陽のあたる道 保育士カメラマンGachaのBlog.

保育士カメラマンGachaの気まぐれPhoto-Blog. 山のこと。日々のこと。保育のこと。

2017年01月

玉ねぎムキムキ

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15年ぶりの友人と所沢で。
一緒に来てくれたのは
1歳10ヵ月のかわいい息子さんでした。

つもる話に花を咲かせている
とーぜん、彼は暇でグズってきました。

しばしママさんがご飯食べている間
抱っこしながら店内を歩いていると
吊るしてある「玉ねぎ」に目が向きました。

おもむろに彼は手にとると
ペリペリと浮き上がった皮を
一枚めくりました。

その音と感触。
そして向けた皮を見てニッコリ。

彼の心に火がついたのが
見えるようでした。

店長も優しく、店の奥から
玉ねぎを持ってきてくれました。

テーブルの上では、ペリペリ。パリパリ。
ひたすら彼はムキムキし続けます。
まるで職人のように。

そんな彼を見ていると、数年前に
年長さんと竹のヤスリがけを
したのを思い出しました。

ヤスリってやればやるほど
スベスベ、ツルツルになり
やればやっただけの結果が出るのです。

玉ねぎの皮むきも同じ。

剥いていくと、気持ちいい音と感触で
一皮ずつはがれていくのです。
そして最後は白い実が顔を出す。

まだ2歳にも満たない子が
こうして一生懸命ひとつのことに
集中する姿は
久しぶりにいいものを見たなぁと
感動してしまいました。

誰かの力の源に

恥ずかしながら、昨年2016年1月19日に更新した
記事を境に、ずっとBlogを放置していました。

FacebookやTwitterで一言ふたこと発する程度。

写真も、インスタをメインにしてしまったために、
あんまりこうして長い文書を書く機会も減り、
そして放置にいたりました。

ところが、昨年一年更新していなかったのにも
関わらず、毎日50名以上のアクセスがありました。

そして、遠くは北海道や長崎からいつも見てくれている
人がいました。

僕はただの保育士。
ま、自称、保育士カメラマン。

ただのカメラの好きな保育士です。

でもね。こうして読んでくれる人、見てくれる人がいる。
そんなことを改めて知りました。

誰かが読んでくれているのなら、
また書いてみようかな。そんな気になってみました。 

ぼちぼち。また初めてみますね。

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忘れられない月

僕には忘れられない月があります。

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2011年1月24日。
つまり、今からちょうど6年前のことでした。

当時保育園で働いていた僕にかかってきた
1本の電話。

取り乱した母からの電話でした。

祖母が倒れた。

園長先生は、優しかったな。
「ここはいいから、行きなさい。ただし。気をつけて」

HR-Vで首都高を走りました。多分160km/hくらい
出していました。
後にも先にもあんなに飛ばしたことはなかったな。

なんとか、間に合いました。
でも、次第に弱まっていく、祖母の呼吸。

亡くなったのは、その日の23:55でした。

惜しかったんだ。あと5分で誕生日だったのに。
あっという間だったけど、ばあちゃんとしっかり
お別れできたこと。それだけは良かったなって。

葬儀まで日がかかりそうだったので、
翌日も出勤することにしました。

その方が気がまぎれるから。

よし!じゃあ。今夜は帰るね。
と、夜中の3時くらいかな。

病院を出た僕の目に飛び込んできたのが、
この月でした。

なんとも、優しくて。
柔らかい光でした。

小さなガラケーで撮った写真。
ちゃんと、ネット上に残っていましたよ。

今日は、ばあちゃんの命日。

なんとなく、残しておきたくて、
1年以上ほっぽらかしにしていたBlogに
書き込んでみました。

誰か読んでくれる人いるのかな。


広い夕陽を見て。

かれこれこの街に来て
10年目を迎えようとしています。

この地平線や夕陽を見ると
この街を選んだ理由を
改めて感じたりします。
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新学期がはじまるよ

今日から子どもたちに会えます。
 
今年もこの場所から
かっこいい富士山を定点観測。
良き1年になりますように。

 170110
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