2005年11月09日

アメリの好きなこと 〜ガケ書房 マドモアゼルのための棚から〜

☆アメリ☆

アメリが好きなこと。それは、食料品店の店先にある豆袋の中にそっと手を差し入れて、できるだけ深く奥まで差し込むこと。 サマルタン運河の水面に平たい小石を投げて、水切りをすること。スプーンの先でクレームブリュレのお焦げをグジャグジャにつぶすこと。金曜日の夜に一人で映画を観に行くこと──。
これらは自分をちょっぴり楽しくするためのレシピだけど、アメリはまた、誰かの人生をちょっぴり楽しくするための小さなレシピも持っている。ひと雫のブランデーやひとふりのスパイスみたいなちょっとした、でも人生の味わいを変えちゃうすごいレシピを。
どこにも旅行しなくなったお父さんには、知り合いのスチュワーデスに頼んで、旅先から封書を投函してもらう。その中には、お父さんが庭に固定した木彫り人形のドワーフの写真が同封されている。固定されたドワーフはまるでどこにも行かないお父さんみたい。だから、ドワーフはお父さんの代わりに、モスクワやニューヨーク、カンボジアやケニアを旅するのだ。
私は泣いて暮らす運命なのよ、と嘆く管理人さんには、手紙偽装作戦を実行して、彼女の人生をちょっぴり薔薇色に変える。マダム・シュザンヌ仕込の恋のレシピを使って、病気コレクターの女の人ととふられた女性につきまとう男の人の恋のキューピットにもなる。
そしてそしてね、『アメリ』はいろいろなことを教えてくれる。幸せになるためのレシピを。
「いやなことを忘れるにはお菓子を作るのがいちばんです。小麦粉に卵を割って、バターを加えて、バニラを少々・・・」
ハッピーになるために何か小さなことを試してみたかったら、『アメリ」をおすすめ。書棚の中でキュートなフランス人の女の子・アメリが微笑んでいる。

☆アメリ 螢螢肇襯皀発行 1300円+税アメリ  

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☆マドモアゼルの棚からのプレゼントのお知らせ!

ce98c926.jpg☆マドモアゼルのための書棚では、今オリジナルの帯やプレゼントを考え中です。そのスタートとして今、森茉莉本購入者への「森茉莉全集の内容見本」のプレゼント(写真左下)、鴨居羊子本購入者への「鴨居羊子ミスペテン展」のDM(写真右下)と国書刊行会・鴨居羊子コレクションのパンフレットのプレゼント、渚十吾さんの本『ブルーベリーディクショナリー』購入者へのポスタープレゼント、渚十吾さんの本、CDをセットでの購入者へのオリジナルトートバッグプレゼント(写真上)を実施中。
あそこへ行ったら面白いよ、そんな面白いことを考えて行きたいな、ってと思っています。どうぞよろしくお願いします。
morimarizenshukamoihosoe  

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2005年11月08日

お喋りするように書くノート

〜京都 ガケ書房 マドモアゼルのための棚から〜

☆コクヨのノートシリーズ

現在活躍中のアーティストを起用して、新しい発想で自由に製作したAnノートをご存知ですか?
私が見つけたのは、村山華子さんの「An」ノート。電話でのおしゃべりを集めた読み物風ノートです。罫線の代わりに、24人の電話でのおしゃべりがデザインとして使われています。もしもし〜? あ、でも、ま、いいか・・・・そんなお喋りがノートの上で続いて行くのです。♪ ♪ ♪
個人的には表紙がもう少し別の何か手触りのあるものだったら良かったのにな、って思うけれど、でもこのノートは素敵。
このお喋りの上にいろいろなものをのせてみよう。言葉や葉っぱや切手や切符──。ガケ書房のレシートや栞として自由に持ち帰ることができるスリップ(店のレジのところの箱に入っています)を貼り付けてもいいかな。

☆基本仕様;
・サイズ; 縦182×横257×厚10弌B5版)
・ページ数; 144ページ
・仕様; アジロクルミ製本、ハイラッキー(表紙)、オフメタル(中扉)、Hハミング90K(本紙)、表紙に銀印刷。

☆価格; 1,600円(税込)
kokuyoannote
写真は、ノートの中のある日のおしゃべりの一ページ


ガケ書房のレシート入り口

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手紙の贈り物

a1648814.jpg京都・ガケ書房 マドモアゼルのための棚から〜

☆minibook Hana Vol.6 手紙の贈り物

部類の手紙好き、そして切手にどうしようもなく惹かれる私だから、目にした途端、心ときめいてしまった一冊のミニブックがこれ。パステルカラーを溶かしたような薄〜いブルーの表紙には、デンマークの切手のコラージュと共に「手紙の贈り物 北欧POST紀行 切手アーティスト 太田三郎インタビュー POSTALCOのてがみのつくりかた …」といった文字がのっている。
表紙を開くと続いてこんなメッセージが心にコトンと落ちてくる。
「コトン。
 今日も誰かのポストに、ひとつの物語が落とされました。・・・・・手紙は、まるで一冊の本。・・・・・手紙は、ふい に届けられる贈り物。・・・・・」
何だか本当に手紙が書きたくなってくる。誰かからの手紙が届いていないかな、ってポストをのぞきに行きたくなる。それからそれから、ブルーの文字を便箋にのせたくなったから、万年筆を探さなくちゃ。
秋は毎日が手紙日和。
自分のために買ったミニブックなのに、パリのポストを思い出させる黄色い封筒やポストカードがおまけでついているから、「コトン」と誰かの元にこの雑誌をとどけたくなってしまった。

☆定価 800円+税 発売元 Ricochet
☆ガケ書房 マドモアゼルの棚でご覧になれます。
gakegake手紙  

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