002

いま…シたいの。




献身ナデシコ【FANZA限定特典付き】
献身ナデシコ【FANZA限定特典付き】




1: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/05/27(月) 21:51:38 ID:/9Pe6RQg

初めて会った時は大勢いる後輩の中の1人くらいの認識だったものの1ヶ月2ヶ月と経ち
少しずつ仲良くなっていくにつれて意外と結構話す娘なんだなーと思うようになってきて
帰りが一緒だった時は「好きな食べ物なんですか?」「兄弟いますか?」やら聞いてきて
食堂の券売機の前で悩んでる時は「これがオススメですよ」と後ろから声を掛けてきたり
自販機の前で突っ立って悩んでる時には「お先に失礼しますね」と後ろから手を伸ばして
先に飲み物を買ってから「先輩は何にするんですか?」と用が済んだ後も話し掛けてきて
偶然廊下で会った時にはお互い友人と一緒にいたとしても会釈と共に軽く手を振ってきて
部室に残って牌譜を眺めている時には「整理お手伝いしますよ」と隣に座ってきたりして
まだ半年も経たない頃には「『栞』で良いですよ?皆そう呼んでますし……」と言ってきて
昼休みにベンチに座りのんびりしてる時にはそっと後ろから近づいて驚かせてきたりして
毎日表情豊かな彼女を見ながらこちらも頬を緩ませたい


que-10178942695-min









2: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/05/27(月) 21:54:12 ID:mjiGMg5k

わかる




3 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/05/27(月) 21:54:18 wvNomEdE

ガンガン距離詰めてくるな
かわいい




4 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/05/27(月) 21:59:44 JpAOgoa2

かわいい(かわいい)




8 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/05/27(月) 22:56:14 /9Pe6RQg

そんな日常を過ごしていってしばらく経ったとある日に琉音さんと2人で駄弁っていると
ふと「そういやお前しおりとはどうなんだよ?」と聞いてくるので「何が??」と返すと
「……は?」と目を丸くするので首を傾げると「あんだけやられて何も思わねーのか?」と
こちらにやけに鋭い視線を向けてくる彼女に「懐いてきてくれるのは嬉しいよ」と返すと
「お、お前っ……マジでお前……なんつーか、マジかよ……」と何故かクッソ呆れられたので
どうにも納得いかず琉音さんに追及してみるも「なんでもねーよ。お前マジやべーな」と
今度は大きな溜息をつかれてしまいどうやら傷を広げるだけらしいので謝って押し黙ると
琉音さんが「……あいつも大変だな」と遠い目で呟いたのでまずは大人しく同意しとこうと
「そうだな」と頷くものの思いっ切り睨まれたので思わず畏縮してしまいたい




9: 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/05/27(月) 22:58:11 /9Pe6RQg

よね




10 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/05/27(月) 22:58:33 Q/OOMlX6

るね




11 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/05/27(月) 22:59:50 GkteCBFU

棚橋さんがくっそ遠くから観察してそう




12 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/05/27(月) 23:01:02 3qpAj5jk

いい…




15 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/05/27(月) 23:19:04 /qUVaFqI

新キャラもどんどん攻略していけ




17 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/05/28(火) 00:08:26 3vVJcyOk

気になる人には攻める系女子の栞ちゃん可愛い




23 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/05/29(水) 07:14:57 Y4lf.Xfg

しおりちゃんにグイグイ来られたら即堕ちする(確信)




31 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/05/31(金) 07:36:26 dL7NpZf6

NaNじぇい民おっぱい好きすぎでしょ…


N2PAagj-min









35 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/05/31(金) 22:09:42 sFtitK3A

昼休みに自販機の前で悩んでると「……お疲れ様です」と栞がこちらを覗き込んできたので
おつかれーと返しながら「先良いぞ」と自販機の前を譲ると礼を言ってから小銭を入れて
視線を行き来させる栞を後ろで眺めてると自分が買おうとしてたのと同じ物を選んだので
(気ぃ合うな)と考えてると「ありがとうございました。どうぞ」と律儀に再び頭を下げ
横へずれる彼女を一瞥してから自分も買おうとするとどうやら今ので売切になったらしく
空しく『売切』のランプが点灯したボタンを物は試しに連打してみるとそれを見てた栞が
「あ、ごめんなさい。私ので最後だったみたいですね」と申し訳なさそうに謝罪するので
気にすんなと笑いながら他のにしようと選んでると「これ、良かったらどうぞ」と言って
飲みかけの紙パックを手渡してきたので当然遠慮するも「一口しか飲んでませんから」と
にっこり笑う彼女に「でも……」と色んな意味で躊躇しながらせめてお金は払おうとするも
断られたので「いや流石に……」と食い下がると「じゃあ今度埋め合わせしてください」と
思い付いたように指を立てながら言う栞に分かった任せろと返してから最後に礼を言って
小さく手を振りながら教室に戻っていく彼女の背中をその場に佇んで見送りたい




39 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/05/31(金) 22:29:32 DPOS9WuE

強い(確信)




40 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/05/31(金) 22:36:01 sFtitK3A

