あんなこと、こんなこと。どんなこと?

自分の言葉をしゃべりたくなった翻訳者のきままな独り言:多様だから価値がある。反論、異論大歓迎

2007年03月

78ec6d4b.jpg

【追記】Dr.Blackがインフルエンザについて詳しい記事「インフルエンザの不思議」をお書きになっています。是非一読していただきたいとおもいます。

養老孟司の「解剖学教室へようこそ」(筑摩書房)文庫版のあとがきを読んでいたら、南直哉(みなみじきさい)という禅僧が妄想分別と如実知見ということをお書きになっていた。

妄想分別(もうぞうふんべつ)というのは、人は理解した「事実」だけを語る。理解しなかったことは語れない。…その「理解したこと」を「事実そのもの」だと思い込む態度を仏教では「妄想分別」と言い、「無明」という。

「如実知見」(にょじつちけん)ありのままにみようとすること

文明が進化し、複雑になってきて、あらゆる分野が細分化されるようになると当然、その人の世界は狭くなる。仕事だけではなく、接触の範囲も、付き合う人間も、読むものも、見るテレビも、趣味もすべてが分断化され、他の世界を理解することが難しくなっていく。自分が理解したせまい範囲の「事実」のみを「事実そのもの」だと思い込み、違う世界の人間が、違う言葉で、その人達の「事実」を伝えれば、それを自分が単に知らなかったというだけなのかもしれないのに、それは事実でないと叩くことになっていくのかもしれない。

タミフルについての基本要素を書いてみる。

  1. タミフルの有効性については争いはない。しかし、割合は分からないが、思春期前後の年齢を中心に異常行動という副作用が存在する可能性がある。
  2. インフルエンザは幼児、高齢者には危険だが、栄養状態の良い健康な人にはあまりコワイ病気ではない。
  3. 鳥インフルエンザが今後大規模に発生、拡大する可能性があり、すでに小規模な発生は毎年報告されている。
  4. タミフルは日本で大量に使用されている。
  5. 薬として、大量に使用すると耐性を持つウイルスが発現する。すでに見つかっている。
  6. 欧米ではタミフル使用量は少なく、ワクチン接種が主流である。
  7. 日本では1994年まで小中学校のワクチン接種が義務であった。
  8. ワクチンは現在、保険対象ではなく、3000円から5000円程度の費用がかかる。
  9. 日本は世界的な金持ち国である。

他に付け足す要素は何かありますか?教えてください。随時挿入します。

私の結論は、タミフル-ワクチン無料接種の復活はないの?」同様、タミフルは、幼児、高齢者専用にし、なるべく使用を控えて、鳥インフルエンザ、新型インフルエンザの発生に備え、無料若しくは無料に近い値段でのワクチン接種を小、中学生、高齢者に提供すること。

1994年まで長年に渡って義務接種を行ってきたのだから、やる気になればできないはずがない。オリンピックスタジアムの建設費で一体何回分の無料ワクチンがまかなえるだろうか。

なおタミフルの仕組み等については「タミフル-ワクチン無料接種の復活はないの?」のコメント欄にDr.Blackが詳しく説明してくださっています。

http://shinka3.exblog.jp/tb/5786344

 

9ffe8c08.jpg

日本では、世界で生産されるタミフルの7割から8割も消費しているという。もちろん、インフルエンザが日本に集中しているわけではない。せっかちな上に薬が大好きという国民性がタミフルの販売にかなり貢献したのだろう。もちろん、効果が歴然としているのだから、母親の間では、あそこの先生はよく効く薬を処方してくれるという噂で、医者達にタミフルの処方を依頼する例も多かったのではないだろうか。

タミフルは、非常用の薬で、備蓄目的だったと覚えていたのだが、違ったのだろうか?鳥インフルエンザの脅威が昨年だか、ワイドショーを賑わせ、万一日本に上陸すると世界で4000万から5000万人も死亡したというスペイン風邪の二の舞だと恐怖を煽り、大量の備蓄に踏み切ったのではなかっただろうか。

それなら、非常用だから、大事に使いましょうとでも言えば良いのに、結局国を挙げてタミフルに殺到する。認可が異常に早く下りたというのは、非常用なのだから認可したのだから、多少の副作用には目をつむりましょう、しかし、きちんと精査したわけではないから、みなさん、非常時まで使うのは我慢しましょうと言うのが、非常用という意味だと思うのだが。通常から使用していれば非常の役には立たない。菌は耐性をつけてしまうし、第一、非常時には在庫がないということも起きる。

