あんなこと、こんなこと。どんなこと?

自分の言葉をしゃべりたくなった翻訳者のきままな独り言:多様だから価値がある。反論、異論大歓迎

2011年03月

日本の地震の地図なるものがある。

ここのところ夜中にどきりとして目を覚ますことの多いワタシ。ノイローゼか、地震酔いか、熟睡しているはずなのに、心臓のバタバタで目が覚めるのはお迎えが近いしるしか、それとも新たな才能の開花で遠くの微弱な地震でさえキャッチできるようになってしまったのか。

そこで、おもむろに日本のの地震の地図をみてみる。

これは3月11日からのすべての地震が表されている。何と、すでに3月30日午前8時44分現在で、832回もの本震、余震があったことが分かる。ふうとため息。濃い紺で表されている海溝に沿って無数の地震が表示される。コワイが見ずにはいられない。

この地図が秀逸なのは、過去3時間、6時間、9時間、24時間に生じた地震も分かり、深度により、震度により、色別にまた同心円で表されることだ。同心円は揺れの範囲だろう。

目覚めた時間帯を見て、そうか、ワタシだけではなく、遠く東北地方では今夜も眠れぬ人たちが大勢いたのだと知る。

M7を超えるクラスの余震の恐れはまだ去っていない。3メートルを越す津波がくるとは考えにくいというが、復興が始まっているが堤防がずたずたにされた今、3メートルの津波でも恐ろしい恐怖だ。このまま静かに、静かに、地震が終息しますように…

P1001254今年ほど春が待ち遠しい年はない。

3月11日からもう16日間が経った。まるで1年が経ったような気もするし、つい2、3日前の出来事のような気もする。

世の中がすっかり変わってしまった。暗い部屋の中で湯たんぽの上に足を置き、膝掛けを2枚かけて凌いでいる。だらしのない都会人の私は情けないことにこれしきの寒さで咳が出始め、母も喉を痛めている。

東北の被災地ではまだ雪が降っている。東京のような場所で、それも室内で寒いと言っているなど問題外だ。あの人達はどんなに寒いだろう。時々テレビを見ては一緒にもらい泣きし、少しばかりの寄付をすることしかできない。

曾野綾子さんは寄付とは自分が痛いと思うほどでなければ寄付とは言わないとどこかで書いていらしたようだ。自分ではああ痛いと思うが、仕事を2週間、ほぼ休んだのでフリーランスの日銭で生きている身としてはこれでごめんなさいというしかない。楽しみにしていた英国[ドーセット州の庭園巡り3泊]のウォーキングツアーはキャンセルした。ちょっと贅沢かなと思っていたが、今となっては非常な贅沢と思えてきたのだ。
             
P1001259昨年は暖冬だった。今頃は、もうすでに桜が咲いていた。なぜ、こんなにも暖かさが必要な時にこんなにも寒いのだろうか。

地震と津波と原発と、その上3月も終わりだというのに冷たい春。酷すぎるとしかいいようがない。

しかし、植物はエライ。植えるのが遅すぎたのではないかと心配していた球根が揃って芽を伸ばし始めた。木蓮の花が咲き初め、杏の花が満開となった。遅れていても2週間もすれば桜が咲くだろう。

必ず春はやってくる。何という素晴らしい恵みだろう。

3.11を境に何かが変わった。日本は行き詰まっていた。確かに何か大きな変革が必要だった。政党が変わったくらいではどうしようもないことも分かっていた。これは誰の意志だろうと思う。こんなにも、極端なもっとも恐ろしいやり方で否応なしに変化が突きつけられたなんて。

神は死んだと誰かが随分前に言っていた。神は死んだのか、神の意志なのか。そんなものはあるのか。

明治維新も、第二次世界大戦も、古い秩序が壊れ、新しいものが生まれた。これまでの課題が劇的なやり方で解決できるかもしれない。日本の素晴らしい面も再発見した思いもある。思考停止せずに、自分なりに考え、希望の芽を探し、プラス思考で前を向いて進むしかない。

*空の棚は近所のスーパー。どこもかしこも空の棚が目立つ。ようやく牛乳の入荷が始まり、パンもえり好みしなければ少しは手に入るようになったが、昨日5カ所のスーパーやコンビニを回ったがヨーグルトは手に入らなかった。代わりにどういう訳か豊富にあるヤクルトを入手。娘によると、研究室の教授がO157騒動のときこれさえあればと信心していたらしいw。甘さがどうもねえだが。

