桂歌丸から春風亭昇太へ、、、


笑点の新たな司会者が発表されました。


「国民的番組」と言われて久しい番組ですが、司会者の決定プロセスはかなり隠密になされたかと思います。


「もしこれを国民投票(よく言われる「開かれた形」)で決めたらどうなるだろう?」


そういう考えがふと浮かびましたが、恐らくこれを採用すると笑点という番組の基盤となる落語の世界の秩序が崩壊するだろうと推測します。


「伝統」に支えられた落語界・・・現代におきながら、その性質は貴族的なものです。独自の風習や排他性というものはある意味否めない部分があります。


しかし貴族制で事が運ばれる場合、貴族には「徳」という名の高貴さが要求されます。「国民的」と言われる番組だからこそ、落語界の(一般視聴者の預かり知らない様々なしがらみを含めた)沽券を保ち、なおかつ広く視聴者に受け入れられるような高次の政治的判断が要求されます。


私見ですが、私は今回の人選は落語界が見事な「徳」を見せた判断だったと考えてます。素人目に、とても先行きの明るい業界ではないかと。


なので、どういう政治システムを取っても結局最後はそのプロセスに関わる人間の徳や判断の質が問われる、、、という思いがめぐるわけです。