あんなこと、こんなこと。どんなこと?

自分の言葉をしゃべりたくなった翻訳者のきままな独り言:多様だから価値がある。反論、異論大歓迎

2008年01月

a2d13c76.JPG

日曜に終わった初場所は、連日の報道のおかげで、怖いもの見たさ?ヤジウマ?の観客で国技館は久しぶりの大入り満員だったらしい。

相撲協会としては一番嬉しい結果になったのではないだろうか。朝青龍が優勝してしまっては面目が立たず、かといって弱すぎても別の批判がわき上がる。絶妙なバランスだ。

朝青龍は、やっぱり強い。あれだけの騒ぎと空白の時間を超えて、四面楚歌の中、千秋楽まで持ちこたえたばかりか、互角に戦った。これで、サッカー事件の前はあまりに強すぎるから八百長だとの噂が絶えなかったが、もう八百長だ等と馬鹿げた非難をする輩もいなくなるだろう。

そして、テレビは、空気を読み、見事な掌返しの業を披露した。負けた後の朝青龍のコメントが「さわやか」ではないですかと、朝青龍批判の先鋒だった某キャスターがヌカシタ(失礼)のだ!

乱読、粗読中
さよならフェアエーカー ミス・リード、日向房
ミセス・プリングル ミス・リード、日向房
ドーリー先生の歳月 ミス・リード、日向房
ウメ子 阿川佐和子 小学館 
人はなぜ戦いに行くのか 曽野綾子 小学館
子供の本を読む 河合隼雄 講談社+α文庫 
嫁してインドに生きる タゴール映子 ちくま文庫
ゴッホは欺く(上下巻) ジェフリー・アーチャー 新潮社

23日の夜、何気なくビジネスサテライトをつけたら、ダウ平均が300ドル近くも下がっている。円は一時104円をつけ、ユーロは崩れている。ホヨヨ。

こりゃ当分ダメだ。数日前にヨーロッパ旅行の費用を貯めようと口座を開いた。まだ中身は入っていない。ユーロが上がりすぎで逆回転するとみて下がるのを待っていたのだが、崩れているという言葉に、まだもう少し様子を見ようとこれ幸いと眠気に負けたのだが、朝起きたら、反対にダウもユーロも上がっている。娘に寝ぼけたんでしょうと言われたが、違った。ダウが1日600ドルも乱高下している。つまり、市場はまだいわゆる方向感を失った不安定な状態にあるのだ。

今朝のモーニングベルで昨日だかの福田さんのコメント「株の下落が続くようなら…」を紹介しつつ、キャスターがもう十分に株は下落していますよと突っ込んでいたが、そういえば、今週初めの急落場面でも当局はみんな揃って、注視する(つまり何もしない)と言っていた。注視ねえ、全く便利な言葉だ。

先の急落の後、BSで中国ニュースを見ていたら、株が急落したので、年金基金を即座に注入すると発表していた。その少し前に、いわゆる経済コメンテーター2人が揃って、年金も株で運用されているんですよ、とそんな危険なものに大事な年金をつぎ込んでどうするつもりだと言わんばかりの口調で騒いでいたので余計に違いが際だった。

株の基本は安いときに買って高いときに売る。これに尽きる。なら、このコメンテーター達は今株を買わずにいつ買えというのだろうか。みんなが熱中して株が上がったところを高値で買えとでも言うのか、それとも全く株では運用するなと言うのだろうか。年金のような資金は長期保有で運用可能なので、割安な優良株を購入すればいいのだ。一時的に下がっても優良株は長期的には一部の例外はあるとしても戻ってくる。

平成12年12月に100万円を定額貯金に入れた。この利息が税金を抜くと2,611円だった。7年間の利息が2,611円!年金をこんな利息で運用したら年金どころか社会保険庁の維持費にもならないのではないか。この100万円を例えばトヨタ自動車株に投資し、5000円割れの場面で200株買ったとする。配当は1株120円なので年間24,000円、7年間だと168,000円になる。2,611円対168,000円(−10%又は20%の税)。もちろん、株は乱高下する。冬の時代にはいるかも知れない。しかし、7年あればトヨタのような株は少なくとも元値には戻るだろう。

