東京都墨田区の私設私書箱業者に宅配便で送られた封筒から、アルミ箔に包まれた２００万円を発見し、押収したと発表した。
高齢女性に名簿抹消名目で現金を送らせた人物が、エックス線による検査で確認されるのをかわせると考え、包ませた詐欺未遂事件とみて調べている。
８月には、エックス線検査がきっかけでレターパック２通から多額の現金が見つかり、警視庁が差し押さえている。
封筒の差出人は宮城県美里町の８０代女性。女性の自宅に１日ごろ、証券会社員を名乗る男から「名簿から名前を消すために２００万円が必要」と電話があった。女性は現金をアルミ箔で包み、内容物を「精密機器」と書くよう男に指示されていた。
山梨県警の捜査員が３日、別の詐欺事件の捜査で私設私書箱業者を訪れた際、バイク便が封筒を受け取りに来たため、不審に思った捜査員が封筒を調べ発覚。現金は女性に返還された。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140908/crm14090820120017-n1.htm
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