[追記:(毎日新聞)東京都は24日午後、金町浄水場(葛飾区)で同日午前6時に採取した水道水の放射性ヨウ素は79ベクレルだったと発表した。乳児(0歳児)の飲用に関する国の基準(100ベクレル)を下回った。一番下にも追記あり]

毎日がスリルとサスペンスに富んでいる。あれだけ好きだった相棒だって、今、見たいかどうかよく分からない。

しかし、よくもまあ、次々と普通の生活ならあまり経験しないような「一大事」が生じるものだ。

今度は東京の水道水。
金町浄水場の水から放射性物質が検出された。23区と武蔵野市他が対象だという。水道水愛好者として、最初、え!、それから大人は大丈夫と聞き、ふーん、と思っていたら、乳幼児(聞いたラジオによると念のため10才程度までを範囲とするのが良いらしい)、妊娠中の女性、免疫が下がっている人は飲まない方が良いというではないか。

孫二人が3才と0才、娘が免疫抑制剤を飲んでいる。ららららら。
いきなり焦った。もちろん、今時水のペットボトルなど手に入らない。ネットでもすでに売り切れ。

落ち着け、落ち着け。まず、横浜の妹に電話した。その周辺でもペットボトルは売ってないという。落ち着いたら、金町浄水場以外の所の水を手に入れればいいと思いついた。つまり、娘のパートナーが毎日通勤している横浜から空いたペットボトルに入れて持ち帰って貰えばいい。が、重くて嫌がるかもしれない。そうでなくても鞄が重いと文句を言っていたな。

そうだと、九州に里帰り中のお嫁さんに電話した。いくら何でも九州でも売り切れはないでしょう。当たり!大量にあったので、2リットルのペットボトルを12本頼んだ。高い水だ。

そして、ラジオやテレビでは23区と武蔵野市他に給水していると言っていたが、ツイッターで23区でも一部しか給水していないとの情報を手に入れた。ホントかな?そして、金町浄水場の給水地域を調べてみると、

http://www.water-kanamachi.com/waterworks/index.html



↑の通り、東京都の東部地域にだけ給水していることが判明。

ただ、ヨウ素の半減期は8日だというから、この地域の人も水を汲んで8日間たってから使用すれば値は半分、もう大丈夫のはずだ。それに放射線物質の値が上がったのは雨のせいだから、数日経てば下がるはず。それにずっと飲み続けるのではない限り大丈夫だ。慌てることはない。

ウチにも3月11日に汲み置いた水がまだある。いつもペットボトルに水を詰め順繰りに花の水遣りに使っていた。念のため、今度からしばらくは花には新鮮な水をあげ、私が8日過ぎた水を飲むことにしようかな。全く変な話だ。

[追記:金町浄水場の給水地区は上の通りだが、他の水も混合して給水しているらしい。が、その場合、自分の元々の担当でない他の地域は、金町浄水場の水が1割とか2割混ぜられる程度らしい。ということは金町浄水場の給水地区についても他地域の水が混ぜられているので、水道水として蛇口から出る時点ですでに薄まっていることになる。さらに、IAEAの国際基準は日本と桁が違い3000というか(TimeOutTokyo Clarification: Japan's threshold for iodine-131 in drinking water is 300 Bq/kg for adults. Euratom's is 500 Bq/kg, the IAEA's 3000 Bq/kg. )、騒ぐのが馬鹿馬鹿しいレベルだ。それでも心配な人は、とにかくヨウ素は上述したとおり、時間とともに減少するので、ちょっと汲み置けば減少する。]

この秀逸な解説のことは耳にしていましたが、時間がなく、今朝、ようやく見てみることができました。海の研究者さん経由です。

テレビを見ながら、スーパーマン、ウルトラマンでてこいなどと騒いでいたのですがw、スーパーマン並のスーパー消防士さん他のみなさまの力でなんとかコントロールできるようになったので、一安心ですが、心の平安のためにも、わずか4分程度ですので、どうぞ一度ご覧下さい。

うんち・おならで例える原発解説〜「おなかがいたくなった原発くん」



放射能が検出された牛乳や野菜が廃棄されるようです。野菜は洗えば大丈夫だと言うことですし、この牛乳の足りない時期にもったいないですね。子供たちや妊婦さん、授乳中の女性、それに若い人たちは万が一を考えて避ける方が良いですが、実のところ、妊娠の可能性も全く無い私など、是非こちらに送っていただきたいと言いたいくらいです。

どっちみち通常から、ふんだんにレントゲンをかけていますし、毎日1キロのほうれん草を1年間食べ続ければ危ないという程度の汚染でしたら、なんということもない。おまけにそのまま蓄積するのではなく、減少していきます。希望する中高年に新鮮なほうれん草や春菊、牛乳を安値で売っていただきたいものです。

