2017年07月21日

青森、秋田、山形一筆書きの旅 その3-2

IMG_2714さて、横手。ふるさと村を目指す。秋田近代美術館というぶっとんだ建物の美術館がここにあるのだ。

駅舎は新しく随分大きいのだが駅前は閑散としていた。バス停は1つ。田舎のバスは油断ならないので、素通りされたことも、時間前に行ってしまったことも、行き先表示が違ったことも経験しているので、身構える。1時間に1本だから逃したら大変だ。

人が大勢いた。驚くほどの大賑わいだった。美術館ではない。ふるさと村がだ。バスを降りたのはわずか3人だけだったのに。工芸品を販売するテントがいくつも立っている。パン祭りとやらもロビーで開催中。土産物店をながながと抜けていくと突き当たりに美術館につながるエレベーターにようやくたどり着いた。非常に長い、大きな建物だ。ここいらはかまくらでも有名なようで、雪が深い冬の間も楽しめるように、いくつもの建物をつないでいるのだろう。

美術館の周辺は彫刻が多数展示されていて、木立の中を散策しながら鑑賞できる小道も周囲にある。建物自体が非常に面白い。上階の片隅の床がガラスのはめ込みになっていたり、長大なエスカレーターが派手に設置されていたり、建物としてはかなり荒唐無稽で人目に立つことを第一に考えたのだろうが、保育室が備えてあるのも、グランドピアノを置いた広間があるのも、美術好きだけではなく、みんなが楽しめるようにというコンセプトはなかなか良いのではないだろうか。

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「スズキコージ・ヤッホーホイホー展」をやっていた。童話の原画展だが結構な大きさで、それぞれの絵本毎に1部屋が割り当てられていて絵本とソファーが用意されている。県立青森美術館でも奈良義智さんの作品の展示室の一角に絨毯が敷かれ本が置いてあったが今流行なのかな。残念ながらスズキコージ氏の絵本は孫たちには読ませたくない類のものだったが…。

戸外の彫刻を見ていると横を赤い「チューチュートレイン」が通った。すぐさま乗り場を探して駆けつけw、出発間際に乗ることが出来た。大勢の子供連れの家族に混じってお婆ちゃん一人w。私も好きねえ。

楽しかったのだが、ぐるりと構内を巡っている間に、バスは行ってしまった。テント村を見回るが欲しいものはない。ラーメンも餃子も食べたくない。パン祭りで総菜パンと飲み物を調達、バス停前のベンチに座ってバスを待つ。美味しかった。

バスに乗り込んだのは私一人だった。バス停には人は沢山いたのだが。皆さん車なのね。発車してから、駅でゴロゴロを出してと思ったとたん、横手駅でロッカーが目に付かず持ってきたのを思い出した。駅ではなく、村のロッカーだ。運転手さんに最初の停留所で降ろして、荷物を忘れてきた〜というと、停留所ではないのに、すぐに止めてくれ、お金もいらないと言ってくれた。坂道を戻るのは閉口したが、嬉しい。

そして、さらに1時間待つ羽目になったのだが、それが良かった。人生何がどう転ぶか分かったものじゃないね。

IMG_2738さきにざっと見ていた工芸館などを巡っていて、女性の職人さんとひょんなことで長話となり、またしてもバスが心配になって急ぐことに。バスに間に合ったが、横手駅で今度は2時間近く時間が空くことが判明。1時間に1本は来ると思っていた奥羽本線、抜けてましたね。14時台がない!窓口で新庄から山形までの座席指定を取ろうとして待つより他に道がないことを発見したのだが、周囲に喫茶店もショッピングモールもない。待合室が完備されている訳が分かったよ。

どうしようかと外を眺めていたら横にいた中年女性が声をかけてきた。かまくら館があるよ。行きます?喫茶店もないしねえ。

IMG_2739ゴロゴロを引っ張ってまたバスに乗るのは気が進まないし、バスの便を考えるとリスクが大きすぎる。またさほどの興味もない。

← 横手駅にはカメラをぶら下げた男の子たちが大勢集まっていた。春にいすみ鉄道でキハ何たらに乗ってきたけど一応写真。

そうだサクランボ。小さなパックのサクランボを秋田駅で見かけてのだがイベント終了と同時に屋台は片付けられそれっきり。観光客目当ての大きなパックしか見かけなかったので、近くにスーパーがないか聞いてみた。スーパーもないという。

すると何だかよく分からないことをつぶやいていた彼女が今日は休みだからと言いだし、何の話だろうと思ったら友人の所に2週間、泊まり込みで収穫の手伝いに来ている。彼女が法事で今日は休み。友人の車があるからおいでと誘われ、何だかよく分からないまま車に乗って彼女の家に行くことに。IMG_2748

整理すると、友人がサクランボ農家で友人のご主人は別の仕事で自営。長い付き合いなので毎年収穫の時には泊まりがけで手伝いに来ている。早朝からだからだそうだ。で、友人宅は最近話題になっている「熊」が出没したすぐ下だそうだ。

後ろに林を従えた家についたら彼女が大きな鈴のついたヒモをじゃらじゃらいわせているから熊除けの鈴か聞いたら、単なるキーホルダーだった。紛らわしい。ドキドキした。

IMG_2750ハンカチがあるか、広げてと言われて広げたら、無造作にすくって大量のピカピカ光る大粒のサクランボを入れてくれた。こすれて傷があったり双子だったり売り物にならないけど美味しいからねと。

←だいぶ食べた後だけど

何か食べに行こうともうあまり余裕がないのに、駅を通り越してまた別の方向に走り出したので慌てて勘弁して貰ったのだが、彼女のおかげで楽しくまたたっぷりとサクランボを頂いたのでお礼を言ったら、信用して車に乗ってくれてありがとう。普通は乗ってくれないでしょうと逆にお礼を言われた。そうか、普通は乗らないかw。

もうあうこともないだろうけど、行きずりの私に使ってないから家も自由に使ってと言ってくれた彼女にこちらこそ信用してくれてありがとう。

IMG_2749山形駅構内


山形には新庄経由で夕方に着いた。
駅で店じまい中のおじさんを捕まえて美味しい行きつけのお店がないか聞いたら大収穫。駅前の小さな看板も出ていない居酒屋。常連さんばかりのような十数人で満員になるような居酒屋で、70くらいか、男性一人で切り盛りしているのだが、少しだけ辛口のお酒が欲しいというと、日本酒度+7というのを持ち出してきて、大ぶりのコップを見せこれくらいかと示すので半分より少し下を指したら、そのままガラスのコップに3分の2ほどどぼどぼと注いでくれた。燗でも冷やでもなく、正真正銘のコップ酒。つまみは山形牛を使っているという丼サイズの芋煮セット。苦手かなと思ったが、とっても美味しかった。飲めるわけないと思ったが、けろりと飲んでしまったw。常連さんたちに混じって楽しい夜となった。しかも酒代も取らなかった。ありがとう。

運命の神様のサイコロの目のままに進んだような一日。旅って面白いね。
そして女たちにはそれぞれ、話したい物語があるということがよく分かった。

写真はクリックすると大きくなります。13,884歩



ganbare_watashi at 15:59|PermalinkComments(6)嬉しいこと、おかしなこと 

2017年07月15日

青森、秋田、山形一筆書きの旅 その3

IMG_2692早朝目が覚めた。暑い。室温を21度に下げて寝たのだが布団が厚すぎる。

JR系ホテル3箇所に次々に泊まったのだが、順々に部屋代と共に部屋が広くなり、バスタブがグングンと広く長くなり、ワンピース形のパジャマは形は同じながら材質が向上、長さも膝丈、ふくらはぎまで、そして足首までと長くなり、アメニティは最後の2箇所はポーラに格上げ。そして、布団もボンボンと膨らんでいき、皮肉なことに最初の一番安いホテルの一番薄手の布団が一番寝るのに適していたw。

前回も昨日も行けなかった千秋公園に向かう。満室で食堂は混むのでお早めにと言われていたので急ぎ足。痴呆と歩く速度が比例するなどという説があるらしい。馬鹿なものだから大股で歩くw。家では朝飯前には絶対に動かないのに、人通りの殆どない道をどんどん歩く。気持ちの良い朝、気持ちの良い大きな公園。清々しい。IMG_2711

だが、ここは秋田だ。鬱蒼とした茂みを目の前にするとやはり熊が気になる。数年前に金沢で泊まったホテルは金沢城のすぐ側、宿泊中だったかその前後かに、金沢の真ん中のそのお城の公園で熊が発見されたのだから。

