自閉症がっちゃん(アイム・放課後等デイサービス)

自閉症である楽音(がっちゃん)の子育て記ブログです。そして新しく始めた川崎市宮前区にある放課後等デイサービスの奮闘日記でもあります! アイム 代表 佐藤典雅 www.imhappy.jp

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「はぁとぴあ」の三宅さんから、元小学校を放課後デイにしたので遊びにきませんか?との声がかかり、さっそくいってきました! で、いってみて驚いたのがそのデカさ!!(笑) なんと旧代々木小学校に保育園などの副施設が入っています。その一部が渋谷区が運営している放課後デイとなっているわけです!
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こちらは三宅さんが責任者を務めておられる「ピア・キッズ」放課後等デイサービスです。区が予算を出してやっているだけあって、施設面積も設備もしっかりしていいなぁ〜!!!といった感じです。
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こちらは感覚統合のための運動器具が揃っています。小さい時に体を動かして体の感覚をつかんでおくのは、後の言語習得にもとても大切とのこと。
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放課後デイの他にも療育プログラムが必要な子供たちのために発達デイが入っています。ここの特徴として言語聴覚の訓練プログラムもあります。
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トイレも訓練できるようにかわいいキッズサイズのものが揃っています! 左から右にサイズが大きくなっています! というわけで使わなくなった校舎の有効活用としてとてもいい事例だなと思いました。さすがハセベケンさんの渋谷区!(笑) 次は三宅さんが運営しておられるはぁとぴあの話です!

■ピア・キッズ放課後等デイサービス
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/pia_kids.html

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黄色といえばちょっと前のヤフーのロゴマークでした! そんなイエローボックスで懐かしのヤフーメンツが!! よくよく考えてみるとヤフーにいたのはもう12年前!!! でもいまだにこうやって連絡をとりあっていたわけです!
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ヤフーの本社が今回永田町のグランドプリンスホテルの跡地にできました! 紀尾井町にできた新しいビルです! そして今回は新しい試みとしてLODGEというオープンスペースがあります。なんと社員でない人も出入りできる環境なのです!!
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で、ここのスペースでブースを出していたのが前回のパソナハートフルさんだったわけです!
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驚いたことに昔の仕事仲間が今は人事部で障害者雇用の担当! これも奇遇なシンクロ!! というわけでさっそくヤフーの障害者雇用の取り組みについてヒアリングに! 

実はヤフーは今いろいろと新しい試みをしています。まず新幹線での通勤を認める。そして週休三日制とする。社員のデスクは固定しないでフリーとする。新卒の一括採用はやめて通年採用とする。高卒採用を開始し、のちは中卒も視野に入れる。これらの取り組みは何のためかというと「ダイバーシティ」つまり社員の多様化ということです。
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その多様性をキーワードとした時に、ヤフーは障害者雇用を特例子会社として切り離すのではなく、同じ社内の中に内包できないかと考えたわけです。そして実験的に自閉症を採用したところ、社内のエンジニアの間でも評判だったとのこと。言葉のコミュニケーションはとれなくても、プログラムのバグ探しが健常者よりも得意ということがわかったそうです。

話を聞いていて思ったのは、やはり次世代の企業は考え方が新しい。アイムでも常に新しい視点での就労支援について考えているので、やはり進んでいる企業は勉強になります! 福祉業界に入ったので自分はIT企業とは無縁になると思っていたのが、実はよりもっと近くになるとは驚きです。

■IT企業の次世代オフィスの話
http://blog.livedoor.jp/norism_blog/archives/2033866.html


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Woman Exciteの取材記事の4回シリーズの最終回!
発達障害の子育てに「療育」よりも大切なこと
【大変だけど、不幸じゃない。発達障害の豊かな世界 第4回】

抜粋

佐藤さん: 発達障害はガンダムのニュータイプみたいなもんで、既成概念の外にいる子どもたちなのだから、親の方も子どもに常識を求めるのはナンセンス。期待すればするほどドツボにはまるだけ。そしてもっというと、親自身も「こうあるべき」「こう育つべき」っていう規制概念の呪縛から出る必要があります。

―― そう考えると、発達障害の子どもたちは、親に、子育てで忘れがちな、とても大切なことを教えてくれているのかもしれませんね……。

佐藤さん: ちょっと話それるけど、みんなよく「結婚して幸せになりたい」とか言うじゃない? でも、結婚したって離婚する人もいるし、結婚は幸せを保証するものじゃない。「結婚すれば老後がさみしくない」っていう人もいるけど、うちのお祖母ちゃんはお祖父ちゃんが早く死んじゃったから、30年間ひとりだったわけ。結婚はさみしくない老後も保証しない。
つまり、人生は何が起こるかわからない。だから、一生懸命人生の方程式を作ったって無駄なんですよ。

―― では、どこを目指したらいいのでしょうか?