関東大震災の際の朝鮮人虐殺を覚えているだろうか?朝鮮人が井戸に毒を入れたという風評がたち、朝鮮人や中国人が殺された暗い過去の歴史だ。その噂を流した人たちのほとんどが、善意で流したことだろう。噂を本当と信じ、大変だ、家族や近所の人に伝えなくては。そういう善意から聞いたことを伝えたことが無実の人たちの殺害につながってしまった。

今、同じ事が生じつつある。

いわき市の窮状を訴えるNHKのTVを見ていた。トラックが来ない、援助物資は送られたのに郡山とかで止められここまでこない。食糧も尽き、ガソリンもなく、もう限界でどうしようもない…老人介護施設に残った女性の話だった。他にもいわき市の人たちの窮状を訴える話があった。

途中から見たので、そうか、いわき市の被害はあまり報道されていないが道路が寸断されているのだろうか。なぜ、ヘリコプターで届けないのかと疑問に思いながら寝た。

突然、はっとして目覚めた。いわき市に物資が運ばれない理由に突然思い当たった。いわき市はその北のごく一部だけが室内待機圏内に含まれている。ほんのわずかだけなのだが…

今、関東大震災の際の朝鮮人虐殺と同じ事が起こっている。放射能が危ないと広めるのは明らかに善意からだろう。国民に知らされていない危険がこんなにあると思えば、ジャーナリストとして、刺激的な題材だし、政府発表が今まで裏があったことが多いとか、裏があるはずだと考える人にとって、今黙っているわけにはいかないだろう。過去にこういうことがあった、原発は危ないと、いわんこっちゃないと、それはかき立てるだろう。例え不正確な理解でも、思い込みでも、危険だ、救わなくちゃ、その一念は善意からであるだけ余計強力に広がる。が、そのために室内待機圏内は無論、圏外にも援助物資が行かない事態が生じている。

広く真実を伝えたいという思いが、それが真実かどうかは別にして、真実だと信じたことを伝えたいという思いが、避難民、被災者、自力で市外脱出できない人たちを死へと追いやっている。

浮き足立つのは止めよう。自分がいわき市にいて、助けてくれる人もなく、地震、津波を生き抜いたのに噂で死にかけていると想像してみよう

広瀬隆というひとが書いた「破局は避けられるか−福島原発事故の真相」と題するものを読んだ。その信憑性を確かめようとしたが、600度で炉心融解という恐ろしいことを書きつつ、その出所としてNHKで発表としかない。政府他の発表を嘘だと言いつつ、NHKが言ったことなら本当だというのはジャーナリストとしておかしくないか。さらに「建物の崩壊状況を見て分る通り、実際の揺れは、兵庫県南部地震(阪神大震災)のほうがはるかに強烈だった」とあるが、画面に映るものを判断しただけで阪神大震災の揺れの方が強烈とは、また信じられないほど粗雑な判断の仕方だ。津波で流された地域は地震多発地帯であるのに対し、阪神間はその当時、地震のない地域と信じられていた。当然、建物の強度は異なるだろう。長田地区は古い長屋が連なっていたし、神戸でも新しい建物は倒壊していなかった。さらに、津波で流されてしまって頑丈な建物が残ったのに過ぎないのに。マグニチュード9.0という数値まででたらめだと次にはいうのだろうか。彼には自分が発した言葉のその先は想像できないのだろうか。

先に紹介した放射能分野の基礎知識福島原発の放射能を理解するにある日本での原子力研究の第一人者たちによる説明や研究者、カリフォルニア大学物理学教授の論文及び高エネルギー加速器研究機構/東京大学IPMUの研究員他の翻訳により当面の安全性はほぼ確保されていると考えている。

最悪の事態が今後生じた場合でも原発周辺を立ち入り禁止にすれば良いことだ。数年もすればその土地は立ち入り出来るようになる。広島、長崎のような比較にならない強い放射能で汚染された場所でさえ比較的短時間でよみがえったではないか。レントゲンの数分の1という数値の放射能しか検出されていない現在、逃げまどって、動けない人を見捨てるほどのレベルでは全く無い。

もちろん、放射能が危険なのは重々承知している。原発の周辺では蒸気等の放出が続いているため放射能はでているし、長時間外気に晒されるのは危険だが、それでも直ちに倒れるとか健康に重大な被害が出るほどの量ではない。室内室内待機圏内は、念のため室内にいるようにということであって、短時間買い物に行ってもマスクをかけて、洋服を洗えば問題ないと程度と発表されている通りだと思われる。

