時代小説 竹屋ノ渡 佐伯泰英の居眠り磐音江戸双紙(50)
前に作者の佐伯泰英さんが
このシリーズは50巻でおしまい、的なことを言ってらしゃいました。
で、49巻の時に
50巻じゃ終わらないので、50.51を同時に出して完結って発表。
で、2016年のお正月
待ってました!って読みました
いい終わりかたでした(^0^)
佐伯泰英(サエキヤスヒデ)
日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』以後、スペインをテーマにした作品を発表。
99年、初の時代小説『密命』を皮切りに次々と作品を刊行、時代小説の旗手として高い評価を得る
陽炎ノ辻(1) 寒雷ノ坂(2) 花芒ノ海(3) 雪華ノ里(4) 龍天ノ門(5)
雨降ノ山(6) 狐火ノ杜(7) 朔風ノ岸(8) 遠霞ノ峠(9) 朝虹ノ島(10)
無月ノ橋(11) 探梅ノ家(12) 残花ノ庭(13) 夏燕ノ道(14) 驟雨ノ町(15)
螢火ノ宿(16) 紅椿ノ谷(17) 捨雛ノ川(18) 梅雨ノ蝶(19) 野分ノ灘(20)
鯖雲ノ城(21) 荒海ノ津(22) 万両ノ雪(23) 朧夜ノ桜(24) 白桐ノ夢(25)
紅花ノ邨(26) 石榴ノ蝿(27) 照葉ノ露(28) 冬桜ノ雀(29) 侘助ノ白(30)
更衣ノ鷹(上)(31) 更衣ノ鷹(下)(32) 孤愁ノ春(33) 尾張ノ夏(34) 姥捨ノ郷(35)
紀伊ノ変(36) 一矢ノ秋(37) 東雲ノ空(38) 秋思ノ人(39) 春霞ノ乱(40)
散華ノ刻(とき)(41) 木槿ノ賦(42) 徒然ノ冬(43) 湯島ノ罠(44) 空蝉ノ念(45)
弓張ノ月(46) 失意ノ方(47) 白鶴ノ紅(48) 意次ノ妄(49)
竹屋ノ渡(50) 旅立ノ朝(51)
「居眠り磐音江戸双紙」読本
時代小説 竹屋ノ渡 (50) あらすじ
梅香が漂い、霊峰富士を望む小梅村が柔らかな陽射しに包まれる頃、
尚武館坂崎道場では、晴れて入門を許された空也をはじめ、
多くの門弟衆が稽古三昧の日々を送っていた。
そんな折り、道場主坂崎磐音宛てに、遠州相良より一通の書状が届く。
時を同じくして、幕閣に返り咲いた速水左近が下城の途次に磐音のもとを訪れ…。
超人気書き下ろし長編時代小説第五十弾。
竹屋ノ渡 |
時代小説 竹屋ノ渡 (50) ネタバレ
さて、畳の2冊です、50・51巻
亡くなる方もいらして・・
1章、父と子
2章、殴られ屋侍、戻る
3章、右近の決断
4章、尚武館再興
5章、十一年目の誓い
49巻で9歳だった空也が14歳になりまして
元服の年ですね〜
神原辰之助が師範代で
田丸輝信も、早苗と所帯をもってまして
み〜んな幸せです(^^)
金兵衛さんも年取って、長屋の差配をやめて
坂崎道場で暮らしてます
磐音も48歳ですって!
長い連載だわ・・
松平定信の改革は不調で、速水左近が幕閣に返り咲き
家斉さんも大人になって、自分で政治をするようになります
で、左近の手引きで磐音と空也が江戸城で家斉さまにお目見え
これ、とっても破格です
で、佐々木家代々の刀を見せて
そこに家康からの銘を見て、佐々木道場は徳川家の道場だ、ってわかって
お城近くでの再興が許されます
前の場所で、知所は倍になって!
ああ、良かったね〜
でも、小梅村になじんじゃった子たちもいて
城下まだ通えないから、止めなきゃならない子もいる
さらにいうなら、上様御声がかりの道場の格式についていけない子も・・
そんなとこに、昔、磐音と縁のあった「なぐられ侍」向田源兵衛が現れる
わたし、この人のこと覚えてない・・
何巻に出てたんだろ・・
でも、ま、腕が良くて性格のいい剣客で
小梅村に残ることになった輝信さんの後見になってくれそうです
佐々木道場って、爺様をけっこう引き取ります
みんな、老後が安泰で、読んでてとってもうれしい(^^)
で、辰之助は、現在関前藩の地元に行っている指南役、利次郎と霧子夫妻の留守中
江戸での関前藩道場の指南役として就職しました
良かったね
さて、兄様は跡継ぎだけど、次男は部屋住み
ずっと剣術やりたかった速水右近くん
でも、米倉家から婿入りの話がきました
はじめは気乗りしなかったんですが、相手が幼馴染の妹だ、ってわかって
かわいいし
跡継ぎになって、幕閣に役立つ男になる、ってことに
尚武館が開かれました
見所には、一段高い御座所があって、そこは上様の席
でもって、なんと家斉がおしのびで登場
磐音と空也の秘伝を見て帰りました
すごいな〜
で、そのお披露目の翌日に、意次の命で磐音を狙っていた古武士が登場
今となっては、剣客として、正々堂々の戦いを、って
空也は、それを見届けることになります
磐音が破れて死んでもかたき討ちはなし、ってことで
周到に、町方与力の笹塚孫一と、定回り同心の木下一郎太を呼んでありました
死体の始末とかあるしね
って感じで、さくさくメンバーが登場し
あるべきところに配置されていく50巻
最後に、どてらの金兵衛さんが、昼寝のまま大往生しちゃいました
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