鳥インフルエンザのような新型のインフルエンザはともかく、通常のインフルエンザにはワクチンという有効な手段がある。

実は、以前に書いたことがあるが、学校でのワクチン接種が義務づけられていた20年近く前にワクチン接種に反対する運動を行ったことがある。その頃、ワクチンでの副作用が問題になっていたからだが、ワクチンでの希な副作用よりもインフルエンザで死亡する子供の方が重大なのに、そのことはまったく思いつきもしなかった。

せっせと廃止を求める署名を集めたりしたのだが、どこが、反対運動を言い出したのだろう。誰の意図だったのだろう。目先の子供のことしか見えない母親達を踊らせたのは誰だろう。今頃になって非常に気になる。学校での無料ワクチン接種が廃止になって得するのはどこだろう。

タミフルは非常用に取っておけばいい。小学生、中学生、そして高齢者には無料のワクチンを復活させればいい。無料ワクチンを求める署名活動をどこか始めないだろうか。

5号館のつぶやきさんのところ経由で知った「灰色のベンチから」さんの、タミフルを他の薬品と併用することから生じるのではないかという話、裏にはもちろん製薬会社という話、気になります。

http://shinka3.exblog.jp/tb/5619197

宮内被告に懲役1年8ヶ月の実刑判決だって。

この人、会社の金を横領したんじゃなかったっけ?実行犯じゃなかったっけ?仕組みを考えたのはこの人じゃなかったっけ?経理に詳しいのはこの人じゃなかったっけ?

堀江前社長より刑期が10カ月短いのは、事件解明への協力や起訴事実をすべて認め、反省している態度などが考慮されたとみられる。

ふーん。なにをかいわんや

この人と友達になりたい?一緒に組んで仕事できる?

法務の翻訳を中心としているが、有価証券報告書や会計報告、金融が絡むことも多く、数字がついてまわる。恐ろしくもファンドの目論見書の英訳など無謀にも手がけたりもする。原稿はほとんどがデータで渡されるので、最近では上書きし、数字にはなるべく触らないように、敬して遠ざけている。見直しの際には指さし確認して、位を確認したりするが、人間の頭は、イヤ私の頭はどうして数字を識別するのをこうも嫌がるのだろう。

わずか4桁の数字でさえ、しばしば転記を間違える。例えば、5432という数字があれば、5423と書き込んでしまう。数字の見直しに時間をかけているのだが、それでも間違いは生じる。ボスによると、写真的な見方をしているためで、ぱっといくつかの言葉をまとめてみてしまう翻訳病であって、翻訳者に向いている資質であり、写真家のような才能があるとのことで多少気分を良くしたが、でも困ることには変わりない。

いつも行くスーパーで、ある日、大きな声で几帳面に値段を読み上げている店員に出会った。新顔の20台前半くらいの男性なのだが、これが芸術的なのだ。トマト269円、卵169円、牛乳241円…微妙に私が覚えているいつもの値段と違う。ディスプレイに出てくる数字を見ると同じなのは最初の1桁だけ、残りはすべて逆、つまり本当は、トマトは296円であり、卵は196円であり、牛乳は214円なのだ。おおっ、ここに私よりひどい人がいた。嬉しくなって、その後そのスーパーに行くたびに探したのだが、2度と見かけなかった。世知辛い世の中だからねえ。写真家か翻訳者を目指していればいいのだが…

そして、今回、困っているという話で、無理して引き受けた仕事の枚数計算を、見事に、またしてもといおうか、間違えてしまった。和訳の場合400字詰め原稿用紙換算になれているから、だいたい何日でできると分かるのだが、先方が見積が分からないと原文のワード数でいわれたのでざっと計算して引き受けたのだが、大誤算。ワード数割る200かける1.3でおよその目星がつくらしいのだが、400で割ると覚えていて、70枚程度と踏んでいたのが手にしたら130枚を超えてしまうものだった。これを来週月曜日までに仕上げなくてはならない。可哀想な指、可哀想な腰、可哀想な目、可哀想な…

 

101f3270.JPG

メッセージはしっかり受け取った。少なくとも私は。司法と財界、政界、既得権益を握っているおじさん達の世界からの「刃向かう奴はこうなるのだ」というメッセージを。

マネーゲームに明け暮れる奴のことなど知らないとか嫌いだから関係ないという人たちが大勢いる。堅実な良識あると言われる人たちにその傾向が強いようだ。本当に関係ないのだろうか。考えて欲しい。