担任からロッカーに溜まりに溜まった私物や不要な物について整理しろと注意されたので
ある日の放課後に愚痴りつつ紙袋に突っ込み溜息をついて重い荷物を持って教室を出ると
下駄箱で栞と会い「今からお帰りですか?」と聞いてくるので荷物を背負い直して頷くと
「折角ですしお手伝いしますよ」と床に置いた紙袋を持つので「いや、いいよ」と言うも
「遠慮しないで下さい」と笑ってから先に歩き出したので慌てて靴を履き替え後を追って
マジで申し訳ない…と苦笑いすると「……いえ、いいんですよ」と気を遣ってくれる彼女に
もう一度礼を言ってから並んで歩きながら紙袋からはみ出てるプラスチック製のバットや
無駄に大きく嵩張るボードゲームの箱やらを見た栞が口元を押さえながら小さく笑うので
「……なんだよ」と言うと「いえ、先輩って結構子どもっぽいんだなーって」と肩を揺らし
未だにクスクスと笑う栞に大人げなく食って掛かろうとするも手伝ってもらってる立場上
何か言える筈もなく小さく鼻を鳴らしてまた鞄を背負い直したい




45 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/05/31(金) 23:21:17 sFtitK3A

別れ道に来たので「本当に助かったよ」と頭を下げて紙袋を受け取ろうと手を差し出すと
「困った時はお互い様ですから」と微笑んでくれる栞に(やっぱ持つべきは後輩だな)と
1人感動するもいつまで経っても荷物を渡して来ないので首を傾げつつ再び掌を揺らすも
「折角ですし先輩のお家まで持ちます」と言うので流石にそこまでは頼めねーよと返すと
「……やっぱり迷惑でしたか?」と少しばつが悪そうに呟いてからこちらを見てくるので
そんな彼女を見ているとそれを肯定できる訳もなく首を振ってからまた肩を並べて歩いて
マンションの前まで着いたので今度こそ…と荷物を受け取ろうとさりげなく手を伸ばすと
そっと躱されて「折角ですし玄関まで持ちますよ」と言われたので今度も大人しく折れて
エレベーターの中でも他愛ない話をしながら玄関に着いたので扉を開け最後に礼を言って
「これくらいお安いご用です」と返してくる栞に絶対埋め合わせするからと息巻きながら
「期待してますね」と笑う彼女にまた明日と手を振るも妙に視線を感じたので振り向くと
部屋から母親が顔を出し目を丸くしながらこちらを見てるので何て言おうか考えていると
微笑んでから丁寧にお辞儀した後に栞がこちらに向き直って「じゃあ先輩、また明日」と
小さく手を振って帰って行くので「お、おぉ、気をつけてな」とその背中に声を掛けたい




48 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/05/31(金) 23:32:27 sFtitK3A

「ねぇあの娘だれ?」と何度も何度もしつこいくらい興味津々な目で追及してくる母親に
半ギレ気味に「ただの後輩だよ!」と返しながらやけに熱くなってきた顔を背けたい





よね




46 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/05/31(金) 23:26:59 69dcaJCA

もう親にも接触してくるとかヤバい




52 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/01(土) 07:24:15 B0r8qlPA

強者は外堀から埋めていく




59 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/02(日) 09:54:32 JYJvG.RI

グイグイくる女の子ほんとすき




60 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/02(日) 20:57:52 zKIq2wBk

翌朝いつものように通学路を歩いてると不意に後ろから軽く肩を叩かれたので振り向くと
「おはようございます」と言う栞がいたので挨拶を返してから昨日はありがとなと言うと
「いえいえ」と気にせず笑ってくれる栞に感謝しながら歩いて校舎に着き教室へ向かうと
何やら琉音さんに用があるとの事で栞も付いてきたので2人で駄弁りながら教室に入って
琉音さんに挨拶すると「お、おう」と意外そうにこちらを見るので「ん?どうした?」と
口を開こうとするも食い気味に栞が「琉音さん、今週末出掛けませんか?」と遮ってきて
「は?なんだ急に……まぁ別に良いけどよ」と微妙に面食らってる琉音さんに追撃のように
「昨晩先輩のお家にお邪魔したんですが、その帰りにお洒落な店を見つけたんです!」と
周りに聞こえるくらい大きな声で言うので近くのクラスメイトが数人こちらを向いてきて
嘘は言ってないけど少しは言葉選んでくれと内心慌てながらドッと冷や汗をかいていると
「お、おう分かった。今週末な」と了承しつつも驚きを隠せていない琉音さんやこちらに
にっこりと微笑んでから「……じゃあまた部室で♪」と手を振って教室を出ていった栞を
呆然と見送ってから静かに「……なんだかんだでよろしくやってんじゃねーかよ」と言って
こちらに視線を向けてくる琉音さんにやんわりと弁明したい




