あんなこと、こんなこと。どんなこと?

自分の言葉をしゃべりたくなった翻訳者のきままな独り言:多様だから価値がある。反論、異論大歓迎

2010年06月

隣の家から赤ん坊の泣き声がする。激しい尋常ではない泣き声がする。窓を閉めているので開け閉めの際に漏れ聞こえるだけだから良く分からない。階段が別なので家族の感じも、赤ん坊がどんな状態なのかも分からない。

一度入居の際に工事を許可する印を貰いに来たが、感じの悪い夫婦という印象が残っている。幼稚園くらいの男の子の「このババア」というわめき声が聞こえたことがあり、そのためバイヤスがかかっている可能性もある。

また、娘の所のりーちゃんは、眠くなると猛獣のように荒れ狂う。ひとしきり力の限り泣き叫ばなければ眠れないやっかいな子供で、虐待していると思われると娘は心配しているくらいだ。そういう子もいる。

それにしても、眠くて泣くのであれば、朝からということはないのではないか?夜に聞こえないのはこちらのテレビのせいか?土、日は静かに思うのは、気のせいか?

虐待される子供の、一番大事な人、愛している人から虐待される逃げ場のない辛さを考えるとやりきれない。もし、隣の赤ん坊が虐待されているとしたら、それを助けられたかもしれないのに見過ごすことは罪だ。もし何かが起こったら自分を許せないだろう。でも、単にリーちゃんのような子供であったら?

こういう場合、どうすればいいのだろう。児童相談所に連絡する前に一度状態を見たいと思うのだが。

[追記:隣の赤ん坊は静かになった。回数が減った。このブログを読んだ(笑)?娘に疳の強い子なのよ。ほっておきなさいと言われたのだが、こんど「ばかり」は、娘が正しかったようだ。良かった。ここで気がつく。こちらも隣もクーラーをかけていて単にそのために聞こえないのだとしたら?ウーン。]

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はてさて、消費税をあげなくてはと正直に叫んで歴史的な惨敗を期した麻生さんの例を引くまでもなく、誰でも分かっちゃいるけど懐から出すより懐に入る方が好きだ。

4年間は消費税は封印と言っていたが、自民党が言っているから10%と、根拠も示さず言っている菅さん。ずる管の面目躍如だ。

なんせポッポがひどすぎたから、ほっとして、好感もってしまって、やれやれと一段落した気になっていたのだが、やっぱり、変なことは変だ。

選挙対策以外考えない党だというのは十分分かっているのだが、
唯我独尊で、強行採決を10回も行って無理矢理通した法案なのに、支持率が下がらぬ前にと審理をせずに、宮崎でどれほど苦しんでいようと国民が選挙に参加できるかどうか分からない事態だというのに、自分の都合だけで国会を終えてしまったり、

ねじれ国会ではなく、圧倒的多数を誇りながら、議員数の削減も、議員年金の問題にも踏み込まず、税制改革も放置し、挙げ句の果ては

選挙対策とやらで国会会期中わずか2日しか出席しなかった民主党議員を首にも懲罰もしない。職務怠慢で、通常の会社ならとっくに首だろうが。

消費税を上げる前に、まず国会議員の歳費を時間給にすべきだ。他国の国会議員がどれほど働いているか、信じられないほどの差がある。資料が出てこないのが残念だが。現在、日本のひらの国会議員には年収2367万7499円、文書通信交通滞在費として、毎月100万円が支払われている。わずか2日しか顔を出さなかった国会議員にも計3567万7499円!私たちの税金からでっせ。

少子化対策なのに海外の養子にまで配っている馬鹿げた子供手当を廃止し、高校無料化も廃止すべきだ。代わりに保育園、奨学金ほかを充実させ、中学生までの子供の医療費と出産、妊娠に関わる費用を無料にし、必要な人に必要なものが渡るようにすべきじゃないかね。

特急列車が普通電車よりもなぜ高いかというと時間を買いたい人に売るためだ。高速道路だって、急ぎたい人はその時間を買うべきだろう。必要なときに必要な者が負担すればよい。普通乗用車ではなく、トラック等の料金だけ下げるべきだ。CO2を増加させてまで、車メーカーとタイヤメーカーを儲けさせることはない。

それからでしょ。増税というのは。

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梅雨ですねえ。べたべたです。体全体がナメクジになった気分。

