87c7e3b3jw1ec9gxdc5rnj20zk12t77d







1 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/02(土) 20:05:19 ID:tNNRzjUE


ネリー「……え?」


ネリー「うん。もちろん有料だよ?」


ネリー「後でちゃーんと請求するからねー」ニコニコ


ネリー「……へ? 『遠慮しとく』?」


ネリー「そんなフラフラなのに? つらいんでしょ?」


ネリー「ほらほら、強がらないで大人しく寝てなって」


ネリー「……大人しくしてたら少しだけ値引きしてあげるかもよ?」ニヤニヤ 




2 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/02(土) 20:06:48 ID:tNNRzjUE

みたいな感じでなんだかんだでちゃんと看病してくれるけど結局悪化したい(確信) 




4 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/02(土) 20:09:54 ID:hLT.1VcM

かわいい 




5 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/02(土) 20:10:07 ID:3OfQfQdI

ああ^~ 




6 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/02(土) 20:11:50 ID:7giyfPeU

続きあくしろよ 




11 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/02(土) 20:18:49 ID:tNNRzjUE


~数日後~



ネリー「……おーい」


ネリー「身体どう?」


ネリー「『治った』? ……そっか」


ネリー「……」


ネリー「……別にお礼言わなくたって良いよ。お金の為だもん」


ネリー「……」


ネリー「じゃあ……はい。これ」


ネリー「……とぼけないで。この前の請求書だよー」ニコニコ 




15 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/02(土) 20:39:20 ID:tNNRzjUE


―――――――――――――――――――――――――――


出張費(1日):¥10,000

諸経費(消耗品、電車代など):¥6,000

体温計測費:¥3,000

タオル交換費(計9回):¥9,000

汗拭き費:¥5,000

手を握ってあげてた費(計2時間):¥30,000


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




ネリー「……」



ネリー「……なにその顔?」



ネリー「これは全部正当な請求だよ!」



ネリー「嘘偽り一切ないよ!」 




16 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/02(土) 20:40:45 ID:lSp8cQGQ

クッソかわいい 




18 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/02(土) 20:46:09 ID:fvsnqa7c

「手を握ってあげてた費」が可愛い 




25 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/02(土) 20:59:17 ID:tNNRzjUE


ネリー「それに休日で雨だった事も考えると2割増しになって……」


ネリー「えーっと……」パチパチ


ネリー「……合計で10万とんで5千円だね!」


ネリー「『高過ぎる』? しょーがないなぁ……じゃあ10万円ピッタリでいいよ!」


ネリー「どうする? 一括? それとも分割にする?」


ネリー「それとも―――」


ネリー「……え?『そんな金ない』?」


ネリー「……」 




32 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/02(土) 21:13:53 ID:tNNRzjUE


ネリー「……ふーん」


ネリー「……じゃあ別にお金はいいや」


ネリー「その代わり……」


ネリー「……」


ネリー「……」


ネリー「か、身体で……返してもらおうかな」


ネリー「……」


ネリー「それしかないもんね。うん」


ネリー「……イヤとは言わせないよ」 




39 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/02(土) 21:23:17 ID:tNNRzjUE


ネリー「ネリーの休日あげたんだからあんたの休日ネリーにちょうだい」


ネリー「良いよね?」


ネリー「良いでしょ?」


ネリー「……」


ネリー「そういう訳だから今週の休みは絶対絶対ぜーったい空けといてね」


ネリー「いい?」


ネリー「約束だから!」 




40 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/02(土) 21:23:52 ID:pnF99R7.

ああ^~ 




42 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/02(土) 21:26:32 ID:tNNRzjUE

クッソにこにこしながら小走りで教室に戻っていく模様 




51 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/02(土) 22:31:11 ID:gsXeRTzE

続きあく 




52 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/02(土) 22:39:19 ID:tNNRzjUE

(続か)ないです 




60 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/02(土) 23:21:33 ID:scdqwxXg

>>52
デート編あくしろよ 




63 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/03(日) 04:55:48 ID:sL6asHc2

ああああああ!!!良い!良い!良い! 




