★動画ご紹介!

関越道バス追突事件裁判(第8回公判)

http://www.youtube.com/watch?v=af4Lm3Qgucs&feature=youtu.be

悪徳・人権派弁護士 ★呆れ果てる卑劣な法廷術

検察側から再三にわたって連発された「異議あり!」の申し立て

131114_1032~010001 平成25年11月14日(木曜日)、群馬県の前橋地裁にて関越道バス追突事件の第8回目となる公判が行なわれた。

 この日、証人出廷したのは中国残留孤児2世の元バス運転手・河野化山被告(44歳)を引き連れて実況見分を行なった警察官の栗原啓(くりはら・けい)氏。所属は富岡警察署で同署交通課課長。

 河野被告が追突事件を引き起こした平成24年4月の約2年前となる平成22年3月より県警本部の高速隊に配属。今年(平成25年)の3月まで丸3年間、同隊に所属していた。

 これまで自身が携わった実況見分の回数は1千件以上だという。しかし、法廷での証言は今回が初となる。

 この裁判では事件直後に現場へ急行した警察官や河野被告を取り調べた警察官、そして今回、実況見分を行なった警察官など、実に多くの警察官が証人出廷させられる羽目になっているが、これほど捜査に携わった警察官が出廷を求められる裁判も珍しいのではないか。本来的に、警察官らは捜査を除いて、事件発生には何ら関係が無いというのに。

 栗原氏は河野被告が事件を起こした約10日後の5月11日、被告を引き連れて「引きあたり捜査」に向かっている。

 県警の車輌2台を使用して事件現場へとむかったもので、河野被告を挟んで捜査員2名、運転手と見分助手を務めた警察官がそれぞれ1名。そして中国語の通訳と見分官の栗原氏である。

 もう1台の車輌には関越道バス追突事件の捜査指揮官ら3名が乗車していた。

 引きあたり捜査の目的とは、実況見分の下調べのようなもので、経路を確認したりするもの。今回の事件が関越道という高速道路で発生したこともあり、交通整理や交通規制の準備に取り掛かる意味もあった。

 栗原氏は車中で河野被告に対し、事件当時の状況を確認すると説明。河野被告に対して覚えている箇所や経緯、運転中に眠くなった地点を説明するよう命じたという。この時、河野被告は栗原氏の説明に頷いて納得した様子だった。

 裁判所のプロジェクターでは関越道サービスエリアから関越トンネル、トンネルの出口以降が描かれた図面が映し出された。
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 引きあたり捜査に向かう最中、栗原氏は河野被告に対し、「眠気を我慢して運転するから追突を起こしてしまうんだ」と説明。被告から「疲れを感じた」とする地点を示されると、写真撮影する。この時、栗原氏は「深夜であり、まして前の日に寝不足であれば誰でも眠くなる地点だ」と思ったという。

 「自ら罪を起こした責任を感じているなら、包み隠さず全てを話せ」とする栗原氏の諭しに、河野被告は非常に納得した様子だった。

 2日後、いよいよ実況見分が行なわれ、なるべく事件をリアルに再現するため、県警の音楽隊が所有する大型バスを用いた。

 栗原氏や河野被告、通訳を含めて約20名がバスに乗車。車内前方、中央の通路にある補助席に河野被告を座らせ、その左後方に栗原氏が座り、河野被告から見て左真横に通訳が座る。

 前々日の引きあたり捜査で割り出していた地点として赤城インターチェンジに向かう。バス車内には2台のビデオカメラが設置されていた。状況証拠として保管する目的と、もう一つは警察内部で実況見分の教育目的に使用するためである。

 引きあたり捜査と同様、栗原氏は河野被告に行程を説明。1に追突に関すること、2に眠くなり始めた地点、最終的に覚えている地点などを特定するため、引きあたり捜査と同じコースでバスを進行させた。

 栗原氏は河野被告から眠気を感じたとする地点について聞かされ、「2日前と同じ地点だな」と思い、河野被告に対して強い眠気を感じた地点について説明するよう求める。

 河野被告は具体的には「上里サービスエリアで休もうとした」と言うが、栗原氏は「どの辺りでそう思ったのか?」を訊ねる。

 見分の最中、3車線に入ると河野被告が「少し先へ行って」と言った。「この辺りかな…?」「あの辺りかな…?」 被告が地点を探す。

 追突の直前、前方に遅い車があり、その車を追い越した辺り、高崎インターチェンジの辺りだったと河野被告が話し出す。案内板のようなものがあり、「この辺りかな?」と河野被告が説明した。そのため、実況見分の警察バスを停車。そこで強い眠気を感じたと説明する地点を明記。