散歩のおじさんを見つけて熊はいないですよねと聞くと、当たり前でしょう。街中ですよと、露骨な目つきがなんだこの馬鹿と言っている。思い込みが怖いのよ、おじさん、と言いたかったが、文句を言うのはブログの中だけ。そうですよねえ、ホホホ、と離れた。
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まず横手へ。ぶっとんだ美術館があるのだ。

IMG_2709驚いたことに大曲までの新幹線の座席が取れない。次だと大幅に予定が狂う。横手までだと奥羽本線なら1本、おまけに新幹線に乗っても大曲で待ってその列車に接続するから同じだって。へえ。

← やすらぎの郷で知った言葉。本当に使うんだ。ここでもへえ。

8:09秋田発。 朝の通勤時間帯なのに、小さな編成で、おまけにすいていて、のんびり進む。旅人だから気持ちよくのどかねえと乗っていられるけど、本線でしょ?本線でさえ1時間に1本。地方からどんどん人が少なくなっている現実が身に染みる。熊が多くなるはずだ。

ローカル線同様、なぜさっさと前に進まないのか自分でも疑問。まだ朝が始まったばかりだが、悪しからず。仕事に押しつぶされそう。か弱いのにw。今日はここまで、とっぴんぱらりのぷ…続く

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2017年07月10日

青森、秋田、山形一筆書きの旅 その2-2

IMG_2655さて2度目の秋田だ。前回は冷たい晩秋の風にあえなく尻尾を丸めて引き下がったが、今回はお天気も気温も大丈夫。

JR系のホテルは駅に隣接しているので、今回のようにうろうろする旅には非常に重宝する。特に、非力な私など、ゴロゴロを引っ張らなくて済むだけで疲れが格段に違う。ついでにフロントの人に自分の行きつけのお店も聞き出す。大抵の場合、地元民御用達の美味しい店が上がってくる。

循環バスを利用しようと思ったら、たいしたことない距離だから歩いた方が良いと言われ歩き出すが直ちに後悔する。だって、すでに角館で1万歩を超える距離を歩いているのだから。IMG_2678

IMG_2671前回は人も少なく、雪と風よけの通路を伝ってすんなり県立秋田美術館に到達できたのに、地上を歩いて迷い、途中で寄った千秋美術館は休館、余計な足を使う。前回は人もまばらだった美術館では、藤田嗣治の大壁画の前で学芸員が解説していたが人が多く、マイクの声が高い天井や壁に反響し、聞き取れない。おまけに人のいなかったカフェも満席。安藤忠雄らしいコンクリートの壁から水をたたえた浅いプール越しに千秋公園の緑が美しいのだが残念。でも企画展で平野政吉コレクションも拝見できたし、やはり良い絵は良い。当たり前か。

IMG_2660時間をロスしても可哀想な足を優先し、バスで回る。赤煉瓦郷土館。3階の木版画家、勝平得之の記念館を目指したのだが他にも色々面白い展示物があり、結構な時間を過ごしてしまった。この郷土館は明治末期に建てられた旧秋田銀行本店の建物で、面白い。一見の価値あり。古い建物も好きなのでついでがあれば見て回っているが、各地で残っている古い洋風建築には銀行の建物が目立つ。その頃の銀行は随分お金が潤沢にあったらしい。冨が一点集中することは原則反対だが、ある程度以上の規模の建物は資金がなくてはどうにもならない。文化は育たない。難しいところだ。IMG_2662

IMG_2668郷土館の分館という秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)には寄らない予定だったのだが、近いから是非と勧められ、10分ほど日傘を差してヨタヨタ歩いて行った。若いお兄ちゃんが実演をしていたが腰で支えるのが一番難しいという。体の負担は大変なものらしい。勢いでその隣の旧金子屋住宅にも。この類の旧家はいくつも見て回っているのだが、蔵が家の中にあり、さすが雪国の作りである。鷹揚にも各室上がって見学できる。襖絵もしっかり残っている。

紹介された店はチェーン店だった。ちょっとがっかり。駅前のデパ地下で各種購入。疲れ果てているときには、デパートがあるところではの条件付きだけど、やはりこれが一番手軽で良いね。

写真はクリックすると大きくなります。16,188歩



ganbare_watashi at 11:03|PermalinkComments(8)嬉しいこと、おかしなこと 

2017年07月05日

母のぬいぐるみ

IMG_2789旅から帰ってから超絶忙しい。
遊んだツケは払わねばならぬ。なんて律儀なんでしょw。

数日行かないからといって先日みたいに来ないから死のうと思ったなどと母に言われては堪らないので、自由が丘のタオル専門店で見つけた抱き心地の良い猫のぬいぐるみを、私の代わりにとプレゼントした。名前が書けないので端切れでポケットを作り名前を書いた。針など滅多に持たない私の大作だw。

母はびっくりするほど大喜びして、猫に向かって声色を変えて話し始めた。あなたは家来なんだからね!え、お友達でしょ?それには答えず、家来だから悪いことしたらお尻ペンペンするからね!

人当たりが良く、優しいとずっと言われてきた母にこんな面があるなんてびっくり。家来!そんなものが欲しいのか。施設でずっと気を遣って過ごしているのだろうか。それとも私の代わりだから家来?そんなあ。

ともあれ、家来でも友達でも良いけど喜んで貰えて良かったと思ったら、昨日行ったら、ない。ぬいぐるみ?何のこと?夢でも見たんじゃないの。完全に忘れている。ぬいぐるみは洋服ダンスの一番奥、荷物の下に隠してあった。盗られることを心配して隠し、忘れたのね。切なくなった。

今度は車椅子のポケットにしまってきたが、お友達だよ。忘れないでネ。


ganbare_watashi at 12:25|PermalinkComments(16)いろいろあるよね 

2017年06月29日

青森、秋田、山形一筆書きの旅 その2

IMG_2615題名を一筆書きとしたものの考えてみれば「なんちゃって」が必要だった。新青森〜盛岡間は往復したからだ。まあ、複線で線路は2つ。同一の線路は辿らないから一応一筆書き〜と強弁しておこうっと。

1泊目の朝、和食のバイキングだった。東北らしいおかずが並ぶ。美味しいのだろうが苦手。少量ずつ取る。うん、美味しい。しかし、突然、ワタシに反抗して指が震え出す。本態性の震えとやらで原因不明で治療できないらしいのだが、こういう一人旅で今までになく激しく震えられると非常に困る。箸を口元に持っていく間にもお茶碗に当たってカタカタ鳴る。ああ、嫌だ。年寄りらしくお茶碗を口元まで持って行くしかない。少量にしておいて正解だった。汗をかきつつなんとか食べ終わり、八戸07:17発の新幹線で盛岡経由で角館を目指す。

隣はスーツ姿の太ったおじさん。領土侵犯が甚だしい。勿論国境の肘掛けからもはみ出てる。イヤホンで音楽を聴いているらしくせわしく足をバタバタさせ、こちらの足にもぶち当たる。新手のセクハラ?まさかねえw。東京からの新幹線では3席の真ん中だった。隣に痩せた女性が乗り込んできたので、思わず、太った男性でなくて良かった、嬉しいと言ったら、今時そんな人いませんよ、アメリカじゃあるまいしと冷たく切り口上で言われ息を呑んだのだが、ほら、見なさい、いるのよと言ってやりたいw。IMG_2613

盛岡での乗り換えは4分では無理、東京中心だからねえ、下りからの乗り継ぎは考えられてないんですよとみどりの窓口で言われたのだが、まだ表示が出ているのを見つけ、勿論、ゴロゴロと一緒に疾走。指定席を取った便の1つ前の列車に滑り込んだ。乗り物を見ると走る習性になってしまっているのが功を奏したw。人はまばらでどこでもどうぞ状態。盛岡までは満席だったのだが。

梅雨の最中だが薄曇りで気温も最高23度とうろつくには最適。ここが肝心よね、ついてるじゃないですか。目指すは平福記念美術館。設計は国立能楽堂を設計した大江宏。角館は何年か前、雪に埋もれていた3月初めに2日間かけてうろついたのだが違う町に見える。雪がないと分からないw。そのときは上からの落雪が怖くてずっと上を見ながら歩いたからかも知れない。美術館は武家屋敷の一番どん詰まりにあった。

