厚生労働省は1月29日、「内服薬処方せんの記載方法の在り方に関する検討会」(座長=楠岡英雄・国立病院機構大阪医療センター院長)の報告書を公表した。内服薬処方せんの記載方法の標準を示し、全国の医療機関で統一を図る。

【「内服薬処方せん記載の在るべき姿」詳細】


 報告書では、各医療機関で処方せんの記載方法が統一されていない現状を指摘し、記載ミスや情報伝達エラーを防ぐため、患者や医療従事者を含め、誰が見ても記載内容が理解できるよう、処方せんの記載方法に標準を設け、全国の医療機関で統一された処方せんが発行されることが望ましいとした。

 その上で、「内服薬処方せん記載の在るべき姿」として、▽「薬名」については、薬価基準に記載されている製剤名を記載することを基本とする▽「分量」については、最小基本単位である1回内服量を記載することを基本とする―など5項目を提示した=表=。

 このほか、記載方法を標準化するまでの短期的方策と長期的方策や、移行期間における対応を示した。

 厚労省は今後、標準化の進ちょく状況について、2-3年中に中間評価を行うほか、遅くとも5年後に進ちょく状況などについて調査・研究を行うとしている。

 同検討会は昨年5月から、内服薬処方せんの記載方法にかかわる課題やその標準化など、今後の処方せんの記載方法の在り方について、医療安全の観点から検討していた。


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