今私たちがすることは、自分が伝えることにより人を死に追いやることではなく、大丈夫と広めることで窮状にある人たちを支援することではないだろうか。

噂は一人歩きする。車に乗って窓を閉め、それでも放射能が入ってくるからいわき市には行かないというトラック運転手他の人たちに、レントゲンを撮るより遙かに安全と伝えることだろう。チェルノブイリでも現場以外では、放射能により直接殺された人はいない、高濃度の汚染ミルクを飲んだからだと教えることだ。チェルノブイリでは情報は秘密にされたが私たちは得ようと思えば得られる。

これまでデータが発表されないとか改ざんされた可能性があるからといって、今回もデマだと決めつけるのはおかしい。世界中が固唾を飲んで数値を見守っており、嘘の発表はしたくとも出来ないというのが現状だろう。今回は東電・政府が嘘をついているとは思えない。重大すぎて嘘はつけない。

浮き足立つのは止めよう。自分がいわき市にいて、助けてくれる人もなく、地震、津波を生き抜いたのに噂で死にかけていると想像してみよう。どういう行動を取るのが正しいか分かるはずだ。

怖いのは仕方ない。私だって怖い。でも被災地で助けもなく寒さと飢えに苦しむ人たちを見殺しにするほど怖いものはない。

今は東電を叩くときではない。東電他が原発のコントロールに全力を尽くせるよう、支援すべきときだ。おぼれる犬を叩くのはフェアではない。余計に萎縮させ、出るはずの知恵も力も引っ込ませてしまう。

原発についての是非、日本が向かうべき実現可能なエネルギー政策についての論争は、原発がコントロールされてからだ。それまで、未来のために、後の世代のために、どうすれば一番いいか各自考えようではないか。

小飼弾さんのところで紹介されていましたのでこちらでも引用です。ただコワイコワイでは大人として子供たちに示しがつきませぬ。
何も知らないことで怖さは増幅します。正しい、あおりではない情報を手に入れることがこういう非常時には一番大事です。

今も命をかけて私たちのために原発の現場で頑張ってくれている全ての人たちのため、冷静に、何が生じているのか、何が生じようとしているのか、本当の危険は何かを見極めるべきなのでしょうね。

怖さというのは理性ではなく感情なので、コントロールがなかなか難しいです。不整脈は止まりませんし、胃は痛く、娘の症状も悪化しました。こういうときだからこそ馬鹿話や楽しい話がいいですね。でもその前に以下をお読みください。少しは不整脈が治まりますよ。

サーバーが混んでいるようです。小飼さんのブログをごらんいただくのが一番ですが、お急ぎの方は「Google Doc Viewerで見る」のリンクをどうぞ。もっと時間のない人のために一番下のまとめだけを抜粋しました。(追記:Google Doc Viewerへのリンクが転載では切れるようです。元記事の方をご参照ください。)

そうそう、私の座右の銘もご紹介します。「悲観は感情、楽観は理性」
人事を尽くして天命を待つというではありませんか。人事を尽くしてくれているのは確かです。希望を持ちましょう。

以下引用 

福島原発の放射能を理解する
アメリカのBen Monreal教授が非常に良い解説を作ってくれました。もちろん個人的な見解ですが、我々ツイッター物理クラスタの有志はこれに賛同し、このスライドの日本語訳を作りました。能力不足から至らない点もありますが、皆さん、これを利用して自分の周り(家族、近所、学校など)で国民の不安を少しでも取り除くための「街角紙芝居」に出て頂けませんでしょうか

まとめ

チェルノブイリにおける最悪の一般公衆への影響は抑圧と恐怖であった。教育と情報周知に失敗した。

我々は情報を持っている。mSv を数えてどのように対応するか決めよう。

私見:福島原発の放射能災害は最悪の場合でもコントロール可能であり局所的(初期避難と食品中のヨウ素131 摂取をコントロールする必要がある。)

私見:地球規模災害の恐れはない。

津波被災者と50人の福島原発の作業従事者のためにみんなのエネルギーを集中しよう。

放射線医学総合研究所というところが放射性物質についての知識をまとめています。

その中から私たちに関係のある部分を抜粋しました。図がわかりやすいのですがコピーできませんので、上のリンクから直接ご覧ください。

 以下引用

3. 大気中の放射性物質は、人にどのような影響がありますか。被ばくした量との関係についても、教えてください。

放射線に被ばくすると健康に影響を及ぼすことがありますが、その影響の有無と種類は被ばくした量で違います(図)。被ばくした放射線量が、例えば100mSv(ミリシーベルト)以下では、ただちに健康に影響を及ぼすことはありません。また、被ばくした放射線量が高いほど数年後から数十年後にがんになる危険性が高まると考えられますが、その危険性は、例えば100mSv(ミリシーベルト)の放射線量で0.5%程度です。これは喫煙や食事などの生活習慣を原因とするがんの危険性よりも数十分の一程度低いで、過度に心配する必要はありません。