朝、雨なら家にいるつもりだったが晴れていたのでファンケルの株主総会に出かけていった。混むと聞いていたし、遠いし、懇親会で食物の奪い合いをする気もないのだが、その後のバーゲンが優れものだというのだ。ちなみに、株主は私ではない。代理出席である。

場所は横浜アリーナ。乗り換えしなくてはならず、駅から少々歩く。新横浜で外に出ると、ぼわーっとした暑い空気と共に雨!べとべとした梅雨の雨。大勢の人たちに混じって汗をかきながらスタジアムに到着した時点で戦意喪失。どのくらい時間がかかるのだろう。受付の人にゆっくりと品物を選びたいけど総会中は購入できないのか聞いてみると、出席せずにお帰りになる場合は特別にと、奥に連れて行かれ段ボールの中からパックになった品物を見せてくれた。

通常4500円相当の品が3000円だという。まあ、見える福袋だ。娘からはクレンジングオイルを購入しろという厳命が下っていたが、ない。上の娘は発芽米が美味しいから買った方が良いと言われていたがこれは青汁とパックだ。仕方がない。青汁でも飲むか。

洗顔パウダーの入ったパック、発芽米パック、サプリメントのパックを自分の力の限界を考えずに購入。総会のおまけと合わせて4袋を両手に抱え、ますます汗を大量に製造しつつ、まっしぐらに帰宅した。

室内気温は26度から27度。エアコンをつけるべきか悩ましい。しかし、ここ2週間、仕事らしい仕事をしていない。先々週は3件オファーがあり、1件お断りしたら、2件キャンセル。先週も3件オファーあり。短い物を1件先に手がけている最中に2件ほぼ同時のオファーだったので、少しならなどと言っている内に2件ともキャンセル。稼いでいないのに、これ幸いとうろうろ遊びに行くから出て行くばかり。財布のためにもエコのためにもこれしきの温度、我慢できなくてどうする。

外出していた娘から電話あり。外食ではないようだ。どういう訳かラタトゥーユしか思い浮かばない。長時間煮込む→熱がこもる→ますますべたべたなのに、想像できなかった。ハーブをきかせた美味しいラタトゥーユが出来、鶏のもも肉をシンプルに塩こしょうで焼いた上に乗せ、白ワイン、フランスパンで、おいしいチーズもあり上々だったのだが、暑い。なんせ暑い。ラタトゥーユが熱々で、チキンが熱々で、ワインでほてって、暑いヨー。

エアコンを入れようという娘にいや、これしき、26度くらいでエアコンを入れてどうすると汗を拭き応えていたら、娘はさっさとお休みと部屋に引きこもった。覗きに行くと部屋から冷風が吹き出してきた。冷蔵庫のようだ。

もう数日前から既にエアコンをがんがんかけていたらしい。冷たくして、暖かい布団にくるまるのが好きなのよ、だと。タオルケット1枚の私に対し、いまだに羽布団を手放さない娘を体の調子がよっぽど悪いのかと心配していたというのに、ああ、損した。

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あるブログの記事に共感したのに、コメント欄もTB欄も閉じられていて、そこにはコメントはツイートしてくださいとのメッセージが。しばらく迷っていたのだが、その通りと言いたくて、登録した。

良く分からないが、返信を押し、記事の主の彼女にツイートしてみた。返事はない。数千ものフォロワーとやらがいるので、大量のコメントが届いているのだろうか。

ブログであれば、気に入る気に入らないは別として、コメントをくれたかどうか、管理人以外にも明確に分かる。こんなにコメントが集中したら大変だろうなとゆっくり待つことも出来るし、ちゃんと届いていることも確認できる。そうか、そういう考えもあるのかと別の人のコメントとその答えを読んで考えることも出来る。

でもツイッーターではその人が応える気になったものしか表面に出てこないし、別の人とのやりとりの経緯が良く分からない。おまけに相手のページに飛ばなければどうなっているのかも分からない。なんだかなあ。第一、フォロワーという言葉も気に入らない。まるで王様ゲームの王様と従者ではないか。

返事がないので、しかもその人にそうですねというためにだけ登録したのだから、どうしようもない。仕方なく、虚空に向かってつぶやいてみた。ぼそぼそ。つぶつぶ。虚空に吸い込まれていく。

ブログだと一人ではないと分かる。誰かが画面の向こう側にいるという気配を感じる。つぶやいても、誰かいるのか、いないのか、一向に分からない。王様がつぶやくのを待つだけだ。フォロワーねえ。

