埼玉県富士見市で昨年8月、東京都千代田区の会社員大出嘉之さん=当時(41)=が、練炭自殺に見せ掛けて殺害された事件で、さいたま地検は22日、殺人罪で無職木嶋佳苗容疑者(35)=詐欺などの罪で起訴=を追起訴した。事件は裁判員裁判の対象となる。千葉県野田市の男性の不審死にも関与した疑いがあるとみて、千葉県警は今後本格的な捜査を進める。
 起訴状によると、木嶋容疑者は昨年8月5日ごろ、結婚を装ってだまし取った現金の返済を免れるため、大出さんに睡眠導入剤を飲ませ、富士見市の駐車場に止めた車内で練炭を燃やして一酸化炭素中毒死させたとされる。
 捜査関係者によると、昨年5月には野田市の無職安藤建三さん=当時(80)=の自宅が燃え、焼け跡から安藤さんの遺体が見つかった。木嶋容疑者は当時「ヘルパー」として出入りしていた。遺体からは、大出さんに飲ませたとされる睡眠導入剤と同じ成分が検出され、部屋からは練炭の燃えかすも見つかったという。
 木嶋容疑者は火災直後、安藤さんのキャッシュカードで現金自動預払機から約180万円を引き出した疑いが持たれており、千葉県警は同容疑者が死亡にも関与した可能性があるとみている。 

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