あんなこと、こんなこと。どんなこと?

自分の言葉をしゃべりたくなった翻訳者のきままな独り言:多様だから価値がある。反論、異論大歓迎

2006年01月

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かなり前の話だが、そのとき所属していた外国法律事務所で大きな訴訟事件の開示手続に関係して大量の翻訳をしたことがある。3,4畳ほどのスペースが天井まで埋まるほどの書類が集まり、ひどく忙しい思いをしたが、実際は私はそのうち1箱ほどを翻訳しただけなのだろう。

その事務所が代理したのは、それより数年前にマスコミで激しく叩かれ、希代の悪党のように扱われ、私もそう思い込んでいた人物だった。財産を海外に隠したとしてバッシングされたこともあり、なぜ事務所は金の亡者のようなこんな人物を代理するのだろうと、内心では少々疑問に思っていた。

この人物が原告で、日本のマスコミでは被害者とされた機関を被告とする海外での裁判だったのだが、翻訳が進むにつれ、自分が訳したちっぽけな範囲からも想像もしないことが次々に明らかになってきた。マスコミ報道によると騙された側であるはずの機関側の横暴や悪辣さ、希代の詐欺師、悪党であるはずの人物がその機関に振り回されている様子が浮かび上がってきたではないか。

結局この裁判では悪党とレッテルを貼られている人物が勝訴し、その機関が敗訴した。しかし、逮捕され、マスコミ報道などで社会的に葬り去られていたこの人物の会社は見事に解体されてしまっていたし、財産も多分、その海外で勝訴した物以外はすべて失われてしまっていたのではないだろうか。

そしてその人物は若くしてひっそりと亡くなってしまった。もちろん、勝訴の記事も小さな囲みだけだったし、小さな死亡記事が出ただけだった。マスコミは自分たちが葬った人物にすっかり興味を失っていたのだ。彼の名誉は回復されてはいない。未だに誰に聞いても、そういえば、そういう悪い奴がいたねという印象だけが残っているだろう。

もちろん、私はその件をきちんと調べたわけではないから、かなりの怪しいことをしていた可能性もあるし、その事件以外に法律に触れることをしていたかもしれない。しかし、有能で、バイタリティに溢れ、活発に事業展開していた若者が、これからという円熟期を前にして無惨に折り取られ、何年もの間全精力を裁判に費やしなければならず、名誉を回復できないまま死亡したという事実は重い。彼はその罰に見合うほどの悪いことをしたのだろうか。

だから私はこのブログを引っ越さない。堀江氏が最終的に有罪判決を受けるまでこのまま静観する。それがマスコミの報道を受け、尻馬に乗って一緒に叩いてしまったその死亡した人物に対する私の小さな贖罪だ。

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ここぞとばかり虚業は良くない、マネーゲームなどせずに額に汗して働くべきだという合唱が聞こえてくる。私個人は自分が翻訳などという「虚業」に従事していて、額に汗して手で物を作っていないことを後ろめたく思うこともあったし、百姓のまねごともやっている。物作りは日本の基礎だ。それは正しい。しかしなあ。

額に汗する、誰も文句をつけられない甘美な言葉ですよ。でもそれが弁護士や、タレント、経団連のお偉いさん、額に汗することなどありそうもない人たちの口から出てくるのは許せない。自分は汗まみれにはならないけどお前はガンバレってこと?

揺るぎない生活で退職金も保証され、老後も何の心配もないという人もいるだろう。だがそうでない毎日が綱渡りの人間も大勢いる。病気をしたら、年をとったら、怪我をしたら、ホームレスになるしかないぎりぎりの人が大勢いる。どうすれば安心できるか。自己責任とやらで国が面倒を見てくれないのなら自分で資産を形成するしかないじゃないか。

将来も今も生活の不安のない人間が安全なところから批判するのはおかしくないか。世の中、恵まれた人ばかりじゃない。大企業に勤める者や公務員だけが国民じゃない。日本は、健常者の男の国だ。そこからはじかれた病弱、年寄り、ハンディキャップ、年齢が若すぎる、多すぎる、女…額に汗して働こうとしても仕事はどこにある?