急落時に、これを利用して年金資金を注入して株を買い増ししようとする中国政府と、注視するだけの日本政府、株での年金資金運用に眉をつり上げる経済コメンテーター。国力と運気は人の気力のトータルで上がり下がりするような気がしてきた。

image

もういい加減、ゲイジツごっこはやめて欲しい。分かる人には分かる、分からない人はあさってこいと言う作品は小さな劇場で、自分たちだけで楽しんで欲しい。何も分からない俗物のオバハンで結構。何とでも言ってくれ。その代わり金返せとワタシは言いたい。

偉大なレンブラントがデブで好色な、先を読めない馬鹿男で、下品な言葉を文節毎に叫ぶなんて耐えられない。17世紀にF言葉をあれだけ連発することが許されていたなんて、到底信じられない。

冒頭、全裸で立つレンブラント、目を疑ってしまった。性器を露出すればゲイジツだ等とこの監督は時代錯誤的に考えているとか?何度も彼の性器を見せる必然性はまったく感じられない。あっけらかんなので淫靡ではないが、ばかばかしい。

陰惨なエピソードや猟奇的な場面を入れればゲイジツ?深みと背景のアンティックも楽しみに久しぶりの外出にこの映画を選んだワタシが馬鹿だった。ごく普通のレンブラントがお好きなみなさま、それでもこの映画を見たい場合は覚悟してどうぞ。

30年以上前、英会話教室で、そのときのホットニュースであった捕鯨問題をとりあげたことがある。そのとき米国人講師に対し、貴重なタンパク源だから鯨を食べるのだと説明したのだが、その頃は食肉類は高く、卵も高く、鯨は肉の代用として一般に良く食べられていた。

今では安価なタンパク源は沢山ある。もう捕鯨は止めても良さそうなものだとも思うのだが、漁業資源の枯渇が日本が調査捕鯨を中止しない理由のように思える。漁獲高の減少が、例えば、潮の流れの変化等、日本近海に限ったことなのか、世界的なことなのか分からないし、それが一時的なことなのか、温暖化に伴う継続的な傾向なのかも分からない。

しかし、もし漁業資源が減少してきているのなら、鯨は良質で低カロリーな肉だそうだから、日本だけではなく、他にも鯨を食料とする国は増えるだろう。穀物の自給率が20%という日本では、漁業資源だけでも確保しなければならないのは、また当然だ。原油高騰のあおりで穀物の値段が高騰しているのだからなおさらだ。

狼を殺してしまったために鹿が増えすぎ、結局鹿が全滅近く減少したという米国?の例があるが、自然のバランスは絶妙で、どの位人間の手が入っても大丈夫か、本当は分からないというのが真実ではないだろうか。ある一定数を下回ると繁殖は不可能になる。科学的にみて、鯨が日本が主張しているように海に対して増えすぎているというのは本当だろうか。そうであれば、餌が足りないから増えることもないと素人は思うのだが。

いずれにせよ、鯨の問題は結局、私達の食糧安保や南極を巡る領土問題、日本人に対する反感や蔑視、環境問題、動物愛護の問題まで巻き込んだ複雑な問題で、安易な妥協は出来ず、巧緻なバランス感覚が必要だろう。

日本にいたら思い至らないことが多々ある。世界にはおかしな人たちやおかしな常識が山ほどある。向こう様からすれば、日本がおかしいということになるだろう。しかも、おかしいのは日本だと思っている人の方が多数派を占めている。

だから常に前面に出てアピールし、理解して貰うよう説明を繰り返す、不断の努力が必要だ。休まず怠けず着実に、日々、畑を耕し、雑草を抜き、手入れをするのと同じ丁寧な対応が必要で、農耕民族の日本人には得意分野に思えるのだが…

もう一昔も二昔も前のことだが、私が海外にいた頃、日本製品の進出で仕事を失う人たちが大勢でたことがきっかけだったか、東芝だかのスパイ事件がきっかけだったか忘れたが、激しい日本叩きが生じたことがあった。日の丸が焼かれ、自動車が焼かれ、電気製品が壊され、ニュースになった。