IMG_2629不思議な色をした建物だ。旧制中学の敷地に建てられたとのことで、生徒たちがそれぞれ家から持ち寄った苗木を好きなところに記念植樹し、そのため樹木の種類も植えられた場所もばらばらなのだという。設計者は1本も木を切ることなく建てたと、居合わせた関係者らしい男性が誇らしげに説明してくれた。青は緑青だというが築30年以上経っているからか全般に褪めた色で、男子校の跡だったのにピンクが多用されている。理由はすでに霧の彼方w。

前回も訪れた、ルネ・ラリックがずらりと展示されている小さな私設美術館である大村美術館は付属の喫茶スペース、民芸品の売り場が閉鎖され、時は流れたのに相変わらず見るのは私一人、究極の贅沢、勿体ないなあ。

IMG_2647甘酒休憩を入れて、武家屋敷通りから1本裏を駅に向かうが、人一人歩いてない。住宅は建ち並んでいるがそのすぐ背後は森。熊で名高い仙北市じゃないか。こここそ危ないかも。歩けど歩けど人は居ない。人とは違うところに首を突っ込みたがる自分の性分を後悔する。今更なおるわけもなおす気もないけどね。熊は出てこなかった。当たり前か。

ようやく駅に到着。以前、泊まった駅前のホテルを探すが難航。そのホテルから温泉まで送迎バスが出ていたのだ。建て替えられていた上に、もはや昔の牧歌的に親切なホテルではなくなっていた。徒歩15分の所に温泉施設があると聞き、朝に通った道をまた辿る。今までうろついていた武家屋敷通りの入り口辺りにあった。かくのだて温泉だ。足がしきりに文句を言う。最初に調べていればねえ。IMG_2650

見つけたら温泉に入ろうとタオルを持参していたのに肝心なときには駅のロッカーの中。タオルを購入して入ると先客は地元のお婆ちゃんお一人。お大尽だねえ、こんな時間からお風呂には入れるなんてとしみじみ話しかけてきたが、本当にそうだ。贅沢だねえ。子供3人抱えて旅行なんて夢のまた夢だったのに…。

IMG_2652でもしみじみとは入っていられない。駅まで戻らねばならない。数分の遅れは1時間の遅れだ。折角の、熱すぎない、いいお風呂だったが、汗を垂らし、赤い顔をしてまた来た道を駅に急いで戻る。そして幸運にも売店に残った最後の駅弁を手に入れた。包み紙がお洒落だった。売店の人がこれは美味しいよと言ったとおり、とっても美味しかった。そしてその時気づくべきだった。地方都市では弁当が入荷するのは1日1回、限定数だけだと言うことに。

そして秋田へ…。まだ午後も早い。旅の1日は長いのだ。

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2017年06月27日

青森、秋田、山形一筆書きの旅 その1

IMG_2576青森駅は風の中♪だった。

天気予報では日本全国ほぼ雨模様、関西は大雨らしい。数年に1度の大雨だと嬉しそうに騒いでいる局もあったが、駅前を雨ではなく冷たい風が通り抜ける。悩んだ末にナイロンの薄いパーカーを入れておいて良かった。

前回の青森は11月の終わり、雪がちらほら降る中で、人影もまばらだったが今回は押し合いへし合いの満員のバスに揺られて県立青森美術館についてみればチケット売り場に列が出来ている。前回はバスを降りたのも私以外はただ一人、ほぼすべて誰にも出会わず出口で1人と出会っただけだったのだ。入館者数が増加したのかと喜んだら、翌日の新聞に年々減少とあった。アラララ。IMG_2589

今回、4枚揃ったシャガールのバレエの背景幕「アレコ」と奈良美智を見に来たので、企画展はパス。常設展のみを回る。

IMG_2592しかし、美術作品とも一期一会なのかもしれない。この前は小雪が降るなか青く切り取られた空の下にたたずんでいた青森犬が今回は餌の容器に見立てた丸い器には花が植えられ、空は明るく、犬の横にまでぐるっと回って行けたのだが感激は薄い。八角堂の中からは奈良美智の作品が外され、彫像だけが残っていた。シャガールも、驚くほどの迫力で上から垂らしてあった幕が今回は壁にぴたりと貼り付けてあり、何だかなあ…。色々見過ぎたのかも知れない…。いや、前回はあまりに舞台建てが素晴らしすぎたのだ。

美術館のカフェでスモークサーモンのベーグルセット。これが絶品だった。メリハリのきいたスープが丁寧で美味しく、これはと思ったら、熱々のベーグルに大皿一杯のサラダと巨大なスモークサーモンが3枚にたっぷりのクリームチーズがでてきた。ベーグルに思いっきり挟み込み、以前、銀座に王子製紙のカフェがあり、そこのスモークサーモンが大好きで通っていたのが閉鎖されて以来の、ああ美味しいと言えるサーモンベーグルとなった。

IMG_2596前回は暗くなり諦めた美術館の裏に広がる三内丸山遺跡に向かう。広い。熊は出てこないだろうかと言いたくなる。実際、やはり一人旅らしい女性から、熊は大丈夫かしらと話しかけられたが、そう思うほど周囲には森が広がっている。蛇が出ますの表示はあった。多数の蝶が群がる木々もあり、ちょっとしたハイキング気分だ。ボランティアガイドがそこかしこで説明をしているのをちょろちょろ又聞きしながら進む。面白い。そして、

新青森行きのバスに乗り遅れた。1時間待つしかない。それともタクシーか。受付によるとタクシーで新青森まで12分、それとも10分後のバスで青森に回るか。思案しながら公園内のタクシースタンドに向かうとタクシーがいた。新幹線の時間は迫る。運転手さんが近道をしてくれて10分少々で駅へ。そこからダッシュで新幹線へ滑り込んだ。
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これも八戸で温泉と八食センターでのお寿司、という図が頭から離れなかったからだが、大きな判断ミスだった。青森駅前に温泉があったことを忘れていた。ねぶたも見ようと思っていたのに…。

IMG_2604新幹線を降りて荷物を預け、八戸駅前に出てみるとバスがいない。フライイングで行ってしまったようだ。どうやら時刻表が変わったらしく同じく置き去りにされたという姉妹二人とおしゃべりしながらひたすら待つ。

八食センター近くの温泉に行くつもりが地図では近いが道が悪く歩いては大変と運転手さん。おまけに期待のお寿司は完全な期待外れ。季節が悪かったらしい。帰りに駅から徒歩10分少々の温泉に寄って帰るつもりが嫌になり、そのままホテルへ。

冬の凜とした空気の中の美術館のたたずまいや美味しい時期の味を思い出して勝手に期待値を上げ、勝手にがっかりしている。ヤレヤレ。
お時間のある方は↑の「前回」に張ったリンクをクリックして違いをご覧下さい。

寒い地方は寒い季節に行くとその良さが一番分かるものかも知れない。大変だけどね。

写真はクリックすると大きくなります。13,363歩




ganbare_watashi at 10:24|PermalinkComments(10)TrackBack(0)嬉しいこと、おかしなこと 

2017年06月21日

恒例のドタバタも

さて明日から旅に出ます。旅の前は?

ドタバタが起こる。当然のように。それが私の運命なのよね。

嬉しいドタバタは南の島の娘からパッションフルーツが届き、お嫁さんの実家、熊本からメロンが届いたこと。昨年は地震のために毎年届いていたメロンも休止だったので、熊本も落ちついたと実感できて嬉しさ倍増。

週末にはもう10年を超えたのか、勉強会の仲間の打ち上げランチに脱退した私も呼んで貰え、久しぶりに活を入れられた気分。皆さん若い。ウジウジしている私とは違うね。私もまた始めようかなとチラリと思うが、先日3日ぶりに行ったら、もう来ないのかと心配していた。死のうと思ったなどと痴呆とは思えないすごみのある皮肉を飛ばす人がいるから、少々遠いところまで定期的に通うのは時間繰りが難しいなあ。

で、メロンは2個、1個を半分に切り半分は娘宅へ。あとはいない間に取りに来て半分返せと娘に指令を出したら、どうせマミーのことだから熟れすぎで不味くなってから食べるつもりでしょ。今、切ってよという。半個でも大きくて、旅に備えてせっせと無理して食べ、ようやく今朝、残りを食べ終えたところなのに、そうはいかない。その前には下の娘が安かったからとデパ地下からサクランボ、枇杷、ブドウを買ってきてくれ、まだブドウは冷蔵庫の中。パッションフルーツも娘宅に半分渡したがお嫁さんからは電話しても応答なしで、彼女もドタバタ忙しいらしい。取りに来そうもないのでお腹の中に入れる予定。あと2個だから明日の朝までに片付くだろう。