景気後退のいわゆる失われた10年の間、次々と大企業でもリストラが行われた。ということは中小企業、そしてどん詰まりの零細企業からは大量の人たちが職から放り出されたということだ。周囲を見回して欲しい。ホワイトカラーであっても働くフロアーの半分が契約社員や派遣だろう。額に汗して働けといっている人たちは彼らがどんな待遇を受けているのか分かっているのだろうか。どんなに不安か分かっているのだろうか。

そして、日払いの派遣労働をするしかない者がどんな生活をしているのか知っているのだろうか。例えば、引っ越し作業やエアコンの取付、水道管の掃除、工事現場、車の誘導、すべて息子が経験した作業だが、交通費は自腹、安全靴やユニフォーム代を差し引かれ、保険料も差し引かれ、激しい労働でちょっと多くを食べれば何も残らない。それも毎日など仕事はない。病気なら働けない。

大卒の健常者の男でさえ職を見つけるのが難しいとき、女は、ハンディのある人間は、年寄りはどれほどの困難を抱えたか。抱えているか分かって言っている言葉だろうか。虚業であれ、何であれ、頑張っている人は偉い人だ。偏見で見下げるべきではない。

幼い子供3人を抱えた母子家庭というれっきとした弱者であった私は、外国から帰ってきて借りる家さえ見つけられなかった。ありったけの知恵を使い、少々のずるをして住居を確保し、クレジットカードを手に入れたが、どれほどの綱渡りだったか恵まれた人間には分かるまい。

子供2人は大学院、1人は大学を卒業したが、翻訳の仕事だけでは生活するだけで精一杯だっただろう。「額に汗して」冷や汗をかきながらちまちまと株式に投資するという虚業に励んだおかげで生活保護のお世話にもならず、無事に育て上げ、税金を納めて国の役にも立てたのだ。

リストラで株価を上げた大手企業の社長たち、仕事を提供してから偉そうなことを言ってくれ。

*題名を変更しました。

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理解できないことが多くて困ってしまう。東証はいったいどうなってしまったのか。システムのダウンだの、売買が処理できないから時間を短縮するだの、資本主義の中心として恥ずかしすぎる出来事を繰り返していると思ったら、今度は血迷ってしまったらしい。売りたい人が殺到しているライブドア株がネットで買えない。
 
前の記事の尻尾で追記したことを下にコピーするが、それを読んですぐに買えた人がいるのに、私やごろーさんのように買えないネット証券がある。こんなことが許されて良いのだろうか。一部の人だけが買えて(売れる場合も同じだが)、他の人が買えない(売れない)状態こそ、あってはならない市場の状態ではないのだろうか。
 
ライブドア証券からメールが来た。どうやらライブドア証券ではライブドア株を買えないように東証が規制をかけたらしい。他の証券会社では買えるのだから個人投資家を使っている証券会社で差別するということがあっていいのか?

ライブドア証券からのメール
東京証券取引所よりライブドア株式(4753)につき以下の規制を実施す
る連絡がございました。

同規制措置の内「買付代金(現金)の即日徴収★」により、ライブドアトレ
ードではライブドア株式の現物の買い付けはお受けできませんのでご了承く
ださい。
また、ライブドア株式は監理ポストに移行しておりますので、信用新規建て
注文はお受けしておりません。

ごろーの日記:ジュダイの復讐

野村ホームトレードからのメッセージがこれ。
「恐れ入りますが、ただいまのお申込はお取扱できません。ご指定
 の銘柄は、取引所の規制措置によりお買付についてお客様から買
 付代金(現金)を即日徴収することが求められております。
 お手数ですが、ご注文につきましては営業時間中にお取引店へお
 問合せください。」

???
昼休みの短い時間には、何度読んでも理解不能だった。

今は100円のものが70円で売っている特売状態なのだ。
もちろん口座にはありったけの現金を入れておいた。

 
買ってみようという人が少ないから問題になっていないのかもしれないが、こんな大きな問題、マスコミは無視しないで欲しい。買い注文をシャットダウンしたらますます売り圧力が増すではないか。もしかしてそれが狙いじゃないでしょうね。私の妄想をこれ以上広げないでほしい。まったく。
 
