
みなさん、こんにちは。
はじめましての方は、はじめまして。
世界の端っこでデッキを組んでるG_R0W!です。
今日はデッキ紹介記事です。
デッキ紹介は私の本分ですからね。
ただ、紹介記事も毎回同じ様に書いていたらマンネリ化してしまうので、書き方を変えてます。
いきなりどうした?と思われる方も居られるでしょう。
まぁ、そこはあとがきにでも書き散らして起きます。
私はお昼にホットの甘〜いミルクティーを飲むのが習慣である。「いきなり何の話だ?」と思っているだろう。まぁ、よくあるアイスブレイクだ。少し落ち着け。それはそうと、君だって甘い飲み物を飲むタイミングがあるだろう。私の場合、それがお昼でミルクティーなのだ。君が何を飲んでるかなんぞ私には関係ない。
私はミスする事を怠らない男でもある。こんなどうでもいい日常のワンシーンですらミスをしでかす。
つまり私がミルクティーと思って買ったものは、色が似ているだけのほうじ茶ラテで「なんだぁ…?このゲテモノは…」となったわけである。
ほうじ茶をラテにするってどういう組み合わせだ。色もミルクティーとほぼ一緒で、ボトルラベルのデザインもパッと見似ている。最早姑息な罠としか思えない。
お気づきかもしれないが、私はほうじ茶ラテを飲んだことがなかったのである。味の想像が全くつかない。
歳をとると、未知のものに対する拒絶反応が強くなる。言うなれば食わず嫌いと言うやつである。君にだってあるだろう?何?ないだと? 見栄を張らないでくれ。
「ほうじ茶ラテ、めちゃ美味いな!!!」
食わず嫌いで損してたんだな、私は。
ほうじ茶ラテも味わい深くていいモノじゃないか。ほどよい甘さと、ほうじ茶の香りが調和している。
新たな美食の発見は新星の発見より尊い。東京喰種の月山だってそう言ってた。明日もお昼はほうじ茶ラテにしよう。
「今度は間違って普通のほうじ茶買っちまった!!」
(実話)
私はミスする事を怠らない。
ではレシピ

プランキッズを使ってみた。冷やし中華始めましたって感じだ。コンビニの冷やし中華って焼豚を渋ってて腹立つ。私のデブ活を妨げるな。
プランキッズはいわゆる環境テーマ。
つまり、デッキビルダーの食わず嫌いテーマだ。数あるカテゴリのほうじ茶ラテである。
プランキッズは現在、環境テーマの一角であり、ハウスバトラーを叩きつけて絶頂する事を得意とする。君も使っている遊戯王ブログナビさんの【環境】のカテゴリの中にもプランキッズは居座っていることは当然知っているだろう。

何?知らない?
元来のプランキッズの力を知らないなら、とっととブログナビさんの記事を読め。この記事はあくまで「世界の端っこ」だ。メジャーどころを知らずにマイナーなものばかりかじってると、ヲタク気取りの薄っぺらな、にわかサブカルクソオタクになるぞ。まぁいいか。
もちろんロアゴンバトラーかまして、対戦相手を地獄に叩き落とすだけのデッキを紹介するつもりは毛頭ない。「毛頭ない」とは別に君の頭髪の事を言っているわけではない。「そんな気は毛一本程もない」という意味だ。君がフサフサだろうがハゲを気にしていようが、他人は気にしていないものだ。
なのでまず、ロアゴンバトラーをデッキから抜く所から始める。
不本意なことに除去手段がなくなってしまったので、今回はこのカードを活用する。

「炎属性の効果モンスター2体以上」を『プランキッズ・バウワウ』2体で作る。下級プランキッズ1枚がこのカードまで伸ばせる、という点に着目したデッキだ。
こいつが転生すればロアゴンバトラーの2体分、仕事ができるときたものだ。強いに決まっている。何よりカッコいいじゃないか。カッコよさは全てに優先する。そうだろう?
「けどロアゴンバトラーは、相手ターンに使えるから強いのであって…」
パイロ・フェニックスを残念そうなやつだと思った君は、何も間違ってはいない。こいつはアニメでは噛ませ役で、技名も効果名も貰えていない。ヒートライオにフィニッシャーを取られてばかりの、私の様なやつだ。ただ、揚げ足取りをするのはどうかと思う。
要は相手ターンにパイロ・フェニックスが転生すればいい。つまらん揚げ足取り野郎は宇宙から根絶せねばならぬ。つまり私は宇宙の平和のために、相手ターンにパイロ・フェニックスを転生させるのだ。大義のために死んでもらう。