私がいたのは治安の良い、穏やかな町で、道行く人たちが皆挨拶を交わすような居心地の良いところだった。日本人はすぐ分かる。穏やかでいつも笑顔だもの、とそのころ知人が日本人識別法を教えてくれたことがあった。他では日本バッシングが吹き荒れていても無関係だと思っていた。

なのに、ダウンタウンで中国人の学生が殺された。捕まった犯人は、日本人だと思って殺したという。日本人を殺すことが善だと思ったのだ。

あちこちで、大戦の頃に植え付けられた日本に敵対するプロパガンダや悪い記憶が眠っている。その後の集中豪雨的な輸出で職をなくした人たちの憎しみの弁や日本を標的とした言葉も眠っている。日本はずるいとか、卑怯という思い込みも眠っている。

眠っているだけ。一時的に忘れられているだけ。折に触れ、日本に対する憎しみや、嫌悪感が頭をもたげる。やっぱり日本は、とか、だから日本はと思う人たちがいるのだ。もちろん全員じゃないが、感情的に日本を叩きたい人たちが存在することは忘れてはならない。

そして、国が自国のためにそれを利用しようとするのは当たり前だ。どんなに仲良くしていても、自国の害になると思った時点でその部分は切り捨てる。それが国と国との関係だ。どの国だってまず自分の国のことしか考えない。自分の国を後回しにして他の国を考えれば、それは自分の国に対する裏切りになる。友好国であるのは共通の利害の上に立っているからだ。冷静な目で、注意してかからなくてはならないが別に失望することもない。

個人として私達がすべきことは、日本に対する憎しみの種が取り除かれるよう、誠実に働き、動き、親切にして、外国人の友人を作り、親日家を増やすことなのかもしれない。海外にいる人たちのためでもあり、私達自身のためでもある。何たって、私達が存在できるのは国家があるからなのだから。

2f61d1cc.JPG

たまたま見ていた、多分BBCニュースで、「シー・シェパード」の活動家2人が日本の捕鯨船に乗り込んだ事件を報道していた。

このニュースでは、活動家が乗り込み、日本の船員に取り囲まれる場面を、「シー・シェパード」側からの映像を流していて、活動家の手が船の手すりに縛られているようだとか、開放されないとか言っていたが、活動家達が各地で問題を起こしているというような発言も紹介しており、総じて冷静な報道ではあったようだ(途中から見たこと、他に日本のテレビも見たことで、錯誤が混じり、事実と一部異なる可能性あり。あくまで私が見た限りという留保つき)。

ここで気になるのが、この「シー・シェパード」が米国の船であり、捕鯨船に乗り込んだのがオーストラリア人と英国人であること。この秋に、米国と欧州は第二次大戦中の慰安婦問題で日本を非難する決議を出していた。豪州は否決こそしたものの、動議が出されていたのではなかったか。

これで、60年以上昔の戦争中のことだし大なり小なり悪辣なことを一切行っていない国などないとして慰安婦問題には冷静に対処していたとしても、一気に日本=悪者説が立ち上がるのではないかと心配だ。政局運営が上手くいかなかったり、景気が悪化し始めると、悪者を必要とする。「たかがクジラ問題」(などではない、大きな問題の火種になる恐れもある。ここでドツボにはまらないためには上手な戦略、特に外交戦略が必要なのだが…

武力ではなく、9条に依拠して日本を運営していくつもりなら、なんとしても、外交戦略、日本のイメージ戦略が一番大事だと思うのだが、外交下手で有名というのはなんだろう。民間のマーケティング手法も取り入れ、大胆に日本をアピールしなくてはならないのではないか。高齢、少子化を迎え、文化、ソフトを日本の大きな柱としなければならないと思えるのだ。金と力のない色男ができることみたいになってしまうけど…

小林恭子さんが、「英メディアが伝える捕鯨事件」の中で、

日本の外務省の人が、BBCラジオ4のPMという番組に出演し、一生懸命説明していた。

 もし日本・日本政府がこの件で、自分たちが正しいと思うなら、外のメディアにこうやってどんどん出て、きっちりと説明していくしかない。

とおっしゃっていた通り、こういうところでは金を惜しまず、ラジオだけではなくテレビ他マスコミで、活動家が先に薬品を投げつけ、瓶のかけらで船員2名が負傷していること、オーストラリアが勝手に鯨保護地域を宣言して、自国領域であると暗に認めさせようとしていることはおかしいことを伝えるべきだろう。