71 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/03(日) 23:46:24 ID:m8hzBnbg

続き来るまで全裸待機してやるからな~? 




86 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/12(火) 20:30:31 ID:fCmf/Ur6

ネリー「あー楽しかったー」

ネリー「へ?『これで借金いくら分になるんだ?』って?...なんのこと?」

ネリー「あ...あーあーあのことね!わ、忘れるわけないじゃん!」

ネリー「はぁ...デート中にお金のこと考えるなんて最低だよ?白けちゃったからもう帰るね!」

ネリー「借金はまだ残ってるんだから、これからも呼んだら絶対来るんだよ!」

ネリー「フン!」



ネリー「......」

ネリー(い......今ネリー、デートって言っちゃった......?////) 




91 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/13(水) 21:36:26 ID:q5NVMMhw

※賭けゲーム中


ネリー「イェーイ!ネリーの勝ち~♪」


ネリー「じゃ、これ賭けの請求書ね!キリキリ払ってもらうよ!」


―――――――――――――――――――――――――――


得点差:250点 = ¥2,500

かんとうしょう:¥1,500

さいゆうしゅうせんしゅしょう:¥2,000

なめてるやつでしょう:△¥1,500

れいほうがくえんしょう:¥1,000

とうどうグループとくべつしょう:¥2,500


れいほうを使わせてあげたでしょう:¥10,000

寂しいクリスマスに一緒にいてあげたでしょう:¥30,000


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ネリー「…え?「なんか変な賞が混ざってる?」」


ネリー「言いがかりは許さないよ!」


ネリー「それとも倍プッシュでリベンジする?」 




93 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/13(水) 22:17:54 ID:3LItT5So

あぁ^~ 



104 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/29(金) 21:31:36 ID:3.Hay2hI


(当日)


~待ち合わせ場所~



ネリー(……)


ネリー(……)キョロキョロ


ネリー(……)


ネリー(……)チラッ



9:15



ネリー(……)


ネリー(ちょっと早く来すぎたかな)


ネリー(……)キョロキョロ 




105 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/29(金) 21:39:52 ID:3.Hay2hI





9:45



ネリー(……)キョロキョロ


ネリー(……)


ネリー(……)


ネリー(あ、来た)


ネリー「おそい! 遅刻!」


ネリー「……え?『10:00集合なんだから間に合ってるだろ』?」


ネリー「ネリーより遅く来てるんだから遅刻は遅刻だよ!」 




109 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/29(金) 21:53:31 ID:3.Hay2hI


ネリー「えーっと、罰金は……」


ネリー「……え?」


ネリー「文句言わないでよ、日本には『時は金なり』って諺あるじゃん」


ネリー「……えーっと、ネリーが待ってた時間(分)×¥1,000だから……」パチパチ


ネリー「¥45,000だね!」


ネリー「この前の看病の分と合わせると¥145,000だよ。頑張って返さないとね~」ニコニコ


ネリー「……」


ネリー「え? 『45分も待っててくれたのか』?」


ネリー「……!」





ネリー「……そ、そんなのどうでもいいから早く行くよ!」 




110 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/29(金) 21:59:22 ID:EKx0KR6k

かわいい 




113 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/29(金) 22:15:22 ID:3.Hay2hI





ネリー「―――あ、500円見っけ!」


ネリー「やった!」


ネリー「えへへ、ラッキーラッキー」ゴソゴソ


ネリー「……え? 交番?」


ネリー「真面目だなぁ……」ハァ…


ネリー「きっとこれはいつもいい子にしてるネリーへの神様からのご褒美だよ!」


ネリー「だからこれはもうネリーのだもん!」 




114 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/29(金) 22:27:20 ID:3.Hay2hI



~一時間後~



ネリー「……あ、ベンチはっけーん!」


ネリー「座ろ座ろー」ストン


ネリー「……」


ネリー「ほら、○○も座りなよ」ポンポン


ネリー「……あー疲れたぁ」


ネリー「……」


ネリー「ね、次はどこ行こっか?」 




116 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/29(金) 22:40:25 ID:3.Hay2hI



