2017年11月16日

謎の瓶詰

 私のツイッターでも呟いたネタ。


【超・購入注意】
幽霊が封印された全米騒然「ゴーストボトル」をトカナ限定販売開始!
ゴーストハンター堤裕司先生も緊急コメント「開封は自己責任で」


 ボトル入りの幽霊だって?

 しかも世界で限定28本?

 こんなん買うしかないやろ!


 海外には「ゴーストハンター」と称する人々がいる。
 様々な科学的設備や専門知識を活かし、幽霊その他の心霊現象の解決に当たっているらしい。

 いろいろな意味で怪しげな人もいるが、中には本職の科学者やエンジニアも所属しており、真剣に活動している人もいる。もちろん「霊能力」を持つ人もいるという。

 ホラー映画『死霊館』シリーズで登場した、超常現象研究家のエド・ウォーレンとロレイン・ウォーレンの夫妻も「ゴーストハンター」として紹介されることがある。

 アメリカにはそのような人々や団体が複数あり、前述の「ゴーストボトル」には、フロリダ州を中心に活動していた団体が捕獲したゴーストが封印されているらしい。この団体はすでに解散してしまっているらしく、今回販売される28本のボトルが世界で現存する最後のものだという。

 「一度、ゴーストを解放してしまったら、何が起こっても責任を負えません」などとあるのは、もはやお約束。

 封じられたゴーストがどのようなものか、その性質を書いたパンフレットが付いてくるあたり妙に親切である。

 そして世界に28本しかないという割に、お値段たったの

 1万円ポッキリ!


 本物だろうとジョークだろうと、完全に洒落にならない逸品である。
 作劇塾生として、SF担当として、手を出さないわけにはいかない。

 当然ながら、すでに注文済み。早ければ来週早々にも届くだろう。

 次週の作劇ネトラジは、ゴーストボトルを肴に幽霊・魔術・スピリチュアルについて語ります!

 むしろ収録中に開けちゃうかも?!



gamma_ray_burst at 21:31|PermalinkComments(0)

2017年11月14日

ネタ帳について

 作家志望にとってアイデアを書き留めておくネタ帳は必須・・・・・・でありながら、私はこれまで確固としたネタ帳を持たずにやってきた。

 かといって拾ってきた、あるいは思いついたネタはどこかに残しておかないと忘れる。

 これまではパソコンの「メモ帳」アプリを使っていた。しかし当然のことながらパソコンがないと書けないし見れない。そして簡単に他のファイルやフォルダの中に埋もれてしまう。キーワードをつなげて図にしたい場合が多いが、このメモ帳では図が書けない。

 とかく紙と違って直観的な記入ができない。

 物によっては書いたものをそのままデータ化できる進化したメモ帳もあるが、そこまでハイスペックなものはまだいらない。

 ちゃんとしたネタ帳を持とう! と思ったこともある。
 とりあえず書ければいいので、コンビニによく置いてあるA6サイズのメモ帳を買ったりした。

 ところが、これ。


 すぐに無くす。


 サイズが小さいために他の本などに埋もれてしまうせいか、あるいは「どうせ安物」という油断のせいか、とにかく1ヶ月も経たずに行方不明になる。
 そして数ヶ月後に発見される頃には次のメモ帳を買っていて、さらにそれがどっかへ行ってしまい・・・・・・

 こうして使いかけのメモ帳が3冊ほどたまっている。まだどこかに埋もれている奴がいるかもしれない。

 1冊あたりが安いとはいえ、無駄なことには変わりない。

 そもそもメモ帳だけでは成り立たず、筆記用具を別に持たなくてはならない。メモ帳にペンケースと2つも持ち運ぶのは面倒だ。そうするとペンホルダー付のものがいい。
 大きさはA6またはB6くらいがお手頃。

 でもこういうものこそ使ってみないと分からない。文房具屋の行脚を始めんといかんね。

 文筆家はネタのストックが命。

 次の作品のために、次の次の作品のために。



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2017年11月09日

流行語大賞2017(候補)