64 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/02(日) 21:27:17 P7f/l1Dg

親に続いてクラスメートまで外堀を埋める強者









66 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/02(日) 22:22:26 zKIq2wBk

宮永って新入部員が半端じゃないと琉音さんや沖土居さんとの会話の端々で良く聞くので
実際に見てみると丁度対局中でレギュラー陣すら圧倒しておりその実力に感嘆しながらも
ついさっきの半荘で宮永さんにトビ終了食らったらしい琉音さんにドンマイと声を掛けて
「んな雑な慰めいらねーよ」と睨まれながらも話を聞いてみるとどうやらあの宮永さんが
栞や琉音さんや沖土居さんや棚橋さんら補欠メンバーを率いて部内対抗戦を制したらしく
それも宮永さんの的確なアドバイスのお陰らしいので感心しながらその背中を眺めてると
どうやら別の卓で1着を取ったようでやたらご機嫌な様子の栞がこちらにやってきたので
琉音さんと一緒に迎え入れると「……2人ともどうしたんですか?」と小首を傾げながらも
こちらの視線を追って宮永さんを見るので「宮永すげーよなって話してたんだよ」という
琉音さんの言葉に頷き同調しながら栞にも「あの娘そんなに凄いのか?」と聞いてみると
「……は、はい。それはもう」と言って微かに苦笑いすら見せるので更に興味が湧いてきて
はぇ~と呟いてからどうやらまた他家をトビ終了させた宮永さんの背中を眺めていたい




70 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/02(日) 22:43:10 zKIq2wBk

視線を感じたからか対局が一段落ついたからなのか徐に振り向いた宮永さんと目が合って
何故かこちらを見てくる彼女から視線を逸らす事ができず怪訝そうに覗き込んでくる栞に
「どうしました?」と顔の前で掌を振られるまでそのまま無言で突っ立っていたい





よね




74 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/02(日) 23:13:33 0xbgeTA.

かわいい(かわいい)




85 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/03(月) 20:57:51 IysPqYV6

テルーは照魔鏡で「この人超が付くほど鈍感なんだ・・・」と見抜いてそう
菫に「彼ってあれで宇野沢さんから好かれてるのわかってないんだよ、すごいよね」みたいな話をするんだけど絶望的に察しの悪い菫様は「え、宇野沢先輩ってあの人のこと好いてるのか・・・」とか返しちゃうから「気づいてないの多分彼と菫だけだよ・・・」って呆れてそう




88 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/04(火) 21:53:04 8WPGhoTk

日を追う毎に麻雀の調子が良くなってきたらしい栞や琉音さんと一緒に昼食を食べながら
あそこは即リーチすべきだっただの山越し狙えば良かっただのという2人の談議を聞いて
生徒で賑わう中庭のベンチに腰掛けてると「おい、あれ弘世じゃねーか?」と琉音さんが
指差す方向に目を向けると長身長髪の女子がこちらへ歩いてきておりしかもその後ろには
例の宮永さんもいるので(あの女子も1年生か)とやけに貫禄ある長身の娘を眺めてから
「どしたの?」と2人に問う栞の声を意識の端で聞いてるとどうやら部活についてらしく
監督が~やらチーム構成が~やら会話を聞き流しつつも購買で買ったパンを齧っていると
弘世さんの後ろに立っていた宮永さんとまた視線が交わったので今度はさりげなく逸らし
中庭の時計を見上げながら残り少なくなった昼休みに溜息をつきたい




89 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/04(火) 21:55:12 4y5PLZlY

まずいですよ!




92 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/04(火) 22:30:40 8WPGhoTk

少し経つと宮永さんもこちらから目を逸らしたらしく弘世さんの後ろで遠慮がちに立って
皆の話が終わるまで一言も話さず聞いており「では失礼します」という弘世さんに倣って
会釈し戻って行ったのでその背中を目で追いながら「宮永さんて全中とか出てたの?」と
何とはなしに聞いてみると「いや、どうだかな」と琉音さんが言うのでふーんと呟きつつ
「でも相当強いんだろ?」と続けると「まぁな」と若干トラウマ気味なのか軽く舌打ちし
つってもそのうち絶対倒すけどな、と鼻を鳴らして腕と脚を組む琉音さんを一瞥してから
宮永さんが歩いていった方の人混みを眺め既に見えなくなった彼女の姿を思い返してると
「先輩、シャツ汚れてますよ」と栞がシャツにへばり付いたパンくずをハンカチで取って
「もう……染みになっちゃったらどうするんですか」と言いながら綺麗に拭いてくれたので
とりあえず礼を言ってから後片付けをして3人で教室に戻りたい




96 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/04(火) 22:59:16 8WPGhoTk

部活でパンケーキを作ったらしくもし良ければと栞がくれたそれを食べて絶賛しながらも
「美味しいですか?」と何度も繰り返し聞いてくる彼女にその度に頷き美味いよと言うと
照れ臭そうに頬を染めながら微笑んだので何だかこちらも釣られて恥ずかしくなってきて
それを隠すようにわざとらしく話題を変えそういや例の宮永さんってさ―――と口を開いて
部室での話をあれこれ聞いてると不意に「……何だか最近宮永さんの話ばっかりですね」と
何となくほんの僅かに棘があるような口調で栞が呟いたので「そ、そうかな?」と返すと
食い気味に「そうですよ」と言ってから空いたお皿を片付け始めたので手伝おうとするも
「別に大丈夫ですから」と一言で斬って捨てられて気のせいか少し不機嫌になった彼女に
首を傾げながらも大人しく従いたい




101 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/04(火) 23:29:29 8WPGhoTk

