★動画ご紹介!

関越道バス追突事件裁判(第9回公判)

http://www.youtube.com/watch?v=C0Pd0FsdNVo&feature=youtu.be

:前回公判の様子

【群馬】関越道バス追突事件 第8回公判と前橋地裁前 街宣活動
http://blog.livedoor.jp/gaitsui2/archives/1791878.html

★トンデモな闇黒法廷の実状!

人権派のバカ弁護士による審理引き延ばしの卑劣な手口

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画像:前橋地裁前での街宣活動

 平成25年11月22日(金曜日)、群馬県の前橋地裁にて関越道バス追突事件の第9回目となる公判が開かれた。

 前回に引き続き、中国残留孤児2世の元バス運転手・河野化山被告(44歳)を引き連れて実況見分を行なった群馬県警高速隊の栗原啓氏(現・富岡署交通課長)が証人出廷。

 11時から開廷となった審理は午前中のみを費やし、第8回目の続きという形で栗原氏への証人尋問から始まったものである。さる14日に引き続き、2回も出廷を要請された栗原氏も大変だ。

 この裁判では追突の直前、河野被告が眠気を自覚していたかどうかなど、争点にもならないようなことが争点となっている。
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 河野被告の弁護人・高坂隆信は証拠書類として提出された図面を示し、被告人が「眠くなった」とされる地点(1)を示した。

 さっそく検察側から「異議あり」!

図面の地点(1)については前回の尋問でもかなりの時間を費やしています。重複になるのでやめて頂きたい!」(検察側)

 開始早々の異議申し立てで弁護側は出鼻を挫かれた格好だ。審理での時間稼ぎ、引き延ばしの感が否めない。高坂は「DVDを見ながら検証します」として尋問の正当性を主張した。

 法廷内のプロジェクターには前回も映し出された実況見分の様子が映される。実況見分を行なった警察バスの車内に取り付けられたビデオ映像である。

 前以って述べておくと、前回の公判でも栗原氏が述べたように、この実況見分のビデオ映像は裁判の証拠資料として用いるために撮影されたものではない。飽くまでも警察内部の教材として撮られたものであり、捜査上、念には念を入れるためである。

 ビデオ映像は雑音が入り、被告のほか見分を行なう者らの胸元に集音マイクを取り付けているわけではないため、かなり発言が聴き取り難い。

弁護人・高坂:動画の最中、「この辺…(間)…眠くなった」とありますが、何と言っていますか?

栗原氏:記憶にありません。

弁護人・高坂:眠くなったとは通訳人が言ったのですか?

栗原氏:違います。

弁護人・高坂:被告人はこの映像で「この辺り…ちょっと、まぁ眠いと言うか…」と言っていますよね?

栗原氏:全部ではありませんが、細かくは覚えていません。

弁護人・高坂:その後に「疲れた」と言ったのではありませんか? 「眠気を感じた」とは言っていないのでは?

栗原氏:その場面では「疲れた」と言ったのかも知れません。

弁護人・高坂:何々を「感じてきて」と言ったのは通訳人?

栗原氏:そうです。

弁護人・高坂:証人(栗原氏)は被告人に対して「上里での休憩をどこでとろうと思ったか?」と訊きましたか?

栗原氏:「眠くなったのはどの地点か、それを教えてほしい」と訊きました。

弁護人・高坂:上里…の箇所は聞き取れますが、あなたの口から「眠気」という言葉は聞こえてきませんよね?

栗原氏:動画には映っていないかも知れませんが、総体的にそのように訊いています。

弁護人・栗原氏:被告人が「気が緩んだ」と言ったことはありますか?

栗原氏:ありません。

弁護人・高坂:通訳人が言ったことを、あなたがそのように聞こえたのではありませんか?

 ここで再び検察側からの異議あり!

気が緩んだとか抜けたとする旨の会話をしていないではないですか! DVDを見ても記憶がないと言っている! 映像のどの場面なのか分からない! 映像に収録されている全体を見ても(証人は)記憶に無いので意味がない!」(検察側)

弁護人・高坂:図面(2)の地点で実況見分のバスを停車させていますが、被告人は発言していないのではありませんか?

栗原氏:目印を被告人に「この辺」と指摘させ、私が運転手に「停まってくれ」と指示を出しました。

弁護人・高坂:眠気について被告人の発言は聴き取れないですね?

