あんなこと、こんなこと。どんなこと?

自分の言葉をしゃべりたくなった翻訳者のきままな独り言:多様だから価値がある。反論、異論大歓迎

2012年10月

P1010128まあ、大げさな言いぐさだけど、そんな気分。
息子は退院し、その後会社命令で1週間近く自宅療養。
今よ、今のうちに生むのよと発破をかけたがそうは問屋が卸さない。

とうとう明日が予定日となった。上の2人は予定日より数週間も早かったのに。2人の幼児を抱えての臨月なのに、いくら言っても今だに自転車を乗り回しているのに。凄い。

5日間の入院中は臨月のお嫁さんがちびっ子2人を引き連れて我が家に避難していて、てんてこ舞いの日々だった。しかし、このちびっ子たち、上の娘のところのりーぼーよりUちゃんは1歳1ヶ月下で、こークンより、なお太郎は4ヶ月年下だというのに、一回り以上大きく、それなのに食べない。随分燃費の良い子供たちだった。

お嫁さんもちびちびと小食で、朝晩、食事係に明け暮れたが、娘のところの大食い一家と違い遙かに楽だった。息子がいなかったから余計だが。

しかし、息子は転職して10月に正規雇用となったばかり。なのに予定外の欠勤が2週間も続いてしまった。会社にはリストラの嵐が吹いている。これ以上休めないという。息子まで大挙して押し寄せられるのはなんとしても避けたい。しかし、お嫁さんの入院中は…ああ、どうしよう。

早朝に息子から電話。あ、とうとう始まったかと身構えたら、Uちゃんの誕生日に来たいとかと聞くから、来たいかではなく来て下さいでしょと訂正したら、あ、そっちにケーキと小僧寿司を持っていくから、そっちでねとキタ。

ああ、まだなのね。

昨夜、月を見たら、ほぼ満月だった。そうか、満月と共に赤ん坊はやってくるつもりなんだね。今晩?明日?無事に生まれますように。

[追記あり] P1010142気がつくと秋。いつの間にか秋。

寝込んでいる間に夏から秋へと変わっていた。腕にきっちりとイタリア土産の無数のシミを残して。

孫のNちゃんの子守をしてしっかりと風邪がうつってしまい、妹が米国に帰国するのに伴いw、寝ついてしまった。これは多分、愚痴を言う相手がいなくなったため内にこもったのだ…。

母が薬を無くしたとパニックになっていると、薬屋さんから連絡を受け行ってみると本当にない。古い薬を捨てる際に新しい薬も捨てたのだという。そのつい2日ほど前に古い薬を捨てるというのを、災害が起きるか分からないし、念のため、日付や薬を詳細に確認するまで待ってと思いとどまらせ、その際、新しい薬が別にあることを確認したばかりだというのに。

連休にかかっていたので薬屋さんがとりあえず1週間分を処方箋なしで都合してくれ、連休明けに医院に母を連れて行くことになった。先生に来月までの分を処方して貰ったが、その際、母は、あら、薬はあるのよと言い張る。家の中をこの間探したけどなかったでしょう。お母さん、間違えて捨てたと言っていたよねと確認しても、でもあるのよ。聞き流して、母宅に行くと、ちゃんといつもの所定の場所に捨てたはずの薬が。

あると言ったでしょうと得意顔の母。数日間、どこに隠していたのやら。妹と私、2人で半日、かかりっきりになって車椅子と手押し車の両親を医院に連れて行き、先生に頭を下げ、薬屋さんに頭を下げ、行ったり来たりしたのは何だったのやら。

さいきん、どうも母の痴呆の程度が進んできていて不安になる。脳梗塞の後、視野を半分失い、知能部分にも梗塞ができたのにまるで奇跡だと喜んでいたのだが、母の精神状態が非常に不安定になっている。こういう時に…。

というのは予定日まであと10日あまり。それなのにSちゃんもNちゃんの風邪がうつり咳をしている。で、私と同時にやはり喉の痛みと咳を訴えて、でも出産を控えて休むわけに行かないからと早々と医者に通っていた息子が昨夜とうとう40度近い熱を出し、近くの医院から総合病院に送られ、気管支炎+マイコプラズマ肺炎と診断され、入院こそ免れたが今週いっぱい外に出ないで安静にすることという命令が下った。おまけにNちゃんは未だに咳がひどく吸入器を借りてきたという始末。

この恒例のようなひどいドタバタは、やっぱり私の星のせい?一族の血?

まあ終わりよければすべてよし。あと10日あまりで赤ん坊が生まれてくる。無事であれば万歳に終わるのだ。ワタシャ、腹をくくったね。これまでSちゃんの出産の度にひっくり返っていたが、これはちゃんとした物を食べさせようと頑張りすぎたせい。今度は疲れたら、店屋物でもお弁当でも、レトルトでも何でも食べさせるぞ。お気の毒様。

お気の毒様なのはやはり私であった。息子が入院した。最低でも2週間。熱が全く下がらない。あーあ。
で、今晩からお嫁さん+ちびっこ2名が我が家にやってくる。ここのところ寝込み、隙間の時間は仕事+両親。というわけで、見事に散らかっている。でも片付ける気はどうやっても出てこない。まだ喉が痛いのだけど。まだ熱っぽいのだけど。文句を言っている場合じゃない、こら体よ。予定日まで10日を切ったからお嫁さんの入院中はママが良いと泣きわめくちびっ子2人と寝るしかない。わーお!まあ、思い切り、なでなでして、ハグハグして、遊ぼーっと。

P1000282熱中症で入院して以来、父はどこに行くにも車椅子になってしまった。毎朝のおむつも、以前は、リハビリパンツをパンツと思い込んでいて、パンツだから1日1回履き替えるものだと、夜は手こずるが、朝は、時間は限りなくかかるが自分で替えていたのが、ヘルパーさんを頼んだのがかえって悪かったのか、全くやろうとしなくなり、筋肉も落ちてしまった。

ケアマネさんが頑張って工夫してくれているのだが、介護ポイントがどうしても足りない。介護認定を受けることになった。

妹が立ち会ってくれたのだが、今の季節を聞かれて、秋と答えたそうだ。

そうですね、と認定員が分かっているようですねと言う側から、僕は秋が好きだ、と父。続けて、僕は秋だと言ったとか。

大変ですねえ、と書き込みながら言ったというから、介護度は上がりそうだと。

認知症が進んでいるようでもあり、そうでもなさそうでもある。熱中症で救急車を呼んだときの、なぜ呼んだと、私を叱りつけたときの鋭い目が忘れられない。

お尻の方のコントロールはできなくなり、毎朝他人の女性におむつを替えて貰う生活になっているのに、冬ではなく、今自分は秋だと言う父。

自由に動くこともできなくなっても、きっと、楽しいことも、気分の良いことも、まだあるのね。生きることを諦めてないのね。人の人生に対して、可哀想とか、惨めなのではと思うこと自体が傲慢なのかもしれない。

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