帰り道は終ぞ無言だった栞に恐る恐るまた明日なと声を掛けると「はい」とだけ返すので
空気に耐えきれず背中を向けながらエレベーターを今か今かと待っていると「……先輩」と
栞の声が背中越しに聞こえたのでそっと振り向くと有無を言わさぬようにこちらを見据え
「明日、お弁当作ってきます」と言うので咄嗟に聞き返すも「それじゃあ……また明日」と
ぺこりと頭を下げてから踵を返してく栞に何も追及できず彼女の背中が見えなくなるまで
その場に佇みながら何度かまばたきをしてからとりあえず帰るかとエレベーターを見ると
せっかく一階に来ていたのに気付かなかったせいでまた上階へ行ってしまったようなので
△ボタンを連打しながらも頭の片隅では既に栞のお弁当がどんな物か考えてる事に気付き
自ら苦笑しつつエレベーターを待っていたい




102 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/04(火) 23:31:43 8WPGhoTk

よね




104 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/04(火) 23:52:21 Lk9kgZ6k

拗ねた栞ちゃんかわいい









105 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/05(水) 00:04:18 W7g3BaBU

おっぱいに惑わされない主人公の鑑


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106 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/05(水) 00:05:49 6PLiLlgA

完璧な弁当作ってきそう、かわいい




111 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/06(木) 22:03:06 6C.10DYM

翌朝に琉音さんと話しているといつの間に教室に来ていた栞が「おはようございます」と
挨拶をしてきたので琉音さんと一緒に挨拶を返すと「これ、どうぞ」と辞書くらいの箱を
机に置くので「は?」となんのこっちゃという声を出す琉音さんをよそに栞に礼を言うと
「感想聞かせて下さいね」と教室を出ていきクラスメイトから注がれる視線を躱してると
琉音さんが「……お前、それ……」と眉をひそめるのであぁ弁当だよと返すと「……は?」と
口を小さく開けたまま聞き返してきて昨日の栞とのやりとりを話すとクッソ呆れた表情で
「やっぱやべーよお前……」といつかと同じ大きな溜息をつかれたので何がだ?と返しつつ
理由は分からずとも弁当を作ってくれたのは有難いので後でまた礼を言っとくかと考えて
昼休みを待ち遠しく思いたい




114 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/06(木) 22:27:03 6C.10DYM

結局昼休みまで我慢できず早弁してしまい授業中に栞にLINEで『美味かったよ』と送ると
すぐに『もう食べたんですか?』と返事が来て続いて『お口に合ったなら何よりです』と
絵文字やスタンプと共に送られてきたので機嫌は完全に直ったみたいだなと安心しながら
授業が終わった後に2年生の教室まで向かい中を覗くと他の女子と話してる栞を見付けて
話し掛けにくいなーと扉の前で突っ立っていると「どうしたんですか?」と声を掛けられ
振り向くと棚橋さんが立っており実はかくかくしかじかで…と手に持った弁当箱を見せると
「そ、そうなんですか」と驚いたような声色で呟いてから「ちょっと待ってて下さい」と
栞を呼びに行ってくれたので感謝しながら待っていると「あ、先輩っ」と栞がやって来て
やけにニコニコしてるのでやはり昨日の不機嫌さは気のせいかと考えながら弁当箱を返し
またお礼をすると「もし良ければまた作ってきますよ」と社交辞令まで言ってくれるので
マジでよく出来た後輩だなと感心しながらこちらも「毎日食べたいくらいだよ」と言うと
「ま、毎日ですか……少し大変かもですけど、どうしてもって言うなら……」と悩む彼女に
そんな真面目に返さなくても…と考えてると棚橋さんが何とも言えない表情をしてるので
思わず二度見してどうした?と眉を寄せるも意図が伝わらなかったのか無視されたい




115 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/06(木) 22:31:02 6C.10DYM

よね




117 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/06(木) 22:37:01 KfjDQl8o

棚橋さんすき


RtTmV1D-min




123 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/08(土) 08:56:19 7HsOPhUU

宇野沢さんってなんか柔らかそうだよね
特におもちが









125 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/09(日) 20:27:17 nkpbAz/6

「……今日の放課後、先輩の家に行ってもいいですか?」とあまりにもさらっと言うので
おうよと返してからすぐに聞き返すものの「迷惑でしたか?」と落胆したように俯く栞に
断り切れずにまぁ別に良いけど…と言うと「そうですか。ではお言葉に甘えますね!」と
一転して明るい笑顔を浮かべるのでこいつ演技してやがったなと睨むも弁当の件もあるし
やはり無下には出来ずされるがままに栞と一緒に帰りマンションのエレベーターに乗って
「6階ですよね?」とこちらに笑い掛けてくる彼女に頷きながら無言で並んで立ってると
6階で降りる時にお隣さんとすれ違ったので会釈すると隣の栞を見てにっこりされたので
なんだなんだと首を傾げながら自宅の扉を開けて母親にちょっと友達来るからと伝えると
「誰?この前の娘?」と妙に興味深々なので曖昧な返事をしてから栞を部屋に案内すると
「男子の部屋ってこんな感じなんですね」と部屋を見渡すので別に目新しい物はないぞと
鞄を置いてからネクタイを緩めてると何故か栞はこちらを見ており「?」と視線を返すと
「……なんだか学校以外での先輩の姿、新鮮だなって」と言うのでそうか?と返しながら
テキトーに座っててくれよと言って飲み物でも用意しようとリビングに戻りたい




128 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/09(日) 21:19:20 nkpbAz/6