アンフェアで不透明、弁護士の立ち会いを許さない取り調べ、容疑者を犯罪者扱いするマスコミ、東証まで恣意的とは、ますます不思議な国ニッポンだ。
 
<<追記>>ニッポン放送騒動の時にライブドアを応援すると80歳を大きく越えた両親がそれぞれ相手に内緒で100株ずつを購入していたのだが、今回、証券会社からの指示で2人とも株を処分していたことが判明した。その証券会社は「そのままもっていると紙くずになるから今処分するように」と2人に電話をかけてきたというのだ。これまた変ではないか。2人は少々の株をもっているだけで、別に特別なお得意様でも何でもない。以前、野村と取り引きしていたとき、売却しようとしたら、今売却しない方がいいとしつこく言われて損を被ったことがあった。あとで、機関投資家の売り抜けのために個人投資家を犠牲にした事件だったことが分かり、野村から引き上げたことがあったが、どうもうさんくさいなあ。

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佐藤秀の徒然\{?。?}/ワカリマシェン:推定無罪はマスコミ批判の最後の逃げ場のコメント欄で、秀さんは「この事件で一番打撃を受けたのは現権力だと思うけど」とおっしゃっていたけど、そこで私の妄想が広がってしまった。

現権力である小泉さんの任期切れはすでに目の前に迫っている。変人のすることだから、規則を書き換えて居直ろうとすることもなきにしもあらずだろうが、後継者の話がにぎやかなのでそうはないだろう。そしてどうやら後継人事は自分が決めたいらしい(これが民主主義国家のすることか怪しいがまあこの際おいておく)。

変人であり「暗殺者」などを容赦なく送りつけ、気に入らないものは切り捨て、冷血という評判を得ている首相は世論の支持とは裏腹に党内に多数の敵を作ってきただろう。義理人情、根回しをその基盤においていた自民党とは全く異質な異端者だ。この上院政など絶対に許せないという人たちが大勢いることは想像に難くない。

ここのところ立て続けに起きた大きな事件、偽装問題やライブドア問題、両方ともなにやら不透明ですっきりしない。しかも両方とも森派と現政権が関わっている。森派と現政権に打撃があれば誰が得する?

偽装問題はことが大きくなりすぎ屋台骨が崩れかねないのであわてて消火に走り、それを上回る、マスコミが大好きなネタにことかかない目障りな男、幹事長が我が弟我が息子などとおっちょこちょいに呼んだ男を差し出したなんてことないでしょうね。

もはや死に体、レイムダックとみた勢力が追い落としと次期政権の座を狙って画策した結果じゃないと私は思いたい。総裁選には大量の実弾が必要だから総裁選の前には市場が荒れるという話を信じたくない。実弾を用意するためこれ以上ないスキャンダルを用意し、株価を乱高下させたなどと思いたくない。そんな陰謀渦巻く国だとは、私は思いたくない…

そうそう、ライブドア株を意地で買い増ししようとネットで買い注文を出したらこの株の買い注文は受け付けていませんとのメッセージが出た。なんだ、こりゃ?おまけに東証はライブドア株の売買時間を昨日より30分短縮の2時から1時間に決めたという。東証はやる気あるのかね。客を馬鹿にしすぎだね。

<<追記>>ライブドア証券からメールが来た。どうやらライブドア証券ではライブドア株を買えないように東証が規制をかけたらしい。他の証券会社では買えるのだから個人投資家を使っている証券会社で差別するということがあっていいのか?

ライブドア証券からのメール
東京証券取引所よりライブドア株式(4753)につき以下の規制を実施す
る連絡がございました。

同規制措置の内「買付代金(現金)の即日徴収★」により、ライブドアトレ
ードではライブドア株式の現物の買い付けはお受けできませんのでご了承く
ださい。
また、ライブドア株式は監理ポストに移行しておりますので、信用新規建て
注文はお受けしておりません。

沖縄木国益を損ない、イラクの自衛隊攻撃に転用されたかもしれないもっと重大な犯罪と思われるヤマハ発動機のことも、いったん地震が起きたら数十人の死亡者が出たかもしれない倫理的にも絶対に許されない犯罪である偽装事件にもほんの少々触れるだけで、黒とも白とも判然としない、ほとんどが解釈の違いに思えるライブドアに全精力を傾けているニュースを見さされていて、気付いたことがある。

ライブドアの取締役の数が6人で、うち3人が逮捕されたので取締役会が開けないため、宮内氏が辞任して取締役会を開催したというニュースにひっかかった。仕事柄多数の定款を訳しているが、取締役会の役員数や定足数、その運営にかなりのページを割く企業が多い。会長がいない時には社長が、社長も駄目なら専務がなどとながながと書いてあり、数は奇数だ。6人?

