おー、おおーっ、

会社の近く、鳩の森神社がある。
富士塚などがあり、都内のパワースポットとして有名である。
鎌倉の鶴岡八幡宮より100年ぐらい前に創建されている古い神社だ。
この神社のおみくじは、鳩の形に折られていてカワイイ。

最近話題の藤井聡太四段で有名な将棋会館もすぐ隣だ。

千駄ヶ谷には国立能楽堂がある。

鳩の森神社には、神楽殿ならぬ能楽殿がある。
そこで毎年、薪能が開催されているのである。























薪能は見たことがなかったので、行ってみた。
仕事の段取りが付いたスタッフも参加した。





















夕方、まだ日が落ちきってはいない時刻、
観客が集まってきている。










































地元、鳩森小学校の生徒による連吟「弓八幡」が披露される。
可愛い、ちゃんと正座ができるのねえ、など
お年寄りたちの感想が聞こえる。





































渋谷区長による薪の火入れから薪能は始まる。







































次は、狂言である。

成上り

いよいよ　能　です。

通小町

小野小町と小町に思いを寄せる深草少将の霊が
成仏できずにいたが、僧の弔いのうちに共に成仏する。
というおはなしだが、パンフレットの写真はその1シーンだ。
鼓の響きに、おー、おおーっ、と掛け声が呼応していく。
謡も、セリフも何を言っているのかはさっぱり分からない。
実は、舞台の写真は撮影禁止だったので、
撮れなかった。





















都内の町中にある神社だ。
能が上演されていても、すぐ脇をトラックやバイクが通る。
上空にはヘリコプターが飛んでくる。

それでも、小町の演者が幼稚園から稽古をはじめ、
現在は高校1年生というように、
この千駄ヶ谷では、伝統芸能というものが、
地に根付き、育まれていることに驚きを隠せなかった。

まあ、ジイさん的には、
能が終わった後の宴会が楽しみだったわけだけどね。


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