佐藤さん: 死ぬときに本人が充実した人生だったと納得して死ねるか、そこしかないと思うんです。だから、子どもに障害があっても、お母さんは自分の人生を思いっきり生きるべきなんですよ!

―― 「やりたいことがあったなら、とりあえずやっておけ!」と?
 
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■第1回「大変だけど、不幸じゃない。発達障害の豊かな世界」
■第2回「福祉とはシステムだと思う」
http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1486349858117/
■第3回「発達障害の子育ての課題はどの家庭にもある課題」
http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1486352842117/
■第4回「発達障害の子育てだからこそ人生を楽しむ」
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素晴らしい記事を書いてくださった「まちとこ出版社」の方々に感謝です!
■まちとこ出版社のHP
http://machitoco.com/


 

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障害者が働く場所として就労支援とは別に特例子会社というものがあります。今回は人材派遣で大手のパソナが手がける特例子会社「パソナハートフル」にお邪魔させて頂きました! 案内してくださったのは美女な担当の岡田さん!
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大手町の真ん中にあるパソナの本社ビルに入るといきなり田んぼが!! 農業を広めようということで、ビルのあちらこちらに農作物があります!
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廊下を歩いているとこんな感じで天井にトマトが……
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室内栽培の部屋もオフィス内にあり、ちゃんと農作業をする部署があるそうです。
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まず一階にある売店スペースでハートフルの商品を! おしゃれなチョコ、クッキー、ケーキから雑貨まで売っています。
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もともとは障害者のアートをカードにしたところから始まったとのこと。
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オフィス内にはたくさんの障害者の方がいて、それぞれに合った仕事をしています。中にはうるさい印刷機械ルームで仕事をする係もありますが、聴覚が聞こえない担当を配置するそうで気にならないそうで、なるほど!! そしてもちろん絵の得意な人は絵を描いています!
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実はこういった素敵な絵を「アート・レンタル」として使っています。オフィスとか家に飾る絵をレンタルするビジネスです。これもなるほど! 

■アート村のアーティストたち
https://www.pasona-heartful.co.jp/activity/art-mura/artist/


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それぞれの障害者に合った仕事が割り振られており、見ている側も感心。「こんな特例子会社いいなぁ〜」と思っていたら、やはり大人気の特例子会社で、支援学校からの推薦がたくさんくるとのこと。それはそうだろうな、と納得の働き場所でした! 福祉の現場がみんなこんな感じになるといいですね!

■パソナハートフルのHP
https://www.pasona-heartful.co.jp/
■COCOCOLORの記事
https://goo.gl/56LDBs

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Woman Exciteの取材記事の4回シリーズの第三弾
発達障害の子育てに「療育」よりも大切なこと
【大変だけど、不幸じゃない。発達障害の豊かな世界 第3回】
抜粋

―― ところで、著書の中では、がっちゃん(息子さんの名前)のエピソードをユーモアたっぷりに描いていましたね。

佐藤さん: 僕は、笑い飛ばせるということが、すごく重要だと思っているんです。うちの子だってすごく大変だけど、もう全部お笑いネタにしちゃってる(笑)。例えば、ロサンゼルスで過ごしていた7歳の頃なんか、がっちゃんが部屋の真ん中でウンチすることにハマった時期もあって(笑)。最近だって、こっそりビニール袋にウンチして勝手にどっかに捨ててくるワザを覚えちゃったり。だから、僕はどこかに捨てられたわが子のウンチを探しにいかなくちゃならないわけ(笑)。すっごく大変ですよ!

―― 周囲や世間はともかく、身内の理解はどうでしょう? よく「旦那が理解してくれない」なんて声も聞きますが?

佐藤さん: これは、子どもの問題ではなく夫婦の問題。障害児の子育ては、健常児の子育てより、より夫婦で一緒に取り組まなければならない問題が起きやすいので、どんな家庭でも起こりうるトラブルが早く顕在化しやすいという面があります。今までは「この人、なんとなく窮屈だな」って思うくらいで、スルーしていたかもしれない。でも、子どもの障害によって夫婦で向き合うべきことが増えて、問題が浮かびあがってしまったわけ。新しく問題が増えたわけではなく、もともとあった夫婦問題が表面化しただけのことです。

―― そうすると「子どもの問題どうするの?」という話ではなく、「夫婦関係どうするの?」という話になってきますね。
 

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■第1回「大変だけど、不幸じゃない。発達障害の豊かな世界」
■第2回「福祉とはシステムだと思う」
http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1486349858117/
■第3回「発達障害の子育ての課題はどの家庭にもある課題」
http://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1486352842117/
■第4回「発達障害の子育てだからこそ人生を楽しむ」

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