これはただの転生ではない。超転生だ。
東京が死んで、お前が生まれたんだ。地母の晩餐だ。
「けど、この速攻魔法をどうやって持ってくるの?」
そんなつまらん揚げ足取りにしか能がないクソ野郎のために、私はこの記事を書いている。世界の端っこから声を大にして伝えんとしている。
確かに速攻魔法へのアクセスは厳しい。コロナ禍の転職並みの覚悟が必要だろう。私には覚悟がある。

つまり、魔法使いレベル4が3体並べればいい。
「えっ…重たいな……」なんて思っても口に出してはいけない。レディに対して失礼極まりない。ハーレムアニメよろしく、突然朝起きたらアルケミック・マジシャンが自分の上にのしかかっていたらどうする?「重たいです…」と言うのか?違うだろう。
「不法侵入で警察呼びますよ」と言うんだ。分かったか?
まぁいい。レベル4魔法使いを並べる方法を考えよう。
エクストラに余裕があるなら『マギストス』が最も適任だ。ただ私はプランキッズのせいで余裕がないので他のもので代用する。

丁度いい感じに都合のいい『教導』を使用するとしよう。
教導を使う=エクストラから何か落とす
と考える必要はない。それは固定概念と言うやつだ。
固定概念はその言葉自体、破壊されるために存在する。

エクレシアとテオがこれに対応するってだけで割と強い。
制限になってしまった『天底の使徒』にはもう頼れない。ならばいっそ、エクストラから落とさない使い方をすればいい。別に君が真っ当に『教導』を使うのは構わない。私には止める理由はない。
エクレシアのサーチは基本的に相手ターンに使用すれば、このデッキのプランキッズ展開を阻害しない。ケースバイケースで物事を考えろ。
しかし、あと少し魔法使いレベル4要素が必要なところ。
私はミスする事を怠らないが、準備する事も怠らない。

召喚権自体を増やせばいいんだ。
悩んだらシンプルに考えたらいい。召喚権が足りないなら増やせばいい。新規カードは率先して使ってみたらいい。
『憑依連携』を使うなら『霊使い』の便利カードを出張させて攻撃力1850を軸にすれば『アルケミック・マジシャン』まで届くだろう。
召喚権が足りないと言うのは、『妖精の伝姫』を使ってないやつの戯言にすぎない。

図らずしてドローエンジンも搭載になった。
ドロー出来るのは良い事だ。君もそう思うだろう?リソースは確保出来るに越したことはない。
1枚のドローの積み重ねが相手との差をつける。1ドローを甘く見るやつは何やらせてもダメだ。
女は裏切るが、ドローは裏切らない。女の後ろ髪を引く暇があるなら、1枚でもデッキからカードを引け。
ドローしても良し、アルケミックまでの準備もよし。
デッキの基本方針が決まったわけだ。
だがもう一押し、何か欲しいところ。『転生炎獣の超転生』を素引した場合、『アルケミック・マジシャン』はエクストラの枠潰しになってしまう。他の魔法カードも用意する。
考え方としては、料理の献立と同じだ。
白いご飯と焼き魚があれば、味噌汁が欲しくなるだろう?献立全体のバランスを考えて、デッキにマッチしたもう1つのサーチ先を選定すればいい。

やるならド派手な方が良い。
ご飯と焼き魚のお供に味噌汁なんぞチョイスしているから凡夫なのだ。黙ってステーキを焼け。
勘違いされてしまうかもしれないが、私とて考えもなしにこのカードをチョイスしたわけではない。
このデッキに採用している切札の打点が、揃いも揃って攻撃力3000未満なのだ。耐性持ち高打点に対する対抗策が欲しい。
しかしプランキッズはエクストラの枠をかなり使うので、これ以上エクストラを使いたくはない。
つまり、メインに高打点を出せるモンスターが必要なのだ。分かっただろう?

