八ツ場(やんば)ダム建設による水没予定地にある群馬県長野原町の川原湯温泉で20日早朝、ふんどし姿の男たちが2組に分かれて湯をかけ合う奇祭「湯かけ祭り」が行われ、住民らが地域の繁栄などを祈願した。

 氷点下4度まで冷え込む中、呼び出し太鼓の音が温泉街に響いた後、紅白に分かれた男たち約60人が湯元の共同浴場からが登場。「お祝いだ、お祝いだ」のかけ声とともに、一斉におけにくんだ湯を約1時間半にわたり、威勢よくかけ合った。

 川原湯温泉観光協会によると、約400年前に突然湯が出なくなった際、温泉臭に似た卵を産む鶏を源泉に献上したところ、再びお湯が吹き出し、うれしさの余り湯をかけ合ったのが由来とされている。

 以来、住民は絶やさず伝統の祭りを守り続けた。前原誠司国土交通相がダム建設の中止を表明し、生活再建計画が暗礁に乗り上げた今年も例年どおりに開かれた。

 24日も地元住民らと前原国交相との初の意見交換会が予定され、ダム問題は解決の糸口が見えない日々が続くが、川原湯温泉旅館組合長の豊田明美さんは「祭りは川原湯の象徴。前原国交相にも是非参加してほしい」。白組の大将、冨沢和久さん(41)は「ずっと伝統を守り続けていく。それだけです」と話していた。

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