ファミコン、スーパーファミコンなどのレトロゲームのレビューをしています
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2010年11月25日
す~ぱ~ぷよぷよ
スーパーファミコン バンプレスト 1993年12月10日 パズル




操作方法など
十字キー: ぷよぷよの移動(上以外)
A or Yボタン: ぷよぷよの右回転
Bボタン: ぷよぷよの左回転
※OPSIONから変更可能
レビュー
落ち物パズルの大ヒット作、初代「ぷよぷよ」のスーパーファミコン版。タイトルに「す~ぱ~」がついているが、無印の初代ぷよぷよの移植である。
上から落ちてくる2つ1組の「ぷよ」を積み上げてゆき、同じ色のぷよを上下左右に4つ以上くっつけると消すことができる。ぷよが消えるとその上にあったぷよが落ちてくるので、うまく利用すれば連鎖的にぷよを消すことが可能。うまく連鎖できれば、連鎖の数に応じて相手側におじゃまぷよを送ることができる。先にぷよが落ちてくる列(左から3列目)が一番上まで埋まってしまった方が負けとなる。
現在のぷよぷよでは、相手からのおじゃまぷよを相殺できる「相殺システム」が導入されているが、この初代ぷよぷよでは「相殺システム」は導入されていない。このため、先に5~6連鎖をすれば相手のフィールドをおじゃまぷよで埋めることができるため、ほぼ勝利が確定する。
ゲームモードは、CPUと対戦する「ひとりでぷよぷよ」、2人で対戦する「ふたりでぷよぷよ」、1人のみでプレイする「とことんぷよぷよ」の3つのモードがある。
「ひとりでぷよぷよ」はCPUと対戦する1P専用モードで、難易度が「やさしい」、「ふつう」、「むずい」の3つから選択する。「やさしい」では、全3ステージの練習モードで、ぷよの色も4色と少なくなっている。「ふつう」では、全13ステージを勝ち抜いていくメインのモードで、ぷよの色も5色となる。「むずい」では、「ふつう」の第4ステージから開始となる。
おなじみの漫才デモなども入っており、基本的に他機種で発売されているものと同等の内容である。画面のレイアウトが若干異なっており、対戦相手の顔グラフィックが画面中央ではなく相手のフィールド内に表示されるなどの違いがある。また、PC版等に収録されている「なぞぷよ」は含まれていない。


自分はこの初代ぷよぷよや「ぷよぷよ通」が発売された頃にぷよぷよにハマっていたこともあり、初代の他機種版や、ぷよぷよ通やSUNなどの続編もプレイしている。学生のときにぷよぷよ好きの友人もいたので、休憩時間などにPC版で対戦などもしていた。
初代に関しては、PC98版とゲームボーイ版をプレイしたことがある(ゲームボーイ版のレビューはこちら)。PC98版は現在手元にないので詳しい点は忘れてしまったが、覚えている限りでは「す~ぱ~ぷよぷよ」は基本的にはPC98版とそれほど変わっていないと思う。グラフィックに関しては、スーファミの方が解像度が低い分、全体的にやや粗い感じはする。
「ひとりでぷよぷよ」では、勝ち進んでいくほどぷよの落下スピードが上がっていき、第10ステージ辺りまでくると、落下スピードがあまりに速すぎて、置きたい位置にぷよを置けなくなってくる。このため、終盤では連鎖を組む能力だけでなく相当シビアな操作が要求される。この点はPC98版も同じで、スーファミ版の操作性が特に悪いというわけではない。
ぷよぷよの基本システムはこの初代でほぼ完成しているといってもいいと思うが、相殺システムがないので上級者には物足りないと思われる。自分のぷよぷよの腕は中級程度で、5から6連鎖程度であれば作れるが、10連鎖以上の大連鎖となると、対戦ではめったにできない。初代では、相殺システムがなく5連鎖程度で勝負がついてしまうため、最初の連鎖で大体勝負がついてしまうことが多い。10連鎖などの大連鎖を作っても意味がなく、いかに早く5連鎖級の連鎖を組み上げるかが重要となる。
ぷよぷよ通以降であれば、相手に5連鎖をやられたとしても、おじゃまぷよが落ちてくる前にそれ以上の連鎖をすれば、おじゃまぷよを相殺して逆に相手におじゃまぷよを送り込むことができるので、大連鎖を組み上げる力も重要になってくる。
さて、この初代ぷよぷよは実に多くの機種で発売されており、Wikipediaの記事によるとゲーム機、PC、携帯など含めて何と18機種で発売されている。「す~ぱ~ぷよぷよ」は、他機種版と比較して特別な要素はないので、特にスーファミにこだわりがない限りは、多機種でも変わりはないと思う。発売機種は多いが古い機種が多いのが難点ではある。現行機では、Wiiのバーチャルコンソールでメガドライブ版が配信されている。