4.安定ヨウ素剤の服用について

 放射性ヨウ素を体の中に取り込んでしまった場合(内部被ばく)には、避難所等で配布される安定ヨウ素剤を指示通りに服用することが重要です。
 これは体の中にはいると甲状腺に集積するので放射性ヨウ素が入る前や直後に安定ヨウ素剤を服用し、放射性ヨウ素の取り込みを阻害したり、希釈して甲状腺への影響を低減させようとするものです。
 しかし、ヨウ素剤の服用によってはアレルギーなどの副作用をおこす場合もあります。また、安定ヨウ素剤は、放射性ヨウ素が体の中に入った場合のみに有効で、外部被ばくや他の放射性核種には効果がありません
 従って、服用の必要があるかないかは、環境中への放射性ヨウ素の放出量から受ける被ばく量を推定し、医学的観点から決定すべきものです。


5.報道で伝えられる数値の意味を教えて下さい。

100,000cpm(双葉避難所で避難住民の靴から測定された値)

 報道で伝えられている100,000cpmについて、一般的に放射線測定に使われているGMサーベイメータで測定したと想定した場合、表面汚染レベルは、400Bq/ cm2となります。
ただし、測定する機器が異なった場合には、有感面積・機器効率が違うため、計算結果は同じにはなりません。

 核種をヨウ素‐131と想定し皮膚に付着した場合には、皮膚の吸収線量率の試算は次のとおりです。
 皮膚表面汚染密度1Bq/cm2あたりの皮膚吸収線量率(nGy/h)は、ヨウ素‐131の皮膚の深さ70μmのとき、係数は1319(nGy/h)/(Bq/ cm2)となり、皮膚(深さ70μm)の吸収線量率は0.53(m Gy/h)となります。
 皮膚の除染を行うことにより、吸収線量率はさらに小さくなります。

 ヨウ素‐131の半減期は8日です。汚染は、入浴や皮膚の代謝交換によって除かれると考えられます。
 皮膚障害は2〜3Gy以上で紅斑がでますので、0.53(m Gy/h)ではまったく問題がありません


1015マイクロシーベルト(3月12日午後 福島原子力発電所正門付近で測定された空間線量率の値)です。1時間この場所に居つづけると、1015マイクロシーベルト(1.015ミリシーベルト)の被ばくとなります。

 原子力発電所に関して定められた一般の方の一年間の線量限度は1ミリシーベルト/年です。しかしこの限度量を超えたからといって、健康影響があらわれるというものではありません。一般に生活しているだけで、自然界から被ばくしている線量は、1年間で2.4ミリシーベルトです。世界の高線量地域では10ミリシーベルトという場所もあります。(参考図)




ずぼらなため何年もカードを出さないでいるうちにすっかり縁が切れていた海外の友人たちから安否を問うメールを受け取った。

メールでの連絡も数年ぶりなので、古い葉書やカードから探してくれたのだろう。感謝しかない。こういうときには、誰かが気にしてくれている、見守ってくれているという気持ちほど嬉しいものはない。

ユニセフからメールが届いた。以下にご紹介する。日本への援助は半世紀ぶりだという。ありがたいねえ。

 ここから引用

いつもユニセフをご支援くださっている皆さまへ

 

311日に東日本を襲ったこのたびの大震災の

被害に遭われた皆さまに心よりのお見舞いを申し上げます。 

 

日頃より世界の子どもたちのために心強い支援を

お寄せくださっている地域の皆さまが、

今、苦境に立たされているという事実に心を痛めております。

 

「多くの日本の方々は、地震や洪水などの自然災害、

武力衝突や紛争などに遭遇した世界中の子どもたちの

ために、支援の手を差し伸べてくれています。

そんなあたたかい日本の皆さまのために、

私たちに何かできることはありませんか?」

ユニセフ(国連児童基金)本部をはじめ、

世界各地のユニセフ現地事務所や国内委員会から、

このようなお見舞いと励ましの声が続々と届いています。

 

アンソニー・レーク ユニセフ事務局長は声明を発表し、

日本の人々が、これまで継続的に行ってきた

弱い立場の子どもと家族に対する長年の支援に対し、

改めて感謝を表した上で、ユニセフは、困難に見舞われている

日本の人々に対するいかなる支援も行う準備があると述べました。

 