パソコンも株や債券も本当は弱者の道具だ。病気であっても、障害があっても、後発組であっても、若くても、年老いていても、等しく勝負できる道具だ。努力とアイデアで頭を絞って成功することができる。誰であっても、等しく、勝負できる。すでに地位を築いている人たちに勝負を挑むことができる。覆すほどにまで成長したとき、自分たちの地位を脅かし始めたとき、こんなに急成長するのはおかしい、何かやっているに違いない。なんとか奴を止めなければということからすべてが出発したように思える。

額に汗をかくという倫理を押しつけるのは、既得権を持たない人間をその場に釘付けにして飛べなくすることだ。生き方の選択肢を狭めることだ。それは好きとか嫌いという問題ではないのではないか?人が額に汗をかかず、背中に冷や汗をかくことを選択したとしてもそれはその人の生き方で、政治家や財界人に指示されるべきことでも誹謗されることでもない。

金を儲けることは汚いことか?悪いことか?自分たちは金を儲けていないというのか?

夢を実現するにも金がいる。大きな夢ならなおさらだ。卓抜なアイデアで次々と資金を膨らませていき、夢に向かって一直線に走っていくことが悪いことか?法に違反してはならない。これは当然だ。しかし、細かく見ていけば何一つ法に背いていない企業など皆無だろう。その期間、規模、意図、専門性、背景を考え、バランスの取れた量刑にすべきだろう。それにそもそも彼は有罪なのか?

先に、「裁判員制度」という記事で触れたことがあるが、

恣意的に相手を選んで良いのか。自白するまで拘置できるというのはなぜだ。有罪率が99.5%というのはおかしくないか。共犯だと指名されると、それを否定すると、時により正犯よりも罪が重くなるのはなぜなのだ。

自分が無罪だと確信して無罪だと抗弁すると保釈されず、拷問のように弁護士の立ち合いもなく長時間調べられ、調書を誘導・捏造されることも頻繁に生じ、ようやく保釈されても、無罪を訴えると、反省がないとして厳罰に処せられる

こんな権力を司法、検察に与えてしまっていることを知るべきだ。司法が公正に裁くなどと夢想してはいけないのだ。私たちはこんなことを望んでいるのだろうか。誰も無関係ではいられない。明日は我が身だ。睨まれたら最後。この国はどこまで行くのか、行き着く先は?頑張れホリエモン。

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50788727.html
http://ukmedia.exblog.jp/5741957/

d3eae953.JPG

誰も噛んでいないのに小指が痛い。1月からずっと痛い。噛まれたのならぶっ飛ばしてやるのだが、残念。横道にそれるが(それないことなどあるか?いやないけど。)今となっては歌詞を知らない人も多いだろうが、翌日になっても痛むほど噛む奴も噛む奴なら、噛まれて喜んでいる女がいるのも実に不可解。こういうことを言っているから結婚に失敗するんだとうるさい娘に言われそう。

近所の、見たとこ70代後半の整形の医者は指は年のせいだといいやがった。ふん。ジイサンに言われたかあないや。と今日はのっけから柄が悪い。

ヘバーデン結節という診断が出ているが、左右対称に出てくることが多いらしい。左は何ともない。その医者に左は何ともないし、突発性の変形ではないでしょうか、指を強打したのですがと聞いたのだが、まあ年取ると色々出てくるんですよ。では、次の人、といなされたのだ。

開業医はサービス業だぜ、分かっているのかネエ。年ということからすれば相身互いでしょ。1時間待ったんだから、1分ということないでしょ。もう少し話してもいいんじゃない?ムムム。

銀座にN子とイタリアンを食べに行った。3月末までの高級ホテルの食事20%オフという株主優待、消化にかこつけて引っ張り出した。N子に限らず、私たち働く女は忙しい。子供でしょ、孫でしょ、介護でしょ、法事でしょ、仕事でしょ。あっちに気兼ね、こっちに義理立て。なかなか私と遊んでくれない。

N子に指の痛みを訴え、N子は腰の痛みを訴え、相手の痛みを互いに笑い飛ばし、大笑いしながら美味しく食事を終えた。こうじゃなくちゃ。長年の友人は遠慮なく、こき下ろし、こき下ろされるから貴重だ。