 その後、最後に記憶している地点を明確に示せと河野被告に伝える。

 追突現場となった藤岡ジャンクションについて、河野被告は「追突の瞬間は覚えていない。追突の後からしか記憶がない」としており、ここからは何となく覚えている、覚えていないといった供述を基にA地点からB地点を確認して実況見分を終了。見分調書にその通りに記載した。

 河野被告の供述から栗原氏は「朦朧(もうろう)とした、相当眠い状態で運転していた」と思い、法廷では当時の心境として「典型的な居眠り運転を確認出来た」と結んでいる。
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 検察側からの尋問で、河野被告が取り調べや実況見分での眠気を認めた供述を翻していることについてどう思うかを訊かれた栗原氏は、「(この法廷で)今まで話した通りです。間違いありませんので(被告の翻意は)大変、不本意です」と述べた。

 以上、検察側からの尋問は滞りなく終了したが、この日の法廷は弁護側からの尋問で波乱の展開を迎える。

 いくらスピーディな結審・判決が求められている社会状況とはいえ、裁判日程がこの年末になって立て込んでいるのも、呼ばれなくても良いような証人が呼び出され、卑劣な法廷戦術でイタズラに裁判が長引かされているのは河野被告を弁護する悪徳・人権派弁護士のお陰である。

image_13010438709 この日、尋問に立ったのは3人いる弁護士のうち最年長の高坂隆信(こうさか・たかのぶ)

 スタートこそ弁護士らしい口調で穏やかな尋問が始まる。

 引きあたり捜査の決定は数日前。前回の証人尋問(11月5日)で出廷した県警高速隊の警察官・岩渕氏によって河野被告への取り調べが連日にわたって行なわれていたことを栗原氏も把握していた。

 ただし、栗原氏は岩渕氏によって作成された供述調書の内容を読んでいなかったという。岩渕氏による取り調べによって作成された調書は高速隊の責任者に報告書として伝達されてはいるが、引きあたり捜査と実況見分を受け持つ栗原氏は読んでいない。

 引きあたり捜査の当日、河野被告の取調官であった岩渕氏も同行している。これについて弁護人から訊かれた栗原氏は自身の主観としながら、「取調官として捜査状況の進展を確認するためではないか」と証言した。

「(岩渕氏の参加は)上司によって決められたのではないか」(栗原氏)

 なお、引きあたり捜査や実況見分に立ち会った中国語の通訳は岩渕氏による取り調べが行なわれた時の通訳士と同じだったという。

 通訳士の動向は、河野被告の母語である中国語を話せる通訳として当然のこと。

 河野被告の日本語能力が必ずしも十分ではなかったから同行させたのかどうかについて、栗原氏は「分からない」とした。

 引きあたり捜査や実況見分においても河野被告は取り調べの段階と同様、専門用語以外の一般的なやり取りは日本語で行なっている。
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 河野被告と取調官である岩渕氏との接触について、栗原氏は「色んな所で写真を何枚も撮りましたが、岩渕氏は警察車輌から降りて来ることはありませんでしたので、被告とは話をしていません」と述べた。

 では、岩渕氏はどのような見分をしたのか? 

 弁護人・高坂からの問いに栗原氏は再び先と同じように「捜査状況の進展を知りたいとして同行したのではないかと思う…」と答えたが、ここで…

異議あり!

検察側から、この日、最初の異議が申し立てられた。

岩渕氏の心境を証人(栗原氏)に訊いても仕方がない

★卑劣なすり替えと印象操作、捏造…

中国残留孤児2世被告の弁護を務めるバカ人権派をぶっ飛ばせ!