俺ん家来てもそんなに面白くないだろうにと考えていたのはどうやら杞憂であったようで
歴史の△△先生が~やら誰々と誰々が付き合い始めた~やら雑談で盛り上がっていく中で
最近麻雀の方の調子はどうだ?と聞いてみると「絶好調です」と心底嬉しそうに言うので
そりゃ良かったなと笑いながら俺も宮永さんに教われば上手くなれんのかなーと続けると
飲み物を取ろうと手を伸ばしていた栞が一瞬固まり「…………そう、かもしれませんね」と
少しだけ声を詰まらせてから呟き直ぐに「と、ところで今日のお弁当なんですが―――」と
唐突に話題を変えてきたのであのおかずが特に美味しくて……と再び誉めちぎりながらも
そういやパンケーキもめっちゃ美味かったよなと言うと「あ、ありがとうございます」と
照れ臭そうに笑う彼女を見ながら宮永さんが入部するのにも一役買ったんだろ?と聞くと
はにかんでいた彼女の表情が少しずつ元に戻っていき「……どうなんでしょうね」と呟いて
俯いてから「また……宮永さんの話ですか」と微かな声を漏らして押し黙ってしまったので
釣られて無言になり手持ち無沙汰になってしまいたい




132 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/09(日) 22:15:07 nkpbAz/6

「…………先輩」と沈黙を破った栞の声になんだ?と直ぐに反応すると唇を固く結びながら
こちらに強い視線を向けてから深呼吸の後に「先輩は宮永さんの事好きなんですか?」と
予期せぬ質問をしてきたので何だ急に…と面食らいながら苦笑すると「答えて下さい」と
詰め寄ってきてそんな彼女を落ち着かせながら別にそういう感情は無いけどな…と呟くと
不安げに何度かまばたきをしてから「……本当ですか?」と少し語気を弱め聞いてくるので
ていうか会った事は何回かあるけど話した事は一回も無いぞ?と言うと静かに俯いた栞が
「……そうですか」とだけ呟き何度か深呼吸してから顔を上げ「それなら良かったです」と
安堵の微笑みを浮かべるのでえっ何が??と頭を捻るも「……何でもないですよ」と言って
何が面白いのかクスクス笑う栞を見ながらどうにも釈然としないままに頬杖をつきたい




136 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/09(日) 22:37:19 nkpbAz/6

翌日の放課後にどうやら今日は部活が休みらしい琉音さんと一緒に並んで下校していると
「……なぁ、そろそろあいつと付き合い始めた頃か?」と言うのであいつ?と首を傾げると
はぁ…とクソデカ溜息をついてから「栞だよ。なんで分かんねーんだ」と頭を抱える彼女に
栞がどうしたんだ?と返すと「だ、か、ら!付き合い始めたのかって聞いてんだよ!」と
大概にしろよと言わんばかりに手にした傘の柄で脇腹を抉ってくるので片手で庇いながら
別に付き合ってねーけどと言うと目を丸くし「……マジかよ」と呟くので何だ急にと聞くと
「いや、あいつ昨日お前ん家行ったんだろ?」と言って「私はてっきり……」と続けるので
てっきり?と二の句を催促すると「だ、黙れこのクソ鈍感野郎」と何故か貶されてしまい
「……んな事はどうでも良いんだよ」と仕切り直してから「栞の事、どう思ってんだ?」と
余りにも唐突な質問に真意を図りかねてると『栞が不憫過ぎっから』と前置きをしてから
「あいつ……お前の事が好きなんだよ」と続ける琉音さんにただ一言だけえっ?と返したい









138 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/09(日) 22:47:05 TxKMmYVM

琉音さんありがとうございます




139 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/09(日) 23:50:44 nkpbAz/6

言われてみればやけに懐いてきてくれたり雑務を手伝ってくれたり弁当を作ってくれたり
思い当たる節がいくつもあったので色々と助けられてるなーと今更ながら痛感していると
こちらの心境を読んだような琉音さんが「お前マジやべーな」といつかの台詞を言うので
すんませんと謝ると「……それでお前はどうなんだよ?」と直ぐに追い打ちを掛けてきて
初めて出会った時から今日までの栞との思い出を1つまた1つ拾っていきながら長考して
暫し続いた無言と無音の後にハッと顔を上げてからやばい俺も栞の事が好きだわと言うと
自ら発破掛けておいてやけに驚いた表情を浮かべてる琉音さんが「お、おぅ。そうか」と
苦笑いしながら「別にやばかねーけど、まぁそりゃ好きに決まってるよな」と続けてから
「かれこれ1年間もあいつに苦労掛けてんだ。もう告白しちまえよ」とぶっ込んでくるも
1度認めてしまったら案外気が楽になったのでそれもありだなと悩んでると別れ道に着き
「……良く考えろよ。じき私らも卒業だからな」と言って背中を向け歩いていく琉音さんに
あぁ…と呟いてから自分も外灯に照らされた道を静かに歩き出したい




141 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/09(日) 23:53:10 nkpbAz/6

よね




143 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/09(日) 23:58:04 .eCvPg5E

言われて振り返って気づく展開好き




145 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/10(月) 00:14:00 HJuE7f16

何通りかご用意いたしました

①琉音(気取られるな…目で追うな…2人を応援するって決めたんだろ?)