ここで、早々とフジテレビが派遣していた取締役を引き上げたことを思い出した。強制捜査が入っただけで、容疑だけで取締役を辞任させたのだが、早すぎたのじゃない?感情とビジネスは分けた方がいい。つまり、3人逮捕でフジテレビの取締役を入れた4人が残ったのであれば、フジテレビは労せずして、金も使わず、ライブドアを実質的に支配できたのではないだろうか。

なんだかんだ言われているが多額の現金を有し、50社に及ぶ子会社があるのに、それを手にするチャンスを放り投げてしまった。もったいないね。。緊急時にホリエモン他に連絡も相談する手段もないときに、確かホリエモンに次ぐ第2位である大株主が強力なプランを持ち出して強く主張すれば普通、それに従うしかないのではないか。

ホリエモンを首にして、フジテレビ派遣の取締役が社長となり、フジテレビの子会社化して立て直すと宣言することもできたのではないの?何らかの非難があったとしても、どうせ忘れっぽい国民だし、マスコミという強大な権力を手にしているのだからナントでも言えるでしょ。

大株主なのに自らライブドアの有罪を、容疑の段階で、宣告する言動で混乱に拍車をかけたのは、これは何罪?

保有株をすべて売却することを表明しているが、ストップ安が続くところに売りを表明すると自分の持株の価値を自分で引き下げていることにならないか?まったくフジテレビはビジネスが下手なのね。

テアトル東京クラッシックと称する名画シリーズに毎年年末に友人といっていたのだが、今年は沖縄旅行に行ったり、娘たちとルミナリエを見に行ったりしたので見逃してしまったと思っていた。年末だけだと思い込んでいたのだ。ハロルド・ワードさんのおかげで1月31日までやっていると分かり、遅ればせながら雪のなか無事、転びもせず見に行ってきた。

ルミナリエ私の永遠のダーリン、レット・バトラー様にお目にかかり、満足。そして私の悪癖はもう治らないということを再認識した。度し難い面食いであり、困ったことに少々破滅型が好みなのだ。アシュレがどんなに穏やかで紳士だろうと、レットがやくざな女たらしであろうと、全く勝負にならない。結婚に失敗するのも当たり前か。

娘たちは母を反面教師として、安全で、大人しく、家庭的、大酒も飲まず、博打もせず、女たらしでもなく、きちんと働く模範的な男を選んだ。賢明な選択だ。でも正直言って、どこにわくわくしたのか全く分からない。男にもみえない。ごめん。でも娘たちは私みたいに波瀾万丈、大変な思いをせずに幸せに暮らせると思う。それがなにより、一番なのだ。母は分かっている。うん。

アトランタで風と共に去りぬの舞台となったとか、その見本だとかいう邸宅を見物に行ったことがある。近くのお店で、スカーレットそっくりの訛りの女性がいた。ゆるゆると引っ張るアクセントが珍しく、南部訛りねと声をかけたら突然態度を硬化させて、「アンタたちがやってくるから仕事がなくなるのよ」と喧嘩を売られびっくりしたことを思い出した。こちらは褒めたつもりだったが、南部訛りは恥ずかしいと劣等感になっていたようだ。南部は南北戦争からずっと地位が低く停滞していたようだが、最近は経済も活性化しているらしい。少しは訛りが誇れるようになっただろうか。

