第249回 早坂吝 『ドローン探偵と世界の終わりの館』

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内容


颯爽と空から現れ犯人を捕獲する……そんな神出鬼没な存在として知られるドローン探偵こと飛鷹六騎(ひだか・ろっき)は、日々、犯人確保に余念がない。ところがある日、捜査中に両足を骨折。折しも大学探検部の面々と「廃墟探検」を計画中で、悩んだ六騎はドローンを使った妙案、廃墟付近に停めた車でドローンを操り、カメラ越しに探検するという方法を思いつく。
そうして向かった廃墟、その実態は「ヴァルハラ」と呼ばれる洋館で、北欧神話の終末論に取り憑かれた男が建てた〈迷宮〉だった。神話にもとづいた仕掛けが至るところに施されたその場所を意気揚々と探検する部員たち。しかし、いつしかそこには不穏な気配が漂い、部員が一人、また一人と襲われ始め――。







定石破りのミステリーで知られる著者の作品。

この作者の作品は初めて読みました。

どんでん返し小説を何度も読んできましたが、いちばんひっくり返ったのはこの小説


最後に世界が反転する時、自分が想像しているよりも遥かに世界が変わりすぎていて、

反転後の記述は「これ比喩か?」としばらく思うぐらいでした。


ドローン探偵という最新の技術を扱ったところも魅了で、
ネタバレできませんが、それもトリックに昇華しているのも凄い。


ドローンに130センチの探偵、北欧神話、どんでん返しと、
少々渋滞気味ですが、
ライトでテンポの良い展開で、ラスとのどんでん返しまで一気読み必至です。