②照「私にはあなたが必要」

 菫「『私たち』な」

 照「…私たちにはあなたが必要」

③琉音「転校!?北海道に!?…………それ、栞には話したのか?」

④琉音「なんだあいつら?見慣れねェ格好だな」

 栞「スカウトだそうですよ」

 琉音「スカウトぉ?」

 栞「なんでも鹿児島の…ええと…」

 琉音「永水か。さすが宗教系私立、やることが派手だな」

 栞「でも変じゃないですか?普通は中学生をスカウトするものなのに、高校が高校に来てスカウトするなんて」

 琉音「知らねーよンなこと」

 琉音(……まさかな)




153 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/10(月) 21:49:18 tSDGZBT2

>>145
ざけんな

ざけんな









146 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/10(月) 00:34:32 yRSxANXM

何処にも救いがないじゃないですか




148 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/10(月) 01:52:10 0x.x/S4k

5の告白からのベッドインだよあくしろよ


Q5B6qBf-min




158 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/11(火) 22:07:11 O2BEEr.2

翌朝の通学路での「……先輩、おはようございます」という聞き慣れた声に振り向きながら
おぉ…おはよう…と掠れた声を返すと栞が「どうかしました?」と顔を覗き込んできたので
な、何がだ?と返しながら少し歩幅を大きくすると「何だか疲れてそうなので」と言って
同じように早足で隣に並んできて「……あっ、分かった。昨日夜更かししたんでしょう」と
やれやれと肩をすくめて「もし良かったら私がモーニングコールでもしましょうか?」と
にっこり笑ってる彼女を直視できず考えとくわと短く返してから前を向いて歩いていると
「先輩、本当に大丈夫ですか?」と心配そうな表情を浮かべ「もしかして熱でも―――」と
そっと伸ばしてきたその手を咄嗟に躱してしまってハッと息を呑んだ時にはもう既に遅く
「……あ……ごめんなさい……」と謝りつつ行き場の無くしたその手を静かに引っ込める栞に
本当に大丈夫だから……と愛想笑いを浮かべながら恥ずかしさと興奮で高鳴る心臓を押さえ
さっきよりも少しだけ距離を空けて歩きたい




160 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/11(火) 22:20:25 zXl6CcEA

なんでだよ!!




161 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/11(火) 22:28:22 O2BEEr.2

結局教室に着いても鼓動はまるで収まらずに昨日の今日にあんな話をしてきた琉音さんを
それとなく非難の目付きで睨むと「……なんだよ」とそれ以上の圧力を以て睨まれたので
すみません何でもないですと即退散すると「今日は栞と一緒じゃねーのか」と聞いてきて
教室に直行したんじゃね?と言うと「なんでそんな他人事なんだよ」と訝しげに言うので
いや……別に……その……と顔を逸らすと「ウジウジしてんじゃねーよ」と呆れた琉音さんが
「……で?いつ告るか決めたのか?」と昨日に続いて更にぶっ込んできたので慌てていると
目も当てられないこちらのその様子を見て「お前柄にもなく恥ずかしがってんのか?」と
躊躇なく言い当ててきて「あんだけ鈍感だった癖によ……」と珍しく口元を緩めているので
うっせーなとそっぽを向いて窓の外を眺めたい




165 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/11(火) 22:49:43 O2BEEr.2

昼休みになって購買のパンを齧りながらチャイムと共に教室を出て行った琉音さんを見て
首を傾げながらも友人と談笑し休み時間を過ごしてるとLINEが届いたのでスマホを見ると
栞からであり今まで何度もやりとりしているのに今となるとやけに恥ずかしくなってきて
「どした?」と聞いてくる友人に何でもないと返してから深呼吸してメッセージを開くと
『さっきはごめんなさい』と一言だけ書いてありなんて返信しようか悩みに悩んだ挙げ句
こっちこそごめんなと打って送ろうとするも本当にこれで良いのか?と不安になってきて
まるで片想い中みたいじゃねーかと頭を掻いてとりあえず後で送るかとスマホを仕舞って
午後の授業を聞きながらLINEを開き再挑戦しようとするとタイミング悪く先生に見付かり
スマホを没収されてしまって「放課後職員室まで取りに来い」と言う先生にはい…と返し
明らかに自分が悪いのにふて腐れていたい




168 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/11(火) 23:12:57 O2BEEr.2

放課後になったので職員室に向かってノックしてから扉を開けると宮永さんとすれ違って
一瞬だけ固まった後にゆっくりと会釈してくる彼女に会釈を返してから担任の元へ向かい
軽い説教にテキトーな相槌を打ちながら目的のスマホを返して貰ったのでそそくさと逃げ
どこかですぐ栞に返信しねーと……と職員室を出ると琉音さんと栞にばったり出会ったので
お、おう…と声を掛けると「……おぉ、お前も部室行くか?」と琉音さんが聞いてくるので
いや俺は…と手に持ったスマホに目を落としてからチラッと栞を一瞥すると丁度目が合って
そして互いに逸らし合ったのを見た琉音さんが「??……なぁ、お前ら―――」と口を開くも
「い、行きましょう琉音さん!」と栞が彼女の手を引いて逃げるように離れていったので
暫くその場に立ち尽くしてから思い出したように教室に鞄を取りに行きたい





