ジーコJAPAN最後の試合と、日本の2006年ワールドカップドイツ大会が終わりました。


■日本1―4ブラジル

【日】前34玉田
【ブ】前46・後36ロナウド、後8ジュニーニョ、後14ジウベルト

とにかく勝つしかない日本。
この試合はクロアチア戦からメンバーを入れ替えてきました。
得点のニオイがしなかったFWを玉田・巻に、ボランチを福西からクロアチア戦で機能した稲本に、出場停止の宮本の代理として坪井。
ブラジルはイエローカード等の都合もあり一部選手を温存。
しかしロナウジーニョやカカは出場、ひそかにジュニーニョのスタメンが嬉しかったり。

立ち上がりからブラジルのスピードと個人技に翻弄される日本。
まだ相手のミスと川口の反応に助けられてるけど簡単にシュートを打たせ過ぎだよ。。。
軽いフェイントや1本のパスであっさりと振り切られているし、相手がボールを持った時の詰めも甘い。

このままじゃ先制されるのも時間の問題だと思っていたら
玉ちゃん――(゜∀゜)――キタ〜!
前半34分、稲本からボールを受けた三都主がエリア内にパス。
ラインぎりぎりで抜け出した玉田が左足を豪快に振り抜きゴール☆日本先制!

なんとかこのまま逃げ切りたいと思っていた前半ロスタイム、一瞬の気の緩みから失点。
とうとうこの人が目を覚ました。
ロナウジーニョが左サイドから中に入れたボールをシシーニョが折り返し、最後はロナウドが重そうな体で(笑)ヘッド!
1―1の同点で前半を終えます。

勝つためには攻めなければならない日本。
しかしブラジルの攻撃が襲いかかります。
後半8分、ジュニーニョ・ペルナンブカーノが今大会流行りの無回転ミドルでゴール。1―2。

後半10分、ジーコが動きます。小笠原に代えて中田浩二投入。
ボランチの位置に入り、ヒデを攻撃的な位置に上げる。

後半14分、ロナウジーニョのパスからジウベルトのゴールで1―3。
日本は巻に代えて高原投入。
しかし徐々に防戦一方の様相に。

後半21分、ルーズボールの競り合いで足を痛めピッチ外で治療を受けていた高原が何の仕事もしないうちに大黒との交代を強いられる。
これにはもはや呆れてしまいました。何しに出てきたのやら。
たとえ足が動かなくとも戦うくらいの気持ちが欲しかった。
ここで貴重な交代枠を使い果たします。

後半25分、ブラジルは温存モードに突入か。ロナウジーニョとカカがOUT。

後半36分、ブラジルまたもロナウドが追加点。スコアは1―4。

結局試合はこのまま終了。
改めて世界とのその実力の差を見せ付けられました。
みんなが望んだ奇跡は起こらなかった。。。
問題はたくさんあるけれど今は触れる気分には…。
とりあえず…お疲れ様でした。
もちろん満足はしてないよ(・ω・)


〜もう1試合の結果〜
■クロアチア2―2オーストラリア

カードがかなり乱れ飛んだ試合だったようで。
勝ち点を積み上げたオーストラリアが、1位のブラジルに続き2位で決勝T進出を決めました。
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足りなかったのはやっぱり気持ち、なの?