「同じ色のものは二度と作れません」。乳白色の和紙をなで、遠藤まし子さん(87)はつぶやいた。宮城県白石市に平安時代から受け継がれた和紙作り。今では白石和紙工房だけがその技を伝えている。

 11月に収穫したコウゾを「やるせないくらい冷たい」水に浸して皮をむくなど下準備をする。年間約3トンを生産する。

 13年前に職人だった夫・忠雄さんが亡くなり、まし子さんが工房を継いだ。実際の作業は近所の主婦5人で行うが、紙がすけるのはそのうち73歳の1人だけ。柔らかく、温かい色の和紙は、しわしわの「おばあちゃん」の手が作っている。

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 「乳白色」は乳のように不透明な白。和紙の白は原料のコウゾの部位によって微妙に変化する。【梅村直承】

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