山崎弘義写真展「CROSSROAD」
2021年3月4日(木)~3月 8日(月)
10:00~18:00、入場無料
※緊急事態宣言発令中は時短短縮営業(11:00~16:00)となりますのでご理解ください
オリンパスギャラリー東京 Tel:03-5909-0190
〒160-0023東京都新宿区西新宿1-24-1エステック情報ビル地下1階
※昨年度4月に中止となった写真展ですが開催する運びになりました、会期が5日となっています
CROSSROAD_DM_web

平成から令和に、日本人にとってこの切り替えは大きな節目だが、他国の人にとって特段の感慨はないに違いない。平成の30年間はどんな時代だったのだろうか。そもそも平成は天皇の崩御を起点に始まっている。そしてバブル経済の頂点からジェットコースターで坂を下がるように泡銭(あぶくぜに)の泡はあっという間に萎んでしまう。
CROSSROADは平成2年から平成8年にかけて撮影している。いわばバブルの頂点から泡が弾けた時期に東京の繁華街を中心に撮影されている。近過去であるに関わらず、近いような遠いような不思議な感覚を作者自身感じている。本作を制作するにあたり、過去のベタ焼きを全て見直して、新たに選び直す作業を行った。
ゼンザブロニカの中判カメラにパノラマのフィルムバックを装着し、サンパックのグリップストロボを日中発光しながら街路をうろついていた時に、20数年後に展示することなど考える余裕などなかった。執拗に自分が求める街と人のイメージを追い求めていたように思う。20数年の時間を経て、撮影者のエゴも洗い流されてしまって、そこに街と人の姿が露わになり、現在から見た平成前期の東京の姿が写し出されていたなら幸いに思う。ゼラチンシルバープリント・約60点を展示予定。
■写真集『CROSSROAD』(2019年蒼穹舎刊)を会場にて特別価格で販売します