『追記:風邪が去ったので風と共に去りぬを見に行ったのだが、ついさっき(1月23日夕方)ホリエモン逮捕のニュースが入った。連続殺人犯でもあるまいにヘリコプターまで飛ばして特番を作っての大騒動だ。そして私のウン十万円の投資資金と共に一つの短い時代が風のように去ってしまった。裁判で有罪となるか、無罪となるか分からないが、ゲームが終わり、彼が子供時代を卒業するのは確かだろう。彼のバイタリティ、着眼点、恐れ知らずが惜しい。良さをなくさずに大人になって戻っておいで』

乱読、粗読中

事実の時代に 柳田国男 新潮文庫
幸福不感症 曾野綾子 小学館文庫
ヨコハマB級ラビリンス 山崎洋子 集英社
窒息するオフィス ジル・A・フレイザー 岩波書店
グイン・サーガ102巻火の山 栗本薫 早川書房
死ぬという大切な仕事 三浦光世 光文社
奇跡も語るものがいなければ ジョン・マグレガー 新潮社
法医学教室との別れ 西丸興一 朝日新聞社
家出のすすめ 寺山修司 角川文庫

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はっきり言っておく。門外漢だ。分かっていない。でもおかしい。ワタシは怒っている。

粉飾決算やインサイダー取引をしたのであれば企業として問題外。きちんと裁き、けじめをつけて欲しい。だが、黒であると誰が決めるのだ?

強制捜査のあと直ちに日本を代表する新聞各紙、テレビで一斉にライブドアが完全に黒であるかのような報道が始まった。監査も受けている多数のグループ企業を抱えたコングロマリットが黒であるとそんなに早く結論が出たのか?誰が出したのか?

ライブドアが粉飾決算や多数の偽装工作を行ったというマスコミの報道を正しいと盲目的に信じているかのような論調が主流を占めている。これまでのマスコミ報道がどれほど偏ったものだったか、よく分かっているはずだ。今回に限りマスコミが全面的に正しいといえるのか?

書類やデータは膨大な量なはずだ。それを分析し、おかしなところをあちらを調べ、こちらを調べ、整合性のないところを少しずつ洗っていって分かるようなものではないの?誰かが、絶対にライブドアは黒にしなければならない、黒でなくても黒として扱わなくてはならないと考えているのではないだろうね?

ワタシの常識では、データの分析が終わってから、明確な証拠があるものは別にして、解釈について法廷闘争があり、ここは正しい、いやここはおかしいとばたばたしたあげくに、やっぱり黒だから罰金ね、となると思うのだが。裁判もなく、データを押収されただけで、黒の大きなはんこを押され、事実上、マスコミにより倒産に追いやられるとしたら、正義はどこにある?

第一、ライブドアはグレーゾーンを、ルールブックの抜け穴を探して、それを活用してきた。それを得意技としてきた。それが完全に黒の部分を辿っていたというのはどうもにわかに信じられない。彼らはルールブックに書かれていないことをしたのではないのか?ルールブックにないことをしたからといって、今まで想定しない動きをしたからといって直ちに黒だと決めつけるのはおかしいのではないか?

もちろん、違法行為をしたのであれば断固罰して欲しい。個人的にも損してしまったし。でも彼らは有能な若者だ。意欲を持った若者だ。いくらでも日本のためになれる日本の貴重な人材だ。

恣意的に追いつめるな。結論がでていないことを断定するな。若者に命を絶たせるな。もったいないではないか。

悪いことは悪い。しかし、それを裁くのは法であってマスコミではない。

証言拒否は合計27回だとも31回だとも言われているが、とにかくあらゆることに訴追の恐れがあるので証言できないで通してしまったヒューザーの小嶋社長。

土色の生気のない顔と、証言拒否で、自死へのプレシャーが高まったのではないかと危惧したのはおっちょこちょいの私一人か。

すべてしゃべってしまえばそれ以上プレシャーのかけようもなかったのに、何を守るためか、何と交換したのか、口を閉ざした以上、本人がこの世からいなくなるのがこれ以上ない秘密保持であることは誰の目にも明らかだ。

この際、なにかでっちあげて(得意でしょ?)留置所にでも保護することはできないのだろうか。

総研などが黙ってさっさと破産し離婚して自分を守ったのと対照的に、最初から派手にメディアに露出していたのはいかにも下っ端という印象だったが、今まで金をつぎ込んだ政治家が守ってくれると多寡をくくっていたのだろう。その計算が誤算に終わり、会社が倒産するのも時間の問題である今、なぜ口を閉ざすのだろう。

