アラカンライダーの憂鬱

モトグッツィに乗るアラカン世代のへなちょこライダーのつぶやき

2012年06月

人の住めない場所

南相馬市は津波の被害もさることながら、
原発の被害も被っている。
あえて、市内から6号線を南へ向かう。

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だんだん、行き交う車が減り、やがて前も後ろにもいなくなる。
時折、工事関係者と思われる車とすれ違うのだが、周囲は無人だ。
誰もいない交差点で信号機が点滅している。
つぶれた車や壊れた民家もそのまま、


誰もいない町。



想像以上に背筋が寒くなる思いに襲われる。

やがて、行き止まり。通行止めだ。

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警備員が走り寄ってくる。ここまで来ると迂回路はないのだそうだ。
もときた道を引き返した。

この先に人が住めるようになるのは、何年後のことになるのだろうか。
それは誰にも分からないのだろう、永久に住めないのかもしれない。
こんな場所を日本に作ってしまったことを東電は、政府は、何とも思わないのか。

原発とは何か。
大雑把にいうと、でっかいお釜でお湯を沸かして、タービンを回しているだけ。
その熱源をウランにしているというだけで、
ウランが化学変化を起こして電気が生まれている訳ではない。
つまり、化石燃料なら火力発電と呼ばれ、ウランなら原子力発電という
燃料の違いだけなのだ。(乱暴な言い方ですが)

化石燃料なら事故が起き、火災が発生しても火の消し方は分かっている。
一方原子力はというと、放射能を人間は制御できない。
しかも燃やし続けると放射能のゴミが出る。
瓦礫すら受け入れられないのに、放射能廃棄物など、どこに持って行けるのか。
一旦、放射能が外に漏れても、自然に消滅するまで待つしかないのだ。
除染といっても、触媒に移し移動させることをいうのであって、
放射能を消し去っているわけではないのだ。
その程度の科学技術しか人類は持っていないのだ。

いくら安全などといっても、人はミスをする。
今までの原発の事故のほとんどはヒューマンエラーだ。
そんなシステムを我々は抱えて生きて行かなくてはいけないのだろうか。

電気料金が高くなりますよと言われています。
今すぐ原発を撤廃せよ、とは言わないが、減らして、ゆくゆくはゼロにする。
廃炉技術で世界一の技術を確立し、
再生エネルギーの技術革新をはかり、その分野で世界一を目指すべきだろう。
蓄電にしてもその技術のブレークスルーがおこれば、
電気自動車でも世界一は約束されるのだから・・・・。

少しぐらいの不便は覚悟、テレビ放送も午後3時間ぐらい中止したっていいじゃない。
ミヤネ屋を見れなくても困らないでしょう。

と、素人は勝手に思っているのだが、政治の向きはそうならない。
余程原子力で甘い汁を吸っている吸血鬼が多いらしい。

何より、信頼・信用の持てない政府・政治家しか持てないのが
この国の悲劇なのだ。



帰り道、予想以上に寒い福島の夜。気温は17度だった。
寒さで身体が強ばったせいか、肩がひどく凝った。
東京に帰ったのは日付が変わる頃、総行程791キロも走った。
今までで、最長距離を走ったこととなった。


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相馬から南相馬

山道はワインディングロード。バイク乗りには楽しい道だが、
震災の後遺症があちこちに残り、工事があり、交互通行で止められる。
4時を回った頃、相馬市に入る。

相馬市には、学生の頃の後輩Tさんが住んでいる。彼も被災者の一人だ。
連絡するには、夕方になってしまったし、
前もって連絡もせず突然やってこられても迷惑な話だ。
と思っていたら、住所や電話番号をメモした紙を忘れてきていた。
会うのはまた次の機会に・・・ね。

相馬市内を走るが、震災の傷跡はあまり目立っていない。
やはり、海岸近くに行かないと分からないのだろうか、海の方へ行ってみる。

海岸の近くは、ガドレールが倒れたり曲がったままのところがあり、
建物にも、道路にも、その傷跡が見て取れる。
相馬で津波は15メートルもの高さがあったらしい。

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そのまま、南相馬市まで行く。
やはり市内では目立たないが、海岸線までゆくと景色は一変する。
陸前高田と同じだ。何も残っていない。

走りながら、私の胸の中でひとつの疑念が持ち上がった。
自分の今していることは、ここの被災者から見たら、
只のひやかし者にしか見えないのじゃないかということだ。
この地を見たとしても何かが出来る訳でもなく、僅かな義援金と
メディアといってもこのブログにのせることぐらいのものだ。

しかし、この目で見るということは、
自分にとって「リアル」なものとして認識することだ。
そこにあるものと、そこに吹く風と、匂いと、光と影とが、私のリアルになる。
そのことを求めてここまで来たのだと思う。

ただ興味本位で壊れた建物、特に民家などを写真に撮った訳ではなく、
現状を報告しようと思ったのだが、それはマスコミに任せよう。
個人の家などは、被災した方の心情もあるので、むやみに撮影するのはやめましょう。
公共的な建物や堤防などの写真のみ掲載することとします。

