2009年07月23日
CIT緊急融資の内容(金利13%+手数料5%+担保融資額の5倍)
代表戸締役 ◆jJEom8Ii3Eの妄言
http://blogs.yahoo.co.jp/daitojimari/54168907.html
■米CIT:GEからの20億ドルの融資を断る−関係者
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=a7pgXnGSISsA
■米CITに緊急融資で即座に1億ドルの収入−合意した債券保有者6社
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=a7cNz_ShdLxg
7月22日(ブルームバーグ):米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)やセンターブリッジ・パートナーズなど米商業金融CITグ ループに緊急融資することで20日合意した同社の債券保有者6社は、即日利用可能とした20億ドルで1億ドルの手数料収入を上げた。しかも、ほとんどリス クなしだという。
8月に償還期限を迎える10億ドルの債務に苦しむCITは、融資提供の6社に5%の手数料支払いと13%以上の年利払い実施で合意した。さらに、融資額の5倍余りの資産を担保として約束した。
CIT債7000万ドル相当を含む資産14億ドルを運用するSMHキャピタル・アドバイザーズのドウェイン・モイヤーズ最高投資責任者(CIO)は「実にひどい条件だ。法外な条件で、最後の最後まで搾り取られている」と語る。
しかもCITは当局への届出書で21日、今回の融資では資金調達問題は解決せず、8月17日に満期を迎える変動利付債10億ドルの保有者が額面1ドル当た り82.5セントでの買い戻しを受け入れなければ破産法適用の申請を余儀なくされる可能性を指摘した。米金融取引業規制機構(FINRA)の債券価格報告 サービス、トレースによると、同債券は21日、2.25セント下げて85.25セントで取引終了した。
事情に詳しい関係者によると、融資提供で合意したのはPIMCOとセンターブリッジのほか、ボーポスト・グループやキャピタル・リサーチ・アンド・マネジ メント、オークツリー・キャピタル・マネジメント、シルバー・ポイント・キャピタル。英銀バークレイズがとりまとめた。20億ドルのほか、今月末までに 10億ドル提供する。
同合意について、CITの広報担当カート・リッター氏は「取締役会はすべての利害関係者にとって最善策だと確信した」と語っている。融資の条件についてはコメントを控えた。
一方、独立系格付け会社イーガンジョーンズ・レーティングスのショーン・イーガン社長は、CITがもし経営破たんしたとしても、債権者グループは担保 があるため、多分、今回の融資で損をすることはないと指摘。1972年の映画「ゴッドファーザー」のマフィアのボスになぞらえ、「まるでドン・コルレオー ネの融資だ。損失は決して出ない」と語った。
☆すぐに資金が必要という事情があったにせよ、有利な条件を提示したライバル企業GEよりも、債権者からの不利な融資を選択しましたか、、、条件を見ると 融資額の5倍の担保を提供ということですから、債権者にかなりの配慮をしたということになります。これ大きな問題になりそうですね。場合によっては、株主 からの清算圧力となるかもしれません。
以上代表戸締役 ◆jJEom8Ii3Eの妄言引用
CITに対する融資の内容は実に惨いものだった。金利13%+手数料5%
担保は融資額の5倍と言うことですが(詳しいことは解りませんが、担保物件の時価評価が2割ほどしかなく、それで融資額の5倍の額面の担保の設定が必要だったのか、或いは今回融資に応じた企業の持つ無担保債権に担保権を設定することが融資の条件だったかは不明です。)
それにしても、融資提供で合意したのも善意ではなく、破綻する企業から如何に資金を引き上げられるのか、収奪の場になっていくのでしょうか?
ブルームバークの記事でも、1972年の映画「ゴッドファーザー」のマフィアのボスになぞらえ、「まるでドン・コルレオーネの融資だ。損失は決して出ない」と語った。
代表戸締役さんのコメント欄はコメントの内容が実にレベルが高いです。
それは代表戸締役さんのブログが経済情報に特化したリンク集で、代表戸締役自身のコメントは、最低限度のもので長くても数行程度です。
はっきり言って著名経済学者やエコノミストが、読者より一段高い位置で高説や一方的なご託宣を述べられるより、情報源自体をリンク集にしたことが好感が持たれます。
コメントを書いている人は、独自に情報ソースを探し出し、代表戸締役さんのブログを補完しており、真に望ましいブログになっております。
それで、今回のCITに対する緊急融資の件で、コメント欄は以下の通りです。
あのbridge loanは、かなりエグイですよ。SECへのファイリング。
http://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1171825/000089882209000371/body8k.htm
- interest at LIBOR plus 10%, with a 3% LIBOR floor
- commitment fee of 5%
- will be secured by a perfected first priority lien on substantially all unencumbered assets of the Guarantors
利率は、LIBORの底を3%として、それに10%加算で、結局13%以上。そして、$2bnのクレジットラインに対して、5%、つまり$100mの commitment feeを最初に払わされます。その他にもfeeが色々。担保は、ローン金額の5倍の資産。これだけエグイのは、さすがPIMCOですね。
上記のCITへのbridge loanを解説した記事。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=aiJwhWb4QleU
http://www.ft.com/cms/s/0/7ef11eac-7655-11de-9e59-00144feabdc0.html