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画像:前橋地裁前での街頭活動(NPO外追主催)

 関越道バス追突事件の公判・審理では度々弁護側の尋問に対し、検察側から異議が申し立てられていたが、第8回目となる11月14日は特にそれが多かった。

 河野被告を引き連れた引きあたり捜査では、同被告を取り調べた取調官の岩渕氏も同行したが、この日、証人出廷した栗原氏は「岩渕氏としても捜査の進展は気になるところだったのだろう」と見ている。

 取り調べなる形で捜査に関わっているなら当然である。被告(当時は容疑者)を引き連れた引きあたり捜査や実況見分に取調官が同行していたとしても不思議ではない。

 弁護人・高坂としては取調官・岩渕氏と、実況見分の責任者である栗原氏との間で何らかのすり合わせが行なわれたのではないかとでも言いたいのだろうが、犯人のでっち上げではあるまいし、岩渕氏と栗原氏の間で河野被告をめぐってすり合わせるようなことは何もない。
 犯人が河野化山であることは分かり切っているし、河野被告が警察や検察での取り調べ内容を否定するようになったのは裁判が始まってからである。

 引きあたり捜査の当日、高速隊での捜査に関しても岩渕氏と栗原氏に直接的な接点はない。この日、証人出廷した栗原氏も明確に否定した。

 それでも岩渕氏との間で何らかの話をしたのだろうと食い下がる弁護人・高坂に対し、間を置かず、検察側からの異議申し立てが入る。

異議あり! 「岩渕氏と証人(栗原氏)が話をしていたのなら、その内容を示してから訊くべきではないか? ミスリーディングなので止めて頂きたい!」(検察官)

 テレビ・ドラマで検察側なり弁護側なり、どちらかから異議申し立てがあり、裁判長が「異議を認めます。質問を変えて下さい」と言う光景をよく目にするが、この関越道バス追突事件のリアル公判ではそうした光景は見られない。

 最初から言っておくと、検察側からの異議申し立てが認められたケースは皆無に等しかった。前橋地裁の裁判官・高山光明(関越道バス追突事件公判の裁判長)はどちらかと言うと弁護側(被告)寄り。

 異議として聞きますが、質問の継続を認めます…といったように、執拗でイヤラシイ尋問をする弁護側に対して「質問内容を変えて下さい」とは言わない。それどころか、弁護側に対して「こういう風に聞けば良いんじゃないですか」などと助け舟を出す始末…。

 栗原氏が岩渕氏と会話したのは引きあたり捜査の休憩中、高速道路のサービスエリアでの喫煙所くらい。「記憶にありません。昼食中もしくは高速隊の本部に戻ってからだと思います」と栗原氏は述べている。

 共に関越道バス追突事件の捜査に関わっている者同士、まして同じ高速隊に属している者同士が会話して何か不自然なのだろうか? 捜査に必要な事柄ならなおのこと、会話しないほうがおかしい。弁護人の質問の意図が皆目分からない。

弁護人・高坂:居眠り運転を一般的なものであるとして、先ほど検察の尋問に対し、被告人の態度が不自然だというお話がありましたが、眠くなったのを我慢して眠ってしまう状態を言っていますか?

 この尋問に対して三たび検察からの異議申し立て。

異議あり! 「態度が不自然だとは言っておりません!」(検察)

栗原氏:あの時間帯に高速道路を走っていて眠気を感じないのが不自然だと言いました。

弁護人・高坂:被告人はSASと言われる睡眠時無呼吸症候群の患者です。眠気がなく、突然眠くなることは想定していなかったのですか?

異議あり! 「SAS患者であるというのは意味が分かりません」(検察)

弁護人・高坂:(質問の仕方を変えて)SASが一般的に存在していることは知っていましたか?

栗原氏:夜の時間帯などに眠れず、日中の時間帯に眠くなる症状というくらいには認識していました。

弁護人・高坂:被告は疲れたと言ったが、眠気は認めていなかったのでは?

栗原氏:いえ、その辺(被告が供述した地点)で眠くなったと言いました。

 …一般的な常識論としてだが、「疲れた」というのと「眠い」というのはほぼ同義ではないだろうか。誰しも疲れ切った時に一番の療法は何だろうか? 一眠りすることである。

弁護人・高坂:疲れたのを眠くなったと解釈したのでは?

栗原氏:いいえ、被告が「疲れた」と言ったので「眠くなったのか?」と訊くと、被告は頷きました。ハッキリと「眠くなった」と言ったのを確認しています。被告との会話の中で「疲れた」という表現も出てきています。

弁護人・高坂:被告人は眠くなったとは言っていないのでは?

異議あり! 「証人が混乱するので、どの部分で『疲れた』『眠くなった』と言ったのかを整理して頂きたい!」(検察)

 引きあたり捜査や実況見分に限らず、警察というのは異なる警察官が代わる代わる加害者なり被害者に対して同じことを繰り返し、何度も何度も訊いてきたりする。その過程で答える側もその都度、表現が異なったりすることもあるだろう。河野被告にしても警察での事情聴取や取り調べの段階では表現を変遷させることもあったはずである。

栗原氏:明確な表現は肯定出来ませんが、被告に確認しています。

弁護人・高坂:引きあたり捜査でメモをとっていましたか?

