あんなこと、こんなこと。どんなこと?

自分の言葉をしゃべりたくなった翻訳者のきままな独り言:多様だから価値がある。反論、異論大歓迎

2010年02月

↓の文は、数ヶ月前にどなかたのところで見たのが最初。思わずにんまりしたのだったが、そのときは最初の数行だけだった。

支持率低下と共に、少しずつ延びていき、今やこんなに長いリストに。

おかしいを通り超えてうんざりしているのは私一人じゃないはず。いくら宇宙人か謎の鳥か知らないが、いい加減に地面に下りてきてしっかりして貰いたいものだ。

ところで、鳩の鳴き声である「coo coo」は、馬鹿を意味する悪口で子供たちがよく使う言葉なのだが…


日本には謎の鳥がいる。正体はよく分からない。
中国から見れば「カモ」に見える。
米国から見れば「チキン」に見える。
欧州から見れば「アホウドリ」に見える。
日本の有権者には「サギ」だと思われている。
オザワから見れば「オウム」のような存在。
でも鳥自身は「ハト」だと言い張っている。
それでいて、約束したら「ウソ」に見え
身体検査をしたら「カラス」のように真っ黒
釈明会見では「キュウカンチョウ」になるが
実際は単なる鵜飼いの「ウ」
私はあの鳥は日本の「ガン」だと思う。

おおさむ娘のところに電話をかけると、バックで子供たちの騒ぐ声がする。トモゾーが「もうどうにかして、もう嫌だ」と叫ぶ声が聞こえたので、りーちゃんとちょっとお話しした。

りーちゃんはもう少しで2歳3ヶ月、少々虚弱だが勝ち気な女の子で、よくお兄ちゃんのトモゾーを泣かしている。「りーちゃん、トモをひっぱったり、おもちゃを取ったりしたらダメよ」りーちゃんが優しい声でもにょもにょとトモのことをいう。娘に代わると、「何を言ったの?電話口で笑いながら自分のお尻をペンペンしていたよ」

どういう訳か、娘が理解できないリーちゃんの言葉が分かる。娘は神がかりとかテレパシーとか言うが、単に、思考回路が似ているだけかもしれない。もしかしたら精神年齢も(-_-)。電話をかけると、リーちゃんが叫ぶ声がする。「りーちゃん、バーバ、ちょうだい。」ばーば、ちょうだいと言ってくれるのはこの子だけのような…

K子からヨーロッパ旅行を断る電話があった日、娘に電話をかけた。悲しいよ〜。よしよししに来てと電話口にでたリーちゃんにいうと、なにやら静かになり、しばらくして、娘が出てきた。「今度は何を言ったの。困った顔してクマさんをもってきて電話に当てているよ」

これだから、小さい人との会話はやめられない。

イギリス民家2週間ほど前K子がヨーロッパに行こうと言った。ダンナが首を切る立場になって、切られて困る人がいるのに自分は困らないから、僕が会社を辞めると辞表を提出し、3月末から暇になる。K子、さなえとヨーロッパに行っていいよと言ってくれたのだという。

さすが、K子のダンナだ。優しい。エライ。わーい。それ以来、せっせと情報を集めていた。1ヶ月間のヨーロッパ旅行。わーい。明日一緒に旅行会社に行くことになっていた。

待ち合わせ場所を確認するメールを出したら、返事が。

昨晩、ダンナの再就職先が決まった。旅行は来年にしましょう。1年かけて計画を練りましょうだって。

来年が確実に来ると誰が分かる。来年なんか、ないかもしれない。で、うじうじと死の床でああ、行けば良かったと泣くんだよ。きっとワタシ。

この間から大型案件が続けざまに来て、対応できずに何件も断りながら、これはせっせと働いて旅費を貯めろということかもしれないと思っていたのだけど…断ったからって天の上の方にいる人、ひどいヨー。

フィレンツェは、エズは、エクサンプロバンスは、ブルージュは?しくしく

バンクーバーオリンピックが真っ盛り。でも私は興味が持てない。死亡事故が起きたのも、トラブルが多いのも、反対派との衝突も、メダルの獲得競争も、なんだかなあ。
開会式をテレビでちょっと覗いたけどすぐにチャンネルを変え、しばらくしてまたちょっと見て、結局消した。

あんな原色のコスチュームをまとったイヌイットって!さらし者にされているような気になる人たちもいるかもしれない。花火を盛大に打ち上げて、なんというお祭り騒ぎ。お祭りなんだから騒げるだけ騒ぎ、派手に出来るだけ派手にして何が悪いといわれそうだが、夏のオリンピックと同じでいいのかなあ。こんな開会式を続ける意味はあるのだろうか。カナダとは縁が深いのだが、なんだかがっかりした。バンクーバーは先進国の中で世界一危険な都市という汚名を浴びているらしいし。カナダは安全で、環境に優しく、筋が通った国だとずっと思っていたのだが、どこでどう間違ったか…

