[追記あり]P100035314泊16日の旅行だったけど、日本到着とともに、蒸し暑い淀んだ成田空港内の空気と数々の亀裂で厳しい現実に引き戻され、旅行が夢の出来事のように急速に幻へと風化しているので(全くなんて頭だ)、順を追っていこうと思う。無事に日本到着まで忘れずにいられるかw心許ないけど、おつきあい下さい。

その1で少し触れたロンドン版スイカこと、オイスターカード。ヒースローの地下鉄でクレジットカードで購入。もちろん、どたばた騒ぎ、駅員さん登場。暗証番号のことを彼の地ではpinというと初めて知った(^^;)。Personal Identification Numberの略だと。せめて大文字にして欲しかったw。注意事項が1点。便利だし、現金での切符購入より割安になるのだが、改札を出る前に精算用の機械はありません。入ってから出るには足りないなどということになったら罰金まで科せられる可能性があるので、常に多めに入れておかねば、いくらだろう、足りるかしらとドキドキすること必至ですぞ。

ヒースローからピカデリーライン直通で、ディストリクトラインも並行して走っている便利なところに宿を予約(到着から4泊と帰国前1泊)。このB&Bは7年前も一旦予約しようとして問い合わせP1000987する内、あまりの傲慢な態度にむっとして止めた小さな斡旋会社に属しているのだが、ホテルではない本物のB&Bを探すのがなかなか難しく、もう向こうも忘れているだろうと連絡したら、また使ってくれて嬉しいとの返事にぎょっとした。キャンセルは全額取られるし、内金として20%入れなければならないし、相変わらず態度は悪いし、こっちが客だぞと思うこと多しだが、ここに決めて正解だった。

ヒースローから30分あまりでB&B、アンジェラ宅に到着、お茶をご馳走になった後、食事と偵察をかねて周辺を歩いたが、どうもぱっとしない。枝付きトマトがあまりにおいしそうでトラベラーズチェックで買おうとして第1回目の拒否を受ける。部屋に大きなオーツクッキーと各種飲み物が用意してあったことを思い出し、クッキー3枚と紅茶で最初の夕食とする。日本時間では午前4時辺りか。この時期は夜10時頃まで明るいのでかなりお得感がある。明るい内に就寝w。時差ボケだか普段の不眠症だか、夜中に何度も目が覚め、今もその続きにいる…。

P1000981アンジェラ宅で案内されたのは、半地下の部屋。インテリアが素晴らしい。花も飾ってくれている。広く、清潔で、大きめのテレビや各種飲料。ミニチュアサイズの冷蔵庫には1リットル入りの牛乳。朝食は、広いバラなどが植えられた緑豊かな庭が見渡せる居間で、フルイングリッシュブレックファーストではないが、山盛りの新鮮なカットフルーツに、バスケットに入れたクロワッサンやペーストリー、トースト、ヨーグルトにフルーツ、もちろんジュースやお茶、珈琲付き。居間の中央に据えられた巨大な丸テーブルはゆったり8人が座れる大きさである。

何よりだったのは様々なアドバイスとおしゃべり。アンジェラは舞台装置等を手がける画家で読書が趣味、廊下などには本が溢れ、これだけでもうすっかり友人気分。60代半ばにみえたが、車で20分の所に痴呆症で昨年冬に徘徊で48時間行方不明になり、とうとう自宅介護を諦めたというご主人が施設に入所している。時々くるという孫達のためのドールハウスや子供用の椅子も骨董品と同居している非常に居心地の良い所だ。

蛇足−出発直前の両親の引っ越しの際、父に息子のところで昼寝をして貰ったのだが、靴べらがなく、靴を履くのに四苦八苦するのを見かね、つい右手の人差し指を靴べら代わりに差し出して、それも合計4回、すっかり指を痛めてしまった。人間の足が2本で良かったけど!成田でサロンパスを探し出し、店員さんに2つに切って貰ったものを巻き付けて旅行することになる。帰国することには痛みは去ったが、骨が少し変形してしまった。教訓。指を靴べら代わりにしてはなりませぬ。