原爆症の認定申請を却下された愛知県在住の被爆者4人が、国に不認定処分の取り消しと損害賠償を求めた原爆症名古屋訴訟の控訴審判決が11日、名古屋高裁であった。

 高田健一裁判長は、2人について被爆と疾病の因果関係を認めなかった1審・名古屋地裁判決を取り消し、愛知県一宮市、無職中村昭子さん(83)を原爆症と認定した。4人が求めていた損害賠償についてはいずれも棄却した。

 名古屋訴訟では同地裁が、4人のうち2人を原爆症と認定したが、中村さんら2人については認めなかったため、原告側が控訴していた。国側は認定基準を緩和したことで、控訴を取り下げていた。

 原爆症集団訴訟は、全国で被爆者約300人が提訴し、これまでに16地裁と5高裁の判決は、いずれも国の認定方法に問題があると判断した。国は2008年4月、認定基準を大幅に緩和し、09年12月には、原告全員を救済する「原爆症救済法」(今年4月1日施行)が成立している。

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