長野オリンピック良かったねえ。私の中では長野オリンピックが冬季オリンピックの基準となってしまっている。ダントツ一位だ。

清潔で、清楚で、白を基調としていた長野。小さな子供たち、そして関取衆が先導したのも好ましかった。音楽も良かった。小澤征爾が指揮して、世界各地と中継で結んだ合唱。歓喜の歌でしたよね、確か。世界が一つなんてあり得ないけど、でもやってみるという気持ちが表れていて平和で、穏やかで、ほのぼのと楽しくて良い開会式だったなあ。

もちろん、これはひいき目と思い出というバイヤスが多分にかかっている。上の娘が1週間、泊まり込みでボランティアをしたからだ。長野にはずいぶん多くの学生がボランティアとして参加したようだ。わずか1週間だったが、大変で、でも楽しそうで、私もわくわくした。

確か、お寺に泊まり込んだと思うが、1週間の最後の日にたいそうなご馳走が振る舞われたという。貧乏学生だった娘は嬉しかっただろうな。そして、そのときのユニフォーム一式を貰った娘はそのままそっくり私にくれた。帽子、手袋、コート、フリースのジャケット、短いブーツ。みんなオリンピックマーク付きだ。雪の日にはいまでもこのブーツを履く。後から分厚い長野オリンピックという本がも送られてきた。最後のページあたりに小さな活字でボランティアの名前がずらりと並んでいて、娘の名前もあった。当時確か大学2年生の娘がちゃんと大きくなったんだと感じた瞬間。なんだか感動しましたね。

仕事を山盛り抱えて忙しいのに、どうもやる気が起きなくて、一勝負しようとテレビをつけた。

wiiのmarioブラザーズ、娘からのクリスマスプレゼントだ。未だに1−2がクリアできない。昔のドンキーコングもmarioも第2ステージまで進んだことがない。つまり、安心して一勝負できるということでもある。ちょっと遊んだらゲームオーバーになるので諦めがつくからだ。トルネコやドラクエのようにのめり込まないで済むのは実に有り難い。

テレビをつけたらNHKBSで麗しのサブリナが始まったところだった。この映画は何回見ただろう。ちょっとだけと見始めたら最後まで見てしまった。やれやれ。NHKの悪いところは広告がないのでどこで切りにしたらいいか分からないところだ…ホント、自分に甘いよね。まあ、どうやってもやる気が奮い起こせないのは暗い空と雨のせいかもしれない。こんな日に働く気になれないのは生物として当然だ。なんてね。

で、見慣れたサブリナで気づいたことが1つあった。世界的なコングロマリットである巨大なライナスの会社がプラスチックや船舶など、重厚長大の各種工業の企業で構成されていたこと。時代を感じてしまう。電話一本で社長が船舶を10隻を動かしたり、会議をすっぽかしてフランスへ行ってしまったり、お話の上だけではなく、昔はこれが案外出来たのかもしれない。きっと。今なら世界的なコングロマリットの社長という場面では、IT企業の社長あたりが取って代わるのかもしれないけど、どうやって力を示すのだろう。これでもかという実質的な力の行使を見せつけることは難しそう。弟に腹を立てて殴っても、殴られても、からっとして楽しそうだ。男が男でいられた時代なのかも。単純なおとぎ話だけど、いつ見ても楽しい。

人情味がたっぷり残っていた古き良き全盛期のアメリカ、古き良き全盛期の欧州もだけど、行ってみたかったなあ。

P1000645娘の仲良しMちゃんが厄落としに毘沙門天詣でをしたという。このMちゃんとM母とは娘が小学生の時からのつきあいだが、何でも調べずにはいられないのではないかというほどの凝り性で、グルメや見所、方位や効能に至るまでめっぽう詳しい。

M母によると狛犬ならぬ狛虎がいる神社があって、今年は寅年だから縁起が良いらしい。色々あったからお祓いに行ったのだという。

ここのところずっと体調を崩している娘もお祓いをした方が良さそうだということになった。私はお祓いは湯殿山に入るときに受けたのが最初で最後、七五三にも連れて行かなかったほどの不信心者だが、娘が行きたいのであれば、本厄ではないが、どうぞ、どうぞ。お供としてはどこにでもついて行くだけだ。

この毘沙門天は神楽坂にある。久しぶりの神楽坂は驚くほどの変わりようで、美味しそうなお店が目白押しだった。神社にたどり着いたが、腹ごしらえを優先させたほどだ。このお店、だいこんやは、期待を裏切らず、二人で思わず安いねと顔を見合わせたほどの充実ぶり。ランチでたしか1000円から1500円。海老フライを頼んだら、巨大な海老が3本も。菜飯も美味しかった。ご馳走様。

肝心のお祓いだが、1月末に訪れたせいか、お祓いを受けるのは娘一人で、かなり得した気分。お坊さんの大音声の読経にも驚いたが、Mちゃんが丁寧と言ったとおり、かなりの時間をかけ、最後には体のあちこちを手で押さえ、火打ち石を体の周囲で打ち合わせると、火花が何度も飛び散った。

