傍聴記 ★少年B(飯塚何某)に「無期懲役」…

大人同様に裁かれた刑事裁判で顔も隠させず、死刑に処せ!

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画像:公判が行なわれた法廷と立川地裁の正面玄関

 平成26年2月7日、「吉祥寺・強盗殺人事件」の公判(判決)が行なわれる予定の東京地裁立川支部へと向かった。

 吉祥寺・強殺事件とは昨年2月28日深夜に発生した事件で、ルーマニア人少年の今井アレックス被告(18歳)の他、日本人の少年被告(19歳)が共犯で逮捕・起訴されている。

 7日に立川で行なわれたのは、その日本人少年に対する判決。
 この事件ではコンビニからの買い物帰りだった青森県出身で、事件現場の近くに住む山田亜理沙さん(当時22歳)がナイフで刺されるなどして死亡している。

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 閑散としていた立川支部のロビー付近だったが、開廷時間が近付くにつれ、傍聴希望者と思しき人が集まり始めていた。公判が行なわれた101号法廷は1階ロビー受付のすぐ前。

 開廷時間の直前になると通常の入口からの入場ではなく、表に面した入口からの入場となっていた。2ヵ所ある入口のうち、建物の内側から101号法廷へと向かう通常の入口は警備上の都合だと思うが、衝立(ついたて)が立てられるなどして閉め切られていた。

 注目の裁判とあって待合所の椅子は傍聴者で埋められていたが、抽選や整理券の交付などは無し。

 事の他、荷物検査と金属探知機による身体検査は厳しかった。例えばタバコの箱の中でタバコを包んでいる銀紙にさえ金属探知機は反応する。これは警察官の発砲をめぐる民事裁判が上告審で争われた最高裁でもそうだったが、通常の裁判所における身体検査よりも厳しい。

 開廷前、JR中央線の事故の影響か、出廷予定者の到着が遅れているとかで開廷が10分くらい遅くなるようなアナウンスが裁判所職員よりなされたが、さほどの遅れもなく入廷が許可され、開廷されたように思う。

【裁判の概要】
事件番号:平成25年(わ)第430号
罪状:強盗殺人、銃刀法違反、窃盗
被告:少年B
裁判長:倉沢千巌

 法廷に入ると裁判長を含めた3名の裁判官が座っていたが、計6名の「裁判員」はまだ入廷していない。

 傍聴席から見て右側に座っていたのが被告の弁護人だろうか。

 左側には「被害者参加制度」を利用して裁判に参加した遺族らしき人が3名座っていた。ご年配の男女は殺害された山田亜理沙さんのご両親で、その横に座っていた若い女性は亜理沙さんのお姉さんではないかと思われる。

 開廷の直前にテレビカメラによる2分間の撮影。傍聴席の最後列より後ろ、中央から裁判長を中心に法廷全体を写したと思われるが、裁判員の入廷はテレビカメラによる撮影のため待たれたのだろう。

 やがて裁判員が入廷。全員が無作為に選出された市井の人々でラフな服装の人もいる。

 以下、年齢は飽くまでも筆者の想像だが、裁判員の面々。

傍聴席から見て右より、
男性(三十代?)
男性(二十代?)
男性(五十代?)
3名の裁判官を挟んで、
男性(二十代?)
男性(三十代?)
女性(二十代?)

 そして被告人の少年Bが入廷。傍聴席からは見えないよう、法廷内に移動式の白いアコーディオン型間仕切りカーテンが設置される。

 複数の足音とともにジ〜ジャラ、ジ〜ジャラと手錠や腰縄を外す音が聞こえた。

 いざ開廷されると間仕切りカーテンが取り除かれる。

 裁判長から見て真正面、中央の証言台に被告である少年Bが傍聴席に背を向ける形で座っていた。

 いかに少年犯罪とは別格に成人同様、公開形式の刑事裁判と言えども、被告(少年)の素顔が傍聴席からは見えないように配慮(?)されている。
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 少年の頭髪は坊主頭で濃い灰色のスーツという出で立ち。インターネット上に飯塚滉暉として出回っている画像では痩せ型の印象を受けたが、実際に見た少年は拘置所生活で運動不足のせいもあるのか、やや「ふっくら」とした印象だった。

 本日の公判は裁判長からの判決の言い渡しが主で、少年B被告による陳述などがなかったため、裁判長からの言い渡しに「はい」と答えた以外、少年の肉声を確認することは出来なかった。

主文、被告人を無期懲役に処す

 裁判長から判決が言い渡された。

 裁判長が読み上げた判決理由の中から、少年が犯行の2〜3日ほど前、知人である少女宅で「少年A」とされるルーマニア人の今井アレックス被告と出会ったこと、知人宅を出た直後に今井アレックスが強盗を提案、少年Bもこれに同意したことが明らかに。

 犯行に使用した刃渡り12.8センチのぺティナイフ2本は量販店から盗んでいる。
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「俺が最初に刺す! 続いてお前も刺せ!」

 今井アレックスとの謀議では、このようなことが話し合われた。

 少年Bは少年Aこと今井アレックスの提案に従うが、両者の間に明確な上下関係や主従関係があったわけではない。

 当初、2人は今井アレックスが目星をつけた男性を「標的(ターゲット)」として犯行に至ろうとするが、Bは「あれはやめておいたほうが良い」と判断したのか、これを断っているのだ。