そして今日、冷蔵品の宅配の到着を待っていたら、お嫁さんからメール。研修で夕方帰宅になるが、一番下の調子が悪いという。外は激しい雨風。どうやら喘息を出したようだ。幼稚園から連絡が来たら迎えに行って欲しい。

宅急便は受取時間を変えたばかり。明日からはいないから再度延ばすわけにはいかない。昼までに幼稚園から連絡が来ても行けない。アワアワしている間に、仕事の騒ぎも加わる。またしても血圧が上がっているに違いない。

そこへ宅急便が。間に合った。電話もまだ来ない。荷物は息子からの鰻だったw。満杯の冷凍庫に無理矢理詰め込んだ。食べ物だらけで右往左往、何という贅沢者だ。みんなに、ありがとう。そして平和に、雨の中、盗まれることなく配送がきちんと届き、留守しても停電の心配もない。こういう贅沢が許される、世界でも珍しい、社会と国にありがとうだ。

ここのところ仕事も忙しかったのでホテルと最初の日の予定しかきちんと組んでない。今回は辺鄙なところには行かない予定なので大丈夫だろうけど、今から最後のあがきで乗り物と周辺情報の確認だ。幼稚園から電話が来ませんように…



ganbare_watashi at 11:14|PermalinkComments(8)TrackBack(0)嬉しいこと、おかしなこと 

2017年06月20日

ああでもない、こうでもないの日々

少し前までは何ということもなかったのに、書類がなぜ積み重なっていくのか、実に不思議だ。

予防注射とか、健康診断とか、そうそう骨粗鬆症の検査も、早くしなければ期限が切れる。それぞれに注意書きとか、場所の説明とか、二、三枚の書類が付いてきて、読むのも面倒。手書きして記入するのは尚更面倒。予約をするのをつい忘れ、明日と思っている内に、いつの間にか明日だったはずの日は遠い彼方に消えている。銀行、郵便局、証券会社などなどなどなど、遙か昔に付き合いを断ったところからも個人番号やなんやかんや返事せいと言って来る。

母関係の書類は特に面倒だ。母の住民票はウチからは道路を隔てた向かい側、隣の区なのだ。ただ今施設暮らしで、老健は基本3ヶ月しかいられないというので、とっくに引き払った昔の住まいが現住所となっている。で、区役所には母関係は私の所に届くように連絡してあるのだが、部署によっては情報が届かないので、郵便局に転送願いを出してある。

母関係の書類は母には書けないので私が書くことになるがそうすると代理人届けを出せ等と言われ、その代理人届けには母の直筆の署名が必要というもう支離滅裂なことになっており、一度、字体を変えて提出したら、同じ字だあなたが書いたのでしょうと窓口で実に恥ずかしい目に遭ったので、どうしてよいやら困るのだ。

おまけに現住所をどうするのか、電話番号はどうするのか、施設の入居日などと言われても書類をひっくり返さねばすぐには出てこず、医療保険だ、介護保険だ、それぞれの減免措置の証書だと何枚もあるので証書番号といわれても、どれなのよ、ああ嫌だ、が先に立つ。

結局、住所、氏名の所に母の昔の住所と母の名前を入れ、その下に私の氏名住所を書き入れそれぞれ印鑑を押して、窓口に持っていくとまた一悶着になるので、郵送しようとしたら、返信用の封筒がない。捨てたはずはないと山積みの書類や本や原稿をがさごそ動かし探すがない。説明書を再読したら、返信用の封筒は入れてませんと目立たぬ所に但し書きがあった。

おまけに郵便料金は値上げしたようだが現在、いくらなのか分からない。ネットで調べ、切手を探すが、記念切手ばかりで役所に出すのは腹立たしい。可愛くない80円切手を選びw、奇跡的にみつけた2円切手も張ったが、投函という作業もある。

そうそう裏側にこちらの住所をどう書こうか、これまた悩みの種で、仕方がないので私の住所氏名を書き、括弧して代理人などと余計なことも書いた。母の住所にして問い合わせの手紙を出されても困るからねえ。

眼鏡探しに始まり、滅多にしない手書きであちこち間違え、汗水を垂らしながら、たった1通の書類を処理するのに半日以上かかってしまった。電子メールって実に便利よね。いつになったらメールで処理できるようになるのだろう。




ganbare_watashi at 15:36|PermalinkComments(6)TrackBack(0)世迷い事 

2017年06月16日

ああすっきりした

IMG_2563忙しい最中に鑑定団など見てしまった。出てきたのが高島野十郎の蝋燭の絵。見たことがある。多数の、炎が燃えている蝋燭の絵がずらりと一部屋に並んでいた。昨年だったような。どこだったのだろう。普段行かない美術館に違いない。動線が見えてきた。(高島野十郎についてはこちらのブログが詳細なのでリンクを張らせていただきました。)

気になって自分のブログを調べてみた。展示室の様子も、その前に月を描いた絵ばかりが納められた部屋を通ったこと、その前の部屋にあった蔓の付いた烏瓜の絵も、最初の展示室にあった自画像も静物画も目に浮かんできたのに、見つからない。ブログにはその記事がない。かなり強い印象を受けた展覧会だったので書いた覚えがあったのだが…。

調べると2016年の4月9日から6月5日まで目黒区美術館で高島野十展があったらしい。行ったとしたらここしかない。開館前に到着して美術館の入り口付近で開くのを待っていたのを思い出した。カーキ色のジャンパーを着てカメラをぶら下げたおじさんがいたこと、その付近の石の縁石まで思い出したが、なぜ名前も知らなかった画家の展覧会に行ったのか、誰か一緒だったのか、思い出せない。気になる。もやもやする〜。

ついに諦めてK子に電話した。あなた、蝋燭の絵がずらっと並んでいる展覧会に行った?ビンゴだった。彼女が新聞記事で読み、私が付き合ったのだった。

で、そう言えばとついでに思い出した。世田谷美術館。玄関前でK子を待っていた。バスが来なかったとだいぶ遅れて途中で知り合った人と一緒にやってきた。暑い日で日傘が目に浮かぶ。このときも彼女が行きたいと言って私がついて行ったのだった。このときも彼女が新聞記事を見て誘ったのだった(速水御舟とその周辺大正期日本画の俊英たち)。このときもブログに書いてない。いつも彼女はいいよと付き合ってくれるのだが、ついて行くだけだとぼおーとしていて忘れたのか、突然忙しくなったのか。それぞれ美術館の後、うろうろしたはずなんだけど。

備忘録のつもりのこのブログが穴だらけなのを発見した。
暇だねえ、私もw。



ganbare_watashi at 12:04|PermalinkComments(10)TrackBack(0)嬉しいこと、おかしなこと 

2017年06月13日

私の苦労は…

いつも通り郵便物などから住所氏名をせっせと切り取りっていたら何だか馬鹿馬鹿しくなってしまった。

ここ何ヶ月か、何年か、月曜日にはいつも郵便受けに何もなかった。ここいらの郵便屋さんは勝手に月曜休みにしてるのかしらね、などと笑っていたのだが、郵便受けに鍵を掛けてからは毎週月曜日にも郵便物が入っている!

かなり昔に私の個人情報を3000円で購入したから、私には付き合う義務があるという変な電話がかかってきて以来、神経質に個人情報が書かれているものは管理していたのに盗まれていた!

