あんなこと、こんなこと。どんなこと?

自分の言葉をしゃべりたくなった翻訳者のきままな独り言:多様だから価値がある。反論、異論大歓迎

2015年02月

「きっと、星のせいじゃない。」を見てきた。主人公は13歳で癌が発症し、両肺にも転移をしていてもう末期にいる多分、18,9歳くらいの女性だ。両親は何度も覚悟をし、それでも何とか助けようと必死で、彼女を癌グループに参加させる。彼女は捨て鉢で、反抗的で、でも嫌々参加するのだが、そこで彼と出会う。

18歳の男の子は癌を食い止めるため、片足を切断している。癌は再発していないはずだったのだが…。

ありきたりのお涙頂戴の話のように聞こえるだろう。筋書き通りに進むと思うだろう。その通り。でも人間賛歌の映画でもあった。半分の時間泣きっぱなしで、終了後はトイレに鼻をかみに駆け込みマスクで顔を隠したのだったw。娘に言わせるとニュースを見ただけで泣くほどの涙腺ぼろぼろ人間は見てはいけない映画だったのだが、さわやかな映画だったとも言える。

末期の癌患者であろうとなかろうと、いつまで自分の寿命があるのか誰にも分からない。私たち全員が死すべき者なのだから。

その中で、「アキレスと亀のパラドックス」の理論がでてくる。哲学的な頭も数学的な頭もない私にはホニャララ
としかいいようがないのだが、アキレスが亀に追いつくまでの時間を無限に区切るため追いつけないというもので、無限という時間がこの映画の鍵にもなっている(と思う)。どうせ地球はそのうち太陽に呑み込まれ…という捉え方もあれば、例え1人の人間であっても深く関わることの大切さという視点もある。

絶望の中にも希望はあり、もうダメから本当にダメになるまでにも希望がある。

ということで、もう少し頑張れるかもという気分になれた映画だった。死ぬまで生きるのだし、その中で各自無限大の時間を持っているのだから。

P1010423せっせと買ってきて欲しい物のメモを書いていた母が突然メモの製造を中止した。いくつもいくつもクッキー類から化粧道具まで書き連ね、毎回洗濯物の袋の中に入れ、なんと私に渡したメモのコピーを作り、印を付けて買ってくるまでしつこく繰り返し催促していたのに気がつけばメモが来なくなっていた。

私は字を書くのが好きだからノートを買ってきてと言われ、買い置きしていたとっておきの外国製のノートを差し入れたのに、一字も書いていない。手紙を書きたいからとの要望に応え、ちょっとおしゃれな便せん、封筒も持っていったのに毎回催促するが書いていない。

父が亡くなってから、父のことを何も知らなかったことに気付き、母には子供の頃の話、親戚の話、何でも書いてと頼んでいるのだが、そうね、そうするわと返事だけ。

先日、母の書きかけのメモを見つけた。判読不能な○やら∞やら@やらの小さな記号のような物で埋まっていた。字が全く書けなくなっていたのだ。つい数ヶ月前、漢和辞典をせがまれて買っていったばかりだったのだが。

できていたものが一晩でできなくなり、できないと思っていたことができたりする。新聞を購読していて毎日、部屋で読んでいる。最近は、メモの代わりだろうか、新聞の切り抜きが頻繁に洗濯物の間に差し込んである。お菓子の広告だったり、本の広告だったりする。買ってこいと言っているのだろう。カートの切り抜きには頭をひねったが、手を使うことは良いことだ。そういえば父も最後まで虫眼鏡を使って隅々まで読んでいた。

父は中程度の認知症と診断されていたし、母も認知症と言われている。認知症って何だろうか。何も分からなくなれば毎日少しずつ死に近づいている恐怖や、自分が老いることの恐怖が薄れるからそれはそれで本人には悪いことではないような気もしていたのだが、明瞭な意識でなおかつやれることが狭まるのであればどうだろう。

ApolloAndDaphne[1]
ここしばらくローマで訪れた素晴らしい私設美術館の名前がどうしても出てこなかった。素晴らしく美しいベルニーニの彫刻、数枚の見事なカラヴァッジョの絵が目の前をひらひらしているのに、ハ行の濁点がつく名前だと分かっているのに、どうしても出てこない。頭の中がまるでがらんどうのように白い空間が広がっているだけ。引き出しがいっぱいあるのにその鍵が消えてしまったという嫌な気分。