ネリー「……え?」


ネリー「『あといくらぐらいだ』?」


ネリー「?」


ネリー「なに? なんの話?」


ネリー「……」


ネリー「……!」


ネリー「あ、あぁ! ネリーへの借金の事ね!」


ネリー「わ、分かってるよ! 忘れてないから!」


ネリー「まだまだ残ってるからね!」 




117 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/29(金) 22:49:32 ID:3.Hay2hI



ネリー「……」


ネリー「……へ?」


ネリー「『飲み物買ってくる』?」


ネリー「ううん、ネリーは要らない。お金もったいないもん」


ネリー「……」


ネリー「え? 奢ってくれるの? じゃあいる! いちばん高いの!」


ネリー「……」


ネリー「ちなみに借金からは差し引かれないからね?」


ネリー「ネリーが強制した訳じゃないしね~」ニコニコ 




122 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/29(金) 23:04:55 ID:3.Hay2hI



~数分後~



ネリー「……」


ネリー(あ、戻ってきた)


ネリー(……あれ? 誰あのおばーちゃん)


ネリー(何話してるのかな?)


ネリー(……)


ネリー(あぁ、道案内してるみたいだね)


ネリー(……)


ネリー(……) 




123 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/29(金) 23:15:05 ID:3.Hay2hI



ネリー「……」


ネリー「……へ? 『ちょっと待っててくれないか』って……」


ネリー「何? どうしたの?」


ネリー「……」


ネリー「『すぐ近くだから道案内してくる』?」


ネリー「……」


ネリー「ふーん、そっか」


ネリー「……いいよ。待ってる」 




124 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/29(金) 23:19:26 ID:3.Hay2hI



ネリー「『待ってる分は借金に上乗せしていいから』?」


ネリー「……」


ネリー「……」


ネリー「……」


ネリー「分かった。そうする」


ネリー「……」


ネリー「……早く行ってあげなよ。あのおばーちゃん待ってるじゃん」 




126 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/29(金) 23:26:28 ID:3.Hay2hI



ネリー(……)



ネリー(普通道案内までしてあげる?)



ネリー(しかもなんの見返りも無しで……)



ネリー(有り得ないよ)



ネリー(……)



ネリー(……)



ネリー(ホントお人好しなんだから……)




128 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/29(金) 23:31:16 ID:3.Hay2hI

(続く)

あと2、3回くらいで終わります 




134 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2017/12/30(土) 00:20:04 ID:.OuH/g2.

かわいいんじゃあ^~ 




137 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/01(月) 22:03:01 ID:e.G3E4nM


~数時間後~



ネリー(……もうこんな時間かぁ……)


ネリー「……」


ネリー「ね、次はどこ行く?」


ネリー「え?『そろそろ帰る』?」


ネリー「まだ早くない? もう少しくらいなら大丈夫でしょ?」


ネリー「……」


ネリー「……」


ネリー「……真面目なやつ」ムスッ 




138 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/01(月) 22:11:13 ID:e.G3E4nM



ネリー「……」


ネリー「……え? 『あといくらくらい』?」


ネリー「??」


ネリー「……」


ネリー「あ、あぁ! 借金ね! 大丈夫分かってるよ!」


ネリー「えーっと……さっき5分待ってたから……」


ネリー「……」パチパチ


ネリー「……あちゃー、全然減ってないよ」


ネリー「あと¥142,500だってさ。頑張って返さないとね~」 




141 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/01(月) 22:23:09 ID:e.G3E4nM



ネリー「……このペースだと休日だけじゃ足りなさそうだね」


ネリー「……」


ネリー「……」


ネリー「……だ、だからさ、これからは……」


ネリー「……」


ネリー「ほ、放課後とかもネリーに献上しなよ」


ネリー「それなら返すペースも早くなるでしょ?」


ネリー「……ね?」


ネリー「いいでしょ?」 




142 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/01(月) 22:26:51 ID:e.G3E4nM