そして、その際には、なぜ、調査捕鯨に数百頭ものサンプルが必要なのか、どういう権利に基づいているのかも説明すべきだ。

書いている最中に、2人が解放されたことを知ったが、クジラ問題は実に30年以上前から問題になっている。つまり、その間、説得に失敗し続けていることになる。2人の解放は、一件落着ではない。この後のねばり強い努力が大事だろう。

c20fe1bf.JPG

偉そうに日本が沈没しかけているなどと言っていると、すぐさま足下をすくわれる。

先に沈没するのはこの私かもしれない。

姪に頼まれていた読み終わった本を送ろうと本棚を整理していたら、辞書の間から封筒に入った2万円が出てきた。ラッキー。いったいいつのへそくりだろう。

で、突然、思い出した。12月に娘の手伝いに出かけるときに、へそくりを頭を絞って隠したことを。なんせ、長期間留守にするのだから息子の魔の手からへそくりを守らなくてはならないのだ。少々前のことだが、CDのケースを開けたら、「お借りします」という紙片がはらりと落ちてきたことがあった。もちろん、これは永久にと言う意味なのだ。ヤツの腹づもりは。ヤツには常に丸め込まれ、負け戦が続いている。

今度こそ絶対に見つからないところにしようと考えたことまでは覚えているのだが、今日、1日かけて家捜ししたが見つからない。紙の間に挟むと見つからないからと手紙類の間に挟んだような気がするのだがない。やられてしまったのだろうか。

自分のへそくりの場所さえ覚えていられないのだから、次は住所も言えなくなる可能性もある。まあ、10年後にひょっこり対面する楽しみもないではないが、価値が目減りしている可能性も大いにある。

60前のバアサンでもこの調子なのだから、いくら昔は秀才でも70過ぎのジイサンも忘れてはいけないことをぽろぽろ忘れて、すべてが面倒になっていわれるがまま状態になっているんじゃないでしょうね?日本の舵取りは少々酷じゃないかい?

884493d1.JPG

4時前に目が覚めてしまい日が昇る頃になってようやく眠れたと思ったらいやに鮮やかな夢を見た。細部まで覚えているのは実に珍しい。

バスに乗っている。乗客は数人。どうやらヒースロー空港に向かっているらしい。床には他の乗客の荷物が置かれ、その間を倒れたペットボトルの水らしき液体が流れている。停留所を間違えそうになるがなんとか目的の空港内の場所で降りる。

そこに荷物が預けてあるのだ。ロッカーの鍵の番号は15-3。行き着くとなんとそこでは工事が行われていてロッカーの上に板が張ってある。15-2まではあるのに15-3がない。離れたところにいた作業服の男を呼び、鍵を見せると、そんなはずはない、おかしいと鍵を見ながら移動するので一緒に移動しながら、今朝入れたのだし、荷物がないと飛行機に乗れない。調べてと話しているうちに、一緒に列車に乗ってしまっている。

列車が停車し、ドアが開き、大勢の乗客が乗ってきた。ここはどこと外を見るとQueen's Station、(そんな駅があるかどうか知らない)と書いてある。このままで空港にまた戻れるのと騒いでいるうちに作業服の男を見失ってしまった。鍵を返して貰っていない。あれがなければ飛行機に乗れない。それなのにロッカーの番号が分かるだけで鍵もなくなってしまった。絶望しながらも、こんな混乱は、英国病がきわまったということねと、自分の混乱はよそにおいて隣の男性に文句を付けているのがおかしい。

列車は動き、このままで大丈夫?空港に行くのと聞くが返事をしてくれない。あわてて英語を話しているつもりが日本語が混じっていて、クウコウと騒いでいることに気づき、違う、airport、そうだairportと叫んで目が覚めた。