何というむなしい行為だ。言葉の垂れ流しだ。従者よろしく控え室で待つ間に、私の王様が喧嘩を始めた。従者としてはじっと眺めているだけ。きつそうな人だとは思っていたが、まあ、面と向かっては言うはずもない無礼な言葉を次々に…これは相手は虚空であり、フォロワーであるからだろうか。

例えとりとめのない言葉であっても、少し間を置くことも編集や訂正の出来るブログの方が文明人の振りが出来ることが良く分かった。言葉や考えはワインと同じ。寝かせて発酵させなければ良い味にはならないんですよね。私はワインよりは泡盛の古酒の方がいいけど。私のツイッター体験は一過性で終わった。

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はやぶさ突然、日本に風邪ではなく風が吹いてきたような…そんなはやぶさの勇姿だった。

最後の力を振り絞って送信してきた地球の姿。通信が途中で途絶えたので完全な地球の姿ではないのだという。思わずぐっと泣けてきた人は私だけではないはずだ。

はやぶさのニュースを求めてあちこちチャンネルを回したが(フル!)、ニュースの少ないこと。おまけに、こんなにも健気なはやぶさの最後を茶々をいれスタッフ多数の笑い声で締めた某局、わたしゃ耳を疑ったよ。こっちは泣いているというのに。

大気圏に突入してぱらぱらといくつもの炎に分かれて燃え尽きていくはやぶさ。その横からは一段と明るく白く輝くカプセルが一直線に地球目がけて動いていく。世代交代、多分、まもなく消えゆく我が身を振り返ってだか、擬人化せずにはみられない。

はやぶさおつかいできたそこで思い出したのは、日本人が機械類等に愛着を持ち、擬人化する傾向にあること。娘は愛車に「玉三郎」と名をつけて呼びかけていたし!工場のロボットに名前をつける人たちのことはニュースで知った。猿の研究でも外国の研究者は1号、2号とか、記号で呼ぶのに、日本の研究者は名前をつけ、そのおかげだか、猿をそれぞれ識別できるというので驚かれるという話はどこかで読んだ。

それにしても、4台中4台のエンジンに不具合が生じたのに、動くところを組み合わせて1台分の推進力を作ったとか、太陽光を受ける翼の位置がずれて行方不明になったものを粘り強く追い続けて信号をキャッチし、位置を修正したとか、諦めないこと、工夫すること、頭を絞ること、中身を熟知していたこと、想像力を働かせてリスクに備えていたこと、そしてリーダーの力の素晴らしさが際だつ事件だった。最後まではやぶさを救おうとしたのは、どこかで、もはや機械ではなく、名前をつけた自分たちの仲間だという意識が働いたからではないだろうか。これがJXY123みたいな単なる記号であったら対応は違っただろうか。機械にも愛情を抱く。これは大きな日本の利点かも。

ともあれ、良かった。めでたい。こういう人たちがいる限り日本も捨てたものじゃない。頑張れニッポン。

JAXAは先の事業仕訳で、すでにはやぶさ2号機の計画があるのも関わらず、はやぶさ関係はわずか5000万円の予算が3000万円だかに減少されたが、今回の成功で増額されるだろう。実績のあるところには手厚くが当然だもの、ネ。

和歌山大学の帰還ライブ生中継

すこっちさんの漫画 泣けます。ここまで擬人化が進んでいたとは。

写真はJAXAのウェブから、イラストはウェブ上に広く出回っているようで、作者は分かりません。ごめんなさい。使用させていただきます。

P1000212娘と二人暮らしだというのに、玄関に何足も靴がでている。しょうもない怠け者親子である。

下駄箱に靴を納めながら、ついでにその中にいくつか入っている靴箱も捨てようと思い立った。靴は靴箱から出して収納しているから、空の靴箱を入れておいても仕方がない。

開けてみたら、なんと入っている。靴が、だ。見知らぬ靴が入っている。それも1箱ではない。とっくに忘れ去っていた。可哀想な靴。履いてみたら、内側がすでにべとべとして靴の縁に黒く汚れがついた。新品のまま朽ち果てつつある靴。いつ買ったのか忘れてしまっているなんて。それも2足も。

ねずみのごとく、セールに出くわすとつい予備として購入してしまう。おまけに、娘のお伴で喜んであちこちのアウトレットに出かけてしまうからいけないのだ。実は昨日も行ったところだ。特に靴は履き心地がよいと買っておいた方が良いような気がしてついため込んでしまう。これも貧乏性が染みついているせいだ。

