気の向くままに小説を書いています。 マニアック派ホラー、ミステリなど。実験小説『クズ家』不定期連載中。


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『ベルの音が…』

 


『幻想映画館』




『記憶』

     


違和感』




『犬』

 
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『城』

   


『にごり』

     


『いらないもの』(非公開)

    



『削除してよろしいですか

   



『よじれる』(記念小説)




『仔虫奇譚』

     



『におい』

 


『魅惑のパスタ』(記念小説)




『いびつな…』

       


『譫妄』

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『恐怖症』

      


『冀望』




『滅裂』

     


『盲目の』


 


『Ivy』

 




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『霧の街』

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another 
 
 


い家』

第一の場所
       

決裂の場所
  


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S病棟の怪(実話怪談)
 
 





閲覧いただきありがとうございます。


ホラー短篇小説を中心に文章を書いています。他、ミステリなど。

サイトのおおまかな作風の雰囲気を掴んでいただくには、「にごり」または「冀望」を一読していただくのが早いかと思います。

基本的に希望ある物語は描きません。どうぞ纏わるような闇をお愉しみください。

猶、すべての作品はフィクションであり、作品の無断転載を一切禁止しています。
感想などありましたらお気軽に。色々と拙い所はありますが、よろしくお願い致します。


アーカイブがごちゃごちゃしているので、〈
目次〉を用意しています。大体の作品はそこから飛べます。どうぞご利用ください。







🔪ホラー

 管理人の主力です。
 一部に強い残酷描写を含みます。苦手な方はご遠慮ください。



🔪ミステリ

 ホラーに分類するか迷ったものは、こちらにカテゴライズしています。



🔪ちょっと猟奇的な一家とその飼い猫の記録。 /連載中

 ブラックコメディ。たまに特別篇が登場します。



🔪その他

 幻想を紡ぎます。








……書いてる人……

アイコンb
悪夢を愉しんでいただこうと色々試行錯誤していますが、如何せんすべては夢幻なもので、何がどうなっているのかいないのか、それすらよくわかっていません。
密かに某ミステリ新人賞選考通過歴などありますが、特に何もできない人間です。
最近ではサンシャイン池崎の「イエェェェイ!」がどうにも耳から離れないでいます。








ょっと猟奇的な一家と、その飼い猫の記録。


葛湯(クズユ)一家、略してクズ家。

僕   … 拾われてきた黒猫。日々逃亡のチャンスを狙っている。






59

 

 よそ見をして歩いていたら穴ぼこに落っこちたのです。なぜこんなところに。

 

 何者かが僕を罠に嵌めようとしているのです。許せないのです。

 

 

60

 

 ぐにょぐにょした何かに襲われる夢を見ました。

 

 え。 誰ですか。僕にネッククーラーを巻き付けたのは。

 虐めなのです。

 


 

61

 

 お父さんがお酒に酔って帰って来たと思ったら、寝ている家族にひょっとこのお面を被せ始めているのです。

「あはははは。気分はどうー?人間であるのを辞めさせられるのは」

 

 怖い光景なのです。恐怖なのです。

 

 

62

 

 お姉さんが修学旅行先の京都から帰って来ました。

 

「姉ちゃん、それ何?」

 お姉さんがリビングに入るなり、その頭を見て、弟くんが首を捻りながら訊ねました。

「買ったの。可愛いでしょ」

 髪から外して、お姉さんは自慢げにそれを掌に載せて見せました。

「綺麗でしょー?」

 

 お姉さん。それかんざしではなくて多分耳かきなのです。 



63

 

 いつからか掌サイズの黒い招き猫が、ちょこんとソファに置いてあるのです。

「黒吉、最近大人しくない?何か息もしてないみたいだし」

招き猫に向かって、どこか心配そうにお姉さんが口を開きました。

「やだなあ。息はしてるだろう。黒吉だって、生きてるんだから」

 招き猫に向かって、お父さんが至極穏やかな調子で言いました。

「ふふ。そうよねえ。生きてるんだから。お姉ちゃんたら」

 さらに穏やかな調子で、お母さんが招き猫に笑い掛けました。

 

 そうして彼らの背後で、僕はいまニャンと言ってみるか迷っているのです。






🔪はじめにをご一読ください。
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