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応急手当のような堤防、台風が来たら・・・。

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どれだけ広範囲に被害があったのだろうか、見渡す限り被災している。
これは、口で言っても、映像で見ても実感できないだろうな。


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鄙にもまれな

「まきばのジャージー」 という名前のジェラート屋さんは、
東京品川にある「セレーネ」の本家になるのかな、
福島から相馬に向かう途中にあるのだ。

セレーネの記事は、こちら
http://blog.livedoor.jp/g_g_rider/archives/2012-03.html?p=2

この福島から相馬に抜ける道に出るのに、福島市内で、ひとしきり迷う。
ナビも詳しい地図も持たずに来るから、しょうがない。
やっと115号線に入ることができた。

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霊山(りょうぜん)こどもの村というところの近く。
ドライブインのように可愛らしい建物があり、そこが、まきばのジャージーだった。

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何を食べるのか迷ったが、ラムレーズンと塩ミルクのダブルコーンにしてみた。

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東京の店は、山梨や長野のミルクを使っているのだが(風評被害のせいだ)
ここでは福島のミルクを使っているという。もちろん、大丈夫なのは言うまでもない。

バイクで疲れた身体に、優しく濃厚なジェラートが沁み込む。
300円! 濃厚だが甘過ぎない。

お・い・し・い・ー  もう一つ食べられそう!

食べていると、次から次と客がやってくる、家族連れやカップルだけでなく、
工事現場から来たような作業員のオジさんたちもいる。
ピーク時には、一日4000個以上売ったという伝説の店でもあるのだ。
近くに来たら絶対立ち寄るべし!

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ここは、福島と相馬のちょうど中間にある。
ここまで来たのなら、相馬に行くか・・・。

しかし、もう3時過ぎているが行ってみよう!
陸前高田に続いての被災地訪問だ。


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ふくしまに

今年の1月だったでしょうか、葉山でベン・シャーンを見たのだが、
その展覧会が、名古屋・岡山と巡回して現在は福島県立美術館で開催されている。

ベン・シャーン クロスメディア・アーティスト 
―写真、絵画、グラフィック・アート―
2012年6月3日(日)〜7月16日(月・祝) 福島県立美術館

ベン・シャーン展を見て驚いたのが、
福島県立美術館が多くの作品を所蔵していたことだ。
つまり、全国をまわって、里帰りしたことになるのかな。
一度見た展覧会を追っかけて、もう一度見るなんてことは未だかってしたことがない。
今回もう一度この展覧会を見にいったのは、福島県立美術館に敬意を表するとともに、
福島を訪ねることにも少なからず意味があるのかなと思ったからである。

梅雨の季節、週末が天気との予報に、これを逃したら次はいつになることやら、と
半ば無理矢理バイクを引っ張りだし出発する。
とはいえ何だか寝不足に加え、二日酔い気味の体調に、
もたもたとして、出発は8時になってしまっていた。

首都高から東北道へ、蓮田で目覚ましのコーヒーを飲むが、イマイチすっきりしない。
こういう日は、無理をしないでのんびりゆこうと決めて走る。
東京を離れるとともに、木々の匂いが強くなってくる。
こんなことを実感できるのも、バイクのいいところなのかな。
その後、大谷、安積、と休憩し、
福島飯坂に着いたのは、12時25分にもなっていた。
福島・・・遠いです。

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美術館に着く。大きく立派な美術館だ。隣には図書館がある。

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会場に入ると、館内の空間がちがうので、
葉山で見たときと作品の印象が変わって見える。
ラッキードラゴンも葉山では印象深かったのだが、ここでは淡々と展示されている感じがした。

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葉山ではサラッと見たベン・シャーンの撮った写真をじっくり見直した。
作品というより、スナップなのだが、対象に向けられた視線に
ベン・シャーンならではのこだわりがあり、面白かった。
そのまま絵になったものや、特に文字に関する興味が強かったことが分かる。

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常設も覗いて当初の目的も果たしたのだが、これからどうしようか、
以前、このブログで紹介したジェラート屋さんがあるので訪ねてみることに。


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気になる木?

新宿は南口を出て、甲州街道沿いの1本裏通りに不思議な木が立っている。
遠目では立ち木に見えるのだが、近寄ってみると人工的なものと気づく。

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かなりリアルなタッチで作られている。

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が、なぜか上の方を見ると換気口のようなものが付いている。
これは何かの換気口なのだろうか、
それにしても換気口、効果的な換気ができているとは思えない大きさだ。

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何故わざわざリアルな木の形にしたのだろうか、
この通りに2本だけ立っている。

アートでもないし、例のトマソンというほどでもないが、
何だか気になる代物なんです。



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映画とバイク ロッカーズ 1978年

ジャマイカはキングストンを舞台にした、
当時のミュージシャンが実名で登場する、映画である。
レゲエにはあまり詳しくないが、主役はホースマウス 
名うてのスタジオミュージシャン、ドラマーである。