自死しても利用されるだけだ。おーい、頑張れ。自死するなよ。本当のことを話した方がずっと楽になるよ。

午後の暖かいうちにと10日ぶりで買い物に出かけた。ついでに大引け間際にPERが高くなりすぎていて売るタイミングを考えていた銘柄を成り行きで売った。

自分が売っておいて驚くのも何だが、462円も下げているではないか。白々しくボードには消費マインドが「改善」の文字が。なんとなく株が上がるから中心部の景気が回復していてそのうち地方にまで広がるのではというような根拠のない期待を抱いていたが、これでどうなるか。

証券会社のお姉ちゃんと今後の展望など雑談してきたが、ライブドアの強制捜査についてはどうも腑に落ちないというところのようだ。設計偽装問題の根はどうやら予想以上に深く広がっていると多くの人が考え始めており、証人喚問とライブドアの強制捜査を結びつけて考えている人も多いように思える。

単なる偶然の一致だとしてもそう思われるということ自体に、現政権に対する見方が現れる。信用を失いつつありまっせ。で、ほんとのところは?

元旦に引いたおみくじは霊験あらたかで、枝に結んだくらいでは効能は消えなかったとみえる。風邪に続き、今度はライブドアときたか。

ホリエモンが温泉に浸かっている番組を見て、ライブドアをすぐ売ろうと思っていたがなんせ声が出ない。声が戻るのを待っていた。夏にネット証券に入ったのでそれ以前の銘柄は旧態依然証券経由なので、電話で指示しなくてはならないからだ。

そして昨晩の強制捜査。タイミングがどうもね、ちょっとあるんじゃないかという違和感がある。なんせ今日はヒューザー社長の証人喚問の日なのだ。一歩間違えば日本の屋台骨が揺るぎそうな事件に発展しかねないのでなるべく穏便に押さえたい事件にぶつけるには、なにかと目障りでこれ以上ないニュースバリューのある新興企業はちょうど良いのではとゲスである私は勘ぐってしまったりするのだが。はて。

今朝一番に旧態依然証券会社に電話でライブドアとライブドアマーケティングの売り注文を入れた。もちろんできるとは思っていないが、かなり買値を上回っているので2,3度ストップ安を経由しても良いかなと考えたのだ。

ここで新たな事態を知ることになった。買いがほとんど入らないのは当然なので、比例配分になるだろうが、その証券会社では1件当たりで手数料を取る。つまり、1株だけ(ライブドアだと、例えば300円で)売れたとしても2千数百円かかると言うのだ。

株で損するのは良くあることだし、自分が買ったことなのでしょうがないで済ませられるが、300円のものに2千数百円出すのは主義として是認できない。ということで売り注文を取り消した。10年塩漬けにした株もあることだし、上場廃止の危険性はあるが、このまま保有しておくことにした。

ぼちぼち、この先ホリエモンに頑張って貰おう。本業に身が入っていない気があったが、これで真剣になるだろう。何が幸いするか分からない。万事塞翁が馬だ。

それにつけても嬉しそうなのはマスコミ各社だ。某太郎氏は、強制捜査か、という夕方の段階で、「そもそも最初の資本金も女に出させたんでしょ」とコメントしてたけど、なんか関係あるの?嫉妬は醜いね。

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佐藤秀さんのブログでElvisの放送を知り、昼間に8度の熱があって寝ていたというのに夜起き出して見てしまった。こういうときにはきちんと熱が下がるのだ

おおっぴらには言えないけれど、実は隠れファンなのだ。といってももうこの歳になっては誰に遠慮もいらない、誤解されることも怖くない、何でも言っちゃう。20代は実に不自由な時代だった。自己規制でがんじがらめ、まあ、いい子ってそんなものよね。

ブルーハワイは10回ほども見に行ったという筋金入りのミーハーだったのに、20代からの友人たちには趣味はダンモ(古いねえ、モダンジャズのことです)で、社会派の映画しか見ないと思わせていた。若いですねえ。