 今年の「流行語大賞」の候補となる流行語、30語が発表された。


流行語大賞候補に「ちーがーうーだーろー!」など30語


 候補は以下。


1 アウフヘーベン

2 インスタ映え

3 うつヌケ

4 うんこ漢字ドリル

5 炎上○○

6 AIスピーカー

7 9・98(10秒の壁)

8 共謀罪

9 GINZA SIX

10 空前絶後の

11 けものフレンズ

12 35億

13 Jアラート

14 人生100年時代

15 睡眠負債

16 線上降水帯

17 忖度

18 ちーがーうーだーろー!

19 刀剣乱舞

20 働き方改革

21 ハンドスピナー

22 ひふみん

23 フェイクニュース

24 藤井フィーバー

25 プレミアムフライデー

26 ポスト真実

27 魔の2回生

28 ○○ファースト

29 ユーチューバー

30 ワンオペ育児


 大賞になるなら、やはり「忖度」ではなかろうか。

 日本人ですら馴染みのない言葉がこれほど広くメディアで採り上げられ、日本語の複雑さ、意味の豊富さ、さらには日本人の民族性をも認識させられたことなど、多くの面で社会に影響を与えた点で、真の意味の「流行語」に相応しいと思う。

 あと「このハゲー!」が候補に入らなかったのは、何らかの「忖度」があったと思う。

 あ、さっそく使ってしまった。

 個人的には「けものフレンズ」や「刀剣乱舞」になってほしいが、あれはヒットしたとはいえアニメやゲームである。
 知らない人には通じにくいネタなのは否めない。

 それ以外の言葉は確かに一時期メディアを賑わせたかもしれないが、「別に今年でなくてもええやろう」という言葉ばかりである。

 「共謀罪」や「Jアラート」は確かに重要ではあるが、それは市民生活や国防の面でもっと関心を持つべき事柄であり、わざわざ流行語大賞に選んでいる時点で国民として意識が低いこと晒しているようなものだ。

 「9・98(10秒の壁)」を選ぶぐらいなら、数年後、「桐生祥秀」や「ジェット桐生」が選ばれるように桐生選手を応援した方がいい。

 「ひふみん」こと加藤一二三棋士はもう引退された方であるし、ニックネームを選ぶのはいかがなものか。同じ将棋界から選ぶにしても「藤井フィーバー」ではなく「藤井聡太」とすべきであろう。
 その人自身よりも、人気が出たという現象面しか考えていないような言葉選びであり、ちょっと失礼なのではないか。

 小池百合子知事の「アウフヘーベン」なんて哲学用語を借りているだけだし、「プレミアムフライデー」は失敗が目に見えた施策だし、「働き方改革」にしても中身のないバズワードである。
 そんな言葉はどんなに流行したとしても、大賞には選びたくない。

 「GINZA SIX」とか「睡眠負債」とか、そんなんいつ流行ったんや、という言葉が入るのは毎度のことである。
 「空前絶後の」や「35億」といったお笑いのネタが入るのも見慣れた光景なので気にしない。


 どうなりますことやら。



gamma_ray_burst at 16:04|PermalinkComments(0)

2017年11月07日

トンデモな夜

 先日、ロフトプラスワンウェストで行われたイベント。


日本怪奇列島シリーズ・第一回
~日本は呪詛・呪縛大国だった!!~


 オカルト研究家・中山先生と、サイエンス・エンターテイナーの飛鳥昭雄先生との一大コラボイベントである。

 ま~、中身の濃かったこと!

 双方とも該博な知識と意表を突く洞察力の持ち主。タイトル通りに話が進むわけがない!