じゃあまたねと、N子が手を差し出してきた。またねと握った途端、しまったと思った。痛いよ、痛いよ、N子!するとN子は大喜びして、力を込めて手を握り、ぶんぶん振り回して、上機嫌で去っていった。

もちろん、私の指のことなどとっくに忘れていたのだ。N子が掴んだ小指が痛い〜♪

3月13日付ロイターによると

東証と大証は、上場を維持する理由について、虚偽記載による影響が重大である場合に抵触する上場廃止基準に該当したないためと説明した。日興CGに対しては、虚偽記載問題で注意勧告を行った。

 記者会見した東証の西室泰三社長は、日興CGの上場維持は、執行役員から異論なく結論が出たことを明らかにした。さらに、上場維持の判断には「政治的な圧力はまったくなかった」と述べた。

これに対し、3月13日付日経新聞朝刊は、

日興は昨年12月に…不正会計が発覚し金融庁から5億円の課徴金納付命令を受けた。…日興は…(日興自身が設置した弁護士らで構成される特別調査委員の調査の)結果「旧経営陣の一部が主体的に関与していた」と判断、「不正会計は組織的」と…1月30日に発表。1月24日に別の東証幹部は「…多くの法律家の意見をとったが、全部が上場廃止だったと「本誌『日興、上場廃止へ』報道の経緯」で論説した。

東証の西室社長は「不正会計、組織的とは言えず…グレーであって、真っ黒であるとの証拠が見いだせなかった」などと、テレビのインタビューで話しているが、ではライブドアとの違いは何だろう。あれはグレーだからいけないと言っていたんじゃなかったっけ。

あんな企業を上場させるんじゃなかったと、トヨタの奥田会長共々、なに一つはっきりしていない地検の捜査があった時点で早々と、結論が先にあったことを暗示的に語っていたが、日興とのこの扱いの違いは何なのだ。仲間が何より大事で、ライブドアのような異端者ははじくということ。そうだね。若造が巨額の金を手にして、権力まで手にしようとしているのは目障り、許せない。だから日興は5億円の課徴金だけで許し、最高時には1兆円近い時価総額のあったライブドアと旧ライブドアマーケティングは上場廃止にし、問答無用に事実上解体したってこと?課徴金プラス有価証券報告書の修正、改善書の提出をまず求めてからでも遅くなかったんじゃないの?

日興は三大証券会社という、中核の地位にいる。こういう企業が不正を行ったということは非常に大きな意味を持つのではないか?証券業のプロが組織ぐるみで不正を行うということはどういうことなのか、東証の社長なら十分分かっているはずだが、やはりボケているのか。

東証一部上場、しかも証券会社である日興と、マザーズ上場、できたて新興企業のライブドアとでは扱いが違っても当然だ。マザーズの方が格段に上場基準が緩い。投資家もある程度のミスは織り込んでいる。怖ければ近寄らなければいい。

それなのに、上場基準の厳しい一部上場の、プロ中のプロの日興は甘く、新興企業のライブドアには、変な精神論を振り立てて厳しく扱う。こんなアンフェアなことがまかり通って良いのだろうか。こんな市場、買えない。こんなトップ、信用できる?

ライブドアと旧ライブドアマーケティングを、5億円の課徴金を課して、再上場させてもらおうじゃないの。その間の損害も払って貰おうじゃないの。マッタク!

fdc00c9b.JPG

通訳者ではなく、翻訳者になったのは、簡単なこと、通訳ができないからだ。外国の友人達の言葉は何の問題もなく分かるのだが、それさえ不思議なことに思える。昔、産業通訳で、言葉は分かっているのに、何を聞きたいのか中身が全く理解できず立ち往生して以来、通訳のまねごとをしようなどという不遜な試みは完全に放棄している。しかし、仕事上、外国人との接触は避けられないこともある。ここ数ヶ月、米国人と組んで仕事をしているのだが、すごく不思議なことに気づいた。

その前にいた事務所では、各国出身の人たちが何を言っているのかよく分からなかった。仲の良かったイギリス人の言葉でさえ、半分くらいしか理解できなかった。仕事は大丈夫。仕事に関することは問題はない。ところが、パーティや雑談の時、相手の語尾が消えていき捕まえられない。肝心の目的語や後半の面白いところが全く分からない。