このデッキはドロー基盤が安定しているので『オシリスの天空竜』の攻撃力も高水準でキープできる。
無理にアドバンス召喚を狙うより、墓地に落としておいて必要な時に蘇生して運用する、と割り切ってしまえばいいわけだ。
しかしオシリスをどうやって墓地に落とそうか。

落としたいカードがあるならコイツだ。
オシリスが落とせない場合は『妖精伝姫ーシラユキ』を落とせるので無駄にはならない。
プランキッズ1体と魔法使い族1体でキュリオスは簡単に作れる。これ以上の事を知りたければ難研N!のデュエル動画を全部見てこい。

このルートの利点はリーパーによる『憑依連携』のサーチも行える点だ。オマケが付くに越した事はない。
相手の展開が致命的になり得る場合に、保険を備えられる。相手ターンの展開なら『教導の聖女ーエクレシア』のサーチ効果も使えるのでフルルドリスと合わせて防御力を高められる。

キュリオスで拾いたいカードがない?とりあえず『憑依連携』でも拾えば相手の息の根が止まる。心配するな。
『転生炎獣の超転生』と『超伝導波サンダーフォース』が着地点だ。分かったか?
何?全体破壊ばかりで芸がない?
私がこのデッキの切札がコレだけだとは言っていない。いいか?人の話は最後まで聞け。私のブログは別に全部読む必要はないから、君は君の周りにいるやつらの話を最後まで聞いてやれ。

「このデッキの決め手がもう一つ欲しい」と思ったら遊戯王wikiの《融合モンスター》のページを見ろ。融合モンスターの一覧と、その素材が全て書いてある。そうしたら君のデッキでも素材だけなら揃えられそうな融合モンスターが出てくるはずだ。
そうしたらデッキに『死魂融合』を突っ込め。『融合』ではないぞ。必ず『死魂融合』だ。場か手札で素材を揃えるのは面倒だ。デュエルの成行で墓地に溜まれば少ない消費で決め手になる融合モンスターが出せる。
決め手になるような融合モンスターが自分のデッキでは出せない?しらん。なら他の方法で、自分で決め手を探せ。あとは好きにしろ。
このデッキの融合プランか?
コイツ1枚でこのデッキの決め手になれる融合モンスターの幅が2枚増える。

このデッキのお茶濁しランク4枠だ。
エクストラから『灰燼竜バスタード』を墓地に送ることで教導へのアクセスが可能で、普通に強力だ。
しかし、メリーメイカー自体は一時除外で、バスタードのリクルートはエンドフェイズだ。相手ターンにガラ空きボディを晒してしまう。決闘者はボディがガラ空きになると死ぬ。つまり私は自らの死を厭わない、儚い未来への投資をした様に相手には見えるだろう。
相手の油断を誘ってこのカードの奇襲を行うわけだ。

コイツは相手の効果にチェーンして出せ。
そうしたら相手のモンスターが面白い様に除外できる。
こんなモンスターが堂々と鎮座している状態で、相手がノコノコとモンスターを特殊召喚などするまい。君だってしないだろう?相手にすると困るカードだが、自分が使ってるとイマイチ強さを実感できないやつだ。
君がこの話を聞いてどうするかは知ったことではない。あとは勝手にしろ。
得られるリターンはバスタードのリクルートを放棄してでも融合する価値はあるだろうと思うので、私はコイツを使う。
しかもコイツは『憑依連携』に対応した守備1500の魔法使い族だ。1度やられても連携でチェーンして奇襲的に蘇生が可能だ。
分かったか?まぁいい。コイツを『死魂融合』で出すと打点が下がってしまうから気をつけろ。私は『憑依覚醒』で誤魔化すので痛手にはならないが、あまりにも除外しているカードが多いなら守備表示も視野に入れろ。
あとはコイツだ。

『ミュステリオンの竜冠』を出す必要がなかった場合のプランだ。帰還したメリーメイカーと、バスタードでリクルートした教導で『灼熱の火霊使いヒータ』をリンク召喚し、墓地にメリーメイカーを置く。これで機械族は用意できた。炎族はプランキッズが対応する。もったいないとか思わずに融合しろ。
このデッキは場に残る永続魔法罠が豊富だ。ボムフェネクスで3000以上のバーンを与えられる。
バーンを与えた後はヒータ+ボムフェネクス+手頃なモンスターでパイロ・フェニックスも容易に出せる。相手の墓地のリンクモンスターを引きずり出してバーンを与える効果も含めたら、バーンダメージだけで勝てるプランとなる。
盤面の有利なんぞ犬に食わせておけ。全体破壊とか言うやつは、バーンダメージ戦術を使っていないやつの戯言にすぎない。
君がプランキッズをどう使ってるかは知らないが、私はこんな感じで使っている。
残りのカードまで解説してほしい?
君に言われなくてもするつもりだ。安心してほしい。

憑依魔法罠とこのカードの比率はデッキによりまちまちだ。このデッキだと『精霊術の使い手』の枚数が多い。『プランキッズ・プランク』でエンドフェイズの1ドローで引いた時にそのまま撃てるからだ。手札にきたシラユキを墓地に送る手段として重宝する。