169 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/11(火) 23:15:29 O2BEEr.2

よね

(あと1、2回で終わります)




180 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/14(金) 21:47:01 gE40mNzA

それからというもの食事の時もテレビ見てる時も風呂入ってる時も寝る時もどんな時でも
栞の顔が頭に浮かんできていつの間にこんな好きになってたんだと自室の天井を見上げて
栞もこちらを好いているといつか琉音さんから聞いた事をふと思い出して熱くなった顔を
乱暴に手で扇いで冷ましながらもこの前のLINEの事を謝りはしたものの今までと比べると
どうもお互いぎこちなくなってしまったのも事実なので何とか元の関係になりたいと考え
琉音さんから前々から指摘されてた事を思い出すもやはり恥ずかしくて小さく溜息をつき
ベッドに寝転んでまた自室の天井を見上げたい




183 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/14(金) 22:03:28 gE40mNzA

翌日いつもより早く来てる事が珍しいのか「……よう」と声を描けてくる琉音さんに挨拶し
ぼーっと頬杖をついて外を眺めてると「今日の放課後、空いてるか?」と聞いてきたので
なんで?と返すも「聞いてんのはこっちだ」と腕を組んでこちらを見下ろしてくる彼女の
その視線に根負けして空いてるよと言うと「……じゃあちょっくら麻雀打つぞ」と言うので
意外な提案に首を傾げるけど良いぞと返して話はこれで終わりだろうとまた窓の外を見て
何も考えず目の前の風景をひたすら眺めていると未だに琉音さんからの視線を感じるので
どうした?と顔を向けるとさっきと変わらずに腕を組んだまま何とも言えぬ表情を湛えて
「……いや、何でもねぇ」と呟き「また後で声掛けっから」と自分の席に戻った琉音さんに
おう…と空返事をしながら雲の行方を目で追っていたい




186 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/14(金) 22:22:49 gE40mNzA

放課後になり何故か逃がすまいと首根っこ掴んでくる琉音さんに引き摺られ部室へ行くと
既に宮永さんと弘世さんが来ていたので琉音さんに聞くと「面子足りねーから呼んだ」と
椅子に腰掛けながら言うのでへぇ……と呟いて宮永さんを見ると本を閉じて会釈してきて
それに釣られてこちらも思わずペコッと頭を下げるとすぐに棚橋さんも部室にやって来て
「よし、じゃあ早速打つか」と牌を落とした琉音さんと宮永さん棚橋さんで対局を始めて
珍しい面子だなと考えながら対面の宮永さんを見て噂でクッソ強いと常々聞いていたので
とりあえず堅く打つかと理牌しつつそれにしても何でこんな卓セッティングしたんだ?と
当の琉音さんを見ながらも思いの外良い配牌だったのでしめしめと内心笑いを堪えながら
東発からハネ満をツモってその後も安手で場を進めて一半荘目は圧勝で終わりたい




187 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/14(金) 22:33:59 gE40mNzA

次の半荘も絶好調で時々琉音さんや棚橋さんが和了るも所詮は単発だと斬って捨てながら
トビ無しなので和了りまくり宮永さんを相手に連続1着を獲れたのですっかり気を良くし
ふんぞり返りながら座っているとこちらを睨んできた琉音さんが「おい、もう一回だ」と
悔しそうに言うので何か俺にメリットでも無いとなぁ?と不敵に笑って調子こいていると
宮永さんが「……1着の人が4着の人に1つ命令」と呟くので観戦してた弘世さんと同時に
はぁ?と聞き返すも「……じょ、上等だ。私は乗ってやるよ」「……私も構わないです」と
勢いで琉音さんも棚橋さんも同意し出したのでオイオイオイ……呟き3人を見渡していると
「あまり自信が無いなら乗らなくても大丈夫です」と気を遣ったのか宮永さんが言うので
漸く会話らしい会話したと思ったら……とどうやら意外に負けず嫌いらしい宮永さんを見て
分かった俺も乗るよと返して命令は何でも良いんだな?と彼女に確認すると小さく頷いて
「渡辺さんと棚橋さんも……それで構わないですか?」とすぐ他の2人にも問い掛けており
「……おい照、そういう賭けはあまり褒められるものでは……」と律儀に忠告する弘世さんに
内心同調しながらも今の勢いなら絶対に勝てる!と気合を入れ直したい




192 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/14(金) 22:53:54 gE40mNzA

そして蓋を開けてみたらぐうの音も出ないほどボコボコにされてしまい宮永さんどころか
琉音さんや棚橋さんにも翻弄されトビ無しのせいで死体蹴りと言っても差し支えない程に
心身ともに叩き潰されてしまって流石に釈然とせず猛抗議するも「調子が出てきたわ」と
軽く肩を回す琉音さんや「私たちに流れが来たみたいですね」と頷く棚橋さんを見ながら
口をぱくぱくさせて言葉に詰まってると10万点をとうに越えた宮永さんがこちらを見て
「まだ続けますか?」と気を遣ってきたので当然だと口を開き掛けるも嗄れた声しか出ず
もう止めときます…と真っ白に燃え尽きながら最初の数半荘とはまるで別人だった3人に
お前らもしかして最初はワザと…と言うも「何の事ですか?」「潔く敗けを認めろよ」と
棚橋さんと琉音さんがすっとぼけるどころか白状したような笑みを隠そうともしないので
こんな所に居られるか俺は帰る!と立ち上がるも「……約束、守ってもらえますよね?」と
宮永さんが囁くので思わず硬直し息を呑みながら歯を食い縛りそっと椅子に座り直したい