ネリー「……」


ネリー「……」


ネリー「よし! 決まり!」


ネリー「……え? 『まだ何も言ってない』?」


ネリー「て、ていうか○○に決定権ないから!」


ネリー「……」


ネリー「じゃあまたね!」



タッタッタッ…




ネリー(~~♪) 




144 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/01(月) 23:06:08 ID:e.G3E4nM


(翌日)


~教室~



ネリー「~~♪」


ハオ「……ネリー、なんだかご機嫌ですね」


ネリー「え? そうかなぁ?」


ハオ「何か良い事でもあったんですか?」


ネリー「えへへ」


ハオ「あったみたいですね」




ネリー(はやく放課後にならないかな~~) 




145 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/01(月) 23:12:08 ID:y.Ej3d2k

かわいい(かわいい) 




146 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/01(月) 23:15:50 ID:e.G3E4nM


~放課後~


ネリー「……おーい」ヒョコッ


ネリー「そろそろ行くよ」


ネリー「準備いい?」


ネリー「ほらはーやーく!」


ネリー「……」


ネリー「……は? 『予定ある』?」


ネリー「何それ、聞いてないんだけど」 




148 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/01(月) 23:24:22 ID:e.G3E4nM



ネリー「……『どうしても外せない用事』?」


ネリー「ネリーへの借金より優先するほどなの?」


ネリー「……」


ネリー「……」ジトー


ネリー「キャンセル料、ちゃんと借金に上乗せしとくからね」


ネリー「……」




ネリー「ふーんだ」 




150 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/01(月) 23:30:55 ID:e.G3E4nM

ほんのちょっとだけ曇りそう。ほんのちょっとだけ

(続く) 




156 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/02(火) 00:31:15 ID:XdMg/ego

ああ^~たまらねえぜ。 




163 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/02(火) 22:05:17 ID:UHepNlQs


(翌日)


~学校~



ネリー「……ねぇ」


ネリー「今日はちゃんと空いてるんだよね?」


ネリー「……」


ネリー「今日も予定あるの? 何それ!」


ネリー「はぁ……」


ネリー「またキャンセル料プラスだからね!」 




165 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/02(火) 22:10:15 ID:UHepNlQs


(翌日)


~学校~



ネリー「ねぇ」


ネリー「……今日はどうなの? 当然空いてるんでしょ?」


ネリー「……」


ネリー「はぁ!? 今日も予定あるの!?」


ネリー「……」


ネリー「……」


ネリー「ねぇ、ホントに借金返す気あるの?」 




167 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/02(火) 22:18:54 ID:UHepNlQs



ネリー「……」


ネリー「だって……返す気あるならこんなにすっぽかさないでしょ」


ネリー「……」


ネリー「『絶対に返すから』? ……返すのは当然でしょ」


ネリー「……」


ネリー「キャンセル料でどんどん借金増えるけどいいんだね?」


ネリー「……」




ネリー「……」ムスッ 




168 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/02(火) 22:27:43 ID:UHepNlQs



(数日後)



~教室~



ネリー「……」


ハオ「おはようございます。ネリー」


ネリー「……ん」


ハオ「……」


ネリー「……」




ハオ(……最近のネリーは機嫌が悪そうですね) 




170 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/02(火) 22:35:38 ID:UHepNlQs



(数日後)



ネリー「……」ムスッ


ネリー「……」


ネリー「……!」


ネリー「な、なに? なんか用?」


ネリー「……」


ネリー「え? 今日の放課後?」


ネリー「……空いてるよ! 空いてるに決まってるじゃん!」 




174 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/02(火) 22:47:15 ID:UHepNlQs



ネリー「なに? やっと用事なくなったの?」


ネリー「大変だと思うよ? なんたって2週間もすっぽかしたんだからね~~」


ネリー「でも自業自得だからね、時間掛かっても少しずつ返してくしかないよ」


ネリー「えへへ」ニヤニヤ


ネリー「……」


ネリー「……」


ネリー「え? 『部活終わったら部室で待っててくれ』?」


ネリー「うん。分かった!」 




177 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/02(火) 22:56:14 ID:UHepNlQs