栗原氏:映像には映っていないかも知れませんが、実況見分をする過程で被告人からの説明はありました。

弁護人・高坂:証人(栗原氏)は居眠り運転とは眠いのを我慢しながら運転し続け、段々と眠くなり、眠ってしまう状態を言っていますか?

栗原氏:はい。被告人の証言通りに見ても、そう導かれます。

弁護人・高坂:被告人は運転中ずっと眠気があったとは言っていなかったのではありませんか?

栗原氏:そうではありません…。

弁護人・高坂:DVDで映像を見る限り、証人(栗原氏)は被告人に対し、「上里で休もうと思ったのはどこか?」と訊いたのですよね?

 この日、検察側が3度目となる異議の申し立て。

証人はDVDでは確認されないが、どこかで被告人からの眠気の説明があったと述べているではないですか!

 検察側の異議申し立てでは、「実況見分の前々日、5月11日の引きあたり捜査において被告人に眠気を感じた地点を確認している」ことも併せて述べられた。

 DVDの映像に眠くなった地点の確認をした会話が収録されていないからと言って、訊いていない、言っていないと断じるのは不当だ。

弁護人・高坂:被告人の供述内容を逐一メモしましたか?

栗原氏:はい。

弁護人・高坂:前回の出廷ではメモの内容を確認せずに証言していましたか?

栗原氏:はい。

弁護人・高坂:(被告人が眠気を感じたとして証人が眠気を感じた地点を特定したことについて)被告人が「疲れを感じた」と供述したことについて、あなたは「眠気を感じたのか?」と問うたことに対し、被告人が頷いたわけですね?

栗原氏:5月11日の引きあたり捜査でのやり取りです。被告人から「(この辺りで)眠くなってきた」との説明を受けましたので、眠くなった地点を特定しました。

弁護人・高坂:前回出廷された際には、眠くなったとの明確は説明はなかったと言われませんでしたか?

栗原氏:(前回の出廷の後)メモを確認し、当日のやり取りをよく思い出しました。

 弁護人・高坂は証拠書類として提出された栗原氏のメモ書きをプロジェクターで映し出す。警察側は捜査に当たった警察官のメモ書きまで証拠書類として提出していたのだろう。捜査における公正中立を期すためだと思われる。

 栗原氏のメモ書きは2枚。そのうちの1枚が示される。

 メモ書きには「少し眠くなった」と走り書きで記載されていた。

 栗原氏は「眠くなり始めた」との意味で書いたと証言している。少し眠くなった、という「少し」の部分を以って弁護人・高坂は眠気というほどのものではないとでも言いたげだったが、眠気を自覚していたことを示す表現としては十分だ。

 「運転がきつくなってきた」とメモに書かれていたが、この箇所について栗原氏は河野被告に「眠気がきつくなってきたのか?」と問い、被告は肯定している。具体的な表現として被告が頷いたという。

弁護人・高坂:メモにはそのように記載されていませんが?

栗原氏:自分のメモなので自分で分かれば良いと。敢えて書く必要はないと思いました。

 弁護人・高坂のやり口は卑劣である。メモに書かれた内容と捜査・報告書類に記載された内容が異なるというものだ。…当たり前ではないか。メモは自分自身が事実関係を分かりやすく走り書きした私文書。捜査・報告書類は後々裁判での証拠書類ともなる公文書。

 例えば栗原氏が「上里にしようかと強く」とメモ書きしていた箇所について、弁護人・高坂は「上里SA(サービス・エリア)に休憩を早めようと決意した地点」として記されたのではないかとしたが、栗原氏は河野被告からの供述をもとに「眠気が強くなった地点」として記したものだ。

 上里SA行きを訊いたわけではない。眠気が強くなったため、上里SAより先にあるSAではなく、上里SAにしようと決意した地点である。眠気を感じていなければ休憩を早める必要もない。

栗原氏:メモに書いたものであり、報告書ではないので走り書きしました。報告書では詳細に書いています。

弁護人・高坂:つまり被告人が眠気を感じたと言ったわけではないのですね?

栗原氏:メモに書いたのは聞いたままです。

弁護人・高坂:メモと報告書の内容が異なるが…

 検察側から再三にわたる異議あり!

