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バージニア工科大学で32人が射殺され、容疑者が自殺した事件だが、犯行ビデオがNBCに送りつけられたとかで、昨日の朝のニュースで流れていた。

どうも原因を銃社会や社会の荒廃に求めることとは異なるところに目がいってしまうのだが、なぜ、彼は英文学を専攻していたのだろう。工科大学で英文学というのがよく分からない。英文学を専攻したいのであれば、他に総合大学は沢山ある。米国でも大学の質は様々で、たいした勉強をしないでも卒業させる私立もあれば、卒業できない者の方が多い大学もあるらしい。工科大学は一般に授業が厳しいと聞く。バージニア工科大学については全く知らないので、どんな校風かは分からないが工科大学での英文科の位置はどんなものだろう。

アレっと思ったのが容疑者のアクセント。良く聞こえなかったし、耳がよいわけでもないから、息子に確認させようと呼んでいるうちに番組が終わってしまったので単なる印象だが、一瞬、韓国語に聞こえた。8才の時に移住したのであれば、普通ならアクセントは全くないはずだ。両親はクリーニング屋というが、韓国人はがむしゃらに働くことで定評がある。寝る間を惜しんで両親は働いたはずだ。両親と過ごす時間が少なければなおさら韓国語のアクセントは消えているはずだ。

韓国人は教育熱心でも知られる。教育熱は半端ではない。自尊心も強い。もちろん、すべて憶測だが、家庭では韓国語以外を禁じていたのではないだろうか。こういう家庭は多い。そのうち、外遊びと学校が子供の生活の中心となり、英語の単語をつぶしきれずに諦めてしまうのだが。そして、気がつけば、上昇するために必須の英語は思ったほど伸びず、アクセントを指摘され、厳しく仕込んで貰う方がいいと場違いな大学で英語を専攻する…

8才、9才だと、仲間で群れて遊ぶのに、うまく言葉が操れないと、しかも自意識過剰で内気だと、開けっぴろげなアメリカ人たちの中に入り込めない。自宅でも両親は仕事に忙しく十分、話も聞いて貰えない。あらゆる新しいことが雪崩のように入り込むのにそれを外に出せず、自分を表現するすべを見つけだせず、小さな恐れから孤独の中に繭を作り、そのうち憎しみで固めていく。

私たちはこういう子供を育ててしまっていないだろうか。