~部活後~



ネリー「……」


智葉「……ん? ネリー、帰らないのか?」


ネリー「うん!」


智葉「……そうか。遅くなるなよ」


ネリー「うん!」


智葉「……」



ガチャッ…バタン



ネリー「♪」 




179 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/02(火) 23:06:26 ID:UHepNlQs


~数分後~


ガチャッ…


ネリー「あ! 遅いよ!」


ネリー「もう準備できてるんだから!」


ネリー「……じゃあどこ行こっか?」


ネリー「ちょっとだけ遠出するのも―――」





ネリー「―――え?」





ネリー「……」




ネリー「……」





ネリー「な、なに……? このお金……」




182 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/02(火) 23:16:51 ID:UHepNlQs



ネリー(……)


ネリー(多分だけど……に、20万円くらいある……)


ネリー(……)


ネリー(……)




ネリー「ど、どうしたのこれ?」


ネリー「……なんで……こんな……」


ネリー「え……?」


ネリー「……」


ネリー「『アルバイトした』……?」 




186 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/02(火) 23:25:05 ID:UHepNlQs



ネリー「……『遅くなってごめん』?」


ネリー「『これだけあれば足りるか?』……って……」


ネリー「……」


ネリー「……」


ネリー「……たっ……」


ネリー「足りないよ……!」


ネリー「これじゃ……全然……」


ネリー「……」


ネリー「て、ていうかなんで勝手にこんなこと……!」 




188 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/02(火) 23:30:51 ID:SfULBh8I

たまらねえぜ。 




190 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/02(火) 23:38:34 ID:UHepNlQs


ネリー「……『足りない分はまた今度払う』?」


ネリー「いや、だから……!」


ネリー「え……?」


ネリー「……『お金より大切な物もある』?」


ネリー「……」


ネリー「……」


ネリー「あ……」


ネリー(ま、待って―――)



ガチャッ…バタン






ネリー「……」




193 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/02(火) 23:46:09 ID:UHepNlQs



ネリー(……)



ネリー(声が……出ない)



ネリー(足も動かない……)



ネリー(……)



ネリー(……)



ネリー(……)



ネリー(『お金より大切な物もある』……か)



ネリー(……)



ネリー(そんなの……とっくに分かってるよ)



ネリー(ホントは……お金なんて……) 




194 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/02(火) 23:52:19 ID:UHepNlQs




ネリー(……)



ネリー(……)



ガチャッ…




智葉「……なんだ、まだ残ってたのか」


ネリー「……」


智葉「どうした?」


ネリー「サトハ……」 




196 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/03(水) 00:01:58 ID:5Yui1I/o



智葉「……いや、それよりその金は一体……」


ネリー「サトハ……」


智葉「ん?」


ネリー「……サトハ……」


智葉「なんだ、どうした?」


ネリー「……サトハぁ……」ポロポロ…


智葉「お、おい、ネリー……?」


ネリー「うわぁぁぁん!!」ガバッ


智葉「!?」




198 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/03(水) 00:11:40 ID:5Yui1I/o

(続く)

あと1、2回で終わります 





209 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/04(木) 21:17:35 ID:4TzBapQg









ネリー「……それでね、○○が……」


ネリー「このお金……置いてって……」


ネリー「それで……」


ネリー「……」


ネリー「『お金より大切な物だってあるんだぞ』って……」


ネリー「……」




智葉「……なるほどな」 




211 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/04(木) 21:22:25 ID:4TzBapQg



智葉「……話を聞いた限りでは……」


ネリー「……うん」


智葉「ネリー、お前に非がある。自業自得だな」


ネリー「うん……」


智葉「お前は○○の事が好きなんだろう?」


ネリー「!!」


ネリー「そ、そんなこと……!」


智葉「……」


ネリー「……うっ……」ビクッ


智葉「……」


ネリー「……」





ネリー「そ、そうだよ! なに!? 悪い!?」 


智葉「…………い、いや」 




214 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/04(木) 21:33:42 ID:4TzBapQg