証人は報告書には詳細に記載したと言っている。証人は被告から聞いたと述べているので、弁護人による尋問は明らかな誤導です! 報告書への記載について記憶の確認を求めているのか? 記憶の確認に意味があるのか?」(検察側)

 ここで高山光明裁判長も初めて異議を認めた。「(メモと報告書とで)違うのは当然です

弁護人・高坂:メモに記載していなかったのはどうしてですか?

栗原氏:重要視していなかったのでメモしていませんでした。

 …当然だろう。引きあたり捜査と実況見分を行なった栗原氏にせよ、後々、裁判で眠気の有無が争点になるなどとは想像もしない。
 弁護人・高坂としては、どうしてそんな重要なことをメモ書きしていないのかとでも言いたいのだろうが、重要でも何でもないことを無理やり争点にしているのは弁護側である。公正を期すためにメモ書きまで証拠書類として提出した栗原氏ら警察側としても困るだろう。

 弁護人・高坂は再び栗原氏のメモ書きを引用し…

1台おいて

60キロくらいの遅い車抜いた

上里にしようと思った

…の箇所を以って、「上里に行くために前方の車を追い越した」などと追い越しの要約とした。実際には眠気を感じたために上里SAに寄ろうと思ったところを。

 検察側から異議申し立て!

弁護人の要約には無理があります! 前回(14日)の尋問と重複しています! あなた方(弁護側)は前回、時間が余っていたにも関わらず訊かなかったでしょう!? わざと審理を引き延ばしているだけじゃないですか!」(検察側)

 検察側が猛然と弁護側に噛みつく。弁護側のやっていることは審理の徒な引き延ばし戦術に過ぎない。
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 検察側席の後ろ側に陣取った遺族らの目がこの日は特に険しい。弁護人のあまりにも下らない尋問に遺族からは失笑も。

何しとんねん!

 堪え切れずに遺族からは野次も飛んだが、裁判長と検察側がなだめる。

 弁護側からの尋問を終えた後、高山裁判長より5月11日に行なわれた引きあたり捜査と5月13日に行なわれた実況見分についての尋問が行なわれた。

 この尋問で裁判長より「聞かれていない、言っていないことで被告人から苦情を受けたことはあるか?」の問いに栗原氏は「ありません」と答え、「被告人が記憶にない、意識にないと供述したのは日本語か? 中国語か?」とする問いには「被告が日本語で。正確に日本語で述べました」と答えている。

 実況見分でのビデオ撮影については「被告人が了承していたかどうかは不明」「私がカメラを設置したわけではないので裁判での証拠にする意図があったのかどうかは分かりません。状況を把握するために録画したと思います」と答えたものだ。

 ここで午前の審理は終了。正午終了の予定が午後1時にまで長引いたのは弁護側による徒な引き延ばしのお陰である。

 今回の審理で象徴的だったのは河野被告。警察や検察の取り調べで、ただの居眠り運転を認めたものの、弁護人らの入れ知恵なのか、それらの供述を翻して法廷では「眠気を感じる間もなく居眠り状態に陥った」「睡眠時無呼吸症候群(SAS)だった」などとする無理くりな主張を展開。

 しかし、そのお陰で法廷では自らの主張が嘘であることを裏付ける証言が次々に出て来ているし、余計に裁判官や遺族の心証を悪くする事態になっているのではないか。退廷する際、やや涙目になっているようにも見えた河野被告の表情には「却ってヤバくなっているのではないか」とする焦燥感があったように思えてならない。

 もし自分が河野被告の弁護人であったと立場を置き換えてみて、被告の刑を少しでも軽くするためには故意による殺人事件でもなく、過失の事件なのだから、いっそ起訴内容も眠気も全部認めて最初から謝っていたほうが情状酌量の余地はあったのではないか?

 それをSASだとか眠気はなかったと主張したことで事態を余計にややこしくしてしまい、自分の立場を悪くしているだけということに河野被告も気付き始めたのだと思う。全ては弁護人の悪知恵に乗せられた自らの落ち度だが、裁判開始の当初、人命軽視の国・中国からやって来た残留孤児2世らしく大して罪の意識も感じていないように見えた河野被告もようやく罪の意識を感じ始めたのかも知れない。