先日のMRIで5年前のMRIと比べ、小さな梗塞の数が増え、厚みも増しているような気がして医者を問いただすと、皺のような物ですという。そりゃあ、顔に皺が増えましたよ、でも顔の皺は情けないとしてもへえ皺かで済むけど、頭の中の梗塞は皺かと言って放置できるような物じゃないでしょうが…。記憶力が衰え、引き算を暗算でできなくなりましたと畳みかけると、若い人と同じにできなくて当たり前ですと一刀両断されてしまった。仕事に差し支えが出ると死活問題なんだけど。

帰り道にもハ行の濁点のつく美術館名を考えたのだが出てこない。もう永遠に思い出せないのだろうか、きっと美術館を覚えていたニューロンの真上に梗塞ができたに違いない、検索するしかないかと思い始めた今朝、突然、ひらめいた。何の予兆もなく空の彼方から、名前がひょっこり落ちてきた。ボルゲーゼ。濁点がちゃんとついていた。昔近所に住んでいた人で数ヶ月前に会った彼女、名前がまだでてこないのだが、いつかまた思い出せるのだろうか。母もある日突然、また字が書けるようになるのだろうか。

メールで告知が来ましたのでお知らせします。
興味のおありの方是非。それにしても山中教授、素敵ですね。

[山中教授はなんと4時間を切って完走されました!]
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JapanGivingをご利用の皆様

 


いつもJapanGivingをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

 


明日2月15日には、第4回京都マラソンが開催されます。

 


京都マラソンでの完走を目指してチャレンジされている、

京都大学iPS細胞研究所 所長の山中伸弥教授から、JapanGivingユーザー

の方々にメッセージをいただいております。

 


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目指せ、京都マラソン2015完走!

京都大学iPS細胞研究所への寄付を募ります!

http://japangiving.jp/c/11322

 


<山中伸弥教授からのメッセージ>

 


JapanGivingユーザーの皆様、こんにちは。

京都大学iPS細胞研究所 所長・教授の山中伸弥です。

 


明日はいよいよ、京都マラソン本番です。

 


3年前のことになりますが、私がクラウドファンディングの手法を用いて、

寄付を募りながら完走に挑戦した初めてのマラソン大会が京都マラソンでした。

 


また、私が勤務する京都大学のすぐ近くを走りますので、

京都マラソンには、特に強い思い入れがあります。

 


マラソンと同じように、iPS細胞の研究も、医療への応用というゴールに

向けて、非常に長い距離・時間を走らなければなりません。

 


安定したペースを保ちながら、医療応用というゴールまで走り切れるよう、

マラソンに皆様の声援が必要なように、iPS細胞の研究にも、皆様の温かい

ご支援が必要です。

 


皆様のご理解・ご支援を、どうかよろしくお願い申し上げます。

 


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目指せ、京都マラソン2015完走!

京都大学iPS細胞研究所への寄付を募ります!

http://japangiving.jp/c/11322

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今後ともジャパンギビングをよろしくお願いいたします。

 


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一般財団法人ジャパンギビング

JapanGiving Foundation

東京都千代田区麹町2-6-10 麹町フラッツ2F

お問合せ窓口:info@japangiving.jp

URL:http://japangiving.jp/

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DSCN0235MRIで横たわっていた。MRIはもうベテランで数年に1度どころか毎年のように受けている。

だから冬で厚着をこれ幸いとノーブラで病院に出向いた。入り口で顔見知りのレントゲン技師がブラしてます?と胸の辺りに目をやって聞いてきた。ふん、悪かったわねと心の中。いえ、分かってますからとにっこり答え、着替える必要もなくそのまま台の上に。そうなのだ、余計な金具などなければ真冬に着込んだ何枚ものセーターや下着を脱ぎ、畳み、ロッカーにしまい、お仕着せのすーすーする上っ張りを着、脱ぎまた着直すという一連の作業すべてがパスできる。プロだねえw。