数回しか履いていない靴も何足か見つかった。私はイメルダか!見るのが嫌になって整理を放棄した。亡くなった後、もうお母さんたら、偉そうにきちんとしろといいながら、あれも、これも、全くなんてだらしないと、口々に整理しながら娘たちが呆れるのだろうなあ。死して残すは大量のゴミ。いやあ、お粗末だ。

とうとう、感染が都城、宮崎市、日向市と広がってきた。

感染力が強い伝染病で、そのウィルスは人にもついて運ばれるというのだから、人海戦術で殺処分をしている限り、その誰にもウィルスを広げる可能性がある。以前書いたように、イギリスでは郵便屋でさえ農場には立ち入らせないようにしているほど感染力が強いのに、動員されて助けに入っている各地からの自衛隊員などに一人残らず強い危機意識をもって消毒せよといっても、限度がある。

買い物にも出なくてはいけないし、それだけ大量の人間が行き来していて、マスコミはやはり職業上、通行遮断されていても何とか写真を撮ろうとするだろう。野次馬もいるだろう。一人一人が感染源になり得るのだ。これほど広がったら封じ込めは不可能に近づいているのではないだろうか。

簡単に、1日1万頭を殺処分などと指令を出していたようだが、誰がどうやって殺して、どうやって埋めるのか考えても恐ろしく大変だ。暴れる牛に蹴られて重傷を負って入院した獣医師もいる。素人が簡単に手が出せる分野ではない。

成獣の場合は死亡率はさほどでもなく、1ヶ月から2ヶ月するとウィルスを排出しなくなる伝染病にかかった牛や豚を本当に殺すしか手段はないのか、どうもおかしい。そう思っていたら、良い記事を見つけた。私は単に素人目線から変だと言っているだけだが、研究者からも多量殺処分に関する否定的な報告も出ているという。

今回流行しているのは突然変異を起こして、
人間にも感染するsuper killer ウイルスではありません。
そうであれば、多くの経済損失とともに農家の負担、
獣医師や担当者の疲弊を生み、
文化的価値も大きい種牛を失いながらも、
効果があるかどうか分からない多量殺処分をする意味は
全くないと思います。

動物の感染症として恐れられる感染症として
H5N1トリインフルエンザがあります。
このウイルスはヒトにも感染すると言うことで、
WHOが最も恐れている病気の一つです。
現在499人の症例がありうち295人が亡くなっています
(致死率約60%ですからこちらはsuper killer ウイルスといえます)。

繰り返しますが、FMD流行の歴史の中で、
ヒトが罹って死んだという確定例はありません。

今のままゆけば、H1N1豚インフルエンザに続く
「政府が生んだパニック=人災」になってしまいます。
今日本がすることは、殺処分をやめ、
世界に向けて「不必要な殺処分対策をやめる」よう訴えることでしょう。


という彼女のコメントに全面的に賛成だ。冷静になって方針転換を考える時期に来ているのではないだろうか。

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東国原知事のツィッターより[昨日の殺処分は3009頭。これまでの全体殺処分対象は272427頭。殺処分完了は152538頭。](6月8日付け)恐ろしい数字だ。新閣僚の皆さんの頭からは口蹄疫のことなどきれいさっぱりとなくなっているようだが。

どうやら隔離されていた種牛5頭は助かりそうだ。一筋の光明だ。

だが、知事が助命を嘆願していた49頭の種牛は処分された。処分決定の前、5月29日付け日経新聞に、国連食糧農業機関の主席獣医官で家畜感染症問題を統括しているのルブロス氏のコメントが載っていた。

口蹄疫に感染した可能性がある種牛が全頭殺処分されることに関して「慎重に対応すべきだ」…「殺処分は感染の初期段階では非常に効果的だが、拡大した今は長期的な視野をもつ必要がある」…「殺処分は(畜産)資源に大きな損失をもたらす」

こういったメッセージは当然、フォローされているはずなのに、感染した牛がいれば殺すのは当たり前と、肉牛も、種牛も、すべてひとくくりにして押し切られてしまった。残念ながら、49頭の中から感染した牛が2頭でたが、5頭の種牛の時だって、一緒に移動した忠富士は感染したが、他の5頭は守り切れたではないか。頭を絞れば感染した牛を除去しながら守る方法があったのではないかと思えてしまう。

ワクチンについても良く分からない。肉牛の場合は肉質に影響するのだろうし、無理かもしれないが、種牛の場合はワクチン接種で軽く済ませるという方法はとれないのだろうか。伝染病のワクチンが罹病した牛の殺処分の下準備にしか使えないとすれば、そのワクチンは何のためにあるのだろう。口蹄疫自体、子牛の死亡率は高いが、成牛の死亡率はさほどではないようだ。何百、何千という数なら完全に隔離して守ることは不可能だが、4、50頭であれば、守りきることも不可能ではなかったのでは?