ゲットーに住むドラマーのホースマウスは、
レコードの配達販売でお金を稼ごうと考え、
レコードを運ぶためのオートバイを購入するが、ある日盗まれてしまう。

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このオートバイ、メーカーはホンダだろうと思うのだが、
タンクに絵が描かれてしまうなど、正体が分からない。

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そのオートバイを自分の力で取り返そうとするのだが、
バイクを盗んだのが島のマフィアであることが分かり、
仲間を集め、マフィアと対決するのであった。

こう書いてしまうと、なんだかアクションムービーみたいだが、
そこはレゲエの映画、なんとも全体にユルイ感が漂うのだ。

何んだかテキトーで、でたらめな人々のようなんだけど、
見ていると主人公がかっこよく見えてくるから不思議だ。

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ライブの映像などや
ボブ・マーリーも録音してたスタジオなどが登場するので
レゲエフアンにはたまらない映画でしょうね。


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学食訪問

久しぶりに仕事で早稲田に行った。
用を済ませると午前11時を過ぎていた。
このまま会社に戻るとちょうど昼になってしまうので、
早稲田界隈で早めの昼食にしようと考えた。
早稲田といえば、学生の街である。
そうだ、最近の大学の食堂はオシャレでレストランみたいというじゃないですか、
早稲田の学食を訪ねてみることにした。

戸山キャンパスの食堂へ向かった。

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食堂だけではなく、ミルクホールという
パンとコーヒーの店があったのだが、今回は食堂を目指す。

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戸山カフェテリアという名前の食堂。

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まだ少し早いのか、学生の数もそれほどでもなく、
セルフサービスのカウンターに並んでも、前にひとりかふたりぐらい。

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小鉢など目の前で見てしまうと、さほど食べたいと思っていないのに取ってしまう。
チキンのおろしだれ294円、甘辛豆腐126円、ほうれん草のおひたし52円、
ご飯105円にみそ汁31円、これで合計608円だった。
学生向けの値段として納得がいくかな。

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チキンは柔らかくおいしかったが、この付け合わせは?
ファーストフードみたいだね、若い子にはこれでいいのか。
サラダバーもあったので、一応栄養も考慮されてはいるみたい。
この食堂は大学生協がやっているらしい。

最新トレンドの食堂ではなさそうだけれど、
我々の時代から比べると、ずいぶんとマシな食堂になっていると思う。

それにしても、学内は静かで穏やかな空気が流れており、
我々の時代の騒然とした雰囲気とは、まったくもって別物という感じがした。

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〆は、じゃじゃ麺

今日は一日車で移動、陸前高田から平泉を回り盛岡まで戻って来た。
後は東京へ帰るだけだが、最後のお楽しみ、盛岡じゃじゃ麺を食べに行った。
あまたの有名店があるのでしょうが、
Aさんは、教師をしていて、その教え子がやっているじゃじゃ麺屋があるというので、
その店で、じゃじゃ麺をいただくことにした。
盛岡駅の駅ビルの地下にありました。

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盛岡じゃじゃ麺は、わんこそば、冷麺と並び、盛岡三大麺と称されている。

昭和28年ごろ桜山神社そばに本店を構える「白龍(パイロン)」の
創業者高階貫勝さんが中国で食べたジャージャー麺を
盛岡の人に合うようにしたものが始まりとなっているらしい。

麺は、中華麺とは違い、どちらかといえば、きしめんに似ている。
刻んだキュウリとネギの真ん中に、特製の味噌が乗っている。
この味噌が店により味が違うのだそうです。
これを思いっきり混ぜ、お好みでラー油、ショウガ、ニンニクをかけて食す。

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麺は、やはりきしめんのような太さで歯触りもおなじようなもの、
味噌は独特の味で、色はカニ味噌みたいな色をしている。
欲をいえば、もう少しひき肉などが入っていてほしかった。
中華のジャージャー麺を考えるとアテが外れるというか、
まったく別のものですね、好き嫌いのはっきりしそうな味です。

食べきる直前、生卵を割り入れ、かき混ぜてから、店の人にお願いすると、
熱々のスープを入れてくれる。卵スープの完成だ。

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これを、チータンタンというらしい。
濃い味噌味の仕上げに、さっぱりのスープを味わうという
なかなか考えられた食べ方です。

同行のKさんが頼んだ味噌ラーメン。

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麺が独特の色をしている。スープを味見すると、なかなか旨かった。

盛岡じゃじゃめん 小吃店 フェザン店 (もりおかじゃじゃめん しょうすうてん)
岩手県盛岡市盛岡駅前通1-44 フェザン南館B1F めんこい横丁


次回盛岡に来ることがあったら、
JRの大人の休日倶楽部のCMで吉永小百合が食べた
白龍本店のじゃじゃ麺を食べてみたいものだ。(ミーハーだねえ)


二日間、ジジイ共に付き合ってくれたAさん、ありがとう。
濃ーい盛岡を堪能することができました。

次回のイベント、ハコネを楽しみにしていますよ。



帰りの新幹線の快適なことといったら・・・・・。


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