『灼熱の火霊使いヒータ』のサーチ先だ。このデッキのプランを軒並み潰されたら、最終手段として壊獣カグヤの戦法が出来る。人の心がない?私もそう思う。

エクストラから出せる1850枠だ。
『プランキッズ・プランク』のトークンが炎属性だからいつでもコイツになれるのが非常に都合がいい。

キュリオスで偶然落ちた魔法罠を回収するのが主な仕事だ。コントロール寄りの対戦相手に『憑依連携』を再セットして、ちくちくアドバンテージを稼ぐ陰キャ戦法もできる。人の心がない?私もそう思う。

私の推しだ。君の推しの事なんぞ聞いてない。
最後に下級プランキッズの比率について言及しようと思う。
プランキッズを使ったことがない者にとって採用比率にバラつきがある理由が分からないだろう。心配するな。私も使うまで分からなかったから最初は全部2枚ずつ採用した。
現在、このデッキのプランキッズの比率は
ドロップ・ロック3、ランプ2、パルス1
の9枚+『プランキッズ・ハウス』の10枚体制だ。

これにもちゃんと理由が存在する。
このデッキは複数積みのシステムカードが多い。
これらのシステムカードのダブりを交換する為に、手札交換できるロックは3枚だ。
デッキの方向がオフェンスに寄っているので、防御の意味合いを込めてライフ回復できるドロップも3枚にしてある。
ランプは『死魂融合』で使用する事を考えると2枚あると丁度いい。
パルスはデッキからプランキッズカードが落とせないとリクルート自体出来なくなる事を考えると1枚あれば充分と言える。
このように、デッキの特徴に合わせて枚数を微調整するといい。君が使うならどんな比率がいいか?そんな事は知らん。君のデッキ次第だ。
長々と自分のデッキについて語らせてもらった。
ここまで読んでる君は相当良いやつか、相当暇なやつなんだろうな。
ここまで読んでくれたついでだ。
デッキ紹介では使われない文章体で書いた、この記事への素直な感想をくれると助かる。君は何も得しないが、私の魂は救われる。
まぁ、そんな感じだ。
最後にデッキレシピをもう一度貼って終わりとする。

〜ここからはあとがき〜
普段使わない文体は難しいわ。
このあとがきを書いている私の、素直な感想です。
この記事の文体は 黄金頭さん という方の記事に影響されています。ご存知の方も居られるのではないでしょうか?
”貧乏だから野菜が食えないとかいうのは毎晩蒸し野菜を食わないやつの戯言にすぎない”
と言えば伝わるでしょうか?
読んだことのない方は是非、1度読んでほしいですね。
すごく文章に魅力がある。
そんなに興味ない内容なのに全部読んでしまう。
遊戯王ブログに無い魅力を感じる。
現在、遊戯王ブログは新たな文化として盛り上がっていますね。今までに記事を書いたことのない方も、ブロガーがすかさずアドバイスをしてくれます。互いに意見を言い合える風通しの良さも感じます。
しかし、個性という面ではどうだろうか。
我々デッキビルダーは記事で取り上げる内容、つまりデッキ自体で差別化を図れる。そうすると、あとは記事のクオリティを高める方面に力を注げばいい、となっていないでしょうか。
現在、デッキ紹介記事の文章はほとんど「〜です。〜ます」のいわゆる”ですます調”ですね。
無駄なことは書かず、磨き抜かれたシャープな解説を丁寧に書く事が、最も良しとされる風潮があると感じます。
かくいう私もそうやって書いてきました。
記事の中で他者にも薦めた事も忘れていません。
デッキを磨き抜くことも、記事のクオリティを高めることも、当たり前に出来ることではありません。
それは揺るぎない、称賛されるべき労力の賜物です。
しかし、それが定着し過ぎていると感じる。
ブログはもっと自由でいいと思う。自分の書きたいこと、伝えたいことを自分の文章で書いていいと思う。
私の知る遊戯王のプレイヤーは、個性的で面白い方しかいません。この記事を読んでいるあなたもそのひとりです。
自分の魅力や個性の伝え方を、色んな方法を試してみる価値はあると思います。
今回、私は文章でそれに挑戦してみました。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
これからもたくさんの遊戯王ブログが書かれ、読まれるでしょう。たくさんの遊戯王ブロガーが新たに生まれるでしょう。
デッキ紹介だって、ホントは決まりなんてありません。
この記事が遊戯王ブログ文化に貢献できるものになりますように。
おわじ。