智葉「……私はお前の気持ちは分からない。なにせ経験がないからな」


ネリー「……」


智葉「だが、好きならもう少し素直になったどうだ? 口実として金を使うのは些か……」


ネリー「……それができれば苦労しないよ」


智葉「だとしても現にこんな大金まで持ってきている訳だ」


ネリー「う……」


智葉「今までの自分の行動を見直してこれからを惟るしかないだろう」


ネリー「……」 




215 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/04(木) 21:41:04 ID:4TzBapQg



ネリー「分かってる……けど……」


智葉「ん?」


ネリー「……その……急に接し方変えるのって……なんか変だし……」


智葉「そうか?」


ネリー「……それに……」


智葉「……」


ネリー「……」


智葉「……」





智葉「……恥ずかしいのか」


ネリー「……う、うん……」 




218 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/04(木) 21:52:33 ID:4TzBapQg




智葉(……)




智葉「……なるほど。羞恥心の方が大きいと」


ネリー「……」


智葉「ネリー」


ネリー「……なに?」


智葉「○○の事、本当に好きなのか?」


ネリー「え……?」


智葉「今のお前の話を聞いていると後悔はしているが反省はしていないようだ」


ネリー「そ、そんなことない……!」


智葉「……このままならお前は必ずまた同じ事をするだろう」


ネリー「!」 




219 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/04(木) 21:59:56 ID:4TzBapQg



智葉「急に態度を変えるのは変だから―――恥ずかしいからやめる。自分の感情を優先してあいつの事は二の次か」


ネリー「……!」


智葉「つまり、そこまで○○の事を好きじゃない……と」


ネリー「ち、ちがう……そんな事ない……」


智葉「どうだろうな。少なくとも私にはそうとしか思えないが」


ネリー「ちがうよ……」


智葉「……無理するな。ただの同級生でしかないんだろ?」


ネリー「……」


智葉「その同級生が20万もくれると言うんだ。ありがたく貰っておけばいい」


ネリー「……」 




223 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/04(木) 22:13:29 ID:4TzBapQg



智葉「……それにしても、毎日アルバイトまでして返す必要のない金を返すとはな」


ネリー「……やめて」


智葉「奇怪というか……抜けた奴だ」


ネリー「……!!」


智葉「早とちりして悪かったな、そんな奴を好きになる訳が―――」


ネリー「―――やめて!!」


智葉「……」


ネリー「それ以上○○の悪口言ったらいくらサトハでも許さないよ……!」


智葉「……」 




225 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/04(木) 22:24:31 ID:4TzBapQg



ネリー「……あいつはそんな奴じゃない」


智葉「……」


ネリー「全く見返り求めないようなお人好しだけど……」


智葉「……」


ネリー「自分の事より他人の事ばっか考えてて……ネリーのわがままにも着いてきてくれて……」


智葉「……」


ネリー「優しくて……」


智葉「……」


ネリー「……と、とにかく! 知りもしないであいつの悪口言わないで!」


智葉「……」 




227 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/04(木) 22:33:28 ID:4TzBapQg



智葉「……そうか。ならそれをそのまま伝えてやればいいんじゃないか?」フッ


ネリー「…………え?」


智葉「……済まない。彼を侮辱した事は謝罪しよう」


ネリー「え? え?」


智葉「ん?」


ネリー「……も、もしかしてワザと悪口言ったの……?」


智葉「さぁ、どうだろうな」


ネリー「……」ジトー


智葉「……」フッ 




229 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/04(木) 22:39:21 ID:4TzBapQg


智葉「……」


ネリー「……」


智葉「ネリー」


ネリー「……なに」


智葉「もう一度だけ言おう。今までの事を反省してこれからは態度を改めるべきだ」


ネリー「……」


智葉「謝罪は振舞いを改める折になる。意中の相手なら尚更だろう」


ネリー「……」 




230 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/04(木) 22:47:34 ID:4TzBapQg