管理人さんによると、横行していて、年賀状もかなり盗まれたようだとのこと。
私が返事しないと怒っているそこのあなた、ごめんなさい。盗まれたようです。

2,3日前に娘と一緒に買った電池式の料理用温度計。電池を入れたら発熱!触れられないくらいの熱さになった。onにならないので本体を手に持って調べていて良かった。そのままにしていれば多分、発火していたと思う。

それでメーカーに電話し、送ることになり、こちらの住所氏名、電話番号を伝えながら、あ〜あ、ここにも私の個人情報が渡ってしまうのねと、ため息。

それにしても騒動が多い。明日締め切りで家から一歩も出ずに仕事をしているというのに…合間に変なものをいじったりするからこうやってますます時間が…。で、外に出たいよーと言っていたら、こうやって今から荷物を発送に出かけることになった…

運が良いわね〜w



ganbare_watashi at 18:40|PermalinkComments(12)TrackBack(0)あーあ、何ナノこれって 

2017年06月08日

お宿はどこ…

今月末にかけて東北に行くのだが、昨今の観光客増加で昨年は日程を組み直したこともあり、今回はしっかりと早めにホテルを予約した。青森、秋田、山形を回るつもりなのだが、馬力が減少しているので、宿は決めたものの細かなことは全く詰めないでいたのだが…。

今週初め、忙しい最中に恒例の検診に出かけていった。病院の後はお楽しみと決めているのだがそうもいかない。仕方なくデパ地下で両手に一杯の買い物をし、ネギだのブロッコリーだの食料ばかりだが買い物欲は満たされたw帰り道、みどりの窓口に人が並んでいないのを発見、まだ2週間以上あるが行きだけでもと、予約することにした。

だいたい東北へ始発の新幹線で行こうというのだからすいているに決まっている。決まっていると思っていたら…すでに座席は1つも残ってなかった。おまけに青森新幹線には自由席がない!忘れていた。

開通した直後に娘と一緒に出入り口に座り込んで仙台まで行ったのをすっかり忘れていた。あのときも自由席があると思い込んで飛び乗ったらなかったというお粗末だったのだが。

窓口の女性は立ち見席があるという。映画じゃあるまいしなんだそれ。急ぐ客から苦情が来て作ったのだろうけど、車両に立ち入ってはいけないらしい。出入り口で新青森まで立って行けるわけないでしょ、この白髪がみえないか、と心の中で文句を言うw。仕方がないので1時間後の列車を予約した。これまたぎりぎりで3席並びの真ん中。両隣が痩せてますように。せめてイケメンでありますようにw。

青森だけは時間をかけてスケジュールを立てていた。1人旅なのに星野リゾート奥入瀬が予約できたからなのだが、1日1本しか送迎バスがない。しかも13:40に新青森駅発。今回のメインの目的地は、前回、驚いた迫力のシャガールの舞台背景画が1枚増えて4枚揃ったと聞いた県立青森美術館前回は見逃した三内丸山遺跡なのだが、11時に駅に着くのに往復1時間見込めばわずか1時間半ほどしか余裕がない。

青森駅まで行けば送迎バスの出発時刻は14:00なので、美術館からタクシーで行けば何とかなるかもと思ったのだが。星野リゾートは以前、青森屋に泊まり非常に行き届いていると感心したのだが、奥入瀬は送迎が1日1回でバスに遅刻しても待たないと明記されており、自力では行き着けない。夕食が重いと眠れないので朝食だけプランを選んだら館内には夕方以降には軽い食べ物を食べられるところも売店も存在ず、おまけにプラン変更も一端キャンセルして取り直さねばならないらしく、面倒なことこの上ない。娘の良かったよ〜というお勧めだったのだが、段々腹が立ってきた。美術館と遺跡の時間がゆっくり取れないなんて、本末転倒ではないか。奈良美智のあおもり犬にもゆっくり会えないではないか。

急ぎの仕事で頭が熱くなっているのに更に沸騰したせいか朝3時に目が覚め、ホテル探しを始めた。青森屋なら送迎してくれるのでチェックしてみたが、海外からの団体客が多いようだ。喧噪に囲まれるのはこちらも同じくうるさく喋っていない限りたえられないw。すでにキャンセル料は発生しているのだが仕方ない。

やはり一人旅は駅近くの便利な所よね。どうせ今回も修行の旅。バタバタ1日歩き回るに違いないのだから。梅雨に入ろうという季節なのに結構ふさがっていた。残り2部屋などとあるのでソソクサと予約した。JRのホテル。奥入瀬の半額だった。キャンセル料を引いてだいぶお釣りが来るw。今回は、3泊ともJRのホテルになった。やっぱり株を買っておくんだったw。


ganbare_watashi at 06:41|PermalinkComments(12)TrackBack(0)世迷い事 

2017年06月03日

ナンジャモンジャ

IMG_2557ナンジャモンジャという木がある。小さな白い花を咲かせるらしい。
しかし、このナンジャモンジャという言葉、今の私の心身の状態を表すのにぴったりだ。
つまり、ナンジャこれは、いやこんなモンジャろうという出来事の繰り返しだってこと。

悲惨な1週間余りが過ぎ、2キロ痩せた。

腸が第二の心臓だか脳だかという説を知り、まあ、確かに腹を立てると腸が怒るものね、と腸に爆弾を抱え、脳にも心臓にもすっかり自信を喪失している私はビオフェルミンを飲み出した。憩室炎を起こすと必ず処方されるから馴染みの薬だ。

狭心症の発作以来、胃の痛みか心臓の痛みか判別に困る痛みが生じるので、胃腸の調子を整えると、心臓か胃かどちらが悪いのか判断できるれば都合が良い。おまけにここ数年痩せ始めると共に自分でも、誰だ、この婆さん、と思うほど皺が…!これは太らねば。と飲み始めた薬のおかげで食欲が戻り、1キロ体重も戻ったばかりだったのに、高校以来の最低記録を更新してしまった。

今回の不調はいつもの憩室炎ではなかったようだ。熱は出ない。歩いても響かない。ただ、お腹が痛む。胃が捻れる。丸1日絶食したら治ったようで、1日は普通に食べ大丈夫だったのに、その夜またしてもぶり返した。

深夜、痛むお腹を抱えようやく治まりうとうとしたと思ったら、突如、脹ら脛が吊った。もう嫌、1晩で6,7回も吊って以来、気をつけて水分を取るようにしていたのに食事が出来てないので不足したのだ。必死に立ち上がる。足の痙攣は立ち上がると治る。私のこの偉大な発見w、お試しあれ。

必死で立ち上がろうとしたのだが、横向きに倒れ、襖に激突。朝の3時過ぎだ。と、下の階でも大きな音が。下のお婆ちゃんを驚かしてしまった。ああ、悪いことをしてしまったと思うまもなく、またしても大きな音。雷だった。良かった。私ではなく雷ときっと思ってくれたはずw。

そして、青色申告を終えて引き出しを整理し、7年を過ぎた資料をせっせと切り刻んでいたのだが、仕事が押してきて、シュレッダーの上に放置していた紙を何気なく手に取ると、23年度!あーあ、7年経ってないのに23年度の書類の殆どを切り刻んでしまった。

やはりそろそろもう引退すべき時期なのかも知れない。それより認知症の検査に行った方が良いかもと真剣にまた考える。前回は認知症だと騒いで来る人が認知症だった試しはないと、脳のMRI検査を含め検査を受けたときに医師に言われたが、これはおっちょこちょいでは済まされないほどの衰えだ。

かなり大きな報告書の翻訳を頼まれたのだが、依頼の9割が英訳という私には珍しい和訳で、コンサルタントによるなかなかの名文。しかも新しい手法についてで興味津々、やりたいが、名文は日本語に載せるのが厄介だ。そして自分の能力に自信が持てない。どうしてもとお願いされ締め切りを1日延ばして貰って受けたら、別口から絶対に断れない仕事が入ってきて、更に報告書が追加で増え、目の前が暗くなり、こうなると孫の運動会も検診も断るしかないと腹をくくったら、報告書がキャンセルになった。

ついているのかついていないのか。いやついている。その証拠に、お腹も日常も落ち着きを取り戻しつつあり、午後から孫の運動会だ。

探している言葉が出てこない。ぴったりの言葉が欲しくて調べる時間がどんどん長くなり、処理能力は落ちるところまで落ちてるのに、それを自覚しているのに、面白そうだと思うと受けてしまう。昔の自分の蜃気楼が頭にありすぐにでも出来る気がして、集中力も落ちているのでツイ目の前の本を読み散らかしている間に、首が絞まり、ウワーとなり、お腹が痛む。馬鹿だがどうしようもない。

いつまで仕事が出来るのだろうか、いつまで生きるのだろうか。

TVドラマのやすらぎの郷で、75歳で死ぬ予定でそれまでに使い切ろうと全財産を75歳までの日数で割って使っていたら、75歳を過ぎてもぴんぴんしていてお金はなくなりこうやって施設に入れて貰ったのと浅丘ルリ子が演じる元女優が言っていた。大笑いしながら見ていたが、私も基本は同じなのよね。多分、みんなそうじゃないのかなあ。

ganbare_watashi at 10:58|PermalinkComments(8)TrackBack(0)あーあ、何ナノこれって | 仕事

2017年05月28日

展覧会 長次郎からボロまで

浅草寺娘に遊んでばかりいないで仕事しなさいと言われてしまった!

