 ・推手用法:推手の動きのなかから技をかけることを学ぶ。
 ・自由推手、自由散手:投げや打撃のスパーリング。希望者のみ。

* 助講師、講師助手は、おもに初級クラスの指導を補佐します。

* 講師が参加できない場合は自主練習とします。講師、助講師ともに参加できない場合はその回の練習は休止とします。

fyotphskfyotphsk  at 12:28 この記事をクリップ! 

よくあるご質問について

よくあるご質問にたいする回答をまとめてみました。

Q1.陳式太極拳とはどんなものなのでしょうか?

A1.太極拳は中国の伝統的な武術です。一口に太極拳といってもさまざまな種類があるのですが、陳式太極拳はその一つです。楊式太極拳をはじめとする他のすべての太極拳がそこから生まれた、源流にあたる武術である、と言われています。中国河南省の陳家溝において、陳氏という一族に長らく伝承されてきたため、「陳式」太極拳という名前がついています。

Q2.陳式太極拳とは武術なのですか?

A2.日本では、太極拳は、高齢者向けの健康体操とイメージされがちです。しかし、それは誤解です。われわれがよく目にする、いわゆる「太極拳」は、本来の太極拳から健康法の要素や美しい動きの要素だけを取り出して、後代になってから新たにつくられたものです。本来の太極拳は長い歴史をもつ実戦的な武術であり、健康になる、動きが美しい、などといったことは、武術としての本質に付随するたんなる結果にすぎません。そして、このことは、陳式太極拳にかんしてもまた、例外ではありません。

Q3.いわゆる格闘技と陳式太極拳とはどこが違うのですか?

A3.伝統武術は一般的に、近代的なスポーツ格闘技とは異なり、特定のルールに則った試合を前提としていません。陳式太極拳もまた、なんらかのルールのもとで勝利することに特化した練習方法や技術をもってはいません。その発祥において、どのような局面にあっても戦えるような、打撃、投げ技、関節技、そして武器術が融合した総合的な戦闘技術の体系が必要とされていたからです。そういった戦闘技術と、その技術を効率的に身につけるための練習方法、これらから陳式太極拳は構成されています。

Q4.陳式太極拳ではどのような練習をするのでしょうか?

A4.陳式太極拳の練習で中心となるのは、套路と呼ばれる型と、推手と呼ばれる対人練習です。套路は一人で、推手は相手をつけて、一定の動きを反復するなかから、太極拳特有の身体の使用法を学んでいきます。陳式太極拳にはさまざまな套路がありますが、当倶楽部では、まず「老架一路」と呼ばれる、比較的ゆっくりした動作からなる套路を学習します。そののち、より激しく実戦的な動きを交えた「老架二路」へと進むことになります。

Q5.武術や格闘技の初心者でも大丈夫でしょうか?

A5.套路と推手からなる練習システムには、誰もがそれぞれのペースで自らの能力を一歩一歩高めていくことができる、という利点があります。年齢や性別、過去の運動歴を問わず、どんな方でも、基礎体力づくりから無理なく長く続けることができます。当倶楽部は毎回比較的長めの練習時間をとっておりますが、自分の体力に合わせて、自由に休憩をとっていただいて結構です。また、前半の基礎練習の部のみに参加することも可能です。

Q6.太極拳のようなゆっくりした動きで実際に戦えるのでしょうか?

A6.太極拳がゆっくりとした動きを心がけるのは、練習のときだけです。そのほうが練習の効果が高いからです。実際に戦うときは当然のことながら速く動きます。それどころか、練習におけるゆっくりした動きこそが、実戦での速さを実現するものとなっています。その他にも、太極拳には、一見すると実戦からかけ離れているように思われる特徴がありますが、そのそれぞれに、きちんとした意味が隠されています。

Q7.陳式太極拳で現代的な格闘技に対応できるのでしょうか?

A7.伝統的な練習方法だけでは足りない部分を補うため、当倶楽部では、希望者のみに限定して、自由推手と散手のスパーリング練習も行っております。自由推手では、投げ技中心の攻防を、相撲と柔道を合わせたようなルールで行います。散手では、そこにさらに打撃を加えたより自由なルールで攻防を行います。見た目こそキックボクシングや空手の試合における戦いと似たようなかたちになりますが、相手に勝つことではなく、攻防のなかで太極拳の原理を生かすことを目指していきます。

Q8.武器術にはどのようなものがあるのでしょうか?

A8.当倶楽部ではおもに剣(両刃でまっすぐなもの)、刀(片刃で湾曲したもの)、槍の三種類の器械を練習しています。それぞれに套路(型)があり、それを学んでいきます。その武器の使い方に習熟するということだけでなく、武器の練習を媒介にして、拳法の練習だけでは身につけるのが難しいような、根本的な力の使い方を鍛練するという目的もあります。

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