[追記あり]

今までは母や子供たちの保護者役だった。母は私のことをお母さんみたいと言っているが、何時までもお母さんでいられない。体力の限界をつくづく感じた。子供たちだって、いつの間にか私を保護する対象だとみつつある。ま、自然の流れだ。ずっと現役で働いてきたし、今も働いている。だから引退した人たちよりはまだ慣れているはずだが、母や自分の書類の申請や手続きに顎が出る。もうやりたくない。頭も体も衰えたことをはっきり感じる。まだ周囲に働いている人も多いが、昔の自分ではないことを認め、スピードも量も減らしてやっていく時期が来ているのだろう。

現在、都知事選の真っ最中なのだが、別に鳥越さんに恨みがある訳じゃないし、右でも左でも自治体の長という者は、さくさくとその地域の住民のために着実に仕事をこなしてくれる人なら文句は言わないのだが、どうみても鳥越さんには不安がありすぎる。

昭和15年の生まれで、終戦時に20歳だったから、戦争のことはよく知っていると言ってみたかと思うと、都知事選の投票日は3月、いや、4月31日(7月31日が正解。4月は30日で終わり。私よりひどい呆けぶりw)と言ってみたり、選挙公約が100%癌検診だったり。しかもその字がばらばらで衝撃的な汚さ。汚いだけではなく、脳梗塞を患った母が最初の頃書いた字に似ていて、アチャアー。

ステージ4の末期癌を患い、その後2回転移し、10年ほど闘病生活を続けたという。つまり現役をほぼ退いた生活をしていたわけだ。まあ後期高齢者の76歳なのだから、ゆっくり生活を楽しめばよいと思うのだ。

死ぬ前に一花咲かせたいという気持ちも分かる。自分はまだやれる、と鼓舞する気持ちも周囲に再び認められたいとの気持ちも。しかし、自分が趣味でやることや、せいぜいNGOや民間会社で働くことなら、何かあっても他に代わりもいるし、周囲にたいして迷惑もかからないから良いが、東京都は、都市としては世界一、世界で11位の国に相当する1兆6100億円という巨大な経済規模を有する巨大な組織で、都民1300万人が大きな影響を受けることになる。

そのトップが高齢で選挙活動も碌に出来ず、テレビ討論ではうつろな目をして机にうつぶしたり目をつぶるような状態だったり、本人は来ませんという看板を立てて代理が演説するという状態で、東京都について興味もなくやる気もなく政策も考えていない状態だと迷惑なのだ。おまけにどうも妄想全開のようで、立ち合い演説会に20分遅刻した上に、自己紹介と森進一を紹介しただけで、いなくなったかと思えば、反安保集会に向かってそこで演説していたらしいのだが、国会議員の選挙じゃなく、都知事選挙だと分かっているのだろうか。

自分の生き甲斐のために都民を巻き込まないで欲しい。新都知事はすぐリオに行くことが決まっているが、ちゃんと挨拶できるのだろうか。どれほど都民として恥ずかしい思いをするか、想像しただけで、お腹が余計痛くなる。いや、その前に長時間の飛行機に耐えられるのだろうか。そんな不安を抱かせる候補者はおかしい。企業だって人を雇う前には身体検査をするのだ。重要ポストに就任する場合は尚更だ。

都知事には、大地震など大きな災害時には迅速に先頭に立って、人命救助に奮闘し、次々に生じる問題に指導力を発揮してタフに立ち向かう人が欲しい。こちらが介護したり助けなければならない人に都知事が務まるはずがない。足手まといにしかならない。

これほどおかしな状態なのに、テレビは編集して見せない。知らせない。なんといっても知名度があるから昔の彼を想像して票を投じる人は多いだろう。もし当選して途中でやはり大変だできないと放り出したら?また50億円が無駄になる。震災への備えやオリンピックの準備、保育園や老人問題。難問が山積しているのにまた何十日か無駄になる。

高齢者がますます多くなるのだから、今後は立候補者には身体検査と痴呆検査を義務づけるべきだと思う。

自分を知るのは、潮時を知るのは、小物も大物も若くても年寄りでも難しいねえ。

[追記:こういうツイッターを見つけました。

「百田尚樹さん:某知事候補が某ガン保険の会社から一回100万円の講演で計5000万円を受け取っていたという。選挙公約で「ガン検診100%」をテレビで語ったとなれば、これはあからさまな利益供与と見られても仕方がない。」

で、現在、鳥越氏はアフラックの宣伝に出ていて、選挙対策本部で支援者たちと撮った写真の中央にはアフラックのあひるが!
女性問題もどうやら出てきたようで、野党4党は頭が痛いでしょうね。
古賀さんはちゃんとしていたし、宇都宮さんでも良かったのになぜ彼だったのか…候補者あっての話なのに実に不思議。]