時代小説 泣き童子 三島屋変調百物語参之続
このシリーズ、全巻読んでるんですが
読み終わるとじんわり怖くて・・
でも読んじゃう(^^;)
語って語り捨て
聞いて聞き捨て
黒白の間で語られる、一話完結の物語
おそろし三島屋変調百物語事始
曼珠沙華/凶宅/邪恋/魔鏡/家鳴り
あんじゅう 三島屋変調百物語事続
変わり百物語/逃げ水/薮から千本/暗獣/吼える仏/変調百物語事続
泣き童子 三島屋変調百物語参之続
魂取の池/くりから御殿/泣き童子/小雪舞う日の怪談語り/まぐる笛/節気顔
時代小説 泣き童子 三島屋変調百物語参之続 あらすじ
江戸は神田。
叔父の三島屋へ行儀見習いとして身を寄せるおちかは、
叔父の提案で百物語を聞き集めるが。
人気時代小説、待望の第三巻。
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 |
時代小説 泣き童子 三島屋変調百物語参之続 ネタバレ
おちか・17歳・三島屋伊兵衛の姪
お民(おちかの叔母)
青野利一郎・おちかがほのかに慕う
寺子屋の師匠であるお武家さま
おしま(古参)そそっかし
お勝(疱瘡から生還)おっとり
袋物屋の名店
1、池之端の越川
2、本町二丁目の丸角
三島屋は三番目
魂取の池/
キレイに映る山の中の池
男女二人で映ると、仲が裂かれて、相手のオトコは、オンナが大嫌い、だと思っているオンナと駆け落ち?する
嫉妬深いお文は、その話をおっかさんから聞きました
目先のことにおろおろしないで、自分に繋がってる縁を大事にしなさい、って
ちょこっと教訓が入っていて、これはあんまり怖くなかった
くりから御殿/
夢のお話
山津波で一人生き残った少年
夢で仲良しと鬼ごっこすると、その子の遺体が見つかる
一人生き残ったのは、とっても傷になっていて
無事に成長して、女将さんと幸せに子供にめぐまれて
でも今回、大病で生還した時も、ああ、また置いていかれた、って
でも、女将さんがすがりついて、お仲間はいけずしない、いっぺん私のとこに返してくれたんだ、って
切ないけど、どこかほっこりするお話
泣き童子/
これは怖かった・・
生まれた男の子が、その人の顔を見ると泣く
そいつは、ひきこみの悪党だった
そいつのせいで、男の子の家族も使用人もみんな殺された・・
その後、その子が、引き取ってくれた家の娘の顔を見て泣く
娘は、騙した男を殺してた
娘はその子を付き落として殺し
やがて良い妻となって男の子を産んだら
やっぱりその子は娘(母)を見て泣く
娘は二階から飛び降りて自殺しました
話をおちかにした男は、孫を殺した、って言って、そのまま番所へ
小雪舞う日の怪談語り/
江戸の男伊達、とはやされる札差しの大物・井筒屋七郎右衛門が開く
年末恒例の怪談語り
5人が語るの
1、逆さ柱をつかった屋敷で、おやじが変死した話
2、橋で転んで助けられて、異界につれてかれて、子供じゃなくて自分の寿命をやって戻ったはなし
3、千里眼の母の話。病の種が見える
でもって、お勝の疱瘡顔をわらう小娘を追い払いました
4、追い払われた小娘が話す予定で、今回は流れ
5、半吉親分の語り。悪逆だった御用聞きの臨終はまっくろ
さて、お話を聞いたあとの両国橋で、おちかは半纏をきた子供の声をきく
それは、お地蔵様でした。はるばる、江戸に働きにきた村の娘を心配して
これは、とっても良いお話でした(^^)
まぐる笛/
アクション超大作です
雪国のお侍さんが、母の死をしり、誰かに聞いて欲しい、って
山はまぐるの持ち場だけど、人は生活のために侵入して・・
まぐるは人を喰う。
そのまぐるを封じられるのは、選ばれた女性だけ
それが、お侍さまの母上でした
女性がかっこいいのって、素敵!
節気顔
節気のたびに顔の変わる男
死んだ者の顔を映すんですけど
再会できて喜ばれる人と、生き返ったともう一度暴行される人と・・
それぞれの人のいとなみ・・
大きなお話でした
このお話にでてくる異界の商人は、前冊に出てきた男で
やんわりと繋がってますね
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