ちゃんと仕事してるモンね、と偉そうに返したが、実は少量の物をちびちびなのだが今のワタシにはこれでも一杯一杯なのだ。あっちが痛い、こっちも痛いと言いつつ、青色申告はちゃんと出した。エライw。

箱根を挟んで4つの展覧会へバタバタと行った。

まず東京国立近代美術館へ。最終日が迫り慌てて仕事から逃亡、駆け込んだのは「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」展。トーハクで大規模な「茶の湯」展が開催中なのだが、こちらは長次郎から始まる樂家に焦点を絞ったかってない規模の展覧会とあったので、こちらを選んだ。

で、天邪鬼の私は、初代長次郎の妻の祖父とも言われる田中宗慶という謎の人物に関心が行ってしまった。初代を注いだのは宗慶の次男であり、そこから一子相伝が営々とつながっていくのに、肝心の一番大元と思われる宗慶は系図から抹殺されたのだというのだから、こりゃ尋常じゃない。何をやったのかしらねえ。よっぽど下手くそで仲間に入れたくないというのならそれはそれで分かるのだが、ワタシは彼の作品が好きだ。良い作品ではないか。ふーむ。謎だ。

常設展示を覗きに行ったのだが、藤田嗣治の「アッツ島の玉砕」があった。この悲惨な絵が戦意高揚のはずがないと思うのだがこの作品で藤田はバッシングを受け日本を捨てざるを得なくなったのか。今も昔も大声で叫んだ者勝ちの社会だが、戦後すぐは戦争に関する絵というだけで彼の反論など、聞く耳はなく、激しく糾弾されたのだろうなあ。埼玉県美術館で以前コピーを見た原田直次郎の「騎龍観音」もここにあった。行って良かった。

パナソニックの汐留ミュージアムへ。「日本、家の列島…」展でかなり混んでいてびっくり。建物好きな人が大勢いるのねと思ったら、設計者の講演があり学生が集まっていたからだった。勿論、野次馬のワタシも混じって1時間強の講演を聴く。しかし納得がいかない。突っ込みどころ満載だ。質問しようかと思ったが水を差してもなあと帰ろうとしたら、講演者の知人という人と偶然知り合い、質問をぶつけ、背景を聞き、ある程度理解したが顧客が気の毒という感想は覆らなかった。

国立近代美術館の常設展にミュゼ浜口なる名前を発見。どうも見たような名前だと気になったので、水天宮にある美術館まで行ってみた。入り口がカフェで分からず、一回りしてしまう。チョコレートケーキが美味しいというので注文しようとしたが紅茶がない。アメリカンもない。チョコと濃いコーヒーでは不整脈が勃発するので、泣く泣くアイスを注文。ヤマサ醤油の三男とかで醤油を使ったアイスは美味しかったがチョコレートケーキが食べたかったのよ、ワタシ。非常に繊細で緻密な銅版画である。地下が面白かった。7200時間を掛けて夜警の仕事の合間に極小の針目を刺し続けたという「夜警の刺繍」や絵の具を大盛りに盛り上げまだ乾いてなく崩れてきている作品等。人には色んな思いがあるのね。

4つめは浅草。二天門のすぐ近く、お土産屋の上に設けられたアミューズミュージアム。布文化と浮世絵の美術館というし場所柄からも期待しないで行ってみたら圧倒された。特に特別展の「ボロ布展」。ものにはいのちがある。しみじみとそう思う。触ってみると、とことん使われたボロ布の小片を重ねた子供服は柔らかくすぐにでも分解しそうであり、寒さを防ぐため重く硬い丹前様のものは重さ8キロもあり立つという。すさまじいボロに几帳面な細かな針目で丁寧な刺し子がしてある。どれほどの時間がかかるのだろう。電気水道もなく、勿論、電化製品もなく、食うや食わずで、昼間畑仕事等が終わった時間に精魂込める。わずか100年に満たない昔、こういう生活があったのだ。

子供たちに見せたい展覧会だ。大勢の外国人観光客で賑やかな嬌声飛び交う浅草寺の境内を抜けながら、閉めるのに苦労する自らの箪笥、処分用にゴミ袋一杯に詰め込んだ洋服類を思い出し、しおしおと帰ったのだった。



ganbare_watashi at 12:45|PermalinkComments(12)TrackBack(0)嬉しいこと、おかしなこと 

2017年05月23日

新緑とアートの箱根 その2

IMG_2538[追記あり]目の中にオレンジ色の光が差し込んできてぱっと目が覚めた。どうやら3、4時間は寝たらしい。ベッド横の電気をつけるわけにいかずトイレにこもって本を読んでいたら突然電気が消えた。省エネ徹底らしく、10分程度しか持たない。何度か中断され、ベッドに戻り、3時かと嘆いていたら、朝なのだ。

時間は6時半過ぎ。6時からお風呂時間。急いで起きて大浴場へ向かう用意をしていると9時前からずっと寝ていたK子も起きだし、一緒にお風呂に。K子は長生きするだろうなあ。

エレベーターから出ると暗い。常夜灯のみ。怠慢ねえ。電気くらいつければいいのにと口々に言いながら浴場の戸を開けるがここも暗い。誰もいない。電気を付けて、浴衣を脱ぎ何気なく時計を見れば6時15分前!

ま、いいか。追い出されることもないでしょと入ろうとすると熱い。温度調節がまだなのだ。露天はぬるめでちょうど好み。早朝の小鳥のさえずりの中、新緑の中のオ・フ・ロ。最高!と浸っていると熱い湯が流れ込んできた。湯掻き棒というらしい大きな棒が横に立てかけてあってせっせと混ぜるw。おっちょこちょいだと思い出も豊富になること請け負いw。

朝食は残念。ワタシにはだ。洋食が希望なら知らせてと書いてあったのに、すっかり忘れていて、伝統的な日本の朝ご飯。無理。あじの干物を一口、生臭くて嫌。納豆嫌い。海苔も食べたくない。というわけで、ご飯少しとカマボコ他を少々。K子は3杯お代わりしああ美味しかっただと…。おまけにワタシのスリッパには大きな字でトイレ…。
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望める限り最高のお天気。昨日の雨で洗われた様々な色調の緑は柔らかく香しく、桜は散り、ツツジはまだだが、緑が最高のご馳走だ。

彫刻の森美術館に向かう。こんな天気の日にはまさしくうってつけ。娘たちが小学生の頃に訪れて以来だ。ピカソ館が出来て間もない頃で平らな芝生が広がっていたはずだが記憶とは様変わりしていた。空の青と木々の緑、点在する様々な彫刻。子供連れ、外国人の姿が目に付く。箱根は海外からの観光客が大幅増だと聞いていたがまさしくだ。IMG_2558

最近、私の関心は再びピカソに向かっているのでまずはピカソ館に。やっぱり天才だ。当たり前だが。最晩年頃の「腕組む男」に釘付け。1日に5枚も油絵を描いていたという頃の1枚だが、無造作な線すべてが必然、良いなあ。

篠山紀信の写真展も2箇所で。イサムノグチが高松で作業をしている写真もあった。ここは2年前に訪れた。懐かしい。その時すでに彼はこの世の人ではなかったが…時の流れをしみじみ感じるのはそんな歳になったからなのだろうか。

IMG_2549腰痛のK子が足湯で休んでいる間に目の前のタワーに上る。中に入るとステンドグラスでできたタワーだった。かなり高い。6、7階位はあるだろうか。一息に上る。見晴らしがきいて素晴らしい。息も切れなかったし何でもなかったのだが、足湯に到着する頃に腿の辺りに違和感が。K子はソフトを食べたいでしょう、買ってきてという。ウーと文句を言いたくなるが、長女は言わないw。大人しくソフトを買ったのは良いが、足湯につく頃には足に激痛が走りヨロヨロと足湯の中に。足湯があって良かったよ、全く。ソフトは美味しかった。お腹がすかないからと主張するK子にお腹がすいたと騒ぐワタシが押し切られホットドッグでランチを済ませたのに続き2連敗。どちらも美味しかったから良かったけど。

元銀行勤めのK子はお金のことだけはしっかりしていると前夜豪語していたが、彼女がちゃんと覚えているはずがないw。手持ちの現金がなくなってしまったK子に貸したお金は郵便で届いたが、ソフトのお金などは忘れてるw。ま、妹みたいなものだから良いけど、自覚はして欲しいw。

彫刻の森を出る間際に面白い場面に遭遇。[35年ぶりという]彫刻の補修作業だ。知りたがり屋なので通り過ぎることが出来ないw。硫黄で錆が出やすいらしい。自宅に好きな作家の彫刻等を並べ、自分も制作しているという人の名刺を頂き、私設美術館とやらを次の機会に拝見しようと盛り上がった。