栗原氏:基本的にメモしたことを捜査資料に書いています。

 弁護人・高坂は捜査資料に書かれた然る地点を指して、栗原氏のメモに書かれた内容と異なるのではないかということを突いてきた。

異議あり! 「どの部分が異なるのかを明確にされたい!」(検察)

 ここで裁判長が「メモを確認すれば良いのではないか」ということを提案したが、高坂をはじめ弁護人の他の2人も証拠資料として既に提出されていることを理由に「いや、結構です」と確認を拒否した。検察側は猛然と反論する。違うと言われてもメモの写しが手元に無いので分からないわけですよ

栗原氏:どのようにメモに書いたのか覚えていません。

弁護人・高坂:メモでは「眠気少し」と書いたのでは?

異議あり! 「そのように言われるのなら(メモを)確認させてもらいたい!」(検察)

栗原氏:…そう書いたものと思います。

 弁護人・高坂は捜査資料の図面に「運転がキツかった」と記された地点を指して、「被告人は運転がキツかったとは言っていないのでは?」と証人・栗原氏に訊いてきた。

栗原氏:表現の問題ではないでしょうか。そのように聞いたので、そう書きました。被告人からキツかったと聞きました。運転がキツかったとは言わなかったかも知れませんが…。

弁護人・高坂:疲れてキツかったということではないですか?

栗原氏:キツかったというのは場面によって被告人に確認した上で、そのように記しているはずです。

弁護人・高坂:被告人から確認したのは「キツかった」という表現ですよね? 5月13日の実況見分では被告人が「眠気があった」と認めましたか?

栗原氏:(特定の地点で)眠気があったとは断定していません。眠気を感じた、眠気が強くなった地点という風に順々に地点でバスを停車し、見分しています。

弁護人・高坂:被告人は追突の直前、前方を走る車輌を追い越しましたね?

異議あり! 「実況見分ではどの場所で追い越したかは出て来ていません。『追い越し』はアンドウ検事の取り調べで出て来たんでしょうが? 弁護人の誤導です!」(検察)

 アンドウ検事とは前回、第7回公判で証人出廷した検察官で、河野被告を取り調べた検事。検察では警察からの調書なり捜査資料を基に河野被告を起訴しているのであって、検察の取り調べで出て来た「追い越し」について、その前段階で実況見分した警察官が知る由もない。
 弁護側としては河野被告が運転するバスが前方を走る他の車輌を追い越した事実を以って、追突直前の河野被告の意識がハッキリしていたことを裏付けたいのだろうが、トンだ印象操作である。

 しかし、裁判長・高山は検察側の異議申し立てを認めなかった。

栗原氏:そういった(追い越しの)説明はありません。ただ、停まっていた車があったという説明は受けています。

 高速道路の路肩に停まっていた車を走っていたとして、それを追い越したという捏造が行なわれたとしたら、弁護側によるトンでもない司法・裁判への冒涜だろう。

弁護人・高坂:メモに追い越しのことを記載したのでは?

栗原氏:記憶にありません。

 弁護人の高坂が執拗にメモに記されたとする追い越しのことを追及してきたので、またも検察側から異議が申し立てられた。

異議あり! 「記憶に無いと言っていることを訊いても意味がないのでは?」(検察)

 ここで弁護人・高坂は実にイヤラシイ口調で「証人(栗原氏)の記憶を喚起するため」と言いながら、証人・栗原氏にメモの写しなのか、証拠書類を提示した(傍聴席からは確認出来ず)。

 メモ内容が法廷のプロジェクターで映し出されることはなかったが、どうやら栗原氏のメモには「追い越した」と記載されていたが、その脇に「覚えていない」とも書かれていたらしい。
 …裁判内容をメモする筆者(有門大輔)としてもよく分かることだが、走り書きでメモをしていれば、後で読み返しても分からなくなったり、覚えていなかったりすることがある。もしかしたら追い越したと聞いたかも知れないが、供述している本人も記憶に定かではないので「覚えていない」と記したのではないか?

弁護人・高坂:当時、被告人が言ったということで間違いありませんか?

