神奈川県三浦市の新名物「アカモク」が食べごろを迎えている。アカモクはワカメやコンブと同じ海藻類で、冬から春にかけて浅海の岩場で5~7メートルほどに成長する。漁船のスクリューや養殖施設に絡みつくことから邪魔者扱いされてきたが、神奈川県水産技術センターの発案で「食べてしまおう」と発想転換。いまでは鎌倉でも食用化が進められ、県全域に広がりつつある。

 同センターによると、アカモクは食物繊維などを豊富に含んでおり、最近では健康食品としても注目されている。めかぶのようなネバネバ感とシャリシャリとした歯応えが特徴で、かむごとに磯の香が口のなかにふわっと広がる。

 東北地方では「ギバサ」などと呼ばれ、昔から食されてきた。同センターの調査でギバサとアカモクが同じ海藻と分かり、平成18年から食用化への取り組みが始まった。

 初めは漁業関係者から「本当に食べれるのか」「売れるのか」などと不安の声もあがった。試食会や勉強会を重ね、地元の食堂がアカモク料理を考案したほか、保存のきく乾物も販売されるようになると、20年ごろから普及しだした。

 市内の民宿「港屋」は、まぐろとアカモクをご飯の上にのせた「アカモクまぐろ丼」など4種類のアカモク料理をゴールデンウイーク明けごろまで提供している。店主の山口晃さん(55)は、「アカモクを食べるために来る人も出てきた」と新名物に手応えを感じている。

 同センターでは県内の漁場を調査したところ、鎌倉や小田原、走水(横須賀市)の漁場にも生息していることを確認した。これらの地域でも漁業関係者との勉強会を開くなどして食用化の動きが進んでいる。

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