寝る前に、遠くへ行きたいとパンフレットなぞ眺めているからこういう変な夢を見るんだろうね。

そして英国の交通機関、数年前の話だがその混乱は実際すごかった。ヒースロー空港で待っていたのだが、市内から来る長距離バスが1時間以上遅れ、横の人に尋ねたら、その人のバスは2時間遅れていると平然と答え、毎度のことだと聞き、言葉を失った。バスが到着したらしたで乗客は一斉に押し寄せ、運転手が乗ろうとする乗客を押し戻し、一人ずつ切符をチェックして、乗って良し、ダメと指示し、乗るだけで随分時間がかかった。

JRなどでは2分遅れて到着します。お急ぎの所まことに申し訳ありませんと毎回謝っているけど、確かにきちんと運行されているのは素晴らしい。だが、細かなところには注意を向け、国民もうるさく騒ぐのに、対処するのが難しい大きな所は先送りで問題がどんどん積み重なっていく。

大きな枠や行き先ははっきりしているが、末端が混乱は英国。反対が日本。つまり、日本は末端の国民は優秀だが指導者が?ということなのだろうか。そして教育が行き届いていた末端の国民の教育程度が下がっていくと、あーあ。ワタシャシランヨー。

 

d8b0aa42.JPG

ここ数ヶ月、Tom Waitsを聴きながら仕事をしている。突然、聴きたい音楽が代わる。自分でも制御不可。体が受け付けなくなる。なんだかなあ。

で、今はTom Waits(Blue Valentinesが好みだが、見つからなかった)を繰り返し聞いているのだが、これはもしかしたら、刑罰とか、受刑者とか、ここのところ受けている仕事の内容に関わっているのかも知れない。落ち込んで、暗くなって、じとっとTom Waitsを聴いているなんて、なんちゅう不健康な生活だろう。

11月の末にひいた風邪が治らず、とうとう医者に告白したら、これを飲んで直らなかったらレントゲンを撮りましょうと、4種類もの薬が出た。いつもの薬と合わせて5種類!

その翌日には腹痛と下痢が始まった。何か悪いものを食べたかなあというと、娘は賞味期限切れがごろごろしているからどれが当たったか分からないなどと冷たい目をする。缶詰や瓶詰めに賞味期限は適用されない、100年前の缶詰だって大丈夫と叫んだのに、年末に罰当たりにもほとんどの期限切れ食品は強制的に捨てられてしまったのだが、期限切れすれすれのものは死守した。そのせいだというのだ。

そんなはずはないと思いつつ、スープとリンゴというダイエット最適な食事に切り替えたがその翌日も腹痛と下痢。どうやら薬の副作用らしい。もういい、風邪は根性で治すと薬は止めた。

痛むお腹にホッカイロを抱え、しみじみTom Waitsを聴きながら、仮釈放ねえ、と刑法を眺めていると、なぜだか、Tom Waitsが好きだった今は亡き馬鹿な元亭主のことが思い出されてくるのであります。

今年の大発会はなんと酔いも吹っ飛ぶ日経平均マイナス616.37円。なんとも縁起の悪い年明けになった。

もちろん、この原因についてはなんだかんだ言われているし、すべてが真実だろうが、インドと中国の市場はこの局面でも上がっている。

日本はここ1、2年というもの米国が下がれば下がり、米国が下がらなくても下がり、昨年は、世界の中で株価で年初を下回ったのは日本株だけというていたらくだった。

企業業績は好調だ。勢いは多少落ちたとはいえ、まだ業績は伸び続けている。サブプライム問題だって、日本の金融機関はたいして傷を負っていない。それなのに、なぜ。なぜ、大揺れの米国の株でさえ、年初を上回って一年を終えたのに、日本だけがこうなるのだろう。

かなり気になることがある。日本に対する論評で、日本の基準は世界の基準とは異なるという意見をなんどか目にした。これまでも日本の常識は世界の非常識だとか、バッシングだとか色々言われていたが、今回のは少々異なる。それが堀江、村上という人たちに対する当局の扱いや業界の扱いという文脈の中で出てきているように思えることだ。堀江、村上両氏の事件が尾を引いている。日本では欧米と異なり株主の利益が守られないことがあるという意見が付けられたファンドの報告書もあった。2年少々前に書いた東証についての記事もどうぞ。

