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第五回かながわ福祉サービス大賞でのアイムのプレゼンは『保護者が創る福祉』がテーマ。今回の受賞は保護者抜きでは語れません! アイムが他の福祉事業所と大きく異なる点は、半分のスタッフが子供を預ける保護者でもあるというところです。
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こちらがプレゼン資料からの抜粋です!
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実はアイムの放課後デイをスタートした初期の頃に、保護者をスタッフとして入れても良いかを議論しました。というのも、ただでさえ高い要求をしてくる保護者に教室の実態を見せたらさらにツッコミをいれられる可能性が高いからです(笑)。
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しかし私自身も保護者なわけで、やはり保護者が現場に入って納得できないようであれば、それはアイムに問題があるのでは、と考えました。というわけで、積極的に保護者に現場に参加してもらって、いっしょに保護者が安心できる教室にしたいと思ったのです。
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というわけで、実は初めて保護者スタッフがアイムの現場に入った時は若干緊張しました。これでボロクソいわれたらどうしよう……みたいな。今でこそアイムの方針が保護者に理解されていますが、当時は「療育をやらない」放課後デイなんて非常識だと受け取られました。
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でも実際に保護者がスタッフとして入ってくれたら、いろいろと保護者視点で役に立つ意見をくれました。さらに保護者も自分の子供や他の生徒たちの現場をみて、非現実的な理想論ではなく効果的な方法論を考えるようになりました。
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発達障害の子育てと福祉施設には三つのギャップがあります。「福祉と利用者」「専門家と保護者」「理想と現実」のギャップです。しかし保護者が現場に参加することにより、ここの間を埋まる効果がでてきました。
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特に療育の担当者の視点と保護者の視点には大きなギャップがあります。ここを解消できるのは当事者でありながらスタッフとして働いている保護者です。
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特にこの取り組みの効果をよく表しているのが、このスタッフ保護者の感想だと思います。
「以前は障害児の母という一歩引いた気持ちがありましたが、今は障害児育児の経験者という少し前を行っているような感覚でいます。」
アイムで働くようになってから発達障害の子育てを「引け目」から「建設的な取り組み」に転換できたところです。
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だからアイムではまず職場がスタッフにとって楽しい環境かを一番配慮します。大人が楽しんでいなければ子供達に楽しくなってもらうことはできないからです。そしてそのためにはまず自分の心にゆとりが必要です。うちの保護者スタッフの言葉がそれをうまく言い得ています。
「我が子に集中しがちな意識を自分に向けられるようになった」
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生徒たちをみていて思うのですが、障害という問題は子供にあるのではなく、実はそれをマイナスに捉えている大人の方にあります。だから自分と子供のおかれている状況を肯定的に捉えることができるかがポイントになります。そして結局最後はどんな専門家のメソッドよりも、親の愛が一番の療育なわけです。
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今回の受賞の評価ポイントは、福祉施設と保護者が共同作業としていっしょに子供達が本当に必要とするサービスを創り上げたところにあります。ただのサービス受給者ではなく、共にサービスを創る。
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アイムはこれからも発達障害の子供達の未来のために福祉のフロンティアにチャレンジしていきます。これからもよろしくお願いいたします!
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■第四回かながわ福祉サービス大賞受賞のエピソード
http://blog.livedoor.jp/gacchan_blog/archives/46574062.html
■かんがわ福祉サービス復興会のHP
http://www.kanafuku.jp/taishou/top.html

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