「私たちの思いと祈りは、世界で最も寛大な国のひとつである

日本の皆さまと共にあります。これまで多くの人々を

支援してこられた日本の皆さまに対して

今、あらゆる支援を行う用意はできています。」

 

「特に、子どもの保護や心理社会的支援のような

専門的な知識を要する分野への支援や、

教育や保健をはじめとする広範な分野での緊急支援を、

日本ユニセフ協会と密接に連携して行い、被災地の子どもたちを守ります。」

 

ユニセフは、主に子どもの死亡率が高いなど、

いくつかの指標に基づいて、開発途上国の子どもたちを対象に

支援活動を行っていますが、今回の日本における未曾有の大災害を受け、

日本の子どもたちへの支援に乗り出すことを決定しました。

 

今回のユニセフによる日本の子どもたちへの支援は

第2次世界大戦直後の昭和24年から15年間続いた

「粉ミルク(脱脂粉乳)」などの支援や、

昭和34年の伊勢湾台風被災者への緊急支援以来、

約半世紀ぶりとなります。

 

日本ユニセフ協会は、当面の支援活動の費用として1億円を準備。

本日、15日、ユニセフと日本ユニセフ協会の合同のミッションが

被災地に入り、近日中に各県支部や地元の協力団体と協力して、

子どもたちのおかれた精神状態や、保健・栄養などの

緊急ニーズに関する調査を開始します。

 

今回の大震災では、多くの尊い命が奪われただけでなく、

多くの子どもたちが家族や親しい友人と離れ離れになり、

地震や津波の恐ろしい体験により心に深い傷を負っているものと

予想されます。

 

ユニセフは、ゲームをする、友達と遊ぶ、といった

ごく普通の「日常生活」を取り戻すことが心のケアにつながると考えます。

被災地の子どもたちがこうしたコミュニケーション活動を通じて

一日でも早く「日常」を取り戻すことができるよう、

ユニセフは「子どもに優しい空間」を避難所に設置するなどし、

子どもの心のケアに対する支援も重視していく計画です。

 

(財)日本ユニセフ協会は、被害を受けた東日本地域での

ユニセフの緊急支援活動を推進するため、緊急募金を受け付けております。 

 

*すでに東日本大震災緊急募金にご協力いただいた皆さまには

心より御礼申し上げます。

 

■ご協力方法

 

*当協会への募金は寄付金控除対象となります。

 

1)オンラインで・・・

・クレジットカードでのお申し込み

http://www2.unicef.or.jp/jcuApp/servlet/common.FwControl?cd=M206&pg=357

 

・インターネットバンキングによるお申し込み

http://www2.unicef.or.jp/jcuApp/servlet/common.FwControl?cd=M206&pg=358

 

・コンビニエンスストアからご送金

http://www2.unicef.or.jp/jcuApp/servlet/common.FwControl?cd=M206&pg=359

 

▼ 東日本大震災に関しての情報はユニセフ協会のホームページで

随時お知らせしております。

http://www2.unicef.or.jp/jcuApp/servlet/common.FwControl?cd=M206&pg=360

 

2)郵便局(ゆうちょ銀行)から…

◆ 郵便振替:00160-2-372895

◆ 加入者名:財団法人 日本ユニセフ協会

  *通信欄に「東日本大震災」とご明記ください。

  *送金手数料は送金者ご負担となります。

  *郵便局備え付けの払込取扱票をご利用ください。

 

3)三井住友銀行の専用口座から…

  三井住友銀行に、東日本大震災緊急募金用の

  専用口座を開設しています。

◆ 口座番号:三井住友銀行 東京公務部 (普)No.155933

◆ 口座名義:財団法人 日本ユニセフ協会 緊急募金口

◆ ご注意:この募金口座へのご送金については、領収書が自動発行

  されません。領収書をご入用の方は、お手数ですが、当協会

  総務部(03-5789-2017)へご連絡ください。

  *送金手数料は三井住友銀行のご協力により、

   同行間の振込みの場合、減免されます。

 

日本人のモラルに世界が驚くという記事を紹介します。
提供はここヘンJAPANです。

こういうときだからこそ、いい話が聞きたいですよね。非常時には優しい気持ちを素直に出せる人が増えるようです。棄てたものじゃないです、日本人。うるうるします。

http://news.livedoor.com/article/detail/5410078/

それにしても余震が多い。立ったり座ったり、緊急速報で携帯がビービー鳴る度に走って寝室へ。
夜は娘のところに避難していて、布団も運んで貰ったので、寝室に飛び込んでも金曜日に掴まっていたマットレスもない。抱き枕とか、掴まるもの、抱きしめるものが側にあれば安心。母親が強いのは子供を抱いているからかも…