 こうした事実から、必ずしもBが従っていたわけではない。

 男性が相手だと失敗した時、抵抗されたりすると厄介だという判断もあったのだろう。

 また、犯行に及ぶに際してBは今井アレックスから帽子を借りて顔を見られ難いようにするなど周到さも窺がえることが裁判長の判決理由でも指摘された。

 Bを鑑定した精神科医が言うような「初歩的な想像力の欠如」などは見られない。

 Bは「刺さなくても良いんじゃないか」としながら、今井アレックスの「脅すより刺したほうが(犯行が)簡単だ」とする提案に同意。

 そして28日深夜、路上を歩いていた山田亜理沙さんに狙いを定め、今井アレックスが左背面から肺に突き抜けるまで刺し、山田さんが振り返った次の瞬間、Bは左脇腹を刺している。後背筋を貫通するほどのチカラで刺している被害の程度から、裁判長は「相応の力が加えられており、最初の一撃の後の追撃であるだけに、死に至る可能性が高かったことは十分に認識出来た」として、「殺意はなかった」とする被告側弁護人の主張を退けた。

 山田さんは背中中央と左脇腹を刺され、大動脈損傷が致命傷となって死亡。

 犯行の直後、Bはカードや現金の入った山田さんのバッグを奪うなどしており、犯行において果たした「役割」は小さくないことも裁判長からの読み上げで指摘された。
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 22歳という若さで生命を絶たれた被害者・山田さんの両親らの悲しみと絶望は「想像に余りある」として、裁判長は「弁護側が主張するような家庭裁判所への逆送や保護観察処分が相当とは言えない」「被告に有利な点を差し引いても無期懲役が相当」として無期懲役とした判決理由を述べた。

 ちなみにBは平成23年にも窃盗罪で保護観察処分を受けていたという。

 以前はとび職の見習いとして働いたこともあり、母親の誕生日にはプレゼントを買うなどしたことも判決理由で読み上げられていた。知人宅を泊まり歩いたり、街中を徘徊したり、今井アレックスとネットカフェに泊まったりせずとも、Bには帰る家があったのである。

 両親は早くに離婚していたそうだが、Bは祖父母の元で健やかに育てられるなど、弁護側が主張するような家庭環境に特段の事情があったとは言えない、というのは裁判長の指摘通りだろう。

 閉廷後、少年B被告の退廷に合わせて、再びアコーディオン型の間仕切りカーテンが設置された。

 出入り口から見て傍聴席の一番右最後列に座っていたマスクをした、四十代くらいの女性が泣きながら間仕切りカーテンのそばに歩み寄った。裁判所の職員に促されながら。
 おそらく加害者である少年Bの母親ではないかと思われる。

 一方、被害者側に座った山田亜理沙さんの両親と思われる年配の男女はただ席に座ったまま。微動だにしない。神妙な顔つきで、悲しそうな、やり切れなさで溢れた表情が物凄く印象的であった。

 単身で上京した我が子を送り出した親は数知れない。生活必需品や仕送りもしながら、我が子が帰郷のたびに成長して帰って来るのを、さぞ楽しみに待ちわびていたことだろう。

 その両親にとって何よりもの至福を突如として、それも無残に奪われた気持ちは計り知れない。

 ルーマニア人の今井アレックス被告の初公判は2月19日(水曜日)に開かれるという(※地裁への確認要)
 少年Bの積極的な加担から共犯には違いないが、犯行の提案者であり、凶器で以って致命的な危害を加えることを率先して行なった「主犯格」である、この極悪非道なルーマニア人の白人被告こそ見せしめ的な死刑に処せ!

以下、ニュースより引用

吉祥寺強盗殺人、19歳少年に無期懲役判決
読売新聞 2月7日(金)15時38分配信
 東京・吉祥寺の路上で2013年2月、近くに住む飲食店従業員山田亜理沙さん(当時22歳)が刺殺された事件の裁判員裁判で、東京地裁立川支部は7日、強盗殺人などの罪に問われた無職少年(19)に求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。
 争点だった殺意の有無について、倉沢千巌(ちいわ)裁判長は、被害者の傷の状況などから「殺意があった」と判断、「残虐な犯行で、動機にくむべき点は一切ない」と述べた。
 判決によると、少年は、ルーマニア国籍の少年(18)(強盗殺人罪などで起訴)と共謀し、同月28日午前1時50分頃、東京都武蔵野市吉祥寺本町の路上で山田さんの背中をナイフで突き刺して殺害、現金約1万円などが入ったカバンを奪い、奪ったキャッシュカードで現金を引き出そうとした。

吉祥寺の女性強殺、当時18歳の少年に無期懲役の判決
TBS系(JNN) 2月7日(金)18時23分配信
 去年2月、東京・吉祥寺の路上で、帰宅途中の女性(当時22)が少年2人にナイフで刺されて死亡し、財布などを奪われた事件の裁判で、強盗殺人などの罪に問われた当時18歳の無職の少年(19)に無期懲役の判決が言い渡されました。
 少年(19)は「殺すつもりはなかった」と殺意を否認していましたが、東京地裁立川支部は、「共犯者が被害者をナイフで刺した後、少年もナイフを背中付近に突き刺している」として殺意を認定しました。
 その上で、「遊び暮らす中で金に困り、安易に共犯者の提案に乗って犯行に及んだ」「人格的な未熟さも否定できないが、減刑し有期刑を言い渡す事案ではない」と指摘しました。
 共犯のルーマニア国籍の少年(18)の初公判は、今月19日に開かれます。


★動画ご紹介!

2/7 東京地裁立川支部前ミニ街宣

https://www.youtube.com/watch?v=dSnwhZgux-g