駿河屋 す~ぱ~ぷよぷよ
FC・SFC・GBAゲームが遊べる3in1本体! レトロ3(トライ)
プレイ動画
十字キー: ぷよぷよの移動(上以外)
A or Yボタン: ぷよぷよの右回転
Bボタン: ぷよぷよの左回転
※OPSIONから変更可能
レビュー
落ち物パズルの大ヒット作、初代「ぷよぷよ」のスーパーファミコン版。タイトルに「す~ぱ~」がついているが、無印の初代ぷよぷよの移植である。
上から落ちてくる2つ1組の「ぷよ」を積み上げてゆき、同じ色のぷよを上下左右に4つ以上くっつけると消すことができる。ぷよが消えるとその上にあったぷよが落ちてくるので、うまく利用すれば連鎖的にぷよを消すことが可能。うまく連鎖できれば、連鎖の数に応じて相手側におじゃまぷよを送ることができる。先にぷよが落ちてくる列(左から3列目)が一番上まで埋まってしまった方が負けとなる。
現在のぷよぷよでは、相手からのおじゃまぷよを相殺できる「相殺システム」が導入されているが、この初代ぷよぷよでは「相殺システム」は導入されていない。このため、先に5~6連鎖をすれば相手のフィールドをおじゃまぷよで埋めることができるため、ほぼ勝利が確定する。
ゲームモードは、CPUと対戦する「ひとりでぷよぷよ」、2人で対戦する「ふたりでぷよぷよ」、1人のみでプレイする「とことんぷよぷよ」の3つのモードがある。
「ひとりでぷよぷよ」はCPUと対戦する1P専用モードで、難易度が「やさしい」、「ふつう」、「むずい」の3つから選択する。「やさしい」では、全3ステージの練習モードで、ぷよの色も4色と少なくなっている。「ふつう」では、全13ステージを勝ち抜いていくメインのモードで、ぷよの色も5色となる。「むずい」では、「ふつう」の第4ステージから開始となる。
おなじみの漫才デモなども入っており、基本的に他機種で発売されているものと同等の内容である。画面のレイアウトが若干異なっており、対戦相手の顔グラフィックが画面中央ではなく相手のフィールド内に表示されるなどの違いがある。また、PC版等に収録されている「なぞぷよ」は含まれていない。


自分はこの初代ぷよぷよや「ぷよぷよ通」が発売された頃にぷよぷよにハマっていたこともあり、初代の他機種版や、ぷよぷよ通やSUNなどの続編もプレイしている。学生のときにぷよぷよ好きの友人もいたので、休憩時間などにPC版で対戦などもしていた。
初代に関しては、PC98版とゲームボーイ版をプレイしたことがある(ゲームボーイ版のレビューはこちら)。PC98版は現在手元にないので詳しい点は忘れてしまったが、覚えている限りでは「す~ぱ~ぷよぷよ」は基本的にはPC98版とそれほど変わっていないと思う。グラフィックに関しては、スーファミの方が解像度が低い分、全体的にやや粗い感じはする。
「ひとりでぷよぷよ」では、勝ち進んでいくほどぷよの落下スピードが上がっていき、第10ステージ辺りまでくると、落下スピードがあまりに速すぎて、置きたい位置にぷよを置けなくなってくる。このため、終盤では連鎖を組む能力だけでなく相当シビアな操作が要求される。この点はPC98版も同じで、スーファミ版の操作性が特に悪いというわけではない。
ぷよぷよの基本システムはこの初代でほぼ完成しているといってもいいと思うが、相殺システムがないので上級者には物足りないと思われる。自分のぷよぷよの腕は中級程度で、5から6連鎖程度であれば作れるが、10連鎖以上の大連鎖となると、対戦ではめったにできない。初代では、相殺システムがなく5連鎖程度で勝負がついてしまうため、最初の連鎖で大体勝負がついてしまうことが多い。10連鎖などの大連鎖を作っても意味がなく、いかに早く5連鎖級の連鎖を組み上げるかが重要となる。
ぷよぷよ通以降であれば、相手に5連鎖をやられたとしても、おじゃまぷよが落ちてくる前にそれ以上の連鎖をすれば、おじゃまぷよを相殺して逆に相手におじゃまぷよを送り込むことができるので、大連鎖を組み上げる力も重要になってくる。
さて、この初代ぷよぷよは実に多くの機種で発売されており、Wikipediaの記事によるとゲーム機、PC、携帯など含めて何と18機種で発売されている。「す~ぱ~ぷよぷよ」は、他機種版と比較して特別な要素はないので、特にスーファミにこだわりがない限りは、多機種でも変わりはないと思う。発売機種は多いが古い機種が多いのが難点ではある。現行機では、Wiiのバーチャルコンソールでメガドライブ版が配信されている。




駿河屋 す~ぱ~ぷよぷよ

FC・SFC・GBAゲームが遊べる3in1本体! レトロ3(トライ)