Pray for japan

東電では、原発停止に伴い、今晩にも供給不足に陥り、明日から3時間ずつの輪番で停電を行う可能性がある。〈今再チェックしたら、何とか回避できそうだが、協力して停電を回避しよう)

余震の中、暗闇は困る。我が家は暖房は電気のみ。ガスは危ないので使用していない。寒いのはもっと困る。みんなでラジオを聞こう。

http://www.sankeibiz.jp/business/news/110312/bsd1103121340029-n1.htm サンケイ

http://www.tepco.co.jp/index-j.html 東京電力


dankogai
最新の液晶だとその半分ぐらい。エアコンオフが一番効く< @CUEICHI TVでは絶対に言わないが、大画面TV1つで300Wくらい電気を食うので、首都圏で350万世帯がTVを消して、ラジオから情報を聞くようにすればそれだけで100万KWくらいの余剰電力を作り出せる

まったく、地震なんて一つだって嫌なのに、地震が嫌で海外まで逃げたのに、二つも続けてくるなんて。三陸沖はマグニチュード8.8で新記録だと。こんな新記録は嬉しくない。

パソコンに向かって調べ物をしていた。ナマズの生まれ変わりかというくらい地震に敏感なのだが、ゆらゆらする感じがあって、あ、地震と、机の横にしゃがみ込んだ。治まるどころかどんどんひどくなる。

横の寝室に潜り込み、壁に張り付いて、クッションにしがみついた。ガタガタではなく、まるでジェットコースターだ。これが東京大震災なのだろうか、これまで散々心配してきたが、とうとうきたかと以外に冷静で、心臓麻痺を起こすと思っていたのに、大丈夫。しかし、長い、いろんな物が落ちる激しい音がする。もういつまで続くのよ。

東京は震度5強だというが、これが5強であるのなら、6とか7とかはどれほどなのだろう。

ようやく揺れが治まって娘や母にメールしようとしたが、このときになって、指が激しく震えだし、てなかなか出来ない。

しかし、便利なものだ。電話は駄目だったがメールが生きていて娘たちとお嫁さんにはすぐに連絡が付いた。ところが肝心の母とは連絡が付かない。何度メールしても返事がない。

仕方がない、決死の覚悟で、もう一つの地震と、強い余震の間を縫って、母の所まで出かけていった。

人がいつもに比べて少ないが、それでも普通に開いているコンビニがある。安売りスーパーも、いつも通りに開いている。棚から落ちなかったのだろうか。

母は無事だった。心臓の調子が悪いと常日頃言っているので倒れているのではないかと心配だったが、良かった。

母は揺れの間机の下にもぐり、机の脚を掴んでいたと言うが、父はなんと椅子に座って居眠りをしていたのだと!!

何より驚いたのは介護の方が来てくれて、食事の支度をしてくれていたこと。ありがとう。素晴らしい、こういう責任感の強い人たちがいる限り、日本は大丈夫だね。

しばらく物流が滞る可能性を考え、野菜や牛乳を買って帰った。2つある大手スーパーが両方とも地震後直ちに閉鎖したのに、小さなスーパーはエライ。

娘と息子は都心から歩いて帰宅した。娘は先ほど到着したが、息子はまだ歩いている。みんな無事でやれやれだ。

それにしても良く揺れる。これを書いている間も、何度中座して、寝室に避難したことか。なんか、慣れてきているかも…。

ツイッターで次々に開放されている場所他様々な情報が拡散されている。震度5強で東京は大混乱に陥ったが、来ると言われている東京大地震に備え、子供手当のためにストップしている学校の耐震工事、直ちに再開して欲しい。震度6や7が来たときの人災を最小限に抑えるのは政治家の責任であり、政治家が出来ることだ。

さて、本棚や戸棚から大量の本や物が落下したが、強い余震がくる可能性が強いというから片付けは後にしようっと。

P10012463月13日までの箱根ポーラ美術館でのルソー展。もうすぐ終わってしまう。時は待ってくれない。

でも2月の箱根なんて、考えられない。寒い。でも終わる。どうしようと考えていたら、K子から電話が来た。ヨーロッパの打ち合わせ、箱根でやろう。ダンナの新たな就職先の宿泊施設がなかなか良いのよ。