栗原氏:…そういう説明を受けたのだと思う。

弁護人・高坂:証人(栗原氏)が被告人を取り調べ…

異議あり! 「証人(栗原氏)が被告人を取り調べた事実はありません」(検察)

 弁護人・高坂はまたもイヤラシク捜査資料を証人・栗原氏に示しながら、岩渕恭一氏と共に栗原氏の氏名が取調官として記載されていることを示す。しかし、警察のような大組織になれば往々にしてあることだが、書類上は取調官として記載されているからと言って、必ずしも取り調べを受け持つ担当官になるとは限らない。

弁護人・高坂:実況見分の際に岩渕氏はバス車内のどの辺りに居ましたか?

栗原氏:車内後方のほうに居ました。

弁護人・高坂:通訳士はどの辺りに?

栗原氏:引きあたり捜査の時と同じ場所にいました。

弁護人・高坂:証人(栗原氏)が被告人に話しかける時は何語でしたか?

栗原氏:日本語です。

弁護人・高坂:通訳士は訳していましたか?

栗原氏:はい。逐一、中国語に訳してくれていました。

弁護人・高坂:被告人の回答は何語でしたか?

栗原氏:日本語が多かったです。

弁護人・高坂:被告人はすぐに日本語で返答しましたか?

栗原氏:はい。通訳士はその横で中国語に訳してくれました。

弁護人・高坂:通訳士が通訳しなかったこともありましたか?

栗原氏:短い単語や短いやり取りの時はそうでした。

弁護人・高坂:通訳士と被告人のやり取りはかなり積極的だったり親密だったりしませんでしたか?

栗原氏:私が質問した時に被告人が日本語で回答し、それを中国語に訳していたこともありましたが、被告人に積極的に話しかけていたのかどうかは分かりません。

弁護人・高坂:被告人が日本語で回答したことも中国語に? それはおかしくないですか。貴方が質問したことに対して被告人が日本語で回答したわけですよね? それを中国語に訳したりするんですか?

栗原氏:今回に限らず、通訳人が間違いを訂正したり、補足で付け加えたりすることもあるのではないかと思います。

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 …要するに弁護人・高坂としては通訳士が「疲れた」と言ったのを「眠かった」と誤訳したり、通訳が誤訳したことによって警察官の取り調べで「眠気」が印象付けられたのではないかと言いたかったのだろう。

 とにかく外国人凶悪犯罪について往々にしてあることだが、弁護人というのは被告の刑事責任を免れさせたり、軽くしたりするためには何でもアリで周辺にいた誰かしらに責任を擦り付けたがるものだ。以前、東京・JR御茶ノ水駅で中国人の男によって警視庁警察官が線路上に突き落とされて瀕死の重傷を負わされた事件で、中国人凶悪犯の弁護を務めていた弁護人は事件の目撃者として証人出廷した男性に「貴方のせいで事件が起きた」として罪を擦り付けようとしたのである。

 関越道バス追突事件の公判・審理では眠気があったとか無かったとか余計なことが争点となり、弁護人の卑劣な法廷戦術によって捜査に当たった警察官が証人出廷を求められるなど、つくづく時間とカネのムダ使いが行なわれていると思うものだ。

 容疑者を取り調べた警察官や検察官が法廷における弁護人の卑劣なすり替えと捏造で振り回されているのだから、悪徳・人権派弁護士の何でもアリに対し、検察側としては何度「異議アリ!」を申し立てても足りない。

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画像:群馬中央法律事務所の悪徳・人権派弁護士/左から順に高坂隆信、天田昭夫、古平弘樹

 実況見分を行なった警察バスの車内には2台のビデオカメラが設置されていたことは先に触れたが、その時の様子は法廷内のプロジェクターで映し出された。音声も流れている。弁護側は証人の栗原氏に対してこの時のやり取りについて尋問していた。

 栗原氏が河野被告に対し、「(事件当日)ここのサービスエリアに入ろうとは思わなかったのか?」と訊き、被告が「思わなかった」とする場面があるとして、執拗に尋問していたが、些細なことでも被告の意識がハッキリしていたことと、眠気が無かったことを印象付けようとしている。

 動画は雑音が入ったりして確かに聴き難いが、何よりも動かぬ証拠の動画を視聴して、お前ら弁護人こそどう思うんだ?と言うに尽きよう。

 動画があってこのザマなのだから、警察・検察における取り調べをビデオ収録によって可視化しても意味が無いのではないか?