成牛や子牛の死亡率がウェブ上に記載されているということは、口蹄疫から回復した牛がいるということを意味する。その牛はどうなったのだろう。遺伝子的な影響など与えないと思えるし、その方面の研究もあるのではないだろうか。

それにしても、韓国や台湾等ですでに流行っていたのに何の準備も警戒もなされていなかったというのはやっぱり平和ボケなのだろうか。英国では、近隣諸国で感染した動物が出たとの情報を受けると、すぐさま、首相直轄でテロ対策と同等の緊急措置がとられるのだという。補償についても、処分の際に査定官が家畜を査定するそうだ。一律というのはやっぱりおかしいし、きちんと全頭に対し、価値に見合った額を補償する制度が決まらなければ、怖くて隠そうとする農家も当然出るだろう。

今更ながらだがぶつぶついうのも、牛と人間をごっちゃにしてと批判は受けるだろうが、小松左京の日本沈没を読んだとき以来の疑問、危機のときどのように人を選ぶかが気になるからだ。ナチスによって民族自体が抹殺されてしまう危機に瀕したとき、ユダヤ人は冷徹に、肉体的、精神的、能力的に優れた者を選び出し、それ以外の者は犠牲となる覚悟を決めたという。日本人にそんなことが出来るだろうか。種が存亡の岐路に立たされるときどうすればいいのだろう。

考えてみれば人だって、牛だって、並外れた素晴らしい能力に恵まれるのは一握りだけだ。しかもその差は大きい。どっちみち、遺伝子の乗り物に過ぎないのなら、未来のためにその素晴らしいもの、美しいものを存続させる義務があるかもしれない。私など、凡人の上に病弱で、アレルギー等の遺伝性の劣悪な因子を有しており、おまけに若くもないから、真っ先に排除される口だが、まあ、それはそれで仕方ない。優秀な方たちにその分苦労して頑張って貰えればいい話だ。

しかし、国家がそんな存亡の危機を迎えることのないよう、みんなでリーダーたちをよーく見張って、水晶玉など覗いている時間を与えず、報酬に見合うだけ、しっかりと働いて貰うのが第一だ。なんたって、選ぶのも私たちなら、報酬も私たちが支払っているのだから。

2010060614020000平塚市美術館長谷川りん二郎展を見に行ってきました。回顧展です。6月13日まで。(りん二郎のりんは鱗がさんずいのものですが、文字化けしましたのでひらがなで)[追記あり]

お薦めします。心が穏やかになります。静かです。そして新鮮です。猫の絵はどこかで目にした人も少なくないでしょう。幸せそうな暖かな猫の絵です。そして、風景画が良かった。それも1930年代のものが実に良かった。

この人は大きな絵はあまり描かなかったようですが、中でも、古い時代のものはほとんどがごく小さな絵で、あれも欲しく、これも欲しく、久しぶりに欲しいと思えるものに出会えました。壁に掛けて毎日眺めたいと思えるものがいくつもありました。

実際、家に戻ってきて最初にしたことは値段を調べることでしたが、結局分かりませんでした。サムホールのものなら1枚くらい財布をはたけば買えるかもしれないと妄想を抱いたのです。1枚の絵に長い時間をかけ、気に入るまで描き込み、寡作で画壇に属さなかったということなので、流通している絵は非常に少ないようです。それにしてもずいぶん沢山の絵を集めて展示したものです。図版は売り切れ、ネットにも目録が掲載されていないので数は分かりませんが、数十枚の絵です。

 

りん二郎

この猫の絵は宮城県美術館の所蔵です。気持ちよさそうではありませんか。

帰ってきてテレビをつけると日曜美術館で取り上げていました。これからブームになるのかも。全国をまわるようです。函館出身ということで、目的地が一つ増えました。

P1000870先週はオープンしたばかりの三菱一号館美術館に向かいました。こちらは開館記念のマネ展です。以前見たときベルト・モリゾの絵が非常に美しかったので、また見たいと向かったのです。美術館の入り口は中庭に面していて、丸の内の高層ビル群の真ん中でそこだけ美しい緑あふれる庭園になっていました。開館したばかりなのに、円柱のかなり高いところまで蔓を這わして、バラの花が咲いています。