郵便受けに無事にロックも設定できたし、さあ、仕事に戻ろうと思ったら、青色申告専門に使っている古いノートがトラブル…。ワタシの運命や如何に。

[追記:朝ご飯の時間を延ばしてK子とやすらぎの郷の再放送を見た。2人でヒヒヒと笑いしながら。こんなにおかしな上質なコメディは久しぶりだ。見てないなんて、残念ねえ]

11200歩
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ganbare_watashi at 10:26|PermalinkComments(6)TrackBack(0)嬉しいこと、おかしなこと 

2017年05月20日

新緑とアートの箱根

IMG_2527忙しさを尚更忙しくしているのは逃亡をたえず企てるワタシと数々の騒動のせい。

←新型登山電車

なぜよそのお宅は平和に何の問題もなくスムーズに日々が流れ、なぜ私の周囲に騒動が勃発するのか…。実に不思議。

箱根に1泊旅行。瑞々しいまだ若い緑が美しかった。騒動を乗り越えて到着したから尚更美しいw。

青色申告と未だ格闘中。そして発見した。クレジットカードの明細書が数ヶ月分、ない。家捜ししてもない。ようやく、郵便が何ヶ月にもわたって盗まれていたことが判明した。ワタシはだらしないですよ、だらしないけど領収書類はすべてまとめていたから受けとってないのだ。ここ半年から1年くらいの間にチラシすら1枚も入ってないときが何回もあって、おかしいなと感じてはいたのだが。悪い予感は放置すると、実現するw。

郵便受けは新型のダイアル式なのだが、設定が必要でそのうちと放置したまま早幾年月。暗証番号とマニュアルを探したが、これまたない。無くすなと言われていたのでどこかにしまい込んであるはずなのだが…。ゴミ袋1杯分の書類を選り分け廃棄。いくつかの引き出しが綺麗になったがタイムアップ。旅行前日の騒ぎはひとまず忘れることにして早朝から出かけていった。

スケジュールはK子が作成。小田急全線乗車券往復と共に送られてきていた。忠実かつ真面目なワタシはきちんと20分前に駅に到着、指定の快速の指定の車両に乗車。彼女にちゃんと乗車したことをメール、座席の場所まで知らせた。途中駅から彼女が乗り込んでくるはずだった。

が、相手がK子。やはり一筋縄ではいかないw。彼女は来ない〜、乗り込んでこない〜。ドアの所まで見に行くがドアの前に人影はない。ギリギリ飛び乗ったかも知れないと座席に戻り際に見つけた。向かいのホームでこちらに半分背中を向けて熱心に携帯を見つめているK子を!その時、ドアが静かに閉まった。手を振り、ドアを叩くが気づかない。電車は出て行く彼女は残るw。そこにメールが「電車遅れている?」。
30分待って無事に会えた。ヤレヤレ

宮ノ下で降りたら雨だった。天気予報で午後は雨とあったからコートと傘持参のワタシ、どこの天気予報を見たのやら、降らないはずと無防備なK子、ビニール傘を購入。富士屋ホテルでランチ。味は値段に釣り合わないが建物見物料を含むだねとバアサンズ。

本日の目的地、岡田美術館へ。延床面積7700平方メートルという実に巨大な美術館である。ここは2013年秋にオープンした新しい美術館で、歌麿の「深川の雪」が発見され、パチスロ界の岡田氏が購入というニュースで岡田美術館という名を初めて知った。建物の裏には大きな庭園もある。IMG_2532

ゆけどもゆけどもというのはこういうときに使うのかも。ぐるぐる歩く、なんせ7700平方メートルだ。人の気配は薄い。作品が延々と続く。人間の業とはなどと考えたくもなる。これほど多くの美術品を集め、事業を拡大する以外に金の使い道は思いつかないのだろうか。パチンコの依存症患者の治療にも一肌脱いで欲しいと思ってしまう小市民のワタシ。まあ、アートを愛で収集する人がいるから、金が偏在するから後世に伝えていけるのであり、本来なら見ることもできない私物もこうして見せていただけるのだから、例え財産保全の目的であっても、有り難いことだ。

深川の雪は貸し出し中のようで複製がかかっていたが、巨大な肉筆画だ。歌麿と言えば浮世絵で、このように巨大な絵も描いていたとは驚きだ。中国・韓国の陶器や鍋島や有田も充実していたが、茶道具類が見当たらなかったし、古い美術館に比べると穴があちこち開いている感じがしたが全方位を揃える必要はない。これからのコレクションの成長が楽しみだ。

新解釈とやらの巨大な雷神図の壁画の前に足湯があり、少々熱いが気持ちよい。この足湯はカフェにもなっていて、コーヒーやアイスを注文できる。庭まで回れなかったが次回への楽しみが出来た。

美術館にいる間に雨は上がり、洗われた緑が美しい。途中、K子は買ったばかりの傘を早くもなくしたらしい。さすが、絶えず何かがなくなっていると騒ぐワタシの友人だけのことはあるw。登山電車、ケーブルカーと乗り継いでK子お勧めの宿へ。部屋もお風呂も食事も大満足、おまけに彼女のご主人の関係とかで割安♪

だが、布団が厚すぎる。室温を下げても暑い。眠れない。隣のベッドのK子はバタン、バタンとダイナミックに寝返りを打ち、あーあ、と多分、失敗を反芻しているのだろう、大きな寝言。そうして眠れぬ夜がまたやってきたのだった…。

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ganbare_watashi at 15:15|PermalinkComments(12)TrackBack(0)嬉しいこと、おかしなこと 

2017年05月17日

忙しいのに…

頭の中から中島みゆきの歌が抜けない。

邪魔だっていうの。
今は青色申告を進めなくちゃいけないのに。

昨年(も)、色々あって、おまけに気力体力が一気に落ち、請求書類を袋に一切合切詰め込んで放置していたから、一段と目の具合が悪いのに進むわけない。どっちみち疲れるからたいして稼げるわけもなく、もう来年から申告止めようかな。

そうそう中島みゆきがこびりついているのは「やすらぎの郷」のせい。

どっぷりはまってしまった。

老脚本家の倉本聰が、怖い物もうないもんね、という態度で自分が書きたいことを書いている、老人のための社会を皮肉る帯ドラマ。たかだか正味15分程度なのだが、役者が達者というのがこんなに気持ちが良いものか久しぶりに思い出した。ひよっこも前回の下手くそに比べれば楽しめるけど、こちらは演者も突き抜けている。

なんせ、石坂浩二に前妻の浅丘ルリ子、彼を育てた昔の恋人加賀まりこが絡み、虚実織り交ぜて(と思わせて)、もう可笑しい。面白い。皮肉が効いている。みんなでぷかぷかタバコを吸い…喜劇は芸達者じゃなければね、それと視聴者もアハハハと楽しまなくちゃあね。

で、主題歌が中島みゆきで、これがまたぴったりはまっている。
初めからやりなおせるとしたら、一緒に最初から歩き、尽くしたいような、男…いたかしら。

尽くすの苦手。ワタシ尽くされる方が好きw。ハハハ。

やっぱり最初からやり直しても一人で暮らしているな(^^)/




ganbare_watashi at 10:02|PermalinkComments(10)TrackBack(0)

2017年05月14日

母の日

IMG_2524娘と早朝散歩に行った。朝ご飯も外で。

で、娘は手ぶら、マミーがいるから財布持ってないからねっていうから仕方ない、ご馳走した。

母の日おめでとうはって催促したら、おめでとうじゃなくありがとうでしょ、ご飯ありがとうだってw。

おまけに折り畳んでお札を持参していたとばらして、儲けたというから、今日は母の日なのに、コラというと、朝から遊んであげたじゃないだと。なんじゃそれは。末っ子は自信満々で羨ましい。

珍しい色のカーネーションが一昨日届いてたから、母の日に遊んでくれた分と、二重に貰ったことになるのかw。得した〜w。上の娘からは冷凍のお総菜セットが。そういえばこの子は、昨年も、あなたは花より団子よねとチーズセットをくれたのだった。よく分かってる。

昼過ぎに、母の所へ。パジャマと速乾ズボン、造花のピンクのバラ。パジャマは無印のピンクとグレーの格子柄。ガーゼでとっても気持ちが良い。母には薄い青の格子、茶色の格子、これで3着目のガーゼパジャマのプレゼント。この間まで断固として着るのも拒否していた「死んだ時用」のパジャマをこれ、もう冬物だから持ち帰ってと早速首にしたw。もう、現金なんだから。