智葉「それだけ怒れるという事は……それだけお前の中で特別な存在になっているという事じゃないか?」


ネリー「……」


智葉「少なくとも私はそう思うがな」


ネリー「……」


智葉「……」


ネリー「……わ、分かったよ……」


智葉「……よし」ガタッ






智葉「武運を祈る。……また明日な」


ネリー「……う、うん……」 




232 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/04(木) 22:51:25 ID:4TzBapQg

(続く)

次で終わります 




233 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/04(木) 22:59:17 ID:nSdoJ5sY

くっそかわいい 




237 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/05(金) 06:44:27 ID:EI70cuj6

ネリーかわいい智葉先生かっこいい 




239 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/08(月) 19:22:02 ID:azRjDaBw



(翌日)


~教室~



ネリー「……」


ハオ「おはようございます」


ネリー「……おはよ」


ハオ「……」


ネリー「……」


ハオ「……」


ネリー「なに? どうしたの?」


ハオ「……あ、いえ。なんでもありません」 




240 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/08(月) 19:31:12 ID:azRjDaBw



ネリー(……一限目が終わってすぐ○○の教室まで行って謝ろう)


ネリー(ちゃんとお金も返さないと)




~休み時間~




ネリー(……)


ネリー(……いや、まだそんな流れじゃないかな)


ネリー(他のクラスメイトと喋ってるみたいだし邪魔はできないからね)


ネリー(……次の休み時間にまた来よう)




~休み時間~




ネリー(……)


ネリー(……ま、まだだね)


ネリー(なんだか眠たそうだし無理矢理連れ出すのも気が引けるしね。うん)


ネリー(……次の休み時間こそ絶対に謝ろう) 




241 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/08(月) 19:46:18 ID:azRjDaBw



~休み時間~



ネリー(……)


ネリー(……)


ネリー(今度は日直の手伝いしてる……あんなの当番に任せればいいのに)


ネリー(……)


ネリー(そ、それにしてもさっきから流れが悪いなぁ)


ネリー(……無難に昼休みとかにした方が良さそうだね)


ネリー(……) 




242 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/08(月) 19:58:07 ID:azRjDaBw



ネリー(……いつまでもこんな所で覗いてたって埒あかないし戻ろっと)





ハオ「―――何を覗いてるんですか?」ヒョコッ


ネリー「!?」





ハオ「……我明白了、彼を見ていたんですね」


ネリー「ち、違っ……」


ハオ「なぜ―――いえ、野暮でしたか」


ネリー「違うよ!!」


ハオ「……私が呼んできましょう」


ネリー「」 




243 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/08(月) 20:05:34 ID:azRjDaBw






ハオ「……お仕事中に連れ出して申し訳ありません」


ハオ「『全然構わない』? そうですか、感謝します」


ハオ「……どうやらネリーがあなたに用があるようで」


ハオ「ですよね?」チラッ




ネリー「……!」




ハオ「……では私は先に教室に戻っています」


ハオ「また放課後に」ペコッ 




245 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/08(月) 20:50:10 ID:azRjDaBw



シーン…



ネリー「……」


ネリー「……!」ビクッ


ネリー「え、えっと……」


ネリー「……あのね……」


ネリー「……は、話があるんだ」


ネリー「……」


ネリー「昼休みに部室来てくれる……?」 




248 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/08(月) 21:11:12 ID:azRjDaBw



(昼休み)


~部室~



ネリー「……」


ネリー「……」


ネリー「……え? 『用があるんだろ?』」


ネリー「わ、分かってるよ。ちょっと待って……」


ネリー「……」スーッ


ネリー「……」ハーッ




ネリー(……よ、よしっ) 




250 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/08(月) 21:26:31 ID:azRjDaBw


ネリー「……あ、あの……」


ネリー「昨日の事なんだけどね……その……」


ネリー「……」


ネリー「……」


ネリー「じ、実はちょっと計算ミスしててさ、多く貰っちゃってたんだ」


ネリー「だから……えっと……お釣り返そうと思って」


ネリー「……」


ネリー「……はい」スッ 




252 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/08(月) 21:36:24 ID:azRjDaBw