 しょっぱなから話はあっちこっちへ飛ぶ上に、話題のひとつひとつが「ほんまかいな!」と叫びたくなるほどトンデモない。それを飛鳥先生はすでに証明済みと言わんばかりに断言するものだから、こちらはかなり混乱させられる。

 一方、それを受ける中山先生は終始冷静な論を展開し、ヒートアップする飛鳥先生をかわしていく。さらに用意してきた画像を映しながら補足してくださるので見ていて分かりやすい。

 お二人が正反対のタイプであることが良い相乗効果をもたらし、大変面白かった。

 ただ心配なのは、あの「ノリ」についていけた人がどれだけいたか、ということ。
 どちらかのファンの方なら大丈夫だろうが、そうでない人は、イベントとしてとっちらかった印象を持たれはしなかったろうか。

 今回は急場であったらしく、内容としては軽いジャブ。これから回を重ねるごとにますます濃くなっていくだろう。
 第2回のテーマは「陰陽師」と決まったので、今後が楽しみなイベントである。

 イベント後は場所を変え、中山先生と飛鳥先生を囲んでの懇親会。

 私は運良く飛鳥先生の隣に座らせてもらうことができ、SF作家志望であることを伝えると、大変珍しがって頂いた。


飛鳥「僕の頃はエドモンド・ハミルトンとかの時代で・・・・・・」
東野「ああ、『レンズマン』とか『キャプテン・フューチャー』の時代ですね」
飛鳥「通だねぇー!」

飛鳥「スタニスワフ・レムの『ソラリス』とか・・・・・・」
東野「『ソラリス』も好きですけど、僕は『天の声』も好きで」
飛鳥「うーん『天の声』か。知ってるねぇー!」


 もう、このやりとりができただけで今年は終わっても構わないと思えるほど光栄な一時を過ごさせて頂いた。

 思えば『ムー』は中学生の頃から読んでいた。当然、飛鳥先生の名前もその頃から知っている。

 約20年後、まさかその人の隣に座ってお話しすることになろうとは!
 これも秘密結社の陰謀か? それとも誰かのトンデモか?

 作劇塾は運命の世界線が変る場です。



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2017年11月03日

この世の全てが資料

 家と会社の往復だけではネタなんて拾えるわけない。

 というわけで、塾生・西さんのブログより以下の記事について。


質問を書いておこう


「作家を目指す者にとって、欲しいけど入手困難&高値すぎる資料、本てどんなものがあるんでしょ??」


 そんなんめっちゃありまんがな!

 昔のSF小説で今は絶版になってるものとか、今も売られてるけど昔の装丁のものなどは古本屋を回るしかない。
 でもそれはコレクター的発想である。好きだから買う、欲しいから買うのであって、SF作家志望だから必須、というのとは少し違う。
 そもそも、SF作家だからといって全てのSF小説を読んでいるというわけでもないし。

 最新の科学情報を知っておかねばならない、という面はあるにせよ、書く作品によっては必須でもない。

 つまるところ、「自分の作品には何が必須なのか」という点を明確にできるかどうかが重要ではないだろうか。
 俺にはこれが足りないんだ、という「気付き」のことだと言い換えてもいい。

 同じ野球というスポーツにしても、ピッチャーとバッターとでは鍛え方が違うし、内野と外野とでは求められる役割も違う。それらに応じて必要とされる資質や、それらを高めるトレーニング方法も違ってくる。

 ただSFにおいてひとつ言えるとすれば、「幅広い知識が必要になる」ということかもしれない。

 SFは時に地球を離れて別の星へ、あるいは次元を超えた異世界に旅をする。
 地球とは全く異なる環境、常識を超えた生命体、日常からかけ離れた生活、神秘的な風景と壮大な冒険を通して、誰も見たことのない世界を描き出す。

 別の星が舞台なら、それは既知の宇宙のどこにあるのか、大きさ、軌道要素、組成、環境や気候、動植物相など、その全てを考えねばならない。たとえ作品中では数行にすぎない描写になるとしても。

 そうなると単に科学(化学)に詳しいというだけでは到底無理である。そのうえ、そこに生きる人々や知性体がどのような生活をしているかや、どんな精神構造を持つかといった、その世界独自の「日常」を作らねばならない。政治、経済、文化、宗教などの素養も必要である。

 欲しい本、ありすぎて切りない。



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東野明
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