プレイ動画
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この記事へのコメント
1. Posted by ぱに~に 2010年11月25日 23:10
落ち物パズルは苦手でござる(笑)
コレやってる人を見るたびに頭の回転が早いんだなぁと思っちゃいますよ
テトリスとかも全然先を読んだ展開に持っていけないんですよねぇ…
面白そうだとは思うんだけどなぁ、やりこむまでには至っておりません(汗)
コレやってる人を見るたびに頭の回転が早いんだなぁと思っちゃいますよ
テトリスとかも全然先を読んだ展開に持っていけないんですよねぇ…
面白そうだとは思うんだけどなぁ、やりこむまでには至っておりません(汗)
2. Posted by 休日のゲーマー 2010年11月26日 00:23

序盤のすけとうだらが意外に!?強くて苦戦してました。
それにしても白パルさんのレビューにはいつも感心させられます、洞察力の鋭さを感じます!!
またコメントしま~す。
3. Posted by 白パル 2010年11月26日 23:01
>ぱに~にさん
ぷよぷよは頭の体操にいいかもしれないですね。最近ほとんどやってなかったので大分腕が鈍ってしまいました。やはり日々の鍛錬(?!)は大切です(笑)。
しかし、最近ニコニコ動画などで他の方のプレイを見ると本当にスゴいです。みんな当たり前のように10連鎖とかやってて、自分はちょっとこの域には辿り着けないなぁと思わされました。
>休日のゲーマーさん
コメントありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
あぁ、そういえば電源ON時の「す~ぱ~ぷよぷ~よ」という音声はスーファミ版独特でしたね。
自分はハーピーで苦戦しました。両端に適当に積み上げてるだけに見えるのに、意外に連鎖するのでビックリです。
ぷよぷよは頭の体操にいいかもしれないですね。最近ほとんどやってなかったので大分腕が鈍ってしまいました。やはり日々の鍛錬(?!)は大切です(笑)。
しかし、最近ニコニコ動画などで他の方のプレイを見ると本当にスゴいです。みんな当たり前のように10連鎖とかやってて、自分はちょっとこの域には辿り着けないなぁと思わされました。
>休日のゲーマーさん
コメントありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
あぁ、そういえば電源ON時の「す~ぱ~ぷよぷ~よ」という音声はスーファミ版独特でしたね。
自分はハーピーで苦戦しました。両端に適当に積み上げてるだけに見えるのに、意外に連鎖するのでビックリです。
4. Posted by ぱに~に 2010年11月27日 22:03
昔に比べて忍耐力というか、すぐに投げ出してしまうようになった気がしますね
過去にやったことのあるゲームとかなら続くけど全くの新規ゲームとかは詰まるとやめちゃう傾向が強くなってますよ…ぷよぷよとかは終わりがなくエンドレスなのも目的を設定しにくくてねぇ
過去にやったことのあるゲームとかなら続くけど全くの新規ゲームとかは詰まるとやめちゃう傾向が強くなってますよ…ぷよぷよとかは終わりがなくエンドレスなのも目的を設定しにくくてねぇ
5. Posted by 白パル 2010年11月28日 17:49
>ぱに~にさん
ゲームに費やす時間が減ってしまったのもあるかもしれないですね。自分も、やりこまないと楽しめないタイプのゲームは、最近はなかなか手を出し難いです。
ぷよぷよは、テトリスと比べると連鎖が難しいのでとっつきにくいでしょうね。落ち物系の1人用プレイは確かに延々とプレイする形式で、目標設定が難しいですね。ゲームボーイのテトリスは、点数によってゲームオーバー時に打ち上げられるロケットの大きさが変わるので、それを目標にやってました。ぷよぷよも、「ひとりでぷよぷよ」モードであれば、CPUと対戦する形式で、エンディングもあるので、最初はそれを目標にしてました。
ゲームに費やす時間が減ってしまったのもあるかもしれないですね。自分も、やりこまないと楽しめないタイプのゲームは、最近はなかなか手を出し難いです。
ぷよぷよは、テトリスと比べると連鎖が難しいのでとっつきにくいでしょうね。落ち物系の1人用プレイは確かに延々とプレイする形式で、目標設定が難しいですね。ゲームボーイのテトリスは、点数によってゲームオーバー時に打ち上げられるロケットの大きさが変わるので、それを目標にやってました。ぷよぷよも、「ひとりでぷよぷよ」モードであれば、CPUと対戦する形式で、エンディングもあるので、最初はそれを目標にしてました。
6. Posted by ぱに~に 2010年11月30日 23:10
そうですね~、機会があったらCPU戦でチャレンジしてみます
流行ってた当時は全然できなくて乗り遅れてちょっと悔しかったですからね。やってみたいとは思ってるんですよ~
流行ってた当時は全然できなくて乗り遅れてちょっと悔しかったですからね。やってみたいとは思ってるんですよ~