ネリー「……え? 『これ全額じゃないか』?」


ネリー「い、いいの! それがお釣りなの!」


ネリー「ほら、期間限定のキャッシュバックみたいなやつだよ!」


ネリー「……」


ネリー「……」


ネリー「受け取って」


ネリー「……ほら」


ネリー「……」




ネリー(……)ホッ… 




254 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/08(月) 21:44:04 ID:azRjDaBw



ネリー「……」


ネリー「そういえば今日もアルバイトなの?」


ネリー「……そ、そっか」


ネリー「……」


ネリー「……あのさ」


ネリー「お金、もういいから」


ネリー「……」


ネリー「『どういう意味』って……そ、そのままだよ」


ネリー「もういらない」


ネリー「もう返さなくていいの」 




256 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/08(月) 21:52:13 ID:azRjDaBw



ネリー「『なんで?』って……」


ネリー「き、聞かないでくれるとありがたいかな……」


ネリー「……いいから」


ネリー「……」


ネリー「……」


ネリー「~~~!」キッ


ネリー「う、うるさいなぁ! あんまりしつこいと慰謝料―――」


ネリー「―――あっ」


ネリー「じゃなくて……その……」


ネリー「……な、なんでもない!」 




259 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/08(月) 22:00:26 ID:azRjDaBw



ネリー「……」


ネリー「とりあえず……もうお金はいらないから」


ネリー「そ、それと……」


ネリー「……」


ネリー「……」


ネリー「それと……」


ネリー「……」


ネリー「……今までごめんね」


ネリー「……」





ネリー「そ、それだけ! じゃあね!」



テクテクテク…

ガチャッ バタン!




266 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/08(月) 22:20:36 ID:azRjDaBw







ネリー(……)テクテクテク



ネリー(……良かった。言えた……)



ネリー(……良かった……)ハァ…




タッタッタッ…




ネリー「?」


ネリー(―――!!)ビクッ


ネリー(追いかけてきた!? な、なんで!?) 




267 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/08(月) 22:29:09 ID:azRjDaBw



ネリー「……」


ネリー「な、なに?」


ネリー「……は? 体調? 別に悪くないよ」


ネリー「『さっき顔が赤かったから』?」


ネリー「……そ、それは……」


ネリー「……」


ネリー「なんでもないよ。平気だから」テクテクテク


ネリー「『一応保健室行こう』? 大丈夫だってば!」テクテクテク


ネリー「ホントに大丈夫だから! ……て、ていうか着いて来ないでよ!」テクテクテク 




269 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/08(月) 22:41:26 ID:azRjDaBw



ネリー「……む、無理なんかしてないもん!」テクテクテク


ネリー「『今も顔赤いから』?」


ネリー「き、気のせいだよ!」


ネリー「『熱だけでも計った方が良い』?」


ネリー「大袈裟だよ、ていうかしつこい!」


ネリー「……」


ネリー「え? 『それだけ心配なんだ』?」


ネリー「……!////」 




271 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/08(月) 22:50:01 ID:azRjDaBw



ネリー「……ま、『また顔赤くなってきた』?」


ネリー「だから何回も言わせないで! 平気なの! 大丈夫なの!」


ネリー「心配してくれるのは……う、嬉しくなくもないけど……」


ネリー「でもホントに何も問題ないから!」


ネリー「……あーもう! 着いて来ないでよぉ!////」



ギャーギャーワーワー








智葉(……)



智葉(……どうやら巧くいったようだな)



智葉(全く、世話の焼ける奴らだ……)フッ 




272 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/08(月) 22:55:52 ID:azRjDaBw

(終わり) 




273 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/08(月) 23:01:37 ID:1fv3rnXs

かわいいけどかわいい 




274 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/08(月) 23:01:45 ID:kVEeHNDo

面白かった(小並感) 




275 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2018/01/08(月) 23:05:34 ID:.p3Ak54g

成し遂げたぜ。 






http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/20196/1512212719/







間違って落としたと思ったら丁度完結しててよかったです






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