非常に困った。最初は何度も聞き直していたが、仕事に関することは分かるのに他ではいきなり理解できなくなると言うのは私にも理解できないし、相手はもっと理解できないことで、しかも、最初のうちは時々分からない程度だったのに、辞めるときには全く分からなくなっていた。しかも、頭の中が空っぽになり、探しても言葉が出ないという状態に陥っていた。

そのもう一つ前の事務所では、大阪出身の人は良くしゃべると言うけど、もしかしたら大阪出身だろうと言われるほど、なんの問題もなく、わだかまりなく話していた。その事務所にも様々な国の出身者がいのたが、イギリス人も、米国人も問題なく、こちらから言葉も出てくるし、きちんと聞こえていた。

今回の仕事を受けるとき、日本語が全く分からないと聞いて不安になり少々躊躇した。また何も話せないかもしれない、何を言っているか全く分からないかもしれない。幸いにも杞憂だったが。仲間内の早口は分からないが、私に向けての言葉は語尾まできちんと聞こえるし、気負わず話そうという気分になれる。彼らは実に変な奴らで、言おうと思えば文句は大量に言える。別に仲も良いわけではない。なのに、言葉が分かる。これはいったい何なのだろう。前の事務所ではストレスのせいですべてが内向きに萎縮したのだろうと思っていたが違うのだろうか。

言葉は実に不思議だ。心理状態、体調、相手そして、ある場合には相手のバックグラウンドにより言葉が出たり、出なかったり、理解できたり、理解できなかったりする。こんな経験は私だけなのだろうか。

96941197.bmp

前回、脱線につぐ脱線で、結局、何のご報告もできなかったスィートベイジル。いつものことだというヤジが飛んできそうだが、記憶はかなり飛んでいるが、ちょっとだけ。

六本木やその周辺には多少の縁があり、勤務、客先、バーゲンと、一時期かなり頻繁に通っていた。そういえば、かの懐かしきベ平連のデモも清水谷公園スタートでしたね。イ平連というのはないのかな?

六本木は高級店もB級店もごった煮風に混在し、名前は偉そうだが下町風の匂いがする。少し遅くなると、ちょっと前は怪しい金髪のお姉さん達が道路に沿って点々とならび、ちょっとお近づきにはなりたくない種類の外国人も大勢うろうろしていた。夜は緊張感のない人はちょっとやめといた方がいいかもしれない。

スィートベイジルはアマンド前の混雑を抜けた賑わいとは少し離れたところにあり、敷居はあまり高くない。食べ物もまずまず、メニューをちょっと見たときには、アラ、こんな値段、嬉しい。だが、なんせ小さい。ピザを取ったが、ホットケーキと間違えたのかと思ったくらい(^^)もちろん、スポンサーつきならいざ知らず、やりくりにたけ、経済観念が発達した私が(ケチともいう)、こんなところでお腹を一杯にしようとするはずもなく、Aちゃん、Mちゃんとは先に串焼き屋で軽くお腹と喉を潤し済み。準備万端怠りないでしょ。

6人の女性ジャズユニット、ビアンカが目標。テーブルチャージ5000円也。美女揃いなので今後人気が出てくるかな。サックスが特によい。ノリも、技術も良く、聞かせる。フルートはそつなく、営業が上手そう。ピアノもOk。残念ながら、ドラムが弱い。バケツをひっぱたくような音がする。ベースは音は記憶にございません。ということは音的には平凡なんだろうが、美人だ。そういう時代なんだろうなあ。

で、一番の弱点はボーカル。6人でようやくここまで到達したのだろうが、可哀想だが、ボーカルを変えないとこの先きつくなるだろう。Mちゃんいわく、いらいらしてきた。ワイルドターキーのダブルのオンザロックでワイルドになっていた私も、早く引っ込めと目を三角にして、いやここは耳を三角かな、思ってしまった。こういうユニットは早晩、派閥に別れ、右往左往しながら、解散、分裂、再結成、再分裂と、政治家と同じ道を辿っていくのかも。落選すればただの人になる政治家より、手に職があるだけマシか。

行ってきましたスイートベイジル。六本木に、娘の友人2人と!先々週から泊まりに来ている娘は赤ん坊と留守番で、最後までぶーぶー文句を言っておりました。

なんで、あなたが私の友達と六本木まで遊びに行くのよ〜(涙)。私の友達なのに。と書いたところに娘が起きてきて、あわてて閉じて、そのまま書きかけになっていたこの記事。

