2018年2月10日(土)~2月18日(日)会期中休みなし
13:00~19:00、入場無料
<写真展内容>
越谷レイクタウン地区は東京都心から北方に約22km、埼玉県越谷市の南東部に位置する計画面積225.6ha・計画人口22,400人の新しい町である。2008年に街開きして10年になろうとしている。
中心に位置する大相模調節池の畔に立ち、あたりを見渡すと、東にはイオンレイクタウンという巨大商業モール、南方向にはマンションが連なる一帯がある。そこにわずか20年前にあった田園風景は想像すらできない。
島村慎市郎市長(1977年~1997年在任)の発案で始められたというレイクタウン事業は背景に農家の後継者不足という問題があった。当初のインテリジェントシティを作る構想はバブル崩壊などの経済状況の変化により修正を余儀なくされたが、ここまで大きなニュータウンが誕生すると思った人はおそらく少ないのではないか。ニュータウンはいずれ成熟し、老成していく。それは他地区の郊外都市の例を見るまでもない。果たしてこれから、東町・相模町・大成町(レイクタウン地区の旧町名)はどう変貌していくのか、見続けていきたい。
なお、本展示では2017年9月にオリンパスギャラリー東京(新宿)で発表したシリーズの続編を展示します。カラー写真24点を展示予定。
ギャラリーヨクト http://yocto.webcrow.jp/
〒160-0004 東京都新宿区四谷4-10 ユニヴェールビル102
東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅2番出口から徒歩5分
Hiroyoshi Yamazaki Photographs http://yama.g.dgdg.jp/