2008年07月27日
川口・刺殺事件
胸に痛みを感じて目を覚ましたら、目に生気のない娘が何かに操られたかのように自分目がけてナイフを振り下ろすところだなんて、怖すぎる。また、娘の方も、何か腕に衝撃を感じて目を開けたら、父親が血まみれ横たわっていて、自分はその横にしゃがみ込んでいるというのも、怖すぎる。でも、それが起こってしまった。
覚醒障害という、いわゆる、寝ぼけた状態は程度の差こそあれ、結構、経験したことの多い、珍しくもない障害なのではないだろうか。
かなり前のことだ。夜中に大きな、何かを叩きつけるような音にビックリして目が覚めたことがある。息子の部屋からだった。わーっという叫び声も聞こえる。こわごわ覗いてみると、息子が、大きな板のようなものをベッドの木製の頭の部分に繰り返し打ち付けている。部屋の戸棚のドアを引きちぎって、ベッドを殴っているのだ。訳の分からないことを叫んでいて、明らかにひどく寝ぼけている。
思いっきり猫なで声で、「大丈夫、大丈夫、夢を見たのね。怖くないからね。寝ようね」と小さい男の子に言うように話しかけると、素直に、「お休みなさい」と返事して次の瞬間には寝てしまった。
対処が良かったのか、なだめて大人しく寝てくれて良かったのだが、潜在的な縛りがないと、恐ろしい馬鹿力がでるのだ。呆れ、驚き、そして、体が震え、しばらくは不眠症にかかってしまった。
この話はその後、笑い話として、もう、寝ぼけるんだからびっくりしたと、一応、伝えておいたが、私が寝ぼけた息子に殴り殺されていたとしても不思議はなかったかも知れない。
川口の件では、刃物の傷は肺まで達していて、女性が付けられるような傷ではないとのコメントを新聞で目にしたが、それも彼女が寝ぼけていて潜在的な力をすべて解放した結果のように思える。
可哀想な子。可哀想なお父さん。可哀想な家族。その女の子をきちんとケアしてあげる人がいるだろうか。
遊園地も、映画も、ゲームも刺激はほどほどに。
トラックバックURL
この記事へのトラックバック
1. 覚醒障害3: ねぼけの分類 [ 粂 和彦のメモログ ] 2008年07月27日 22:12
共同通信の方が、このブログの内容を取り上げて下さって、地方紙の一部では今朝(7月
この記事へのコメント
1. Posted by やまやま 2008年07月27日 20:30
今は昔と違って映像が多すぎる気がします。
映像が与えるインパクトってすごいですもんね。
僕も先日、ちょっと怖い映画を観たら何日間か夢に出てきたりしました。
精神年齢が若かったりすると、現実世界と一緒になる可能性もあるかもしれませんね。
大人の世界が子供の脳を蝕んでいる・・・と言えるかもしれません。
映像が与えるインパクトってすごいですもんね。
僕も先日、ちょっと怖い映画を観たら何日間か夢に出てきたりしました。
精神年齢が若かったりすると、現実世界と一緒になる可能性もあるかもしれませんね。
大人の世界が子供の脳を蝕んでいる・・・と言えるかもしれません。
2. Posted by 佐藤秀 2008年07月27日 23:23
さなえさん、無事で何より。
3. Posted by さなえ 2008年07月28日 11:45
やまやまさん、息子は20才を超えていましたが、覚醒障害は若い子に出現しやすいようです。ゲームなど非常に残虐な物もあるようですので、熱中すると怖いです。
秀さん、ホント。殺されてしまえば後はどうなれ…ですが、加害者本人も残された家族も可哀想すぎます。今も、娘に対するのと比べると、なるだけ刺激しないよう、言葉を慎重に選んでいます。
秀さん、ホント。殺されてしまえば後はどうなれ…ですが、加害者本人も残された家族も可哀想すぎます。今も、娘に対するのと比べると、なるだけ刺激しないよう、言葉を慎重に選んでいます。