飛び上がって喜んだら、行く直前ね、ときた。それにこの前その宿に泊まりに行ってルソーは見てきた。今度はフジタのときね。



いいもん、寒くても一人で行くもん。寒空の下、雪が舞っているかもしれない。道路が凍っているかもしれない。転んでも助けてくれる人もいない。助けるどころか、人気のないところで転んだらそのまま凍死するかもしれない。なんせ無縁社会だし…と、とんでも妄想まで飛び出して、でも、この先巡回はないらしいので仕方ない行くしかないと覚悟を決めつつあったら、T子が行きたいという。ありがたや。行ってきましたよ。

実を言うと、アンリ・ルソー、さほど興味がある作家ではなかった。昨年春、六本木の国立新美術館でのオルセー展でルソーの蛇遣いの女を見るまでは。これはオルセーでも数年前に見たはずなのに展示の仕方か、照明か、こちらの体調か、よく分からないのだが、ふーんと通り過ぎたものが、何度も行きつ戻りつどきどきしながら見てしまった。なんだか凄い物を見てしまったという気がした。

そして、昨年11月頃に出かけたブリヂストン美術館での「セーヌの流れに沿って」という企画展がブリヂストンらしからぬ、ごめん、素晴らしい企画展で、充実していて、ここでルソーの空を描いた作品を見て、ああ、良い空だと心に残ったのだ。ちなみに、T子はシスレーが好きで、うるさくシスレーと騒ぐのだが、この企画展には印象的なシスレーも数点展示されていた。可哀想、T子。

土曜日、大量に着込んで箱根に向かった。雪もほとんど残っておらず、晴天で、暖かい。私たち、きっと、普段の行いが良いのね。

まずは腹ごしらえと美術館のレストランに入った。T子は限定10食というモツの丼(これはゆめゆめ、ご注文なさらぬように。噛み切れずにいくつか紙に包んだあげく、半分で諦めていた)、私はローカロリーのポトフ。最初の一口、穏やかな味でちょっと塩味がきついが美味しい。

と思って口に運ぶうち、なぜか、生臭い。牛肉で?なぜ?気になるが食べ終わる頃、T子が日本の水ってまずいねえ、よくこんな水みんな飲んでるねと言い出した。私は東京水を飲んでいるけど別にまずくないよ。でもこんなにまずいじゃない。ひどい臭い。それまでパン他と一緒に飲んでいて気にもしていなかったのだが、言われてニオイを嗅いだら雑巾のようなニオイがする!T子のグラスの方がもっと酷く、はっきりと、雑巾、それも数日間放置した雑巾のようなニオイがする!

担当者は、忙しくてグラスを拭くダスターを代えるのが遅くなったのですみません。え、ダスター?そんなニオイの?スイーツでもと言われたがそんなの気持ち悪くて食べられるわけないでしょ。いらないといったら半額?程度にしてくれた。T子が胃腸薬を持参していたので二人で飲んだ。

帰りがけに責任者らしい人間が、食洗機を使った後、拭き方が足りなくて洗剤が残ってしまったんですと姑息なことを言う。実に馬鹿にしている。食洗機の洗剤?どれほど大量の洗剤を使ったのかな?洗剤のニオイと雑巾のニオイが分からないほどもうろくしておりませぬ。忙しくて食洗機が間に合わず、手で洗ったグラスを雑菌が大量に繁殖しているダスターで、拭いたというのが真相でしょ?上の人間が誠実でなければぼろぼろになるのは政権や国だけじゃない。

ルソーは、実に、実に良かった。ルソーの絵をこんなにこの美術館は隠し持っていたのか。嬉しい驚きだった。生臭さ、気持ち悪さもすっかり忘れた。なぜ、ルソーの絵の雲や空や気球を眺めると、ワクワクと心が温かくなるのだろう。常設展も充実していたし、この展覧会はお勧めです。ただし、レストランは避けた方がいいでしょうね。

新宿に戻ってから高島屋の上の京都料理の店に行った。熱燗の日本酒も結構。陶板焼きの牛も鯛のお刺身も美味しい。二人で美味しいね、この中身なら安いねと大満足。デザートがやってきた。蓋を開けたらお汁粉だった。これも甘すぎず、ちょうど良い。うん?口の中に何か固い物が。何と、鯛のう・ろ・こ。蓋物の中にねえ。もう笑うしかなかった。酔っぱらっていたし、鱗をつまんで笑ったが、それにしてもまな板他どういう管理状態なのだろう…。

日本が生きる道はソフト産業にある。漫画やおもてなしを含めた文化、磨き抜かれた他では真似できない気配りから生まれる文化・サービスが勝負の鍵となる。観光しかり、レストランしかり、医療しかりだ。おーい、しっかりしてくれ!

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