今回BSで放送されたアロハ・フロム・ハワイだが、1973年に元亭と近所のトンカツ屋でトンカツを食べながら見たことを思い出した。テレビなんて見ないのと気取っていたためにテレビがなかったのだ。幸い小さなカウンターだけの店には客は他にいず、放送の少し前に到着し、トンカツの揚がる音や、キャベツを刻む音と共にエルビスを聞いたのだった。

隣でトンカツを食べていた元亭は5年前に亡くなり、生まれたての赤ん坊だった息子は体重が私の2倍近くもある熊男に成長。人生って不思議。そして、エルビスに文字通りかじりついた日本人らしい女の子に、何やってるの、馬鹿じゃないのと感想は73年と同じだった。

それにしてもキングと呼ばれることがなければエルビスも幸せな生活を送れたんじゃないかという気がする。目標がない。金がある。不幸だなあ。

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お正月早々、赤ん坊から風邪を貰ってしまった。赤ん坊は北の果てに一週間前に旅立ってしまったというのに私の風邪はしっかりと私を捕らえて放さない。あと何日居座るつもりなのか、参ってしまう。

しかし、今回の風邪で参ったのは風邪自体ではなく、お節介だ。母の。母原病という言葉を久しぶりに思い返してしまったほどだ。高熱が出た2日間のことをどこで聞きつけたか何回も電話をしてくるようになった。そのときは娘がまだいたから応答してくれていた。普通の風邪で大丈夫だと。

娘が帰ってからが大変だった。電話が鳴る。出ると母だ。痛む喉を振り絞って声を出したくないから声が出るようになったら電話すると伝える。妹からも電話があり、電話しろとしつこいから代わりに電話したというので、喉が痛くて声をだしたくないだけだからもう電話しないように頼んで貰う。

水曜日がピークだった。朝、母が重ねてしつこく問いかけるのを切ると、携帯にメールが入り、無視すると、今度は2人の娘からおばあちゃんが電話しろとうるさくてと電話が入り、夜の9時過ぎに寝入っていたところに妹から、次いでまた娘から電話が入った。電話して報告しないとうるさいとのこと。何を考えているんだ。他に誰もいない場合、私が起き出して電話を取るしかない。まさに暴力だ。

木曜日の朝、父から電話があった。今度は父まで引っ張り出したのだ。おかゆができたのでもってゆくという。誰にも会いたくない。寝ていたい。微熱程度だし、声が出ないだけ。おまけにお粥なんて大嫌いだとはっきり断言した。

なのに、しばらくすると父がお粥をぶら下げてやってきた。なんなんだ、これは。お母さんは心配でしょうがないんだよ。

自分が心配なら相手がどんなに迷惑でもかまわないのね。しかも普通の風邪で熱もほとんどないと私を含め、周辺5人が伝えてあるのに?相手が望むことをしてあげれば親切。察してしてあげれば気の利く人。望まないと断言していることをここまでしつこくするのは?もう悪意としか言えない。

ちなみに今は息子が同居している。数年前インフルエンザにかかったときには一人暮らしだったが、電話一本寄越さない人だった。

この2人が時々いう言葉、子供は親の面倒を見るのが当たり前を思い出してしまった。子供が先に死ぬと、自分の面倒は誰が見てくれるのかという問いに絡め取られ、恐怖心が煽られたのかもしれない。結局は老人問題なのか。

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長年の友人から署名の依頼が来た。彼女の自宅近くに廃プラ工場が建設されそうなので反対の署名を集めているという。

環境運動に熱心な人なのだが、ゴミの処理については残念ながら彼女とは意見を異にする。

こんな住宅地にと彼女はいうがゴミ処理こそゴミを出す人の近くで行うべきだと思っている。都会にいると生産物だけではなくゴミとも距離ができてしまう。自戒を込めてだが、自分は消費する人、ゴミは違う人の問題としてはいけない。

自分がゴミを出す限り、自分の近くでは処理するな、汚いもの、臭いものはよそに行けとは言えないし、言ってはならないのではないか。どうやら反対運動の少ない過疎地に処理工場を建てるべきだと思っている人たちが多いらしいが、それっておかしくないか?水源近くになどもってのほかだ。