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 弁護士も飽和状態で仕事にありつけない弁護士が多いのか。
 高坂のほか河野被告の弁護をしているのは群馬中央法律事務所天田昭夫古平弘樹。この3人がどのような経緯で河野被告の弁護を請け負ったのか知らないが、これならまだ弁護人などいないほうが良かったと思うくらいの河野被告が置かれた現状。
 法的責任を免れようと言い逃れ、詭弁を弄することでさらに自身が窮地に追い込まれて反省を促されている意味においては、これら人権派の悪徳弁護士が登場した意味はあったのではないか。
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 午後2時から再開した審理では運送関連企業の産業医が証人出廷。

 検察側からの尋問に対し、SAS(睡眠時無呼吸症候群)患者であっても「いきなり深い睡眠に陥ることは通常、考えられない」として、河野被告を検査したポリノソムグラフィー検査結果においても「眠りにつくまで5時間以上かかった上、よく眠れている、SASの無呼吸指数が低い、SASの症状が重くないなど、予想外の結果が出ている」と医学的に断定した。

 尋問では検査開始のタイムやHRS(時間)、睡眠ステージなどが表示された検査データ表を元に、眠りにつくまでの時間、眠りの質、覚醒反応、無呼吸反応が示されて検証が行なわれた。

 河野被告がこの検査を受けたのが事件の約1ヵ月後。勾留されて規則正しい生活の中、体重が減少するなりすればSAS症状が軽減することもあるが、証人出廷した産業医は河野被告の体重が「逮捕前後で変化していない」ことを指摘した。

検察官:追突の原因は何だと考えられますか?

産業医:追突の直前、睡眠不足と過労です。SASの影響は考えられません。あったとしてもごく僅か。

 今度は逆に弁護側からの異議申し立て!

「尋問の内容を事前に知らされていなかったので、こちらとしては反対尋問がし難い…」(弁護人・天田)

 検察側が猛然と反駁する。「ポリノソムグラフィーはそちらから証拠として出して来たんでしょうが! それを先生(産業医)に訊いているんですよ!

 第5回目の公判(10月17日)において、弁護側はどこから連れて来たのか知らないが、SASの専門家を呼んで来て河野被告のSAS症状を医学的に検証しようとなった。

【群馬】関越道バス追突事件 第5回公判と前橋地裁前 街宣活動
http://blog.livedoor.jp/gaitsui2/archives/1789294.html

 それが第9回目の今回、医師が実際に出廷。河野被告がSAS患者ではなかったことが医学的に裏付けられそうになって自身らに不都合だからと言って、こんな尋問には意味がない、フェアじゃないかのような言い分は通らない。

 結局、検察側の尋問の後、30分間も休憩(通常は15分間)をとって審理を再開。弁護側からの尋問となったが、その内容が実に下らない。

弁護人・天田:先生は日本睡眠学会専属のお医者様でいらっしゃいますか?

産業医:違います。

弁護人・天田:先生の患者さんには睡眠障害について自覚症状に乏しい方もおられますか? 患者の訴える眠気と客観的な眠気といったように。

産業医:眠気は本人の自覚症状です。

弁護人・天田:慢性的な寝不足と身体で感じる眠気がかけ離れているようなケースは考えられますか?

産業医:身体で感じる眠気というのは意味が分かりません。本人が訴える眠気をそのまま信じて良いかは疑問があります。特にドライバーの場合は眠気を訴えません。

弁護人・天田:実際に身体で感じる眠気と自覚が乖離するようなことはあり得ますか?

産業医:身体は眠気を感じません。感じるのは精神です。身体で感じる眠気というのは曖昧で理解出来ません。

弁護人・天田:SAS患者が突然バタッと眠ってしまうようなことはありますか?

産業医:重症のSAS患者の中には睡眠不足でそうなってしまうことがあります。

 検察からの異議申し立て!

異議あり! 尋問内容が漠然とし過ぎています。重度SAS患者について訊いても意味がありません

 裁判長からは事件に沿った内容の尋問をして下さいと弁護側への注意が度々。審理の後半部分は事件との直接的な繋がりがあるのかと言いたくなるような弁護側の尋問だった。

 弁護側からのイヤラシイ尋問も医学的知識と信念を以って飄々(ひょうひょう)と撥ねつける産業医からは医学的見地として、「重症のSAS患者が突如として眠ってしまうようなことは寝ることが許される状況では起き得るが、運転中など寝ることが許されない状況では考えられない」ことが明らかにされ、河野被告にとってはますます厳しい状況になったと言えそうだ。