NHKの記者の大窪さんから「イヤマフの発達障害のお子さんを探しています」という打診が。実は大窪さんには一度取材の下調べで高津に来ていただいたことが。それからしばらくしてある日のこと、渋谷の地下街のジューススタンドを見て突然メロンジュースが欲しくなり(滅多にないです)ジュースを頼みました。するとそこに大窪さんも偶然にジュースを買いに!!
これはまたシンクロった!というわけですが、そんな大窪さんからリクエストが。「イヤマフを使っている生徒さんを取材させていただきたい」。それはおやすい御用!というわけで、アインシュタイン放課後の初期からの生徒のトモくんを紹介。さらに聴覚過敏のプロである加藤先生も紹介! アイムだと取材がスムーズに進むと毎回色々な記者の方々から感謝されております。
今回取材を受けたトモくんはいつもイヤマフをして外の音を遮断しています。しかしそのイヤマフの中にさらにイヤホンをしており、自分が落ち着く音を流しています。トモくんは絶対音感を持っており、ちょっとした音程のズレも気になるのです。トモくんは映画にでてくる宇宙人みたいなトーンでフラットな音程で話します。絶対音感のプロといえばアイムの顧問の加藤先生です! さっそくトモくんを診てもらったら「トモくんは微妙な音程の変化で感情表現をしていますよ」と。さすがプロの耳!
NHK News Web (2017/10/12)
『ヘッドホンを外せない子どもたち』
聴覚過敏のつらさを教えてくれた人がいました。自閉症で聴覚過敏のある、16歳の大貫智哉くんです。イヤーマフと録音機能のついたデジタルオーディオを常に持ち歩いています。智哉くんは言葉を発したり、気持ちを伝えたりすることが得意ではなく、母親の敦子さんが、智哉くんが幼い頃からの経験を話してくれました。智哉くんは幼い頃から音に敏感で、歩き始めるようになっても音を怖がって外を歩きたがらなかったそうです。そして大きな音が怖いのに加え、たくさんの人がいる場所では、話し声や空調の音、物がぶつかる音など一般には気にならない音も耳が拾ってしまい、音の波が体に押し寄せてくるような圧迫感で、いつも耳を押さえていたそうです……
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