なんだか効き目があるような気がするという娘。病は気からの部分も大きい。良かったね。

御利益があったのか、この後、日本橋に回り、高島屋でお歳暮の解体セールとやらに滑り込むことができ、ジュース類他を大量に買い込んだ。毎朝、娘に野菜ジュースを飲ませているから大助かりだ。

そうそう、妹によると、狛鼠もいるそうだ。来年は狛ウサギを探してみようっと。

*リンクを追加しました。

数日前、NHKでモンゴルのマンホールで暮らす家族や子供たちのドキュメンタリー番組が放映された。これはどうも飛び飛びのシリーズらしく、前作を見た記憶がある。

冬のモンゴルは外気がマイナス25度にもなる。その中、遊牧生活が出来なくなり、都会に出てきた人々が家もなく、マンホールを探して潜り込む。そこで子供が生まれ、育つ様子を撮したものだ。

今回はマンホールの多くが封鎖されたため、厳寒の中幼児を抱えて寝床を求めてさまよう一家の姿を撮していた。残されたマンホールを巡って競争は厳しく、一家は最初に入り込んだマンホールを元々そこに居住していた子供たちに追い出され、結局、深夜、アパートの踊り場で身を寄せ合って眠りについていた。幼児はまだ母親のおっぱいを飲んでいる年頃だ。母親は画面では相当な歳に見えたのだが、若いのだろう。この先どうやって生き抜いていくのだろう。

モンゴルの首都ウランバートルでは捨て子が多いという。兄弟姉妹そっくり捨てられることもあれば、裸で寒さの中道路に捨てられる赤ん坊もいる。幸運な子は何とか間に合って発見され、施設で育てられるが、間に合わない子も多いらしい。

朝青龍は、こういう子供たちのためにかなりの金額を送金しているという。奨学金を出して子供たちを日本に連れてきていたとも聞く。引退した後、この奨学金はどうなるのだろう。子供たちへの仕送りはどうなるのだろう。私は、実は、これが気になるのだ。そして、何年も前からこういうことをしていた人が、品格がない、短気で粗暴な男だとはとても思えないのだ。

P1000636夜のうちに雪が降ったのを知らなかった。

前日外出したときには2年ぶりに降ったという雪はすっかり溶けていたので、一度はいたブーツを履き替えて出てきたというのに、公園はすっかり銀世界に変わっていた。道路も凍り付いていて別世界のようだ。

こんなに美しく衣替えをした日に朝青龍は引退した。引退させられた。まだ本当は何があったのか分からないままに。

やんちゃな少年のまま大きくなったような朝青龍は、格式だの、品格だのと言っている当人たちも持ち合わせず、良く分からないものに追い詰められた。

元々異能であるから、異形であるから神に近いと思われていたのではなかったのか。朝青龍はまるでスサノウノミコトみたいだと思っていた。大きなエネルギーをじいさん、ばあさん、若年寄ばかりの国は御しきれなかった。日本に必要なことは自分にない異能、異形の者を取り込んで自分のものとすることなのに。

誰もが暴力はいけないと言うが本当にそうなのだろうか。プロの格闘家として暴力を実際に一般人にふるっていたとしたら、もちろん、まずいが、一般論として、例えば自分の母親が侮辱されたときへらへらとしている男は、それだけで最低の男だと大抵の国でみなされるだろう。自分の人生を賭しても守る者を守るのが男というものだ。彼をそんなに怒らせたのはどういう言葉だったのだろう。真実を知りたい。

朝青龍は単に短気なだけの男だったのだろうか。彼がモンゴルのストリートチルドレンのために奨学金を出し、祖国のために頑張っていたことを考えても、どうもそれだけではないような気がする。単身16歳で来日し、文化も風習も食事も言葉もすべて異なるところで、小柄ながら25回も優勝し、日本語もここまで上達させるのは、並大抵の努力では追いつかない。彼は祖国を背負って頑張っていたように思えるのだ。

わずか29歳なのだ。円熟した大人になれば相撲だけではなく日本のために大きな働きをしてくれたに違いないと思えるのに、実に惜しい。問題が多すぎたと言うが、再起不能といわれた場所で優勝して思わずガッツポーズが出たから厳罰、モンゴルへの巡業を求める署名活動をしたから厳罰、例のサッカー騒動も、マスコミ扇動の誤解が問題を大きくしたのであって、チャリティに数分間参加したことが厳罰。厳罰に処さなくてはいけないような問題だったのだろうか。

日本全体がまるで意地悪婆さんになってしまっているようだ。総ヒステリー状態というのだろうか。しかしだ、一番厳しい倫理観を有すべきトップが倫理観が希薄で、けじめをつけるべき人間がつけないというのに、緩く見て当然な別世界の人間にしゃちほこばって生きよという。ああ、おかしい。おかしい。反対だろう。

朝青龍は、指導者に恵まれれば、大きな人間に成長する。大きな政治家になるかもしれない。モンゴルとの大きな架け橋にだってなれるだろう。負けるな朝青龍。

このページのトップヘ