頭痛(20代男性)脊柱側弯症・後弯症・前弯症・背骨の歪み

2009年08月21日

脊椎すべり症・分離症・分離すべり症

皆さんは脊椎すべり症や分離症という言葉は聞いたことがありますか?
今日はタイトルにもあるように、脊椎すべり症・分離症・分離すべり症について少し書きたいと思います。何かの足しにしていただければ幸いです。

脊椎すべり症⇒椎体が前方へ滑っているもの(分離が伴う場合は分離すべり症という)
これは男性よりも女性に多いとされています。
原因としては…
・先天的なもの(生まれつき)
・外傷によるもの
・関節や椎間板などの変性に伴うもの
・分離症に伴うもの 
 などがあります。
症状としては、無症状であることが多く、重度のものや進行性が高ければ神経障害(下肢の痛み、しびれ、感覚異常、運動障害、排尿排便障害、間欠跛行など)を伴う可能性があります。

脊椎分離症⇒椎体の関節間部に裂隙(分離)がみられる
これは、先天的要因や後天的要因(成長期におけるスポーツ障害など)によるものと言われています。

脊椎分離すべり症⇒脊椎分離症とすべり症を合併したもの
分離症から分離すべり症へ進展するのは10~20%とも言われています。
原因としては…
・先天的なもの
・外傷によるもの
・スポーツ歴(飛び込みや体操など身体を過度に反るスポーツ)
・骨疾患
 などがあります。
症状としては、腰痛(あるとは限らない)、間欠跛行、神経障害などです。

これらの治療ですが…
上記でも書きましたが、これらは無症状であることが多く、腰痛もあったりなかったりということで偶然レントゲンで見つかることも多いのです。そのため、症状が重度あるいは進行性でなければ、手術を行うことは少なく、腰部の固定(ベルトなど)、対症療法(理学療法など)、ブロック注射などを行います。

そしてカイロプラクティックケアですが…
勿論、前に滑ったものを後ろへ戻す!とか、分離したものをくっつける!ということはしません(というか、できません・・・)。それは手術のレベルです。それでは、何をするかと言うと…特別なことはしません。いつも通りのカイロケアです。
ただし、気を付けなければならないことがいくつかあり、何も考えずにやると余計に症状を悪くしてしまいます(これはどの症状でもそうですが…)。なので、まずはその疾患に対する知識が最低条件で必要になります。例えば、患者さんの施術時の体勢、テクニックの選択、日常のアドバイスなどです。身体を反らせる体勢を避け、その部位(すべり・分離)に対する後ろから前への力を加えない、過度に身体を反らせる動きを控えるなどです。その上でカイロケアを行っていきます。背骨を中心に矯正し神経・筋肉のバランスを整え、その部位(すべり・分離)に負担がかからない状態を作ってあげる。それが結果的に症状の改善につながっていくと考えられます。

なので・・・
カイロプラクティックケアは、すべり症や分離症を治すという考えではなく、あくまでも全体的な背骨の状態にこだわっています。背骨のゆがみ、ひずみは人間の身体を支配している神経系の働きを妨害してしまう可能性があるため、それらを矯正することで神経系の働きを正常にし、自然治癒力を最大限に発揮させる。それが健康の回復・予防につながるという考えのもとに行っています。

是非参考にしてみてください。

by iijima



g_man777 at 10:39│Comments(0)TrackBack(0) カイロプラクティック | 疾患

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