今まで杉並病などの問題が生じたことで、疑心暗鬼に陥るのは理解できるが、工場はどこかに作らなくてはならない。プラスチックを一切使わずに暮らすことは不可能だ。便利さを享受するのであれば、それがもたらす害も、もちろん最小限にしていただくが、引き受けるべきだ。

唐突な計画だとか事前の折衝が不十分だという話は聞いたが、では前もって周到に計画を示せば反対運動は起こらないというのだろうか?反対派がすべきことは、自分の所は嫌だ、よそに行けと、闇雲に反対することではなく、処理およびそれに関する安全性を最高にまで高めることを自治体に保証させ、詳しい内容を開示させ、永続的な分析と報告を約束させることではないだろうか。

有害物質が漏れないよう、また周辺に有害物質を排出しないよう万全の体勢を取れば、最高の技術力を駆使すれば無害な工場ができないはずはないと思うのだが、どうだろう。楽観的に過ぎるだろうか。徹底した処理策で知られるドイツなどではどうしているのだろう。

ちなみに私はゴミ処理場の煙突がみえる所に住んでいる。

娘と年初に今年の運勢なるテレビ番組を覗いていたら、5百数十番中下からほんの1ダースほどのところに私の今年の運勢を見つけた。恒例の神社でのおみくじは小吉なのに、これが小吉?という恐ろしさで、病気はするは、失せ物は出ないは、家庭は波乱だし、お金はないという。こんなものおみくじから外しておいて欲しい。

ここのおみくじは良く当たる。赤ん坊が風邪を引き、機嫌が悪いことおびただしい。実に汚らしい鼻汁まみれ、よだれまみれだ。それでも可愛いと思うのは人間は偏見なしには物事が見られないという生きた証拠だろう。

赤ん坊菌は強力で、娘、そして私にも飛び火した。2,3日来、のどが痛く、咳が出はじめていたのが、昨夜は娘の友人を迎えてフル稼働したら、もう駄目。子供たちはしゃべりすぎだと冷たく突き放し、肝心の赤ん坊は不機嫌なまま羽田から飛びだってしまったが、私は発熱中。

赤ん坊に風邪を引かせたと言ったことがいたく娘の感情を逆撫でし、最低と怒られてしまったが、自分では何もできない赤ん坊の間は風邪であれ、事故であれ、全面的に親の責任だ。寒いところに行くのなら細かく気を配るべきだし、お尻がかぶれるからって風邪引きの赤ん坊をお風呂に入れるのは本末転倒だ。

ひどい悪寒がしていたのがここまで書いたら頭痛と熱が上るところまで上ったらしく安定してきた。明日は下の娘がバレーのチケットをプレゼントしてくれたのでなんとしても行かねば。

追記 とうとうレニングラードバレー団の眠れる森の美女も見損ない、14日現在、未だに中身の揺れる頭を抱えてねむりと戦っております。抗生剤以外の薬は止めたがこれでねむけは吹っ飛ぶのか。仕事をしなければ落としてしまう〜。

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一年間待ちに待った箱根駅伝も終わってしまった。歓喜の亜細亜大のうれし泣きに目頭を熱くし、シード落ちの責任を背負った早稲田の1年生の号泣にもらい泣きをし、早朝から楽しませてもらった一大イベントも終わってしまった。

そしてはっと気づくともう1月3日も暮れようとしている。3日ぶりの富士山は美しいけど、私の胃のふちを冷たいものが通り過ぎる。

そこにあるのは何?手つかずの仕事ではないか。赤ん坊は8日までいる。末娘は10日までいる。嬉しい。でもいつ仕事をすればいいのやら。山盛りの洗濯と、泣き叫ぶ赤ん坊。すぐにパニックになって矢継ぎ早に指示を繰り出す上の娘。絶えずおなかをすかせる息子。おまけに米国から妹が暮れに帰国。15日まで日本に滞在するから積もった噂話を伝えなければ。大騒動の合間に何ができるというの?死んだふりというのはどうかな。

こうやって、今年もあわただしくスタートを切るのだ。学習しない自分にやけっぱちで乾杯。沖縄みやげの泡盛の古酒。おいしいねえ。

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