195 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/14(金) 23:11:16 jZ3jGtKs

勝ったな
風呂入ってくる









196 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/14(金) 23:13:26 gE40mNzA






「…………お疲れ様です」と言いながら遠慮がちに頭を下げてそっと部室に入ってきた栞に
お、おう…と上ずった声を返し「……あ、の、まだ誰も来てないんです、ね」と呟きながら
少し離れた卓の椅子に腰掛ける彼女を視界の端で捉えながらもその場に突っ立っていると
それを不審に思ったのか栞が「……どうかしましたか?」と心配そうに声を掛けてくるので
あのさ…と目の前に立ってから何度も深呼吸してると栞も立ち上がりこちらを見据えてきて
栞と2人きりになる前に琉音さんに言われた『漢見せろよ』という台詞を思い出しながら
頬を叩いて最後に一度だけ短く強く息を吐いてから面と向かいムードもクソもなく唐突に
それでも全力で「好きだ」と告げたい


199 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/14(金) 23:23:16 gE40mNzA

無言の中遠くから響いてくる吹奏楽部の演奏の音をぼんやり聞きながら突っ立っていると
「……遅いです」という呟きが聞こえたのでそっと栞を見るとどうやらご立腹の様子なので
思わず敬語で謝り最近色々あったのでその事も踏まえてなんかもう色々ごめんなと言うと
静かに俯いてから無言になったので恐る恐る顔色を伺おうとして一歩ずつ近付いてみると
顔を上げた彼女が「……分かりました。仕方ないので許してあげます」と笑顔を見せてから
「あと半年くらいは覚悟してましたから」とどこか茶化すような笑みも浮かべているので
半年って何が?と首を傾げながらも半年経ったらもうすぐ卒業だけどなぁ……と呟いてると
「だから本当は焦ってたんですよ?」とまた頬を膨らませて薄目でこちらを見てくるので
なんのこっちゃと頭を捻りながらとりあえずまた栞に謝ると今度はお腹を抱えて笑うので
珍しいその光景に眉をひそめてると一頻り笑った栞が「先輩って……本当に……」と言って
目元に浮かんだ涙を拭ってからこちらに向き直りそして今度は真面目な表情を見せながら
「こんな私で良ければ、これからもよろしくお願いします」と丁寧にお辞儀してきたので
あっはいと返してから暫し見つめ合ったまま無言になったので何だかおかしくなってきて
互いにはにかみ合いたい




202 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/14(金) 23:43:17 gE40mNzA

無音なのにどこか心地良い空気に浸りながらチラッと栞に視線を向けると丁度目が合って
頬を紅くする彼女に近付き肩に手を添えると驚きながらもしっかりこちらを見上げるので
少し潤んだその瞳を見返すとそっと目を閉じたので口を強く結びゆっくり顔を近付けたい








すると不意に部室の扉が開いたので慌てながら直ぐ栞から離れると弘世さんが入ってきて
「お疲れ様です」と言いながらその挨拶に無反応のまま突っ立っているこちらを見てから
「……どうかしましたか?」と聞いてくるので栞が「う、ううん。何でもないの……!」と
顔を紅くしたまま両手をぶんぶん振って誤魔化すのでその大袈裟な反応を見た弘世さんが
「そうは見えませんが……」と怪訝そうに呟き「ところで、さっきまで2人で何を?」と
ガンガンぶっ込んできやがったのでマジかよこいつと戦慄しながらも栞と目を合わせつつ
互いに赤面して押し黙っているとまたも扉が勢いよく開いて今度は琉音さんが入って来て
肩で息をしながら「間に合わなかったか……!」と呟いたその直後に宮永さんもやって来て
「菫、ちょっとこっち来て」と手招きするも当の弘世さんは「ん?何故だ?」と言うので
業を煮やした様子の琉音さんが「いいからとっとと来い!」と無理矢理腕を引いていって
その光景を栞と並んでポカーンと眺めてると宮永さんがこちらを見て「ごめんなさい」と
申し訳なさそうに苦笑いして頭を下げてから琉音さんたちを追って部室を出て行ったので
矢継ぎ早な展開に開いた口が塞がらずとりあえずもう一度栞の方を見るとまた目が合って
何も言わずにまた2人で困ったように微笑み合いたい




203 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/14(金) 23:44:58 gE40mNzA

よね(終わり)


002




201 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/14(金) 23:36:47 jZ3jGtKs

やっぱハッピーエンドが一番だなって




205 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/14(金) 23:51:22 Azdxz35c

クッソ天然菫さん好き、乙です




206 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/15(土) 00:00:58 poOrIiTg

好評、絶賛!


好評、絶賛!




208 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/15(土) 00:06:23 nby2D0jI

最高に可愛かった




211 : 名前なんか必要ねぇんだよ! :2019/06/15(土) 00:43:21 3qJo3Qs.

これはインハイ二連覇するのも必然


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少し遅くなりましたが、誕生日おめでとうございます






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