スイス在住の資産家で金融会社役員だった霜見誠さん夫婦が一時帰国中に殺害された事件。
強盗殺人や死体遺棄などの罪に問われた知人で元会社役員の渡辺剛被告(44)は19日、東京地裁(田辺三保子裁判長)の裁判員裁判初公判で「私の手で首を絞めていない」と強盗殺人罪について無罪を主張。
霜見誠さんと妻、美重さんの夫婦は平成24年12月、東京・銀座のマンションを出た後、行方が分からなくなり、25年1月に埼玉県久喜市の空き地で遺体が発見された。
渡辺剛被告は2人の首をロープで絞めて殺害し、財布など計8点(29万円相当)を奪って、空き地に遺体を埋めたとされる。
また、元部下の男(42)=詐欺未遂罪で有罪確定=と共謀し、霜見さんのクレジットカードで新幹線回数券(約381万円相当)を購入しようとした、として詐欺未遂罪でも起訴された。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140819/trl14081910500001-n1.htm