目が痛いので医者につれて行くようにと頼まれる。ヘルパーさんに問い合わせると、みんな目が痛いのよ、足も、手も、腰も痛いのよ、一日中、目をつむっている人もいるのよ。お母さん、凄く元気ね、私もなりたい、と言われてしまった。そうか、みんな痛いのか。みんな調子が悪いのか。やれやれ、長く生きているものね、痛くもなるよね。母の顔が明るくなる。自分だけではないと分かるだけで救われるよね。

夕方娘が昨日買いそびれたドイツパンを買ってきてくれたのはいいが、頭が痛いというので改札まで迎えに行く。行ったり来たりの一日、15500歩も歩いた母の日だった。

夕方息子から電話。土曜も日曜も仕事なのだという。6月にご馳走してくれるらしい。風邪も引いていて具合が悪いというので休みもないところなんか辞めちまえ、君ならどこでも働けると言ったら、もう働けないよと暴れん坊だった息子が大人しい…。今度はこの子が心配だ…。


ganbare_watashi at 21:33|PermalinkComments(10)TrackBack(0)嬉しいこと、おかしなこと 

2017年05月12日

記憶の妙

P1010023仕事で追われていて母のところに行くのが少し間が開いた。
島から戻ってきたのね。今度はいつ来るの。

あららら、ひところ何度説明しても島に移住したと思い込んで困っていたのだが、治ったはずがまたぶり返している。

しかし、その前に持って行った花のことは、造花みたいと思ったらやっぱり造花じゃないの、騙してたのねと、母が綺麗ね、造花みたい、本物なのと聞いたことはちゃんと覚えている。

3日後に行くと大丈夫で、4日あいだが開くと島の話が出てくる。本当にそう思うのか、それとももっと頻繁に来いと言いたいのを島で代用しているのか、どっちだろう。

近所の緑道を車椅子を押して歩く。桜の頃にも連れ出したのだが、緑が濃い。あの桜がこんなになるのねとこれは1ヶ月間が開いていても覚えている。道の砂利を敷き直したのか車椅子を押して歩くのが大変になっていて、どうしてこんな塗装にするのかしらね、押すのも大変だろうけどお尻も痛いと文句も言う。

Tちゃんが特別製のクッションを買ってくれて良かったわね、他の人はもっと痛いと思うわと言わずもがなのことを言ってしまう。文句を言えるのも私に対してだけなのにこちらは残念ながら包容力に欠けている。分かっていても一言が出る。

ここいら辺も随分、建物が建ったわね。ずっと山だったのよと、これはどこの話なのだろう。昔、父がバラが好きで何本も庭に植えてあったのだが、バラが植えてあったねと覚えている。ひ孫は勿論、孫たちなどの名前はすっかり忘れているし、この間は妹の名前さえ忘れていたのだが。

またしても母が捨てたと思っていた補聴器が先日出てきたので充電して装着させていたのだが、部屋につくと直ちに耳から外し、ああせいせいした、ああうるさかったと言った。

あなたのおかげで外にも行けると神妙にありがとうを連発していたけど、そのうるさかったは私に対してじゃないでしょうね。





ganbare_watashi at 06:36|PermalinkComments(10)TrackBack(0)嬉しいこと、おかしなこと 

2017年05月08日

おしゃれ着洗いは一騒動

連休中、腱鞘炎を起こしながらもせっせと仕事。エライ。自分で褒めるw。

無事に納品も終わり、さてとセーター類他の洗濯に取りかかろうと洗濯機に入れたところで買いだめしていたおしゃれ着用の洗剤が切れてしまっているのに気がついた。戸棚の中を探すといくつか見慣れない詰め替え用の袋があった。いつ買ったのか覚えてないがおしゃれ着にもと書いてある。ちゃんとセーターやドレスの絵入りだ。

で、ここのところ気に入っているお店のコーデュロイの青いパンツと似た色のコットンセーターを洗った。非常に履きやすいのだが手染めなので個別に洗うしかない。似た色なら大丈夫だと思ったら、パンツの方が少し濃い色だったからかセーターにぽつぽつと水でも飛ばしたような染みが。洗濯機から取り出したときにぬめりが手に残ったのが気にかかる。おかしい。出してから良く見ても分からない。

もしかして古いのかと、別の洗剤を開ける。次にセーター他を洗ったら、今度はすべてにくっきりとあちこちに大きな白い膜のようなものがべっとりついている。セーターを取り出した手は蝋でも塗ったようにピカピカ!大変。洗面所で手洗いでゆすぎなおし、さらに洗濯機で少し回したが取れない。

ままよとそのまま干した。自慢じゃないがダウンも布団も毛布も自分で洗う。今まで何十年もそうしてきたが、失敗はない。何が起こったのか、製品のトラブル例をネットで探すが分からない。

ゴミ箱から空の袋を回収し、読んでみたら、1キロに対して4.7mlの使用量を守ることと小さな字で書いてあった。洗濯物は1キロより遙かに少なかったが、そのせいなのか…。なぜ使用した水の量ではなく、洗濯物の重量比なのか、納得がいかなかったが、50ml使用したのでそのせいかも。

今朝になって、洗濯機のお洒落用コースは35リットルだが水の量からいっても普通、そんなにべっとり付くほどにならないはずだ。溶けないでくっつくというのもおかしいと、再度気になり、再びゴミ箱から引っ張り出し、ゆっくり眼鏡を掛けて隅々まで読み、ようやく気がついた。

シミが出来たらお洒落用洗剤で洗い直すことだと!使ったのはなんと柔軟仕上げ剤だった。道理で匂い強かったはずだ。

ワタシは環境保全派なので柔軟剤、芳香剤他不必要な化学製品は使わない、買わない。なぜ戸棚に4、5本もあったのだろう。ちゃんと読まずにあら安いと、お洒落洗い用の洗剤と間違えて買いだめしたに違いない。香り大好き、柔軟剤大好きな娘が居て良かった。無駄にならずに済む。

おーい、メーカーさん!高齢化社会だよ〜。いちいち容器の裏側の小さな文字まで読んでいられないよ。ワタシのような慌て者も一定数はいるはずだ。表に、おしゃれ着も大丈夫とドレスの絵など入れるより先に、大きな字で柔軟剤と書くべきであって、裏側の一番最後に小さく書くって、誰でもお宅の製品が何か知っていると思うのは傲慢だと思うよ。それともリピーターしかお宅の製品は買わないの?

さて、洗剤を買いに行かねば。何度も洗われ、セーターもびっくりだろう。ロンドンで買ったお気に入りのカシミアセーターなのにムーッ。

[訂正:買い物に行き、調べたら、多分、クレームがあったのだろう。特大の字で表に柔軟剤と書いてあった。戸棚にしまってあったのは数年前の物だったということね。失礼しました。自作自演でいつも騒ぐという娘の言が正しいとここでも証明してしまった!]


ganbare_watashi at 10:29|PermalinkComments(10)TrackBack(0)あーあ、何ナノこれって 

2017年05月02日

連休ですねえ

仕事だす。
ふてくされて仕事。ずっと仕事。

P1020337娘のダンナのノンちゃんまんが海外出張で当分いない。
これで娘と遊べると喜んだら、私の周りでブンブン飛び回らないでと怒られた。
おばあちゃんと遊んどいでよ。

ベエだ。毎週2度も3度も行って見飽きた。
おんなじことでしょ、私だって。と娘。

ご馳走すると言ったら、しょうがないなと母の所に一緒に行き、イタリアンへ、ご馳走だからと昼間からワインのヤツ。私ジンジャエール。一口くれと言ったら断られた。その後買い物、それもじょうろという色気のないものを探すのに付き合い、映画はというと嫌と断られ、渋々帰宅。

で、帰り道に、残りの休み、古本屋に行こう、骨董市はとたたみかけると、私、仙台。いないから。
聞いてないよ〜。
仕事すればいいじゃん。

何年間か係属していた裁判が全面敗訴となり、倒産同然と騒いでいる企業の判決文の仕事があるのだがどうも気が乗らない。払ってくれるか不明だし…。がやるしかない。青色申告よりマシだとノロノロやっていると、

翻訳急いで、上告するらしいとの電話が。
上告するならまだしばらくはとんずらしないな。

娘が留守するので良かった。仕事がはかどる。おいて行かれた〜と泣かないで済むw。

私ってついてるよねw。



ganbare_watashi at 06:03|PermalinkComments(12)TrackBack(0)世迷い事 | 仕事