わずか2週間ほど前のことだったが、山高ければ谷深し、昔の人は良いこと言いましたねえ。日経平均は鰻登り、日々捕らぬ狸の皮算用をして浮かれていたし、指は気にならなかったし、元気いっぱい、飲んでも大丈夫だったのに。株はまあそのうち戻ると思っているが、私の指は戻らないらしい。痛いし、この忙しいときに大事な商売道具が。エーン。

その頃、娘から胡蝶蘭が3株入った巨大な鉢が届いた。娘の会社で祝い事があり、お裾分けがまわってきたのだという。あまりに巨大で、重くて、配達されたそのままに玄関においていた。配達されたときに花が1ダースも落ちていて、おかしいとは思ったが、なんせただで貰ったものだし、落ちた蘭の花もきれいなので小鉢に浮かべて飾っていた。

蘭は水やりは少なくて良いのだが、やらないわけにはいかない。決死の覚悟で窓際に運んだのだが、鉢が変。周囲の華やかな包み紙を取り去ってみると、見事に4つに割れていた!重くて途中で配達員が落としたらしい。もちろん、時間切れで補償なし。

巨大な鉢の中にビニールで包まれた株が3つ。扱いやすくて結局はこれが一番かもしれない。象徴的ではないですか?まあ、こんなものかも。

乱読、粗読
東大生はバカになったか 立花隆 文春文庫
心の天気図 河合隼雄 毎日新聞社
ビタミンF 重松清 新潮社
振り向かない男 グイン・サーガ外伝20 栗本薫 早川書房
冷静と情熱の間 辻 仁成
ささいなことでカッ!となるおとこたち トーマス・ハービン 廣済堂出版
春の数え方 日高敏隆 新潮社
大阪センチメンタルジャーニー 富岡多恵子 集英社

5ce78cba.JPG

借金取りが来たのではない。病気だ。どうして何でも重なるのだろうねえ。

右手小指に先月から炎症を起こしている。Wiiのテニスで騒いでいて本棚に指を強打した。別に大きく腫れもしないのでヒビや骨折ではないと判断して、忙しいこともあり放置していたら、胃に響くような気持ちの悪い痛みに代わったので医者に行った。ヘンダーソン結節だという。[追記:ヘバーデンですって、どっちでもいいけど、いずれにせよ掃除をしたことのない様なきれいな指だと褒め言葉とも思われない褒め言葉を頂いていたんだけど、まあ、骨が太くなるくらいなら良いが、指が痛いのは困る。商売道具だ。薬指で代用していたら、右半身がこってきた。ああ、温泉行きたい]Wiiで打撲というブログを書こうと思っていたのに、違った。やれやれ、持病がまた増えた。

他にも薬を飲んでいるので、1、2回飲んで痛みが和らいだので服用は止めて、久しぶりの講座兼パーティに出かけていった。火曜日のことだ。ふきのとうをみじん切りにして味噌とあえ、それを炭で焼いた一品が出た。それまでにすでにビールとワインを飲んでいたのだが、こうなれば日本酒に切り替えて飲むしかない。でしょ?野草類には普段はかなり警戒しているのだが、ウド、ツクシ、タラの目の天ぷらをつまみに、久しぶりにかなり飲んでしまった。

帰りの電車の中で太股の辺りがかゆくなってきた。家に着くころには、体の半分に派手な発疹が。朝までにはほぼ体全体に発疹が行き渡り、賑やかなこと。ぐったりと疲れて、一日寝込んだ。もしかして野草ではなく薬ではと思いつき、注意書きを読んでみると、副作用が強く出ることがあるので酒を飲まないこととあった。副作用の欄には発疹の言葉が。遅かった。

大人しく、用心しつつ、消化の良いものを少量だけ食べていたのだが、金曜日にボスなる人と飲みに行った。フリーだから本来ボスなどいないのだが、彼女は年下なのだが、私が脱帽している希有な人なのだ。ちょっと飲んで、ちょっと食べただけなのに、一晩中胃が痛くて眠れなかった。朝起きたら、口の中はエビシュウマイとダイコン餅の味がする。

知人から電話があった。あなたそれは年だってことよ。消化できなくなっているのよ。そんなあ。ちょっとだけ夜更かしし、ちょっとだけいつもと違うものを食べ、ちょっとだけいつもより多めに飲んだだけなのに、こんな目に遭うの?年をとるというのはこういうこと?いよいよ、本格的に、年をとってきただろうか。

このページのトップヘ