こんにちは、ガリレオ人事の中山です。
ガリレオに入社する前の転職活動時のお話です。
ある日の夕方に応募していた会社から一本の電話が。
「面接を行いますので、明日朝9時に来て下さい。
夕方まであるので、昼食の準備もしてきて下さい」
(え?!明日?!)と内心では思いつつ、
翌日、会場に行くと10数名が面接にきていました。
最初は作文。
経営理念というか方針が延々15ページ位書かれていて、
感想を書くというもの。
・・・うーん。これさっきのページで書いてあったことと
矛盾してるんだけど。。
なんてことが多々ありつつなんとか800字を書き上げました。
その後、5対5で集団面接。
「HPにも求人票にもあまり詳しく
職務内容が書いてなかったし、直接、話を聞いてみよう」
と思いながら来た私。
最初の面接官の質問は
「あなたはこの会社でどんな貢献をしてくれるの?」
えっ??
貢献も何も・・・。イメージはあっても、
何をやるか詳しい情報がないのに。。。
どう答えても、表面的な回答にしかならないよこれ。
とたじろいでしまいました。
そのため、順番がきたときに、
「大まかな仕事内容しか書いていなかったので、
もう少し詳しく教えていただけませんか?」
印象ダウンは覚悟で質問。
答えは、(詳しくはうろ覚えですが・・・)
「えーっとまあ、こういうことをしてもらいます(大雑把)。
そうですね。。あなたなら、電話応対の経験もあるから、
いいんじゃないですかねぇ・・・」
は????
明らかに適当な応対。
”応募者のくせに面接官に質問をするなんて”
というような気持ちがあるのが良くわかりました。
その後もいくつか質問があったのですが、
「君は○○という団体で活動してるんですね。
代表の△△さんは私の知り合いでねぇ」
と自慢話(?)が始まったり、
中途採用なのにこれまでの経験については一切触れず。
一方的に質問をされるだけで、
応募者からの質問タイムは一切ない、
とにかく不思議な面接でした。
そして最後に進行をしていた方が、
「他に質問などはよろしいですか?」
と面接官にペコペコしながら聞いて、
我々応募者に「ではお礼を言って退出してください」
と締めくくりました。
えーーーーっっっ!!!
いったい応募者の何を見たかったんだ?!
”面接官は選ぶ立場だから当然”
という上から目線と態度。
きっと普段から横柄なんだろうな〜
というのが垣間見える人々(面接官全員!)。
どんなに理不尽でも力無きものは
意見することを許されず”絶対服従”っぽい空気。
彼らはロボットのような忠実さを持った人を
採用したかったんだろうか、と思ってしまう。
私ここでは働きたくない。。。
午後の選考は辞退して帰りました。
数年後、その組織の偉い人がセクハラで捕まってました。
あの時の判断は間違ってなかったなあと思います。
(そのまま選考を受けていても不採用だったと思いますが)
転職活動は長くなってくると焦りが先に立ってしまいますが、
やっていけなさそうなところに入社をして
すぐに辞めることになると結局マイナス。
会社側も選考をしているけれど、
自分も会社を選んでいる、という冷静な目を持って
活動をしてください。
転職は慎重に!!