海外から見れば、変化を具現し前に進もうとする人間の足をよってたかってひっぱったように見える。海外メディアは地検が事前に広範囲のメディアに知らせて、列を作ってライブドアに踏み込んだと、事前に知らせてという点を強調して、つまり他ではあり得ないみせしめの行為と暗示して報道しているように私には思えたが、そのことに触れた日本のメディアはなかった。ライブドア事件は保守化、内向きの流れが表面に顔を出した出来事のように感じる。

日本株は外国人投資家が買うと上がり、売ると下がるを繰り返している。外国人投資家の動向が鍵となっている。変化を怖がるばかりではなくファンドを利用することを考えることも経営者の責任だろうに、十把一絡げでハゲタカと呼び、流れにさおを差して、自分を守ることだけを、往々にして、従業員や株主ではなく、既存の役員たちを守ることに終始した。追い払っているうちに来なくなってしまったら困るのはこちらだ。

日本は世界の中にある。良くも悪くもグローバル化の流れは変えることは出来ない。常に世界の中の一員であることを意識しなければならない時代にいることを理解している政治家や経済人はどのくらいいるのだろうか。

aca88a33.JPG

素晴らしい快晴の元日の朝、神々しい富士の姿をカメラに納めようとデジカメで狙ったところ、バッテリー切れのサイン。別のバッテリーに入れ替え、再度冷たい外のベランダへ。今度こそとズームをしたところでまたしてもバッテリー切れのサイン。すごすご携帯を持って、3度目の正直とベランダから狙って写すもなぜかメール添付が出来ない。別の携帯で写すがこちらはズームが出来ず富士とは判別できず使えない。

そうこうしているところへ母から今年最初の怒りの電話。一体どこにいるの。ずっと待っているのに…毎年元旦は朝早くに待ち合わせて近くの小さな神社にお参りしてから両親の家でお年取りをするのが恒例になっていたのだが、もう今年からお参りは止めると言い出したので、9時から9時半頃に行くと伝えていたのだが、まだ9時前なのに用意をしているからまっすぐ直ちに来るようにと今年最初の命令が下った。

一番のお冠の原因は年が明けた後午前1時まで待っていたのに誰も電話をしてこなかったこと。大晦日に忙しくて手が離せないと言っても言っても5回も電話があり、とうとう掃除の途中で、お善哉とお煮染めをもって出かけていったのだし、元旦にも行くのだから電話はしなくてもと思うのだが、年寄りは聞いてくれない。妹たちもみんな忙しいのだと言っても聞く耳はとっくにどこかに捨ててある。今年最初のため息が出る。

母の所から帰りに神社によるが朝はひとけのない神社が長蛇の列。結局娘が国立競技場でのサッカーに遅れるというので途中で諦め、お菓子とアイスクリームの福袋をつい買ってしまい、一路自宅へ。1年待ちに待った駅伝はゴール寸前。今年も佐藤敦之が見られなかった。2つめのため息。

年賀状を楽しみ、ブログを楽しみ、さて、仕事にかからなくてはと頭が仕事モードにようやく切り替わったところに電話。明日は早く来いとの母の電話。箱根駅伝も半分しか見られない。悲しい。続いて電話がなる。まだなにかと出ると上の娘。暮れに忙しい最中に頑張って送った小包の中身についてのクレーム。置いていった裁縫箱を送るようにと頼まれていたので箱を見つけ、中身を詰め、宛名を書き、面倒なのだよ。それなのに肝心の裁縫箱の中身がほぼ空だったという。3つ目のため息。

気を取り直して、資料を読んでいると再び電話。下の娘からだ。サッカーが終わったので神社に行こう。すぐ駅まで来るようにと言う。自転車の鍵は娘が着ていったダウンコートのポケットの中。片道30分のそのそ歩いて駅へ。寒い。暗い。足がまだ痛いのにと、4つ目のため息。

帰宅してから、娘と恒例のウィーンフィルを聴き、ラデッキー行進曲で一緒に手を叩いた。やれやれ。これで良い夢が見られるかも知れない。2時間は歩いたので運動は十分。おみくじは大吉。終わりよければすべて良し。よし。

めでたく今日は2日、夢は何も覚えていないけど、箱根が始まった。イエーイ。

写真は1月2日の富士山。クリックしてください。思わず拝みたくなりますねえ。

このページのトップヘ