花の間を通って美術館の入り口まで行ったのですが、モリゾのポスターを見て、なんだか、もういいやという気分になりました。お腹いっぱい、見たくないという気分が急にわき上がったのです。何年もいくつもの美術展をはしごした報いかもしれません。

そんなことでがっかりして疲れて帰ってきたことがあった後なので、長谷川りん二郎という画家を知ることが出来て本当に良かった。心はまだ死んではいないようです。

基地昨日、小沢さんらとの5分あまりの三者会談の後、小沢さんがいつも以上の苦虫噛み潰し状態で現れたのに対し、鳩山さんが親指を立てて嬉しそうだったのは、「首とったどお〜!」だったからなんだあ。小沢さんには首根っこを掴まれていたからね。

で、今日の辞任演説で、小沢さんと、小林議員にも辞任を求めたことを告げ、「これでクリーンな民主党になって」と言ったのは、自分でも十分自覚していたってことなのね。

それに辞めたのは選挙のためなのだから、「(国民が)聞く耳を持たなくなった」なんて、イタチの最後っぺみたいなこといわなきゃいいのに、やっぱりしょうがない坊ちゃんだ。

政治は倫理だと信じている私には当然の嬉しい結果だが、自分がクリーンじゃないと自覚しているのなら、3人揃って議員辞職までしていただきたい。院政を敷いたのじゃあなんにもならない。

これでようやく、あるべき、スタート地点に戻ったのだから。他の議員たちにも、1年前の時点で、金の問題を抱えているのを知っていながら、選挙優先でこの2人組を選んだことを反省していただきたい。応援するのはその後だ。

このニュースに一瞬にして日経平均がするすると上昇したのには笑ったね。そのあとすぐに、そうだ、喜んでいられない、この先どうなるねんと正気に戻って100円程度下げて引けてしまったが…

そして、普天間に関する疑問がある。これも背景にあるのではないかと「憶測」している。

  • 小沢さんが普天間の移設候補地近くに土地を取得しているという話。
  • 昨年11月の時点で既に、鳩山さんは周囲に普天間の県外移転は難しいと話していたという話。
  • 普天間返還の日米合意から13年間かけてようやく移転の合意を取り付けたことを知っていたはずのこと。(まあ日本の通常の政治家なら当たり前の話だけど)
  • 昨日、今日、議員になったタレント候補じゃあるまいに、数十年も政治に関わっていて、沖縄の基地が必要だと今頃分かったなど、長年の問題を知らなかったなど、いくら馬鹿でも信じがたいこと。
  • 昨年夏の衆議院選で最低限でも県外と、他の候補地の当てもないのに主張し、その主張を沖縄が県を上げて退けたにもかかわらず、最後まで続けたこと。
  • 昨年の早い段階で橋本知事が関空への誘致を口にしたにもかかわらず、それを検討した様子がないこと。
  • 5月末の知事会で再び橋本知事が大阪への誘致を口にしたにもかかわらず、一瞥もしなかったこと。
  • 基地の誘致と巨額の資金がセットになっていること。
  • 反対運動をする人たちが標準語を話す人たちばかりであること。
  • 辺野古地区では米軍と住民とが運動会を開くほど平和に共存していること。

これらをまとめると、沖縄以外は困難だと知っていたが、沖縄にもってきたい、またはもってこざるを得ない事情があったのではないのか?合意していたものを、一旦、もつれさせると何が起きるか?沖縄には迷惑料として金額は知らないが数百億だかの税金がつぎ込んである。土地の賃貸料は相場を大きく上回っているという。嫌だと言うものを無理に借りるのであれば、いっそうの上昇が見込まれる。でしょ?で、候補地には盟友の土地がある。そして、最後は金で解決できると考えていたに違いない。ところが、火遊びの火が大きくなりすぎたのではないのか。

だからこそ、社民党の離脱が痛手だったと何度も繰り返したのではないだろうか。筋を通し、言葉を大事にすると語った福島さんは、きつい皮肉を浴びせたことになる。

そして、小沢さんに引導を渡す上で、その土地の存在が一定の役割を果たしたのではないだろうか。あくまですべて私の「憶」測だが…

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