で、今回は脳の画像。体だけでなくおでこをベルトで固定し、耳栓をして機械の中に。以前は1時間ほどもかかっていたのが最近は15分ほどで終わる。すぐ終わるのはよいがその分音が大きくなっている。以前は、うとうとする暇があったのが、最近は忙しく機械音の合間に慌てて唾液を呑み込む作業が…

そうなのだ。前回、暇なあまり、ついついその後どこで何を食べようかと考え始め、頸動脈付近のMRIを撮影しているというのに大量の唾液に悩み、ちゃんと取れたかどうか心配になったことがあったのだ。心臓のMRIの時には突発的なくしゃみが出て、かろうじて呑み込んだが片方の心室の画像がぶれていて、そのため先生は片方だけ悪いとは考えにくいから大丈夫だろうというのだが、そのために毎回、ほんまかいなと医者を疑ってしまうのだ。

兎に角、食べ物は考えまいと決心していたので、心配事や嫌なことを考えるようにしたのだが、ちらちらと美術館とか食べ物屋が頭をよぎる。前回以上に唾液が出るような気がする。通常、1日に1.5リットルほど出るというのだからこれは正常なのだろうか、私1人?まさかねえと暇だからくだらないことを考えていたら、長の年月の中で多い唾液に悩むようになったのはここ1、2年のことだと突然思い出した。唾液を呑み込むのに困るどころか、台の上で呑み込んだことさえなかったのだ。

そうだ、私はもしかしたらとっても健康になったのかも知れない。笑いの発作がやってきた。MRIの台の上でガーガー、ドドドの合間に笑って画像が乱れたら、それより笑っているのを見た技師がなんと思うだろう…。怖がるだろうな。下腹に力を入れ悲しいこと、悲しいこと、悲しいこと…静まれ…。唾液と笑いに泣かされた台の上だった。

離婚前後以来のドライマウスが完治したのに気づいた瞬間だった。飲み物無しでは食べ物が全く喉を通らなくなっていたのにもう大丈夫かも知れない。夜、30数年ぶりに飲み物無しでご飯を食べた。

唾液万歳。

最悪の結果となった。しかし覚悟はしていた。ISが信頼できる相手ではないと思っていた。これは皆が分かっていたのではないか。仕方がないことだと諦めていた。

ヨルダンが提案したヨルダン軍のパイロットはISが安否確認を出さない時点で、すでに殺された確率が高いと思っていた…。

心臓が縮んだ。動悸がした。パイロットは1月3日にはすでに焼き殺されていたという。その映像が出たという。なんと無残なことを。焼き殺した後で日本とヨルダンに混乱と亀裂を生じさせるために、不可能な提案を持ちかけ、長引かせて関心を引きつけた後で、後藤さんを殺害した。すべて計画通りなのだろう。

こういう悪魔のようなテロ組織に荷担するコメントをだしていたコメンテーター他の「識者」の方々は、これでもISを批判するな、テロと戦うと言うなというのだろうか。アベガーと官邸前でビールを飲みダンスをしてデモをしていた福島瑞穂他の人たちは何を考えているのだろう。

シリア住民などを無差別に大量虐殺し、子供たちを兵器として使用し、女性を性の奴隷としているIS。朝日新聞はこのISと平和共存しろと言うのか、憎悪するなと言うのか。この連中が世界に拡大しても良いというのか。許してはならないことがあるのではないのか。

ISは自身の信仰を信じない者は人ではないというが、自身を正当化するための詭弁、自身以外はすべて敵と捉えているのだ。

悪を憎む心は大事だと思う。悪は悪としっかり認識しないと、輪郭がぼやけ、すべて曖昧に許すと、善も明確に分からないのではないか。

日本がすべきことははっきりしている。シリア難民他周辺諸国が平和に暮らせるよう、壊されても負けずに施設他生活環境を整える手助けをすることだ。

アベガーと、選挙で正当に選ばれた自国の首相を殺人者だと決めつけ罵詈雑言を投げつけている人たち、国際社会の安定のためのもっと生産的な方面にそのエネルギーを注いで頂きたい。

参考 アフリカのナイジェリアでIS樹立を宣言したボコハラムが殺戮した住民の数

Killed by Boko Haram in Nigeria
2009: 700
2010: 75
2011: 600
2012: 1650
2013: 3000
2014: 7700
Last month: 3000+  先月のみで!

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